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2007.07.29 12:06 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  生活 / くらし  |  スガケン  | 推薦数 : 1

夏祭り・土用・選挙

当地で大蛇を飾った山車を巡行する祭りがありました。
市内各地の六山より集まり、今年は珍しく写真のような白大蛇の山車が出ました。

白大蛇

 

大蛇


花火、おはやし、踊り…音、光…
本能に共鳴してきます。
伝説~畏敬~祭る~懇親・慰労~男女交流~人が集まってきます。
陰陽説ではありませんが、夜、火、音、男女…見る・見せる…
でも段々と作ってきたものが、作れてきたものに変わってきます。


医療の現場で昨今、指導・管理なるものがありますが
なんにでも点数化が進んで
結果、コスト上昇…いいのかぁ~?
昨年よりニコチン外来!
国がタバコを売っておいて、減らせ、吸うなと。
タバコ税、医療負担等、二重取りではないのかなぁ~?
来年からの「メタボ」の話も同じでは?
医療の現場に「丸投げ」
これも民営化の一環でしょうか?
自販機をなくし、24時間営業(コンビニ・テレビ…)をなくし
いつでも・どこでも・なんでも、をなくし
夜は眠るべきもの
(職業柄、医療の現場も24時間営業なんでスタッフには申し訳ないが、プロとしてお願いします)
とすれば、少々経済は冷えるかもしれませんが
皆さん少々我慢して省エネ、そう、私たちの身体にもいいと思います。
はやね・早起き~電燈いらない。
よく噛んで腹八分目~肥満減って
一日一万歩~ガソリン消費減って
いいこと尽くめだと思うんですが…、ちょっと困るかな?
よく欧米では欧米と比べてと言いますが
なぜ東洋と比べてではいけないでしょうね?


そういえば「土用」です。
一年の各季節の移り変わりに「土気」は
その前の季節を送る。
新しい季節と向かえる役目を果たすと言い
その期間を「土用」と言います。
「土用」は転換を意味し
万象は対立と循環にて成り立つと言います。


さて、選挙では??

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2007.07.23 09:53 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  スガケン  | 推薦数 : 0

花火

夏になり暑い夜空に一筋の光が昇り
そしてパーッと光が広がる…
ドーン…
パリパリパリ…
音が聞こえてきます。
子供のころは寝転がって灰をかぶりながら見ていました。
花火は夏の暑さ、夜の闇、光とその色、そして音、匂い、夜店…
五感をかき立てます。
雰囲気、気配、気になる、気持ち、気力…


私たちの周りには「気」を使う言葉がたくさんあります。
でも「気」ってなんでしょう?

見えない、手にできない、形のないもののようです。


漢方では、体が生きてゆくための必要なものとして
「気」「血」「水」があると考えます。
「気」は目に見えないエネルギーのようなもので
生まれながらに持っている「気

呼吸したり、飲食物を体に取り入れて作られた「気」
があり
体を巡り、その通り道を経路と名づけました。
そして同じく体に取り入れて五臓で作られた「血」と「水」が「気」を担って体を巡り、維持すると考えます。


これら「気」「血」「水」は、以前述べた五臓(肝心脾肺胃)により作られ
またコントロールされ、一日・一生・季節・環境及び内的・外的な病的機転により
その量は変化すると考えられています。
又、陰陽説で陽気(気)と陰液(血・水)の量的なバランスの失調を
病気の状態と考えます。


つまり、病的機転が「気・血・水」
ひいては五臓(肝心脾肺胃)のバランスを壊すに至ったとき
体に変調・病的状態が表れます。
「気」の変調には気逆・気うつ・気虚
「血」の変調にはお血・血虚
そして
「水」の変調には水滞があります。

 

ウーン、私の頭の中で気の異常が起こりそうです。
では今日はここで失礼します。

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2007.07.16 15:55 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  スガケン  | 推薦数 : 1

右往左往

空梅雨から豪雨、そして台風まで来て例年と違います。
異常気象?
自然界にはズレ・歪みが起こっているのでしょうか?
さすがにそれでも台風一過でセミがシャカシャカ鳴いておりました。


さて、万物の森羅万象は陰陽五行で説明できる?!
各々が対立し、連続しそして循環し、バランスをとって常態を作ると。
ただ、行き過ぎると壊れてしまいます。
自然界ではヒトは抵抗できないので、クワバラクワバラと祈るか
予防や対策を考えるしかないでしょうね。


五行の元である五星の動きに対応して
五色(青・赤・黄・白・黒)
五時(春・夏・土用・秋・冬)
や五臓などを当てます。
五色の短冊、三原色に白黒です。
又、季節の移り変わり時を土用とします。
そろそろ鰻ですね。


そして、五臓には肝・心・膵・肺・腎を当てます。
「肝」の働きは
―精神活動の安定化、新陳代謝促進、栄養の供給
―失調すると、怒り易い、栄養不良
「心」の働きは
―意識レベルを保つ、睡眠リズムの調整、血の循環
―失調すると、失神、不眠、動悸
「膵」の働きは
―植物の消化吸収、血の流れを保つ
―失調すると、食欲低下、抑うつ、疲労し易い、出血傾向
「肺」の働きは
―呼吸、血の生成、皮膚の機能維持
―失調すると、呼吸困難、うつ、感染し易い
「腎」の働きは
―成長、発育、生殖能の制御、水代謝、呼吸能の維持、集中力の維持
―失調すると、発育不良、インポテンツ、排尿障害、難聴


これら五臓の働きにより、生体を維持する気・血・水がつくられるが
その量は一日ごと、季節ごと、外部環境や一生の中で増減し、体調が変化すると考えます。


ひとつの失調が他に影響し、恒常性を保とうとします。
そして、五臓自体も機能するためのエネルギー「陽気」と働きを調節かつ働きを受けるものを「陰液」といい、同様にバランスをとろうとします。
例えば
一次的には「肝」の相生作用は「心」であり
肝の怒りは高ぶりを
「肝」の相克作用は「膵」であり
食欲低下をもよおします。
更に二次的に気・血・水の偏重ももたらすと考えます。
肝心(腎)の要は何でしょう?
リサイクルの原点のように感じませんか?

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2007.07.11 17:37 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  スガケン  | 推薦数 : 0

つゆしらず

空梅雨かと思っていたら、豪雨になりアチコチで被害が出ております。
お見舞い申し上げます。

前回、陰陽のことを考えておりましたら、先日新聞の気象欄に

陽性の梅雨
陰性の梅雨


という言葉が載っていました。
前者は気温が高目で、雨が降る時期と降らない時期の差がハッキリしてドーッと降る。
後者は気温が低目で、弱い雨がシトシトと降るタイプと書いています。

陰陽の言葉や考えは、私達の周りにある身近なもののようです。


調べてみると、陰陽説とは森羅万象、宇宙のありとあらゆるものは
相反する陰と陽の二気の働きによって消長・盛衰するのであり
この二気の働きによって万物の事象を理解し
又将来までを予測しようという世界観である。
即ち、陰と陽の二気が互いに消長し、また調和して、自然界の秩序は保たれている。
同じで政治・道徳・日常の生活などの人間の営みも
全て陰陽二気の変化に順応することで秩序は保たれており
一方に傾く・片寄り続けることはないと説く。
全てを二つに区分した二進法で論理的な方法となっている。

例えば
陰/陽は
地/天、日陰/日向、夜/昼、秋冬/春夏、寒/熱、女/男、静/動、植物/動物
など相対する事象と捉えます。
そして、人の病気を考えるとき陰/陽は
寒/熱、不足/充分、停滞/活発、体温の低下/上昇、顔色の不良/良

更には、陰の病態は
寒がり、厚着、暖めるのを好む、手足が冷える、低体温(36.2℃以下)、脈はゆっくりと触れにくい、尿は薄く多く、便臭は弱い
など
又、陽の病態は
暑がり、薄着、発汗、冷やす、顔は紅潮、高体温(36.7℃以上)、脈ははやく、触れ易い、尿は濃く、便臭は強い
などとし、対処します。

つまり、一つ陰陽のバランスのズレが病気であり
そのズレを治そうとする・元に戻ろうとする時に体全体が発する反応を病態とし
陰と陽に二分、そして寒がりであれば温め、熱があれば先ず冷やすことを考えます。
加えるに天体の五星(木星・火星・土星・金星・水星)の運行と地上の事象
更には人の生命活動とも関係するという五行説がありますが、またの機会とします。


万象は陰陽二気の対立と五行の相生・相克というバランスの上にあり、
循環しており、ズレがあれば原点へ戻ろうとすると考えています。



…本当に奥が深いです。

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2007.07.02 17:34 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  生活 / くらし  |  スガケン  | 推薦数 : 0

程々に

 ―山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。
                    ―夏目漱石「草枕」より

漱石流に言えば、医者も天職と思えば尊いか!?

ところで、漢方医学はものごとを絶対的ではなく、相対的に捉え、全体との調和をとる―中庸を良しとする考えのようです。
そして全体の捉え方の一つとして、陰陽説があります。

太陽のあたる明るい・暑い・熱のある・代謝の活発な状態を陽と。対して、太陽のあたらない暗い・冷たい・代謝の低下した状態を陰とする考え方です。
特に、純粋に純陰のものかつ純陽のものも無いとしています。
例えば男女では男性の中に女性ホルモンが、女性の中に男性ホルモンがあるようにです。極端にならぬように、バランスをとるように考える。
古人は陰と陽が結ばれて人が生まれ、陰と陽との調和が破れて病気となり、陰と陽とが分離すると死ぬと考えました。

程々に、ですね。

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