| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
奈良の大仏が歩いたとか、新たな遺跡が発掘されたなどというウワサではありません (^_^;;
奈良県で起きた産科医療の危機について、仕事をサボって患者を見殺しにした、と言わんばかりの報道機関の論調には嫌悪感を感じます。事件の分析や解説は諸先生方のブログ記事に詳しく書いてあるので、今更書くことはありませんが、じつは日本から遠く離れたロンドンでもこの事件が話題になっているんです。
日系新聞の海外版にも同じ記事が載るのは仕方ありませんが、現地の日系情報誌にまで似たような内容で掲載されています。こんなコトを書かれたら、こっちまでヤル気をなくすというより、正直なところ、哀しいとか、情けない、って感じがしてしまいます。
ボクが帰国するときには、日本の医療事情はどうなってしまっているんでしょうか。
きっと、産科だけではないんだろうなぁ…。
人気blogランキング へ
次は小児医療の崩壊かも?という方は → クリック!
応援、よろしくお願いします m( _ _ )m
↓続きは奈良県の人口と産科医の人数です。
ちなみに2005年の奈良県の人口は142万1367人、出生数は1万1184人ですが、産婦人科医は72人だそうです。もうこれ以上、お医者さんは頑張れないという声はどこにも届いていないんでしょうか。
そんな中で起きた報道機関の過剰な大騒ぎ!
現場の医者にドウしろと言うのでしょうか?
人気blogランキング へ
何とかしようよ!という方は → クリック!
応援、よろしくお願いします m( _ _ )m
固定リンク | コメント (15) | トラックバック (3)
コメント
コメント一覧
医者が一人もいなくならないと、気づかないのでしょうね。
きっと。
そうなる日も、遠くないのかもしれませんね。
http://www.naramed-u.ac.jp/~hp/
産婦人科の先生のブログにも書いてありますが、この人口比では医師不足が明らかな気がします。
良いシステムができても機械化が進んでも、運用するのは人間ですものね。
産婦人科医や取り巻く関係者を増やして産婦人科の統廃合なんてしなくてすむようになればいいなあと思っています。
少子化が問題なら・・・政府の方!そこんとこヨロシク!
マスコミは本質を見ず「たらいまわしのあげく流産させた」とショッキングな取り上げ方しかしていないのが現状です。
マスコミがjijiiさんのように前向きな立場で、患者側にとってはもちろん医師や医療関係者にとっても良い医療ができる報道をしてくれればいいですね。
妊婦の自己管理責任についての意見もさまざま出ているようですね。一母親の立場としては悲しいです。
「妊娠、出産は病気じゃないから」とのことで払う自己負担分費用・・・・安くはないと思います。
東京での定期健診、昔は出産まで補助が出されていたのは2回だけでした。今はどうなっているのかな。
父ちゃんリストラで路上生活。子どもはマンガ喫茶を漂流・・・なんていう社会で、自己責任を問うのは・・・・考えてしまいます。
スミマセン
が、新聞報道や、テレビ、ネットニュースに目を通すと、奈良県医大病院の声明文をほとんど読んでいないかのような「こいつらの目は、ガラス玉かぁ?」というような報道しかしていないのを見ると、私は不思議で不思議でなりません。
私も夜勤と称して24時間勤務を月に5回してますが、非番は昼に帰宅して翌日休みであっても、疲れが溜まるのに……
マスコミはどこ見てるんですかねぇ。こちらは想像力が全くないみたいで……
私の家から歩いて5分のところに日赤病院があります。今年病院が一回り大きくなりました。ところが、常勤の麻酔科医は一人しかいらっしゃいません。いつまで居てくださるものやら…… 救急車が通るたびに私は密かに祈っているのですけど。
私がおかしいと思うことの一つは、夜勤明けのお医者さんが診察をするということです。人の命を扱うのに、ベストでないコンディションでいいとは思えません。
それから今いろんな問題が起きているのは(もちろん昔もあったでしょうが)、マスコミの問題ではありません。それに携わっている一人一人の問題です。マスコミは、起こった問題の専門家ではありませんので、論調に問題があるのは、医療関係ばかりではありません。ですから記事にはかなりの憶測が入っているのが現状です。
そんな記事の粗を探したり、反感を感じる前にどうしたらみんなが安心できる医療体制(医療制度や従事者のモラルアップ)ができるかを当事者に考えてもらい、実行していただきたいと切にお願いいたします。
当事者とは医者でしょうか?当事者に市民の皆様は含まれないのでしょうか?現在の医療問題の根本がどこにあるのか、
そして、今回の搬送問題のどこに不備があったのかについて
失礼ですが、正確にお答えできますか?
我々は別に粗を探しているつもりはなく、より良い市民の皆様に正しい情報を提供しようと努力しているだけです。
それから、ご指摘の医療制度の整備に関しては理解できますが、従事者のモラルアップはよくわかりません。今回、モラルが問われた従事者はいましたか?死産した妊婦のモラルという意味なら、理解できないことはありませんが・・・。
これはお医者さんだけで解決できるものでもないでしょう。当事者とは、もちろん市民の含めて、県や、消防署もでしょう。多くの人が自分は関係がないというのが一番の問題点かもしれません。
モラルといったのは、残念ながら何所の組織にもそれが低い人がいるというのが現実です。でも私達、お医者さんにお世話になるものとしては、特にお医者さんには高いものを期待しているのですが、無理でしょうか。一般的なはなしですが。
海外でのご活躍、生き生きとした文章で伝わってきます。
お元気そうで何よりです^^
さて、うちの近所の病院なんですが、医師不足は危機的状態です。
産婦人科医が週に1日しか来られません。(出産って日を指定できるものだとでも言うのでしょうか・・・)
それはともかく、以前は30余名いらっしやったお医者様が、今では18名になりました。
耳鼻咽喉科の先生も、この度週に2日しか来られないことになりました。
救急診療は一人だけ。専門の医師ではない場合があるので、車で30分かかる病院に行くようにすすめられている状態です。
当病院の院長が、この危機を重大に受け止め、その車で30分のところの病院に助けを求められたようで、その病院からお助けの派遣医師が2人ほど来て貰えるようになったようです。(院長自ら出向いてきてお助け診療をして下さっているようです!)
地方自治体では、「何とかせねば!」と重大案件になっていますが、医師は周囲に根本からいませんので、連れて来ようもありません。
そんな医師のいないこわい病院に誰も行きたがらず、病院はますます閑古鳥です。
緊急性のない病気なら、車で30分かけて出向いてもいいですが、あまり動かせないような病気、または、緊急性のある病気の場合、地方の人間はどうしたらいいんでしょうね・・・。
医師不足は不安をあおり、人は遠のき、病院の会計を逼迫させ、悪循環です。何も事故が起こっていないのが奇跡としか言いようがありません。
なんと5回も無料で受けられるらしい!
かかりつけがない妊婦さんはお金はないし声をかけてくれる人がいないなど、地域で孤立している人が多いそうですが、5回も安心して受診できれば医師とのつながりができ妊婦さんに大切な知識を伝えていける。
たくさんの議論の中での朗報に1人喜んでいます。
どこの組織にもモラルの低い人がいるという原則を、医療に当てはめて考えるのは自由ですが、やはり私にはご趣旨がよくわかりません。私は実際にモラルの低い人がどれぐらいいるのか知りませんが、実際にjijii様が今まで関わった医療者でモラルが低いと感じた医療者は何%いたのでしょうか?
それからひとつ考えていただきたいことがあります。
モラルが高くて腕の悪い医者
モラルが低くて腕の良い医者
皆さんがかかりたいのはどっちですか?
諸先生方のブログやトラックバックを読んでも分かるように、もう、これ以上耐えられないと多くの医療関係者が声をあげています。ボクもそのうちの一人なんですが、今は海外に勤務(=避難?)しているので、あまり説得感がないかもしれません。けっして海外で「非難」しているワケではありません。
善意や義務感ではどうにもならないところまで、現場が追い込まれているのです。
そんなところに起きた今回の事件で、産経新聞の「主張」です。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
妊婦たらい回し また義務忘れた医師たち
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070831/shc070831001.htm
痛みをこらえる患者をたらい回しにする行為は許されない。理由は「手術中」「ベッドがない」といろいろあるだろうが、患者を救うのが医師や病院の義務である。それを忘れてはならない。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
一個人が自由に表現するコトはしょうがないとは思いますが、会社や組織の代表意見としてはあまりにも不適切な発言でしょう。
いくら情報を適切に処理しても、押し寄せる患者さんの要求には答えられないのが現実なのです。
参考までに、ボク自身の経験を書くと以下のようになります。
Re:小児科医の医師ブロガーへ [続]小児科医の「過労自殺」
→ http://blog.m3.com/Dr_Takeru/20070613/Re_
モラルや責任感が強い医師は死を選んでしまったのです。
コレを読んでボクもホントにくじけそうになりました。というより、くじけてしまいました (^_^;;
そして、妊婦検診の公費助成ですが、これは大賛成です。かかりつけ医を持つことが出来て、事前にお産に関する知識の教育や啓蒙ができると思います。まさか、時間外に検診してくれなんていうコトはないでしょうからねぇ。
時間外までタダになる乳幼児の医療費無料化よりもずっと効果的だと思います。
今回の事件を含め、より良い医療制度にするためには、一人一人が声をあげなければいけないと感じました。
良い意味でマスコミはその代表になって欲しいと思っています。
コメントを書く