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先日から紹介している記事の続きです。
→ 1/19 総合診療とは
→ 1/25 総合診療とは(続き)
> ココまでで、だいぶ、長くなってしまったので、小児の総合診療についての
> プレゼン内容は明日に・・・ つづく。
さて、発表のスライドですが・・・
スライド原稿を載せたら、超大作(?)になってしまったので、
画面の都合で「続きを読む」をクリックして、ご覧下さい m( _ _ )m

General Pediatrician (=総合小児科医)って、いったいどんなお医者さんだと思いますか?
って、皆さんに聞いてみました。
いろんな意見があると思いますが、ボクなりの考えをお話しします。
すでに、小児科医ってコトが、スペシャルなんじゃないでしょうか?
といっても、General な知識を持った上でさらなる専門知識が上乗せされる
べきだと思います。研修が明けて、スグに小児循環器だとか小児神経が専門
です、なんていう、ワカゾーはいませんよね。と話し、
そして、現代社会ではたいていの知識は調べられるようになりました。と続けました。
小児医療は時代の最先端を行く診療科なので、社会構造の変化に素早く
対応する必要があります。 と言って、小児科のセンセイ達のココロを
くすぐります (^_^;;
最近はコドモを取り巻く環境は大きく変化していて、社会のしわ寄せが
コドモに影響しているのではないでしょうか?
そこで社会のしわ寄せについての説明をしました。
人口ピラミッドの変化を示して、コレからも、社会が大きく変わり続ける
コトを話しました。
社会構造が大きく変わっていく中で、生産性を維持するためには、女性の社会進出や
外国人労働者の増加などをあげて、それに対応する必要性を説明しました。
また、少子化に伴い、Valuable Child (=貴重児)の増加、そしてコドモを見たことが
ないオトナの存在について説明をしました。
小さいコドモを見たことがないまま「親」になるということ、そして、専門家である
「小児科医」や「教師」までもが、同じコトになっているのではないかと、続けました。
以前では「コドモのことが分からないセンセイ」ってのは、笑い話しの一つでしたが、
今では、笑えない話しとして、紹介しました。
小児科の診療の最後に「何かありませんか?」と聞いてみると・・・
病気のことを質問されるより、病気の際の生活について聞かれる
コトが多くありませんか? と お話ししました。
次に、社会構造の変化に応じて、小児科医自身にも変化が要求される
のではないでしょうか? と続けました。
小児科のセンセイ達のココロをさらにくすぐるわけです (^_^;;
昔からの社会構造として、いわゆる「ピラミッド構造」について説明をします。
医学界では、てっぺんにいるのが主任教授で、イチバン下が研修医ってコトは、
説明しなくっても、みんなが分かることですよね。
それを、あえて模式化して、しかも「昔からの情報伝達」というタイトルまで
付けちゃいました (^_^;;
そして、ピラミッド構造を変形させて・・・
最近は、情報のネットワークができていませんか? と続けました。
若いセンセイ達が、お互いに相談したり、自分自身で文献やネットで
調べたりしてますよね〜。とお話ししました。
そうするコトによって、行政や研究や一般社会との繋がりが
活発になるんじゃないでしょうか、と話を続けました。
社会構造の変化に対応するためには、強力なリーダーシップよりも、
協調性が必要であることを説明しました。
ハッキリ言って、ピラミッド構造の否定です。
主任教授、助教授を前にこんなプレゼンをしてしまいました (^_^;;
そして、総合診療に必要なコトは「高度化した医療情報の調整と集約」
であると話しました。
そして、総合小児科医に要求されることは
1) 患者さんについて専門医との連携・意見交換
2) 自分自身も他の小児科医から相談されるような専門知識を持つこと
3) 患者さんに対して専門知識の解説や生活指導
4) 大学病院にいることは教育する立場が与えられていること
このようにまとめて、発表を終えました。
コレは何かで決めたコトではなく、あくまでもボクの考えです。
医局会終了後には担当のセンセイから「オマエは小児科学会の会長か!?」などと、
ちょっと叱られましたが、だいたいの評判は良かったように感じています。
でも、ある先生には「オマエは臨床はやらないで、こういうシゴトしたら?」などとも
言われましたが・・・(^_^;;
あれから、2年がたちましたが、今度は「小児救急についてまとめろ!」という指令が来ました。
いったい、どうなるコトやら・・・ (^。^;;
関連する記事 → 小児救急の問題点と展望 について
超大作(?)に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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コメント
コメント一覧
ピラミッド構造を変形させるところなどは、チーム医療の必要性を感じました。
特に関心を持ったのが、まとめの”3)患者さんに対して専門知識の解説や生活指導”で、生活指導はより個別に詳しく説明しなければならないと思います。そのためにも医師とコメディカルスタッフの情報交換が必要になってくると思います。その子どもになんらかの障害があった場合は特にそうですよね。
コレからは医者の間だけじゃなくって、コメディカルスタッフともネットワークを作っていく必要がありますよね。
ってことは、医学的な知識だけではなく、コミュニケーション能力も必要になりますよね。
これからも、よろしくお願いします。
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