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7月27日付の読売新聞の社説です。
[医師不足]「新研修制度のせいではない」
社説といえば、その新聞を代表する意見ですよね。
と、朝日新聞や毎日新聞の時にも書きましたが、
またしても、というか、やっぱり・・・ 絶句。 という感じです。
新聞って、いつも書きっぱなしですね。
みんなで、よ〜く考えよう!という態度にはならないんですね。
とくに、今回の社説は何を言いたかったのだろうか?
大学病院の研修を充実させたら医師不足が解決するって言いたいのでしょうか???
朝日、毎日、読売、どれが一番まともだろう。
→毎日の社説
→朝日の社説
続きを読む↓ は読売社説の全文です
7月27日付・読売社説(1)
[医師不足]「新研修制度のせいではない」
医師の人数は年々増えているのに、各地で医師不足が叫ばれている。
厚生労働省の「医師の需給に関する検討会」が、将来の見通しをまとめた。全体的に見れば医師の数は十分確保できる、という。
試算では、過重労働が日常化している医師の勤務時間を週48時間以内に収めるには、全国で9000人足りない。
だが、医師の総数は毎年3000人以上のペースで増え続けている。減少傾向にある都道府県は無い。
にもかかわらず、「医師がいない」という悲鳴が聞こえるのは、自治体病院など地域医療を担う中核病院で、突風的な医師の減少が生じているためだ。
2年前に導入された新人医師の新しい研修制度が、きっかけだろう。
以前の研修はほとんどが大学病院で行われていた。新人医師は狭い専門領域しか身につかず、徒弟制度のような医局で雑務を担うことも多かった。
幅広い医療知識を習得させるために、一般病院でも研修できるようにしたところ、ほぼ半数が大学病院ではなく、主に都市部にある症例豊富な一般病院を選んだ。その反動で人手不足となった地方の大学病院が、自治体病院などに派遣していた中堅医師を引き揚げてしまった。
加えて、産科・小児科など昼夜無く診察を求められる診療科から、医師がじわじわと逃げ出している。
各病院に医師が広く薄く配置されているため、診療体制に余裕がなく、医療事故のリスクも高い。耐えかねた勤務医が開業医に転身し、新たな医師もやって来ない。大学病院の医師引き揚げは、こうした状況にも拍車をかけた。
大学側は、新研修制度が混乱の原因、と批判している。これは筋違いだ。新制度に見直しは必要としても、根本的な問題は大学病院のあり方や、無計画に医師が配置されている現状にある。
大学は一般病院に勝る研修環境を用意することで、研修医を呼び戻すのが常道だろう。自治体も隣接の市町村が協議して、地域の拠点となる診療科を割り振って医師を集中的に配置するなど、診療体制に余裕を持たせることが重要だ。
新制度下で2年の研鑽(けんさん)を積んだ医師が第一線に出始めた。この人材を生かすことが、医師不足を解消するカギだ。
若い医師は、必ずしも都会を志向しているわけではない。地方であっても、地域医療に情熱をもって取り組んでいる病院には研修医が大勢集まっている。
地域をあげて、先駆的な医療体制の構築に取り組むことが、若い医師を引きつける近道ではないか。
(2006年7月27日1時59分 読売新聞)
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コメント
コメント一覧
よく考えましたが、各社説の一部をつなぎ合わせると若干まともになるかもしれません。まぁ、どれも気に入らないですけど。
結局外からしか見れてないのだと思います。
どうしたらよい文章になるとは言えないのですが(僕の意見になってしまうので)、どうせ書くのなら全ての研修病院を回って、全ての診療科の先生と全ての研修医から5分ずつでも話を聞いてみたらいいんでしょうけど・・(無理かもしれません。ただ、各県の記者(2人くらい)が一斉に動けば1ヶ月で聞いて回れるのでは?)
実際に僕も結構今の医療制度を批判していますが、行政ではないという立場から見たら外から見てますから・・・。
実際はどんな仕事を厚生労働省の人がしているのか、日本医師会は本当は何をしたいのか?知りたいことは無数にあります。ただ、なかなかそれを実行するチャンスはないんですよね
双方の立場を理解してから書くのは大変なことだと思います。
いつも参考にしております。ありがとうございました
先生のブログも興味深く拝見させてもらっています。
医療制度については「行政」と「医師」の立場だけではなく「患者」のも立場も重要ですよね。
我が家には2才の幼児から89才の要介護認定者まで同居しているので、患者の視点ってのも大切だと痛感しています。
これからもよろしくお願いしますネ。
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