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忍び寄る政権交代:戸惑うメディア



 15日、鳩山・岡田による民主党代表選のための公開討論が行われ、また両候補による街頭演説も東京・有楽町で行われた。

 言うまでもなく、政権維持の道具と成り果て、ジャーナリズム魂を捨て去った大手メディアは2ヶ月以上に渡る反小沢キャンペーンを打ち続け、あらゆる手段で小沢降ろしを狙い、まずはその目的を達成したかに見えた。

 そして、執拗なメディア総ぐるみの小沢攻撃は、小沢辞任後も続き、今度は民主党代表選にも及んだ。小沢に近い鳩山が優勢と見るや、味方を背中から斬りつける前原グループなどが推す岡田を意図的に持ち上げ、例によって怪しげな世論調査という名の世論操作、偏向報道を畳み掛け、小沢がコワい政権与党にあくまでも忠誠を尽くした。

 しかし、皮肉なことに、リークでもなければろくな記事を書けない魂の抜けた節度も分からぬ記者たちの大暴走のおかげで、鳩山と岡田の強いメッセージが、すなわち、民主党がめざす政権交代への熱い思いが、やっとの思いで全国に発信されることとなった。

 元より、鳩山と岡田がそれほど仲が悪い訳ではない。相対的に小沢から遠いと言われる岡田にしたところで、元はと言えば、小沢の子分。新進党解体の際、小沢に反発した岡田ではあるが、原理主義者と言われるほど理論が一貫しても口から出まかせ小泉優勢選挙で大敗を喫した反省は人一倍やっている。小沢が引っ張って、民主党を政権交代一歩手前まで持ち上げた経過は痛い程理解している。政権交代をめざす同志であることは疑う余地もない。

 政治家である以上、党内権力闘争はそりゃああるだろうが、当面めざす方向は鳩山も岡田も同じである。

 かくして、何とか鳩山にケチをつけようと執拗にイチャモンをつけつづけた腐敗メディアは、あろうことか、鳩山と岡田による「Stop the 自民党!」「打倒自公政権!」の大合唱を全国民に届けるしかなかったのだ。

 そして、極めつけは、有楽町に集まった数千人の聴衆である。自民公明による弱者切り捨て政策のオンパレードによって傷つけられ疲弊し切ったと思われる若者や老人たちが、祈るようなまなざしで、2人の熱を帯びた街頭演説に聴き入っていたのである。(つまり、その状況が、テレビで報道されちゃったのよ....)

 あれ、俺たち何やってんだ? 俺たちゃダマされた?(ダマしたのはお前だ!) ...混乱したマスゴミどもは、深夜のニュースでは、ど〜でもえ〜よ〜なニュースを初めにもってきて、途中に民主党代表選のニュースを入れる、というこれまた窮余の策に出た。でも、報道すりゃするほど、鳩山も岡田も自民公明の悪いところを暴露してくれる....、え〜い!こうなりゃ!...

 というわけで、ニュースキャスターからは、2人の違いがわからない、もっと国民に訴えよ、だとか、あんたたちが心配するこっちゃなかろうが、と言いたくなるようなコメントばかり..。

 街頭演説の聴衆へのインタビューに至っては、都合の悪いところは聞かしちゃならんとばかりに、質問された人がどういう意図で発言したのかわからんほどに途中で切って編集して、鳩山は小沢に近いような....、岡田の方がスッキリしているような...(で、そのあと、質問された人は最終的にどう答えたのかさっぱりわからん....)みたいな印象操作に必死なのね。

 見てておかしいというか、バカらしいというか...

 まあ、これが現在の、正義も中立も政権監視も忘れたメディアの現状かと...

 笑っちゃうくらいにおかしい。

 それにしても、TVメディアの品の無さもひどいが、新聞もひどいね..。

 やたら、『脱小沢』をめざせ、と強調しているのばかり..。

 恐らく、国民が求めているのは、巨額の献金だけは受けないようにしようよ、という程度のはず。小沢の率いる民主党が参院選で歴史的大勝利を納めたことも、あれだけ小沢バッシングが吹き荒れる中、地方選挙でかなりの自民党現職が落選していることもお忘れなのか?

 そもそも、小沢の「説明責任」を2ヶ月問い続けたメディアではあるが、大切なことを忘れていないか? 小沢は政治資金を1円漏らさずすべて完全公開しているはずだ。従って、メディアに調査能力があるのなら、集めたカネの使い道のどこがおかしいか、わかるはずである。ところが、「説明責任」を問い続けたメディアから、どのようなカネの使い道がおかしいのか、具体的な指摘が出されたことは、ただの一度もない。これは恐るべき?メディアの調査能力の欠落というしかない。つまり、メディアは、疑惑の具体的対象がわからないままに心証のみで小沢を叩き続けたことであり、なぜ叩いたのか、メディア側の「説明責任」は全く果たされていない。

 まして、法的に仮に問題があっても極めて微罪であるはずなのに2ヶ月も大久保秘書を拘留し続ける検察、ウソ情報を意図的に?流したNHKや産経などの説明責任もいまだ果たされていない。

 そうそう、小沢より政治資金を多く集めている与党議員70名の透明度調査、そして、究極の迂回献金とも言える、経団連から自民党への献金29億9000万円(民主党へは8000万円だそうだから、何と、民主党の37倍!の政治資金が自民党に渡っている。国民の税金14兆を、企業優先にバラまく補正予算の理由がよくわかる...)、そして、西松から結構もらっている尾見、森、二階さんたちの透明度...このあたりをもう少しマスゴミさん、突かなきゃ、恥ずかしくないのかね?

 なお、私は、というと、岡田も悪くないが、ここは鳩山の出番だろうと思っている。実際にそうなるだろうし、選挙後に2人が協力することも間違いなかろう。恐らく小沢は、院政とか関係なく、選挙に向けて着々と動くだろう。まあ、全体としては、この危機バネで民主党にこれまでよりは一体感が出るのではないかな..。選挙も近いしね。

 岡田を推している前原グループとか、こみやまおばさんとかは知らんが...、

 さて、ついに、民主党の大応援報道?をやってくれちゃったマスゴミさんには、次のような記事を良く読んでほしいね。今の世の中、変わりつつあるんですね。



茨城県医師連盟:幹部42人、自民離党 常任委員会で決定

   
毎日新聞 2009年5月14日 東京朝刊

 政策の違いから自民党と決別、次期衆院選で民主党公認候補支援を打ち出した茨城県医師会の政治団体「茨城県医師連盟」(会員1344人)は13日、常任委員会を開き、原中勝征委員長ら
自民党籍のある幹部42人全員が離党することを決めた。連盟は、会員と家族らで構成する自民党県連の職域支部「県医療会支部」(会員3472人)から脱会することも決定。自民党県連で2番目に大きな職域支部が実質的に解散する。

 連盟は、党県連が今月1日、県医師会長でもある原中氏の「反党行為」を重くみて離党勧告したのを受け、対応を協議していた。会員への離党は強制せず、手紙で意思を確認する。原中氏は「患者を守ることを前提に、今後はいかなる党にも属さない」としている。【八田浩輔】

注:この動きが他の都道府県医師会に連鎖するかどうかは不透明だが、開業医も含め、相当数の医師はとっくに政権交代待機組に入っている。間違いない。看護師も、介護職員も、だ。

恐らく、全国の医療機関、介護施設で、自民党だけは勘弁してほしい、とつぶやく医師や看護師や介護職員が急増することだろう。




あと、気になった記事をいくつか...



白川勝彦

忍び寄る警察国家の陰

http://www.liberal-shirakawa.net/idea/policestate.html



鳩山由紀夫 リベラルの証明 。

http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1007



救命センターの評価項目が厳格化

http://lohasmedical.jp/news/2009/05/12095726.php?page=1

















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