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アメリカ初診20万円!
アメリカで2年間武者修行をして帰ってきた新進気鋭のドクターに会いました。気になってたので、ずいぶん前のブログで紹介した、アメリカで初診で20万請求されたという話の真義を確認しました。
===事実でした!===
彼は、留学中、体調が悪くなり、ある施設にかかったそうです。そして、診察、心電図、レントゲン、簡単な採血を受け、日本円にして約20万円請求されました。
彼は、留学時、どんな保険に入るかが難しい、と言っていました。彼の説明によると、
「アメリカでは、医療保険に松、竹、梅(?)、ってのがあり、一番安い梅だと、医療費はディスカウントしてもらえるが、プライマリーの受診機関が制限される。松と竹だともう少し医療機関を選択できるかわりに医療費が高くなる。ボクは悩んだ末、まんなかの竹に入った。その結果、受診する医療機関は選べたけど、医療費は高くなった。」
ということ。松はどうなのかは聞くのを忘れました。
彼は、日本に帰ってきて、改めて日本の医療制度(皆保険制度)を守る必要があるんじゃないか、と真剣に考えはじめたそうです。
言うまでもなく、われわれ医師の大部分は、日本の皆保険制度を守りたいと思っています。患者のフリーアクセスを保証したいと思っています。しかし、政府、厚労省は、どうもアメリカ化を狙って動いているように見えます。
全部読んだ訳じゃないので申し訳ありませんが、比較的読者の評判のよさそうな本を紹介しておきます。
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1)悪魔の味方−米国医療の現場から
岩田健太郎(著)
(米国で修行をしたドクターが実体験に基づいて書いたもの)
説明
内容(「BOOK」データベースより)
私は悪魔の味方になりましたが、悪魔に魂を売ったわけではありません。米国にも優秀な医師は本当にたくさんいます。他の、どこの国でもそうであるように。私は悪魔の味方になりましたが、悪魔に魂を売ったわけではありません。本当の悪魔はどこにいるのでしょうか?米国医療の実際と、知られざる実態。
内容(「MARC」データベースより)
マーケットが牛耳る米国医療、米国医療を形成する各団体、医療訴訟のあまりに大きな影響力、米国の医者は本当に優秀なのか? など、米国医療の知られざる実態を紹介。感染症科医である著者の仕事などについても言及。
2)患者見殺し 医療改革のペテン
「年金崩壊」の次は「医療改革」
崎谷博征(著)
説明
出版社/著者からの内容紹介
やがてあなたは病院に行けなくなる!
年金と同じく、政府 our stupid government は健康保険制度 the national health care system の破綻まで誤魔化そうと目論んでいる。すでにサラリーマンの医療費3割負担が実現したが、これは序の口 the beginning。すぐにでも5割負担時代がやってくる。つまり、もはや風邪くらいでは医者にかかれない。現に「無保険者」 the uninsured は急増し、治療費が払えずに手遅れとなった死亡事故が相次いでいる。
介護保険も矛盾だらけで、老人は病院を追い出され、今、医療現場は大混乱 in chaos の様相を呈している。
実は、小泉内閣が進める「医療改革」"medical reform"は、アメリカですでに失敗した制度の導入 bring in であり、私たちには何の利益 benefit ももたらさないのだ。
日本の医療は、官僚 officials と政治家 politicians と業界 medical business に長年食い物にされてきたが、彼らはさらに国民の命まで食い物にしようとしている。本書は、現場医師がその惨状を克明に告発 whistle-blowing し、よりよい医療の未来を提言suggest するものである。
内容(「BOOK」データベースより)
日本の医療は、官僚と政治家と業界に長年食い物にされてきたが、彼らはさらに国民の命まで食い物にしようとしている。本書は、現場医師がその惨状を克明に告発し、よりよい医療の未来を提言するものである。
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アメリカの制度はダメだ、日本のがいい!、と声高に叫ぶのが目的ではない。国民皆保険制度を維持しながら、さらに国民がいい医療を受けられる制度、安心して生活できる制度をめざして、国や厚労省、自治体を動かすのが目標である。そして、国民には医療制度が歪められて自分達の安全が崩壊しかかっている、という現状を認識してもらいたいと思うのだ。
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