Doctor Takechan
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/02 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック






ブログ736htm



稲庭うどんを守れ!



日本の三大うどんといえば、

●群馬・水沢うどん,

●秋田・稲庭うどん,

●香川・讃岐うどんでしょうか。

(五島うどん(長崎県)が入る場合もあるとか..)



で、私の大好きな(めったに食べる機会はないけれど・・・)稲庭うどんの『まがいもの』が出回ってる? って話。これは捨てておけません。

独特の細く腰のある麺。何よりもノド越しの気持ちよさが最高!

300年の歴史を誇るこの稲庭うどんが、自由主義経済?に翻弄されようとしています。

企業は、儲けの前に、まず、社会責任を自覚せよ!

   ******************



<稲庭うどん>100均の商品 「品質悪い」と地元怒る 

  04月11日 02時31分   毎日jp

 大手コンビニエンスストア「ローソン」の子会社が運営する100円ショップが、自社ブランドの「稲庭平打饂飩(うどん)」を販売したことに、秋田県稲庭うどん協同組合(秋田県湯沢市)が「品質が悪く、ブランドイメージが落ちる」と反発している。「平打饂飩」の製造業者は「本来の稲庭うどんより味が落ちる」と認めるが、ローソンは「『稲庭うどん』は商標化されておらず、法的に問題ない」と反論。組合側はローソンと業者に対して抗議を検討している。

 稲庭うどんは湯沢市稲庭町で300年前から作られている。「日本三銘うどん」の一つとされ、滑らかなのどごしが特徴だ。

 200グラム300〜500円で販売され、「日本一高級な乾めん」とも言われるが、類似品が出回り、01年に地元業者が組合を設立。19社が加盟し、製造方法と味を守っている。

 ローソンの子会社「バリューローソン」は昨年5月、東京都、神奈川県など1都3県に86店舗を展開する「ローソンストア100」で、「稲庭平打饂飩」(150グラム100円)の販売を始めた。製造業者は明記していないが、組合未加盟の湯沢市稲庭町の業者に製造を委託している。

 組合の佐藤信光専務理事は「めんが幅広で薄く、のどごしが悪い。『稲庭うどん』とはとても呼べない」と批判。ローソンはギフトカタログに組合のうどんも掲載しており、「ローソンは稲庭うどんのことをよく知っているはずなのに残念。首都圏の人が『稲庭うどん』を誤解してしまう」と悔しがる。

 業者は「ローソンに頼まれ、営業戦略の一環で製造した」と説明。ローソンは「流通の工夫や量、包装を少なくするなどの努力で、良いものを安く提供しお客さまには好評。『稲庭うどん』の認知度アップにもつながり、ブランドイメージを損ねるとは考えていない」と話している。【三木幸治】



     *****************

 なるほど、法には触れない...とね?

 じゃあ、法に触れなきゃ、何でもアリなのか?

 私が思うに、稲庭うどんの認知度は、ローソンごときに心配してもらわなくても、テレビ等を通じ、知る人ぞ知る存在になっているのだ。流通量は少ないだろうから、誰でもいつでもどこでも、って訳にはいかないが、それがまた名産品の良いところではないか?

 私は、個人的に、
こういう商売は、絶対に! やめてほしい。

 売るなら、本物を売れ!

 さもなくば、偽物であることをはっきり表示して売れ!

  いや、わざわざ偽物を作るなら、別の名前にすべきだろう。

 300年の歴史に泥を塗ってまで儲ける企業って、これこそブランドイメージを損ねる行為だと思うが...。そりゃ、まずいでしょ? ローソンさん...。



固定リンク | コメント (10) | トラックバック (0)

ブログ497htm


穴場・花街・ビアホール

皆さん、京都の花街をご存知ですか?
 祇園甲部(ぎおんこうぶ) 祇園東(ぎおんひがし) 宮川町(みやがわちょう) 先斗町(ぽんとちょう) 島原(しまばら) 上七軒(かみしちけん)・・・さて、いくつご存知かな?
 では、本日は、これらの中で、穴場といえるスポットをご紹介しましょう。といっても、私はほとんど縁のない世界...実は、花街育ちの友人が誘ってくれたので、ある穴場へ初めて出掛けたのですが..

それは、上七軒...京都最古の花街です。

ここには北野会館と称する中心的な施設があり、中には歌舞練場があります。そして、歌舞練場のすぐ横にはしゃれた中庭があります。
 実は、この中庭は、7月1日から8月31日までビヤホールが開設されています。これが今回めざした穴場です。

 私と友人と、ウチのスタッフ4人(看護師2人と事務2名)の計6名は、歌舞練場のすぐ横の廊下に置かれた席に案内されました。友人が予約してくれた席です。早速中ジョッキと2品が運ばれてきました(基本セット1900円也!)。2品とは、枝豆と冷や奴(中にからしの入った上等なやつ)でした。

 さて、友人を簡単に紹介しましょう。高校の同級生なんですが、彼は、上七軒と関わりの深い家に生まれました。大学を出て、東京の一流企業に就職し、何年も海外出張を経験し、それなりに出世していたのですが、あるとき取引企業の上司に見込まれてトラバーユ、そして、その後も数回の転職を経験し、いつの間にか、京都に戻ってきていました。今は、その新天地の海外事業部でまた事業欲に燃えています。なかなかのつわもの、なかなかの企業戦士です。

 30年の東京暮らし、一流企業で磨かれた人柄は、ウチのスタッフの心をしっかりと捉えました。「
先生のお友達はほんとにいろんな人がいるんですね...」スタッフが感心して発した言葉....その目は...『なんでこんなぼ〜とした先生に、こんなにステキなお友達がいるの...』
 ええ、確かにそう言ってました。明らかに上から目線で、鼻でふ〜〜ん、って感じでしたから.....(しくしく...)

 あ、そうそう、話を戻しましょう。美味しいビールで乾杯!(飲めない私も1杯なら何とか...)
 すると、とってもかわいい浴衣姿のおね〜ちゃんがこちらへ。
 そう!、そうなんです。舞妓はんどすえ!
 ここは、交代制で毎日、上七軒の舞妓、芸妓(絶対、芸者と呼んではならんそうです)連が午後5時から閉店の午後10時まで来てくれているんどすえ!(浴衣姿がこれまたええんどす)

 さすが、この地で育った友人!、「おお!、来てんのか。おねえはんは今日は来てへんのか? ちょっと疲れてんのちゃうか?」まるでオトモダチ!、ど〜やら舞妓、芸妓はんたちはほとんどお知り合いらしい....(すげぇ...)

 さて、ウチのすたっふ達(推定年齢30〜50歳)はというと...
「かわいい〜〜!」を連発。なにせ18歳。適度なお色気、しっかりした話し振り...15歳でこの世界へ入り、お仕込みの2年ほどを女将さんの元で過ごす。その間、三味線、太鼓、長唄、どどいつなど、10科目ほどの習い事、毎日が教育、毎日が訓練...。
 そして舞妓さんになると、自分の髪を結うことになるが、一度結うと1週間はくずさないように寝ないといけない。昔ながらの高まくらを首に当てて、横を向いて寝ないといけない。これは相当に大変そう。そして、休日は、年に2日!...奴隷医真っ青!...
 どんな質問にも、にこやかな表情を崩さず、「そんなことあらしまへん。もう慣れました。はははははは.....」
 その笑い方がまたすばらしい!、
 おばさんの、はっはっはより、「は」が5倍ほど多いまるで小鳥のさえずりだ!...スタッフみんな...舞妓さんが笑う度に、「かわいい〜〜!」を繰り返し、ほとんど両目がハートマーク...
 「なんてかわいいの!、なんてしっかりしてんの!、...あ!、うちの子と同い年やのにィ...この差は何!???、ど〜してこんなにスゴイノォ〜〜!???」もう、おばさんたちは絶賛の嵐...

 そして、私も同様に、いたく感動した次第...。ここは、お座敷ではない..。ちょっとおしゃれなビヤホール...でも、そこに、こんな可愛くて、芯が通って、頑張っていて、屈託がない...こんなすてきな女性が来てくれて、ほんとに気楽に話してくれる...
 ほんと、花街にはおよそ縁遠い生活の私でしたが...とても素敵な時間を過ごせたと思いました。そして、さらに交代で、二人の舞妓はんが来てくれて、全く敷居の高さを感じさせない話術で楽しませてくれました。むろん、この場を仕切り、話を盛り上げてくれる友人の存在もすごいと思いました。脱帽です!(こいつにこんな面があったんや、と感心することしきり)

 ちなみに、追加のビールなどのお酒と、料理(鳥の唐揚げ、チーズ、海老餃子などいろいろ)は、いずれも900円、ソフトドリンクは450円どす。よっぽど腹が減ってたくさん食べたり、ガブガブ酒のんだりしない限り、一人3000円+αくらいで十二分に楽しめます。
 友人の案内で、館内を歩いて回りました。歌舞練場の中もゆっくり見て回りました。舞台にはいろんなラベルの上七軒ビールがならんでいて、ラベルコンテストをしていました。花道もゆっくり見ました。そして、庭をぐるり。庭の中にも40人くらいのお客が楽しんでいました。ざっとみて、4、5人の舞妓、芸妓はんが席をまわってサービスをしていました。
 
 最後に喫茶室に場所を移し、友人は、京都の文化がいかにすごいか、芯の通った女性の素晴らしさ、そして、なんとこの場がオトクか、など饒舌に力説していました。まあ、聞くまでもなく、ほんとに素敵な場所だと思いました。スタッフの中には京都へ来て2年という娘(人妻ですが)もいて、全身で喜びを表していました。
 そして、そこへやってきたのは、芸妓はん! きりっとして美しい! さわやかで、きさくで、、やさしくて、、、笑顔がステキ...
 芸妓になるとカツラが使える,,毎日カツラをはずして自分の髪を洗える。
 「今日は、私が班長どす。そやから、5時ちょっと過ぎて出勤どす。」

 友人は、
凛(りん)とした人と表現しました。花街の女性はみんな凛としている!
 あちゃ〜..うちのスタッフ(女性ですよ)..みんなぼ〜〜と見とれてる...
 この年になって、こんなことを言うのもシャクではありますが...やっぱり京都は奥深い...伝統は..いいですよ。
あなたも、上七軒の北野会館ビヤホール、いちどは来てみる価値がありますよ。周辺にも、いろいろ美味しいお店がありますし、探検は楽しいでしょうね...。もし、おさいふが心配なら....私の友人が、きっといい情報を教えてくれるでしょう。

 この日は...オゴリはちと辛いけど,,,
    「今夜は最高!」の気分でした..。

     ==============
ふろく:上七軒豆知識

上七軒の歴史

上七軒の歴史沿革は、古文献記録その他伝説等
に依て之を要約すると、文安元年(西一四四四
年)室町幕府武営の頃、北野社殿の一部焼失し
時の将軍、十代足利義植は所司代細川勝元に命
じて、社殿の造営をさせました。
その際、社殿御修築の残材を以て、東門前の松
原に七軒の茶店を建て、参詣諸人の休憩所とし
ましたので人呼んで七軒茶屋と稱したのがその
由来であります。
その後、天正十五年(西一五八七年)八月十日
太閤秀吉、北野松原に於て晴天十日間の大茶会
を催し「茶の湯熱心の者は、若党町人百姓以下
によらず来座を許す」との布令を発したため洛
中は勿論、洛外の遠近より集まり来る者限りな
く、北野付近は時ならず非常の賑わいを呈しま
した。その際、この七軒茶屋を、豊公の休憩所
に充て、名物の御手洗団子を豊公に献じたとこ
ろ、いたく賞味に預りその褒美として七軒茶屋
に、御手洗団子を商うことの特権と、山城一円
の法会茶屋株を公許したのが、我国に於けるお
茶屋の初まり、であると伝えられています。
現今上七軒花街が、五つ団子の紋章を用いるの
は実にこの名物御手洗団子に由来するのであり
ます。
                ━歌舞会記━

上七軒(かみしちけん)は京都最古の花街京都市上京区真盛町から社家長屋町に位置する。 室町時代北野天満宮の再建の際に残った機材を使って7軒の茶店を建てた。これが「上七軒」の由来で、桃山時代豊臣秀吉北野で大茶会を開いた折に茶店側は団子を献上したところ大いに誉められて以来、また西陣の結びつきで花街としての繁栄を極める。毎年になると『北野をどり』が上演されて少数ながらにして良い技芸を磨き披露している。 舞踊の流派は花柳流。 主な芸妓勝喜代福鶴尚子梅ぎく梅嘉尚鈴等である。
現在、お茶屋11軒、芸妓舞妓合わせて25名である。(Wikipedia)

=================
  ==== 五花街合同公演 ====

各花街では、それぞれの流派の踊りを歌舞練場で披露している。だが、5つの花街の踊りをまとめて鑑賞できる機会がある!
   それは...
京都五花街合同伝統芸能特別公演です。
 残念ながら6月ということで、今年は無理ですが...
(参考までに、一昨年のデータを掲載しておきます。来年のカレンダーはチェックだよ!)
平安建都1200年を記念して、平成6年から開始された興行です。花街により異なる流派の舞や踊りを見ることが出来るのはこの公演の最大の良さだと思います。
公演終了後には、五花街の夕べ(有名料亭で舞妓さんや芸妓さんを呼んで食事ができるプラン)もあります。
2005年 第12回京都五花街合同伝統芸能特別公演
会期
6月第三土曜、日曜
時間
14:00-16:30
会場
京都会館第1ホール
所在地 
京都市左京区岡崎最勝寺町12
アクセス 
市バス5系統「京都会館美術館前」徒歩5分程
地下鉄東西線「東山」徒歩10分程
MAP
料金
特等席 9,000円
1等席 8,000円
2階席 5,000円
全席指定予約制
問合せ
075-561-3901
(京都伝統伎芸振興財団=おおきに財団)
Web Site
演目
宮川町   長 唄「梅の栄」  若柳流
祗園東   清 元「傀儡師」  藤間流
上七軒   長 唄「島の千歳」 花柳流
先斗町   常磐津「角兵衛」  尾上流
祗園甲部  地 唄「石橋」   井上流
五花街合同 「京を慕いて」「祗園小唄」

固定リンク | コメント (17) | トラックバック (0)

がんが進行すると元気がなくなり、体がだるくなる。食欲もなくなる。でも、美味しいモノを食べて、しばし元気になることもある。先月、そんなことを実感する機会があったので、書いてみたい。
==========
患者さんは70代女性。大腸ガンの発見が手遅れで、すでに多数の肝転移があり、先日はリンパ節?転移で尿管が圧迫され、腹痛で大騒ぎとなった。結局、いやがっていた入院という事態になってしまい、現在まで入院が続いている。
============
彼女(患者さん)は私の両親の知人、ということで、約1年前にたまたま尿管結石の衝撃波治療が何度も失敗に終わった際、我が家に両親を訪ねてきていたのだ。そして、衝撃波治療がやっと成功したのを機に、私のクリニックの患者となったのだった。それまで便秘や腹部ボウマンが強く、自宅に近い総合病院でいろいろと検査を受けて来た(注腸造影も!)。
============
私のところへ来られてからしばらくは比較的調子は良かったのだが,数ヶ月後、また便が出にくいということで、某病院に大腸ファイバーをお願いした。.....そして、悪夢のような進行がんがみつかった。ファイバーが通過しないところまで進行していた....そんな..注腸で大丈夫だったじゃないか....私にとっても相当なショックであった。
===========================
彼女は独身。一人暮らし。身内と付き合うのは好きではない。それに、非常に気丈な人で,進行がんでも絶対とことん一人で暮らす,と宣言をしていた。−−だが、排便を確保するための手術は成功したものの,完治ではなく,すでに肝臓には転移があり、見通しは厳しいものだった。彼女は、「人工肛門でなくて済んだだけでもありがたい。でも、術後の化学療法は拒否しました。」と笑顔で話していた。
================
彼女のがんばりとは裏腹に、がんは進行した。彼女は「病院の主治医から肝転移は順調に(?)育っていると言われました。」とにこやかに話していた。そして、リンパ節転移?から尿管圧迫、腎盂炎を起こし,強い腹痛と発熱のため,入院となったのだ。
==========
最初に見舞いに行った時は、消耗した表情で、すっかり生きる気力をなくしていた。だが、尿管にステントを入れるなどの治療が奏効してからは、「痛みさえなければ動けます。」と少し明るさを取り戻していた。ただし、モルヒネやデュロテップなどの麻薬は離せない状態であった。
=================================
先日、日曜日、両親の元へ彼女がやって来た。「あれ?、入院してたんですよね?」「はい、外出はどんどんしてもいい、って言われましたから。」彼女は意外に元気があった。「もう、退院して一人で暮らすのは無理と悟りました。主治医の先生の言う通りにしますわ。」そりゃあそうだろう。痛がっていた時は苦痛に顔をゆがめていたからなあ。−−−−そして、両親と、ごちそうを食べに行く話がまとまり、私もお付き合いすることになった。
==============================
彼女は若い頃から肉食が好きだった、ということで、両親と私が選んだのは、「しゃぶしゃぶ」だった。ホントに食べられるかな?、と心配したが、約束の日、彼女はすごく嬉しそうに現れた。「ものすごく楽しみにしてたんですよ!」「いやあ、元気で良かった。この店のお肉は結構おいしいですよ。」「私、お肉も好きだけど、ちょっぴりお酒も飲みたいんです。」....(あの〜、入院中..ですよね?、と言いたいところだったが、笑ってごまかした)...==========================さて、いよいよ食事!。彼女と私の家族と私の両親、計6人。大皿で運ばれた材料を次々鍋に入れ、満腹になるまで堪能した。彼女は,と言うと....ニコニコして、大量ではないものの結構な食欲を見せ、さらに、ひれ酒を注文して、2杯ものんでしまった。(ありゃ〜、もう知らないよ〜、入院中なのに,,,と言いかけたが、彼女の満足そうな笑顔を見ると、とても言えなかった...)
================
「今日は良かった!。病院の食事ばっかりだと、どうも元気がでなくって...。それに、いつもひとりでしょ?。今日は先生達とみんなで贅沢ができて、ほんとに楽しいひとときでした!」−−−久しぶりのアルコールでちょっとふらついたりしながらも上機嫌の彼女。やっぱり、こんな時間は必要なんですよね。病院へ戻ってゆく彼女の後ろ姿は、まだまだ生き続けるぞ!って言う感じで、来た時よりずっと生命力が強くなっている印象でした。−−−−彼女は、今も頑張って、元気に生きています。

固定リンク | コメント (64) | トラックバック (0)

<<韓国製キムチ>>
今日の外来に、偶然二人の下痢患者が来院。それぞれ、年末と年始に、京都と大阪の飲食店で本場のキムチを注文して食べたという。ノロかどうかは定かではないが、少なくとも一人の方は、食べて半日ほどで下痢、嘔吐が出現していること、また、下痢が4〜5日も続いていることから、ノロの可能性は低いと思われる。キムチについては、以前よりごく一部に不衛生な製品が出回っているというウワサがあった。まだ詳しく調べたわけではないので、キムチを犯人扱いすべきか微妙な状況である。しかし、気をつけた方がいいのは確か。


なお、ひとりは、友人らと一緒に食事をし、その中でキムチを食べた患者だけが激しい下痢(大晦日の夜から1日20回ほど)を発症し、今日1月6日にやっと4〜5回に減ったとのこと。すでに極期を過ぎての受診であり、腹痛も軽くなっているようだったが、初日は相当辛かったらしい。今後、同様の症例がないか要注意である。

=====================================

<<冷凍食品>>
これは、昨年11月だか12月初めだかにテレビ放送されたらしい(私は記憶になかったが、今日になって、知人が心配していろいろと話してくれた)。−−−−これは、内部告発として放送されていて、どこのメーカーかはわからない。だが、冷凍食品の賞味期限を刻印した部分を切り取って、残ったパックに新しい賞味期限を印刷し直す、−−冷凍食品の中身を袋からバケツにどんどんと出し、無造作に新しい袋に入れて新しい賞味期限を印刷する、====こういう手口は今も現実に行われているらしい。=====さらに、本来なら捨てるべき痛んだ材料を平気で用いて調理し、製品に仕立て上げることも、ままある、ということらしい。これは、日本国内だけでなく、韓国や他のアジア諸国、さらに遠い海外からの製品にも見受けられるという。

==========================
ちなみに、知人は、昨年のこの報道以来、冷凍食品を買うことはやめたという。私のところでは、まだまだ冷凍食品に依存している。まずは、絶対に不正をしないメーカーという情報があってほしいものだが、果たして、信頼できる情報が得られるものだろうか?。それとも、頭から信じるか、一か八かで買うか、−−−−−冷凍食品使わないととにかく女房の苦労がますます拡大する......その、とばっちり?がこっちに来ては困るから、メーカーさん、ちゃんと査察?、監査?を受けて下さいね。

固定リンク | コメント (14) | トラックバック (0)

大阪の和泉市の元職員幹部で現在は同市の某公社に理事長として天下りしてる関(せき)とかいう悪人のニュースをやっていた。 何でも、飲酒運転してして追突事故を起こしたが、市に報告せず知らん顔していたらしい。で、テレビのインタビューで言ってることがスゴイ。「公務員っちゅうのはものすごくストレスがたまる職業なんで。,,,ストレスを発散しようとすると酒でも飲まんと仕方がないんだ。」・・・・・これは、ホントに本人がしゃべっていたことだ!....全く。信じられないと言うか、言語道断。そして、この不祥事に対する処分が6か月の休職!(罷免じゃないぞ、たった6か月の停職だけ。復帰可能!。何度でもチャレンジできる日本は素晴らしい!ってか?).....そしてこの関理事長は辞職の意向を示しているとか。辞職ってことは、天下りの上に退職金までつくぞ!。やり放題、ぶったくり。===================================================公務員の長所(身内に甘い。病人でも生活保護を打ち切るくせに?)が端的に示された事件だが、それだけで済むかな?。==========================================さあ、みんなで叫ぼう。「飲酒運転するなら和泉市へ行こう!」、ハイ、みなさんご一緒に「運飲酒運転するなら和泉市へ行こう!」。全国の飲酒運転被害者および被害者のご家族へ、ニッポンは飲酒運転に何度もチャレンジを許してくれる美しい国ですよ。....ああ、バカバカしい。マスコミよ、こんなときくらいもっと頑張らんか!

固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

2006.07.22 23:13 |  診療  |  生活 / くらし  |  グルメ / お酒  |  その他(一般)  |  Doctor Takechan  | 推薦数 : 2

意外に恐い脂肪肝

神経内科医が脂肪肝の話をするのもどうかな?、って思うんだけど,私にも分かる有意義な話を聞いてきたので、ちょっと御紹介したい。=========================================================脂肪肝と言えば,高脂血症、糖尿病、肥満、酒飲みに多発する肝臓に脂肪がたまる状態。だから、基礎疾患を治療して、生活習慣を改め(食事療法、運動療法、酒を控える)、減量に励めばいい。私の認識はそこまでで、それ以上はあまり考えなかった。でも、今日の講演では、さらにコワいことがある、という事実を改めて教えてもらった。脂肪肝の中にはさらに進行して肝硬変に至る(ということは肝臓ガンも起こりうる)例も少なくない、とのこと。つまり、脂肪肝の状態に別の危険因子(過剰な鉄分、サイトカイン、酸化ストレス、インスリン抵抗性)が加わり続けると、非アルコール性脂肪性肝炎(non-alcohlic steatohepatitis : 略してNASH)となって、肝臓内に鉄分が沈着し、線維化という変化が進んでいずれは肝硬変になるとのこと。脂肪肝だから脂肪を減らしましょうね、と言ってるだけでは足りないようだ。治療はさっき言ったように、危険因子を治療して生活習慣を改善することがとにかく重要だ。そして、ビタミンE、ビタミンC、インスリン抵抗性改善薬などがある程度は効くようだ。鉄分の多すぎる人は瀉血(しゃけつ:血を抜いて捨てること)もいいんだとか。====================================================脂肪肝はエコー(超音波)やCTなどですぐわかることが多いが、さらにNASHに進行してるかどうかは判断が難しいようだ。血液検査でもある程度は判断出来る場合もあるが、最終診断は肝生検(特殊な針で肝臓を突いて、肝臓の組織を取って、顕微鏡で観察する)が必要だそうだ。========================================================私としては、動脈硬化の危険因子をいろいろ持っている患者さんが多いので、とにかくまずはそちらを中心に治療を組み立て、脂肪肝の程度が強そうな人は多少検査をしてみたいと思っている。いずれにせよ、皆さん、まず脂肪肝にならないよう健康食、節酒、運動に励みましょう。

固定リンク | コメント (15) | トラックバック (0)