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前々回の記事で「産婦人科医の処方せん」について書きましたが、医師と患者の間に要求されることとして、医学情報の提供や医療処置(クスリの処方を含む)だけではありません。必要なのは相手とのコミュニケーションの能力でしょうかねぇ。患者さんの生活背景や理解力など、相手に会わせた「お話は」僕たち人間にしかできません。コンピューターのような機械にはそんなコトできませんよね。
ボクも若かりし頃は医学書に書いてあることしか説明できなかったのですが、経験を積んでくると(ボクの場合はコドモを育てること)相手が何を欲しているのかが分かってきて、お話もしやすくなりました。また、身勝手なことを欲していると感じるときには問題を大きくしないようにして適切に対応するコトもできるようになりました。相手が、どうしてイイか分からないようなときは、それに気づかせるようなお話を、そして、また来てもイイかなって思わせるようなお話もしなければいけません。
お医者さんの仕事は、簡単にはマネできないんじゃないかと思っています(あたりまえか・・・)。
さて、看護婦不足を解消するために、外国人看護婦の日本国内における看護・介護について規制緩和が検討されているようですが、最近の医師不足を背景に外国人医師の日本における活動は規制緩和されるのでしょうか?
ボクの勤務している大学病院に外国人医師が研修に応募していましたが、残念ながら国家試験には合格できず、研修開始とはなりませんでした。医学的な知識はあったようですが、問題の内容を理解するだけの日本語のチカラが無かったそうです。今のところ、日本語で医師国家試験を合格しないと日本国内での医療行為はできないのですが、いずれ規制が緩和されたら・・・
生活文化や死生観など、日本人独特の考え方を理解できるのでしょうか?
それとも、医学知識だけがあればいいと思っているんでしょうか?
別に外国人に対する差別や偏見でモノを言っているわけではありませんが、あうんの呼吸に基づいた医療行為なんてコトはなくなるのかも知れませんね。
ココまで書いてみて気づいたのですが・・・
そもそも、高齢者を診ている最近の若い医者は、今までの日本人の標準的な考え方(生活文化や死生観など)を充分に理解しているんでしょうか?
(最近の若い医者は・・・ なんて書くこと自体なんかヘンな感じですが・・・)
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