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2007.05.30 13:00 |  研究  |  医療制度 / 行政  |  その他(医療関連)  |  育児  |  オススメの記事  |  たける  | 推薦数 : 5

麻疹は悲惨

かつて日本では麻疹は命定めの病気と言われていました。(←あえて過去形で書きます) 現在の日本人は適切な医療をすれば、どんな病気でも死ぬハズはないと思っているようですが (^_^;;
  
また、英語圏では麻疹(measles)は悲惨(miserable)と同じ語源と言われています。
  
インフルエンザに罹患して死亡または後遺障害が残る割合は数万人に1人ですが、麻疹では1000人に1人程度です。しかもインフルエンザに対する治療はタミフルだけでなくリレンザも有効ですが、麻疹に対する治療は対症療法しかないので、どっちがタイヘンなのかは、誰が考えても分かりますよね。
   
毎年12月頃になると、麻疹とインフルエンザとどちらの予防接種をを優先した方が良いんでしょうか?という質問を何度も受けてきました。 
  
 ボクは、麻疹の方が10倍以上キビシイんですよ、とお答えしてます。
  
でも、どれくらいキビシイかは経験したヒトにしか分からないんですよね。
そんなワケで、ボクの思い出に残る事例です。 
 
その1)
親のポリシーにより予防接種を受けさせていない姉弟で、一方が麻疹に罹患しました。
その後、潜伏期間を経て、他方が発症。脳脊髄炎+心筋炎で・・・ (>_<;
一時はどうなるコトかと思ったけど、後遺症なく歩いて退院しました。マジでタイヘンでした。
  
その2)
気管支炎との診断で入院治療となったコドモが、その後に発疹が出現して麻疹と診断。隣の病室に手術のため入院していたコドモには予防的に免疫グロブリンを注射したんですが、二次感染となってしまいました。麻疹治療に関する主治医はボクでしたが、 かなり重症(=悲惨)になってしまいました。(>_<;;
もし免疫グロブリンを使用していなかったら、もっとヒドイ目に遭っていたのカモしれません。
    
「院内感染だから病院のセイだ!」などと、かなり激しい攻撃を受けましたが、ちゃんと予防接種を受けていれば罹らないハズなのに・・・。ある意味、医者も悲惨な目に遭いました (^_^;;
  
  そんなワケで、ちゃんと予防接種してくださいね。
  
  
  
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続きは我が家の事例です。

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