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イギリスと日本の予防接種の違いについて、イロイロと書きましたが、イチバンの違いがコレでしょう。
「イギリスでは注射の前に消毒しないんです!」
「え〜、ホントに?」 と言っても、本当のようです。
先日、現地のGP(家庭医)で予防接種を受けたコドモのお母さんとお話ししました。
も、もちろんクリニックの診察室で、ですよ。
海外では予防接種は筋注ってのは知っていましたが「消毒しない」ってのは知りませんでした。消毒って基本的な医療処置ですよね。そんなんだからBCGの接種瘢がヒドクなるのかなぁ?などと勝手に想像してしまったりして (^_^;; ←コレはマッタク根拠になってませんが。
そこで、現地で働いたことのあるNs.にも聞いてみたんですが、「血糖の簡易計測の時だって消毒なんかしてませんでしたよ」とのコト。
もしかして、消毒って、必要ないの? そんなエビデンスがあったの?
イギリスだけだと思いたいのですが、他の地域ではどうでしょうか?
知っている方がいたら、ぜひ教えてください。
まさか、手術の時も消毒しないなんてコトは・・・ないよね(^_^;;
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↓続きはワクチンの皮下注と筋注の違いについてです。
海外邦人医療基金より 引用。
ワクチンには、その効果を高めるためにアジュバントというものが添加されたものがあります。アジュバントの一つにアルミニウム塩がありますが、アルミニウム塩を含むワクチンには、DPT、DT、A 型肝炎(米国製)、B 型肝炎があります。アルミニウム塩を含むワクチンに関しては皮下に注射すると副反応(発赤、硬結など)が起こりやすい理由で、米国では、筋肉注射が行われますが、日本では皮下注射が一般的です。日本で筋肉注射を嫌うのは、以前、筋肉注射による大腿四頭筋短縮症という問題があったからではないかと思います。大腿外側広筋(足)という場所に筋肉注射すれば、特に問題は起こりません。外国では小児の場合一般に足に筋肉注射をします。
麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘・日本脳炎は日米ともに皮下注射です。インフルエンザは日本では皮下注射、米国では筋肉注射です。
皮下注射の部位としては、日本では、上腕外側下3分の1部、上腕外側上3分の1部ですが、海外では、乳幼児では大腿部、年長児(3歳以降)・成人では、上腕三角筋部に行われます。
筋肉注射の部位としては、大腿四頭筋前外側部、上腕三角筋部ですが、乳幼児では、大腿四頭筋外側前部、年長児・成人では、上腕三角筋部に行われます。小児では、臀部に行ってはいけません。
その他、狂犬病ワクチンは皮内接種で行われることもあり、BCG 接種は日本では経皮接種です。現在日本では行われていませんが、痘そうは多刺法により接種します。
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ググって見たら、こんなものを見つけました。参考になるでしょうか。
Pratt RJ, Hoffman PN, Robb FF. The need for skin preparation prior to injection: point – counterpoint. British Journal of Infection Control 2005;6(4):18-20.
手術の時は、もちろん消毒します。でも、術者も見学者も、術衣には着替えますが、足元は、外で履いている靴にディスポのカバーをかけるだけです。初めて見た時は、ほんとうに驚きました。
採血の前にも消毒しないなんて、ちょっと驚きです。
そういえば、ここ数ヶ月、論文を読んでないことに気づきました (^_^;;
最近では、傷の消毒の概念が変わりつつあります。
夏井先生という形成外科の先生が、新しい創傷治療
http://www.wound-treatment.jp/
で、消毒の無意味さをいろいろな観点で論じています。僕もこれを読んで、今までの感染に対する考え方が変わってしまいました。
今では、消毒せずに水洗いしただけの傷を不潔の手袋を使って縫合してますが、特に問題ないですよ。
湿潤療法については知っていましたが、HPを読み直してみたところ「皮下注射の前のアルコール消毒も不要」という報告がありました。
もう一度、勉強し直さなくてはいけませんね。どうも、ありがとうございました。
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