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感染性胃腸炎が猛威(?)をふるっています。
感染症情報センターのサーベイランスによると過去10年間で最も患者数が多いようですが、
流行の時期が2〜3週間ほど早まっているだけかもしれません。
 →感染性胃腸炎について
 →過去10年間との比較グラフ
  縦軸は一施設あたりの患者数で横軸は年初からの週数です。(1年は52週間です)
 
いずれにしても、外来は嘔吐下痢の患者さんであふれていて、患者さんの兄弟だけでなく、
両親や一部の病院スタッフまで感染は拡大しているようです。
なかでも、今まで病原体にさらされる機会の少なかった(=温室育ちだった?)研修医達の
発症率は高く、ほぼ全滅に近い状態です。 昨年もそうでした・・・(^_^;;
 
この時期の感染性胃腸炎は接触感染だといわれているようですが、この拡大の仕方からすると空気感染してる!と感じます。
 
カキにアタった時の原因ウイルスであるSRSV(=小型球形ウイルス)に、ノロウイルスという名前が付いたのはほんの4年前だし、マダマダ分からないことがたくさんあるようですネ。
 →ノロウイルス感染症について
 
それにしても、時々、マスコミが「ノロウイルスで死亡例が出た」などと大騒ぎをしていますが、死亡率は非常に少ないハズです。しかも吐き始めてスグに重症になるのではなく、体の弱いお年寄りや乳児などが無処置で放置された場合に、重症化するコトがある、って程度です。
 
何かあったら、スグに病院へ!ではなく、初期の対処法なんかも一緒に報道して欲しいなぁ。
そして、手洗いの必要性を含めた感染予防の対策なんかも・・・ 
一回吐いてスグに病院に駆け込んでくるヒト(親)もいますが、その前に自宅で対処できるコトってあるんじゃないかなぁ。
 
 →Yahoo! ヘルスケア感染性胃腸炎(小児)
 
吐物や排泄物に増殖したウイルスが混ざっているので、かえって病院でウイルスをまき散らしているような気がしないでもないんですが・・・(^_^;;
 
ちなみに、点滴ってのは不足した水分や栄養分を補充するだけなので、一時的に良くなるように見えますが、下痢を止めるものではありません。

大切なのは感染の予防です。


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