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おとといのお話し( → 正月から救急受診)の続きです。
 
 
大晦日から調子を崩していた四男を受診させたいので、地元医師会のHPで当番医を探しましたが1月3日に小児を診るコトができる「病院」はありませんでした。そこで、四男が生まれた市民病院(2次救急対応)へ電話。
 
> 哺乳量もいつもの1/3程度で、呼吸は50〜60/分、心拍は120〜150/分。
 ↑生後1ヶ月の乳児がこんな状態が続いていたら、たいていは入院です。
連絡を聞いた担当医師はスグに来院を指示、あまり待たずに受診することができました (^_^) 
 
救急担当医は「この時期にこの症状ならRSですよねぇ」とのこと。
「やっぱりそうですよねぇ」と、ボク。
 
ボクの素性(=小児科医)を明かすと「それじゃ、どうしましょうか?」と、担当医。
 
小児科医が心配して連れてくるってコトは入院治療でしょ!とは言えないので、
「自分のコドモは客観的には診れないので、先生の判断におまかせします」と答えました。
 
そんなわけで、入院決定!
 
 点滴、吸入、酸素投与で治療が開始されました。←これは自宅ではできない治療です。
 (もちろん治療方針に余分な口出しはしませんし、全てオマカセです)
 一見、無責任なように見えるかもしれませんが、正確な判断をするためには必要なコトです。
 
 
入院が決定したので、RSウィルスの抗原検査を実施 (入院じゃないと保険がきかないので)。
やっぱり、反応は陽性でした (^_^;;
 
 
今シーズンはRSウィルス感染が多いとは実感してましたが、自分のコドモが感染するなんて・・・
でも、お兄ちゃんが3人いたら防ぎようがありませんしね〜。 
確かに年末にみんな体調不良でした (^_^;;
 
 
RSウィルスについての解説はコチラ
 →RSウィルス感染症
冒頭でいきなり、こんなコトが書いてあります。
 > Respiratory syncytial virus(RSV)は年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を起こすが、
 > 特に乳 幼児期において非常に重要な病原体であり、母体からの移行抗体が存在するにも
 > かかわらず、 生後数週から数カ月の期間にもっとも重症な症状を引き起こす。
 > また、低出生体重児や、ある いは心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全のある場合に
 > は重症化のリスクが高く、臨床上、 公衆衛生上のインパクトは大きい。
 
 簡単にまとめると、乳児は重症になることがあるので気をつけなければイケナイ感染症です。
 再感染するコトもあり、その場合は普通のカゼと同じですが、感染源になり得ます。
 RSウィルスの潜伏期間は3〜5日程度で、特効薬は使えません。
 (リバビリンは日本では未認可、モノクローナル抗体は使用適応が限定されています)
 
というコトは一刻も早く診せなければいけなかったとか、
新年会のお客さんから感染したという訳ではありません。
 
そんなわけで、前回の記事で
 > 咳や熱だけでスグに救急外来を受診する人が多いのですが、何かあったらスグにではなく、
 > イヨイヨとなったら受診ですよね。
という表現にしました。
っていうか、ほとんどのカゼには同じコトが言えますよね。
 
 
また、4年前から全国的な発生状況を国立感染症研究所の感染症情報センターで統計を取っています。
 →国立感染症研究所 感染情報センター 過去4年間との比較グラフ
今シーズンは過去最高のようですが、迅速診断キットが汎用されるようになったからかもしれません。
それを割り引いても、例年よりRSウィルス感染症が多いように感じるんだけどなぁ・・・ 
 
 軽いカゼだと思っていても、RSウィルスの感染源になってるコトもあるので、
 ウガイや手洗いに気をつけましょう (^_^)b
 
 
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