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< 医療崩壊:日英の違い | メイン | 小児 救急医療 を考える >

あれから、1年が経とうとしていますが、ようやく、文章にする気になれました。
ボクが小児救急と医療崩壊について考えるきっかけになった日のコトです。
帰宅後に妻へ「小児科医として働けないかもしれない。もう、耐えられない」と
弱音を吐いてしまいました。 
 
以下↓は、その当直のことをグチったバイト病院の連絡ノートです (^_^;;
 
当直のグチ
 
何がツラかったのかというと・・・
 土曜日のアサから翌日のヒルまで、休憩が1.5時間しかなかったこと。
   コレはダレでも、分かりますよね〜 (^_^;;

 4) 周期性嘔吐症のコドモの母親への対応。
   30回以上も吐いているからタイヘン!うちの子はいつもこうだから!! と、
   大騒ぎしている母親の相手 (^_^;;
   ちなみに検査データはほとんど異常なしでした。尿ケトンも陰性。
   翌日、勝ち誇ったように「ロタウイルス陽性でしたよ、センセイ」とのこと。
 
 5) 病識のない親への説明
   コドモの呼吸困難が分からない親でした。
   え〜っ、なんで入院なの? と言われてしまいました (^_^::

 6) 新生児重症仮死の対応。
   アプガースコア1点って、心臓がわずかに動いていたというダケです。
 
 
 
カラダの疲れは休めば回復します。
また、こんな親がいるんだ〜、と考え方を変えれば気分も変わります。
 
 
一番ツラかったのは・・・
ココで助けても脳に障害が残ってしまうけど、何もしなかったら、死んでしまう。
障害が残るなら死んでしまった方が良いのかもしれないという考えもあるけど、
生きようとしているチカラを大切にしなければイケナイ・・・
  
  ドウシヨウ・・・(>_<;) 
 
この当直があるチョット前に、重症心身障害児の親から「もし、同じような子供が
生まれたら、助けないで欲しい」と言われていたこともあって、とても悩みました。
  
これから先に予想される出来事、そして障害を告知されたときのショック、
ハンデを抱えて生きていく苦労・・・。
いろんなコトが自分自身にも重なり、とても辛くなってしまいました。
 
  でも、コレはボクが決めるコトじゃないんだ。
  だって、コドモは生きようとがんばってるじゃないか!
 
ボクにできることは生きようと精一杯がんばってるところに手をさしのべるコトなんだ。
ハンデがあっても、楽しく暮らせるように援助することがボク達にできるコトじゃないか。
  
そうは思ってみても、なかなか立ち直れませんでした・・・(×_×;)
   
   
 
 
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あっ、今はなんとか持ち直してますよ。
 
このブログに色々書いていて、皆さんからのコメントに励まされてます (^_^)v

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コメント一覧

体の疲れは休めば治りますが
心の疲れは、・・・
治りません。
きっと、みんな疲れてきている。

タケル先生、ご自愛を。

written by Atsullow-s caffee / 2007.02.15 10:43
本当に大変な当直でしたね・・・。何と言っていいか、言葉もありません。小児科勤務医の環境が早く改善されることを心からお祈りします。
今後、イギリスからの生の医療崩壊レポートも楽しみにしています。

written by 春野ことり / 2007.02.15 13:40
今日、初めて娘を療育センターの一般外来で診て頂きました。先生は白衣を着ていらっしゃらなかったし、しゃべり方もソフトだったので、娘も警戒せずに素直に診察室で座っていられ助かりました☆
しかし!!その後娘のある病気を疑っての採血があったんですが、親としては、それはそれは土下座したいくらいの暴れようの娘!!
なのに『○○ちゃんに痛い思いさせてお母さんごめんなさいね。こんな可愛い子に本当に辛いです。でもよく頑張ったね。』なんて、汗びっしょりでにっこり言ってくださった看護師さん。貴女の笑顔に惚れました(*≧ー≦*)
心から、医療従事者のみなさま、ありがとうございます(;;)な、温かい気持ちになれた日でした☆
written by Jmama / 2007.02.15 15:51
お久しぶりです、先生。

し、しかしこの当直は地獄絵図ですね。しかし僕としてはAp1/4よりHSが来ているのがすごいと思ってしまいますが。

あ、そういえば前に書いたことのあるHUSですがD-HUSで低補体血症合併でした。Cr0.7で退院されたようですが、HUSはベロ毒素合併のほうがいい時もあるんだなと考えさせられました。
written by いっちゃん / 2007.02.16 18:48
Atsullow-s caffee 先生、こんにちは。ボクは今日も当直です(^_^::
ココロの疲れは、なかなか回復しませんよね。

でも、このブログで、皆さんからのコメントに励まされています (^_^)v
written by たける / 2007.02.18 18:33
春野ことり 先生、こんにちは。
こんなコトは、滅多にないんですが、この時だけはホントに
ツラかったんです (>_<;)

さて、イギリスからは「医療回復レポート」にしたいモノです。
日本が見習うべきコトを報告できたらいいなぁって思ってます。

ボクが帰国する頃にはイイ方向になってると良いなぁ、なんて
気が早いですかね?
written by たける / 2007.02.18 22:15
Jmama さん、こんばんは。いつも元気が出るコメント、ありがとうございます。
ホントは一人ずつ、ゆっくりと対応できる余裕があれば良いんですが、日常診療では
なかなかそういうワケにいかないのが現状です (^_^;;

ところで、ジャスミンちゃんの検査結果は大丈夫でしたか?
心配な結果じゃないと良いのですが・・・
でも、相手が汗びっしょりになるくらいのチカラはあったんですよね (^_^)
written by たける / 2007.02.18 22:25
いっちゃん先生、こんにちは。
じつはベットで完全に倒れ込んでいるときに「早剥なのでスグに出します!」という連絡が来てOP室に入った時には出生してました。ココロの準備がなかったコトもあり、ホントにタイヘンでした (>_<;)

また、HSも点状出血じゃなく、大きい皮下出血だったので、かなりアセリました (^_^;;
そういえば、最近はHSって少なくなりましたね〜。

さて、HUSですが、ベロ毒素合併の方が良いコトがあるなんて知りませんでした。そんなこともあるんですね。勉強し直します。
written by たける / 2007.02.18 22:40
 過酷な現場でのお仕事おつかれさまです。くれぐれも無理なさらないで、お休みの時しっかり休息してください。それにしても1.5時間しか休憩できないのは完全におかしいですよね…僕だったら指示まちがっちゃいます(--;)
written by SkyTeam / 2007.02.19 03:00
余計なことまで書いて要らぬ心配をおかけしすみません。
検査結果はまだですが、多分大丈夫と思います(^^)
ありがとうございました☆

written by Jmama / 2007.02.19 21:23
SkyTeam 先生、こんにちは。 
あんなにつらい当直は初めてで、ホントに辞めたくなりました
そんなワケで、当直のない海外派遣の話にOKしてしまいました。
  
最近では、転勤を前に当直を指折り数えてます。
アト4週間で4回です♪

マダマダ、働かなくっちゃ (^_^;;
written by たける / 2007.02.23 00:04

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