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例のお子さんが、再診してくれました。
> 実はこの事例は、ちょうど1週間前(6/27)の出来事でした。
> 今日(7/4)の昼前に父、母、本人の3人で外来に受診されました。
(診察できないコドモ (2)より)
前回の受診では3時間くらいかけてお話しし、以後の外来通院を約束させましたが、本当に受診するのかどうかは疑問でした。まずは病院に来てもらって良かった。というところでしょうか。もし、受診しなかったら、このお話はもう少し違った形で、紹介していたかも知れません。
前々回(今から1ヶ月前)の受診は採血を拒否し、母親を振り切って病院を飛び出し(←走って逃げた !)、夜になって何事もなかったように帰宅していたそうです。母親もどう接していいか分からず、その件には触れないまま「絶対に採血しないから」と勝手に約束をして、受診をさせたようです。そんな前科(?)をもつ、コドモに十分説明をしたとしても、逃げ出すのも仕方ないのかもしれません。
理由はともかく、それっきりにならず、また病院に来てくれたことは、まだ対処法があるのだと思いました。
さて、その家族背景ですが・・・
両親ともに有名企業の正社員、コドモは一人っ子で有名小中学校に在籍、今まではちゃんと言うことを聞いていたのに、最近は反抗的になってしまって・・・ という、まるでどこかで聞いたことのあるような環境。
母親の心配なことは
「中学校を休むこと、勉強が出来なくなること、エリートコースから外れてしまうこと」であり、「朝起きられないこと、頭痛や腹痛などの症状があること、病気が隠れているかも知れないこと」などは二の次のようです。
コドモのことを心配しているのか、世間体(自分たちのこと?)を心配しているのか疑問でした。
最初から核心に触れることはしない方がいいので、また来てもらえるように、それとなく対応しました。
小児医療はコドモへのアプローチも重要ですが、それ以上に両親への働きかけも大切です。
そこが、小児医療の面倒くさい面でもあり、醍醐味でもあると思います。
前回の記事にも書きましたが、お医者さんの処方箋ってクスリだけじゃないんですよね。
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