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2006.07.03 12:46 |  診療  |  医療事故  |  たける  | 推薦数 : 3

診察できないコドモ(1)

先日、朝9時過ぎに来院した小学4年生が、ノドの診察をさせてくれませんでした。「気持ち悪いからイヤだ」とのこと。発熱、皮疹、眼球充血があり、症状からは溶連菌感染を疑いました。この病気は咽頭と扁桃の所見がとても重要で、診察しないことには話しになりません。 舌圧子を使用せず遠くから覗いてみても扁桃に膿が確認でたので、診断は溶連菌感染でいいと思ったのですが・・・

「確定診断のためには膿を拭って迅速診断キットで検査します」という説明を付け加えたところ、父親は「どうしても検査しろ!」、コドモは「どうしてもイヤだ!!」と意見が分かれました。押さえつけるにしても危ないし、本人の納得がいくまで待つことになりましたが、「言い聞かせたので検査して下さい!」「絶対にイヤだ!!」と診察室を入ったり出たりを4〜5回繰り返していました。

結局、夕方16時過ぎまで待ったあげく、どうしても出来ないということになり、溶連菌の合併症について説明し、抗生剤を長めに処方して帰宅としました。

最後になって、父親曰く「俺が怒られるんだから」とのこと。(←もしかして母親に・・・?)

「親も親なら子も子だ!!」とも言えず、わがままにお付き合いさせていただきました。 もちろん、他の患者さんの診察にも影響が出てしまいましたが、そんなことはお構いなし。

困ったもんです・・・。

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