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2006.10.18 08:00 |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  医療事故  |  たける  | 推薦数 : 2

NHKは本気だった、と思う

「日本のこれから 医療 安心できますか」を見ました。
(当直明けの夜に録画してあったモノを見ました。)
詳しい内容と解説は Dr.I 先生の「やぶ医師のつぶやき」で「医療に安心できますか 1」「医療に安心できますか 2」の記事をご覧下さい。(トラックバックも させていただきました)

このような番組が企画され、しかも土曜日のゴールデンタイムに放送されたということ、
そして、その内容から視聴率だけが目的ではないことも伝わってきました。
 
ただ、NHKの意図する方向とは異なる方向へ議論が向かったので、用意されたデータや取材に違和感が感じられました。
 
また、後で編集が出来ない「生放送」というカタチで正解だったのではないでしょうか。
NHKとしても発言内容の責任は参加者へ転嫁することが出来ますよね。(←ちょっと皮肉)
 
時々、聞くに堪えない意見もありましたが、それでも、いろんな方々の気持ちが聞けてとても参考になりました。とくに、本田先生を初めとした勤務医の先生方の発言はボクの気持ちを代弁してくれていました。
 
 
ただし、厚労省次官の気持ちは・・・
 けっして表には出しちゃイケないんだろうなぁ。
 
見ていてちょっと気の毒でした。だってホントにピクピクしてましたよね。
まっ、自業自得ってトコロですかねぇ (^_^;;
っていうか、先輩役人達の負の遺産を受け継いで、吊し上げられていたように感じていたのかもしれませんね。
でも、目の前で多くの方々が不安を訴えていたのに「我々はコレで安心と考えています」というコメントを続けたのはどうしたモノかと思います。
 
「限られた予算ではコレでヤルしか仕方ないのです。すみませんが、ガマンして下さい。」
と開き直るか、「医療や福祉の予算の大幅アップを要求するので、国民の皆さんの後押しを
お願いします。」とか、それが出来ないのなら、せめて「みなさんの不安を解消できるよう
に再検討します(←表面的にだけ)」なんてことは言えなかったんだろうか・・・
 
 
それにしても、医療経済専門家と医療ジャーナリストは、いったい何だったんだろうか?
ボクからコメントする気にはなりませんでした。
また、タレントさんには、もしかしたら台本があったんじゃないのかとも感じました。
  
こういったコトは単発で終わらせるのではなく、第二弾、第三弾が続くことを期待してます。
  
  
  
ボクとしてはコレが結論といったことは書くことは出来ませんが、少なくとも「医者はもっと頑張れ!」というコメントがなくって良かった、というところが、とりあえずの感想かもしれません。
  
お医者さんのブログや掲示板を見ていると、大まかに言ってみなさんそれなりに評価されているようです。批判的なコトしては、掘り下げ方が浅いとか、まだ手ぬるいとか、自称専門家という方々のコメントに対してであり、カナリ関心を示されていたコトは間違いありません。
  
  
最後になりましたが、この討論を見た人たちがどう考えるのかを聞いてみたいと思います。討論番組は一つの結論を出すところではなく、それを見た人たちがどう考えるかを提供する場だと思います。
というワケで、このブログのコメントに記入していただくか、もしくは一般の方々や、医師以外の医療関係者の感想が見ることが出来るブログや掲示板を知っている方がいたら教えて下さい、お願いいたします m( _ _ )m
  
 
 
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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今晩は。この手の討論会としては、まあまあだったのではと思います。けれど、すこし内容にまとまりがない感じがして。どうせなら、各科ごとに番組編成するとか。小児科は小児科、産科は産科でそれぞれに問題が山積みですよね。さらに、予算の問題、人材育成の問題、医師不足の問題、内容盛り沢山ですが、結局言うだけで終わってしまった、消化不良のような感じでした。それと、一つ、足らないものがありましたね。お役人はいましたが、政治家が一人も出ていない!予算を決定するのは国会なんだから議員さんにも出ていただきたかったです。馬鹿な道路ダムや入れ物ばかりお金をつぎ込んで。それを決めているのは議員さんたちなんですから。特に厚生族と呼ばれている議員さんたち。お約束、来年参議院の選挙があるからしたくないんでしょうね。最後に、療養病棟削減が少し出ていましたが、自殺を増やしたくないなら辞めるべきだと思います。
written by J / 2006.10.18 17:57
一般人です。食い入るように真剣に見ていた訳ではありませんが、流してみていました。基本的に、医療、教育に始まって競争原理の導入や格差社会の容認など、最近の国の政策転換に危機感を感じているものですから、NHKの問題提起を好ましく見ていました。私個人は、医局の解体(?)だとか診療科の選択の自由など、制度にメスが入る時点で今の現状は予想していました。ならばどうするの?と言うのは難しくて提起できないのは当たり前ですが、でも、もっと何かどうにかしてほしいと思いました。それには医師の集団の自助努力も必要なのになぁと思いました。
昔は開業医も時間外診療をしてくれていましたが、今では自宅と医院を別にして、閉院時間の後は連絡がとれないのが当たり前です。そのしわ寄せが勤務医に来ることもあると常々思っていましたが、勤務医と開業医の格差が話題に出たとき、若い医師が反論したのが悲しかったです。開業と言う形で逃げられる医師と言う職業集団は、他の職種と比べて、集団としての取組みができないのだろうなと漠然と考えていました。やはり、自分たちで改善していくために行動し、アピールしていく気力というのは、逃げ場があれば大きな力にはならないのでしょうか?
知り合いのお嬢さんが公立の医学部に入ったとき、女子学生が医師になりたくて入ったのではなくて医師の妻になってセレブな生活をするために一番の近道だから入ったと友人同士で話していてびっくりしたと聞きました。その人数は結構多いのです。税金を納めたくなくなります。また、学生たちも外科や産科小児科などの大変な科は敬遠するとか、学生気質も変わってしまい、上昇志向の足りない若者が増える時代には、思い切った制度の改変が必要だと思います。
また、これは先輩医師の中から提案されるものだと思います。
思ったことを遠慮もなく言ってしまってごめんなさい。
written by rinrin / 2006.10.19 00:35
Jさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
お返事が遅くなり、済みません。
確かに、いろんなヒト達に発言させなければならなかったので、まとまりがないのは仕方ないのかもしれませんね。でも、コレを見てみんながどう考えるか、それを知りたいなぁって思っていました。
今日の衆議院補選では、こんな話題は全く出なかったんでしょうね (^_^;;
これからもよろしくお願いします。
written by たける / 2006.10.22 23:58
rinrin さん、こんばんは。コメントありがとうございました。
お返事が遅くなり、済みません。
初めて気付いたのですが、録画してでも見ているのはボク達勤務医だけなのかもしれません。
若い医師の反論というのは、開業医と勤務医の格差を指摘した後の発言でしょうか?
「みんな医者を辞めますよ」というのは、ボクもそう思います。
これ以上開業医を締め付けると、勤務医として耐えた先の行き先がなくなってしまいます。
開業へ逃げるという表現はあまり適切ではないのですが、これ以上勤務医を続ける体力と気力が続かない、もうソレしかない・・・
というやむを得ない選択なんだと思います。勤務医の地位と名誉の向上をはかるような仕組みがあればいいのですが、医師会というのは開業医が中心の団体なので、それもムリでしょう。
今の行政のヒト達は医者を単なる診療マシンのように考えているんだと思います。
大学では「医学」だけでなく「医療」についての講義もあるとイイのですが・・・ほとんどありません。
written by たける / 2006.10.22 23:59

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