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日医も政権交代せよ!



 先日、朝日新聞に奇妙な記事があった。日医が民主党のマニフェストを自民より高く評価している、という内容である。これは、記者会見での日医幹部の発言を報じたものである。

ところが、その直後に配布された日医の連盟ニュースを見ると、民主党マニフェストに財源論が欠けている、と自民マニフェスト寄よりも民主マニフェストへの批判に多くを割いており、紙面もそのような作りになっている。

このような方向性の見えない発言、もしくは論調を、おそらく世間は「
ダブルスタンダード」と呼ぶのであろう。

あいもかわらずKYな日医の姿勢である。

 先日、たまたまある医師会幹部の先生に、このような現状を憂いてみたのであるが、その先生曰く、「立場上、また、時期的に公言はできないのであくまで私見ですが」と、前置きをされた上で、「現在の自民べったりの日医執行部には困っている。そして、執行部のまんなかにいる老人たち以外に、取り巻きの若いのの中にも困ったのがいる。日医も早く政権交代しないといけない」ということであった。

当然である。

 もはや、うそつきあほうの放言や、細田、町田らの陰湿なネガティブキャンペーンに大多数の国民は聞く耳を持たない。まして、あほうの信じられないバラマキで一時的にGDPが伸びに転じた、などと宣伝されても、そのバラマキが一般国民にはいつまでたっても戻って来ないこともお見通しである。

 「オレのカネ返せ!」

 「私の税金、勝手にバラまかないで!」

これは今の民意である。

さっさと新しい政権にやらせて、どこまで改革できるか監視したい、それも現在の民意である。しかるに、国民とともに歩まねばならない医師会が政権べったりでは、まるで全国の医師が既得権益擁護団体であるかのように誤解され、いつまでたっても医療を守れ!、のかけ声に国民が反応してくれないのではないか?

 私が今、最も恐れることのひとつはそのような
民意に反する日医の方向性である。

日医の唐澤会長は、ご丁寧に、あほうと同じく辞め時を誤ったのだと思う。軽症とは言え小脳出血のあと、辞任して療養されるべきであったのだ。

もっとも、今の医師会の複雑な階層性間接性の機構自体を改革しないと、私たち末端の意見はどこへも届かないのだ。正しい改革へ導いてくれる候補者が現れるかどうかすら疑わしい。

困ったことに、医師会活動に専念できるほど生活の安定している開業医はごく少数派で、その少数派の中で医師会活動に熱意をもってあたれる開業医となると、さらに少数派なのだ。

(私とて、ようやくツブクリ、ヤバクリを脱し、フツクリをめざしている段階、ましてやウハクリなどとは程遠い。カネだけ考えれば勤務医時代が懐かしい。まあ、事業に失敗して、無一文から始めているようなもの、と考えれば、こんなものか..。中小企業の町工場の社長さんの気持ちが何となくよくわかる昨今でげす,,,)

   ==============

 私のところに来る患者さんたちと会話していると、「先生、今度こそ、ほんまに代わってほしいですね。」とはっきり意志を示される方が増えている。安心して暮らせる世の中になってほしいと、みんな心から願っている。いろんな病気を抱えながら、1割負担から3割負担になって、途方に暮れている患者さんがいる。自分の両親は体調不良になったら、親切な病院が短期入院治療をしてくれたのに、いざ自分が疲れたらどこが治療を引き受けてくれるのだろう?、そんな不安を抱えて闘病生活を送る患者さんも増えた。患者に優しい医療は消えて、時間とコストに追われる医療が残ったのである。国民に優しい医療を提供することこそ、今、日医が訴えることなのだ。いい医療、安心して暮らせる社会が優先なのであって、ほうとうにそれが実現するなら、多少の出費は大多数の国民は理解を示すはずである。それができない浪費癖の抜けない政権はとっとと退陣して頂くべきなのだ。

 日医執行部もさっさと退陣して、新しい医師組織を立ち上げるべきだ。

 ま、その前に、とりあえず、政権交代をさせよう。

 私も、20年に渡る誤った医療政策が根底から変わることを願い、貴重な一票を投じたいと思う。



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<余談>

 先日、インフルエンザ集団発生が当地区周辺にあり、私のところでも1日に4例A型陽性となった。ひとつは施設での集団感染であり、もうひとつは地区の少年補導の事業として実施された小学生のキャンプであった。発熱患者を分離するスペースがないクリニックなので、2人の子供ははクリニック前に駐車された車の中から出ないように依頼して、こちらが車の中に出向いて検査をした。またある2歳児は母親にだっこしてもらって玄関先で待ってもらっての検査。また、ある患者は診療時間終了直前に来るように指導して、一旦帰ってもらったり...。

患者さんも大変だが、コチラも大変。いつもと診療の流れが違うので、スタッフもとまどい、私も頭の整理ができず右往左往。さらに、集団発生した施設の職員からは、常に患児に寄り添わねばならないから、と予防投薬を希望され、そんなこんなで10名ほど保険外診療をしなければならなかった。いずれにせよ、処方箋を発行するには電子カルテに入力しなきゃならないので、受付さんが一番必死だったかもしれないね。(お礼に?タミフルを差し上げました...)

 もう1ヶ月も前からず〜〜っとインフル発生が続いているのに、厚労省もあほマスゴミも今頃になって慌ててインフル報道を繰り返す。こういう報道の仕方をすると、第二のパニックが起こる、というのがわからんのか? (いや、投票率を下げるためにわざとやっている、という意見がネットに大量に流れているが...、まさかね?)

 まともな対策を打てない政権と厚労省はほっといて、新政権は、木村盛世さんでも責任者にして対策を徹底してはどうか?

 なお、さっそく、タミフルや簡易検査キットの流通が一部悪くなり始めている。買い占め注意報でも発令してほしい。なにせ、今はわれわれ一般クリニックにも丸投げされているのだから。

(相変わらず、対策費なんぞ、一銭ももらってないぞ!)




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<追伸>

 某大病院で救急最前線におられる脳外科のH先生、まもなく稚内でご両親の面倒を見ながら地域を支える病院で頑張られるのですね。ご苦労が多いと存じますが、医療過疎の地で先生を待っておられる患者さんはきっと多いことでしょう。御健闘をお祈りします。

 これまで、勤務医時代から現在まで、いろいろ先生にはお世話になりました。先生は気の休まる時間がないほど救急に明け暮れる生活を送って来られました。でも、ここまで燃えつけること無く患者さんを助けて来られましたね。先日、脳動脈瘤を抱える私の患者さんが、先生の最後の診察を受けられました。お忙しい中、時間をかけて丁寧にアドバイスして下さったことを、心から感謝しておられました。学求派、理論派で、とても優しい先生には、つらい救急現場、つらい医療状況であったことと存じます。ここまで頑張って来られたことをどうか、誇りに思って頂きたいと存じます。失礼ながらこの場を借りて、先生に御礼とエールを送ります。





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