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小沢報道に大野病院事件を思う



 今後、検察がどんな手を打ってくるのか? それはわからない。そして、小沢一郎逮捕、という局面が生まれるのかどうか、それもわからない。

 だが、しろうとなりに情報を整理して、ネット上の識者?の意見を眺めていると、次のような結論にたどりつく。



●どうみても、オザワは本来、(現在の法律のもとでは)無罪であろう。

●オザワが逮捕されるのであれば、自民党の有力国会議員はほとんど逮捕されてしまうであろう。

●政治とカネの問題を解決するには、自民党政権では無理である。

●『国策捜査』と呼べるかどうかは別にして、麻生政権と検察との間にかなりの情報交換はあるだろう。

●大手マスコミは不確実情報に基づきこぞって小沢叩きに加担した。

●大手マスコミは、政権を監視することをやめ、政権のオトモダチに成り下がった。

最もえげつない文章を書くのはMSN(まるで真実の無い?)産経。タブロイドレベル以下。

だが、読売、日経は産経とともに、元より財界の代弁者。

朝日も現在は、完全に政府寄り。毎日は若干スタンスをずらしているが、経営が苦しく政権にもたれがち。

NHKも今や大本営発表の放送局。予算欲しさに犬となった。

●今回の騒動は、国民の政権選択権を破壊しようとする極めて悪質なネガティブキャンペーンだった。

●このまま何事もなく済ませることは出来ず、落としどころが何処か、不安は続く。

●今回の首謀者とウワサされる小沢の元秘書、高橋嘉信の情報は、いつになったらメディアで詳しく報道されるのだろう(3/10以降、マスゴミさんは、この情報は無視)。彼は、元秘書でありながら小沢に捨てられ、今は寝返って自民党岩手第4区の公認候補となり、小沢と敵対する人物。西松ルートを造ったのも高橋、恣意的な情報を自民党→麻生政権(→検察?)へ送った可能性は極めて高い。




 以前も書いたように、小沢問題が騒がれてからのマスゴミの狂気の報道を見て、私は『
医者叩き』を真っ先に思い浮かべた。

医者叩きの被害者のことばを、ここに掲載させていただく。



紫色の顔の友達を助けたい


http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_35f3.html

  
2008年8月20日 (水)

大野病院事件 無罪判決 前夜、当日、シンポジウム

 「大野病院事件」加藤克彦先生の無罪。よかったという表現になってします。おめでとうとはいいにくい。私は、初公判では運良く抽選にあたり傍聴記を書きましたが、(「速報 大野病院初公判傍聴記」http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ace1.html)今日も傍聴席に座ろうと抽選に参加しました。800人近い一般傍聴希望者に対して席は25。私の整理番号434のところ、433,438が選ばれて傍聴はならなかった。裁判所の構造はわかっていた。「僻地の産婦人科医」先生とともに、ずんずん入っていって、第一法廷の脇の廊下で無罪を聞いた。階段を降りるときは、当然以外の感想以外なかったが、テレビ局のカメラがごった返す裁判所出口の医師達へ伝えたところ、目に涙が浮かぶ。私のこの裁判に対する思いは、昨日8月19日の日経メディカル オンラインの記事になっているので、参照いただきたい。

 判決直後には、私を含めた応援に来ていた医師ら、数々のメディアの取材を受けていた。ここで、メディアに私がお話してことは、上記、日経メディカルオンラインとその直後におこなわれた、シンポジウム「福島大野病院事件が産科医療にもたらした影響を考える」の発言で何とかお伝えできたのではないかと思います。とりあえず、8月19日無罪判決前日の日経メディカルオンラインの記事と、シンポジウムで発表した原稿、レジュメを公開します。



特集●ついに判決 福島・大野病院事件 vol.2

「警察は不当逮捕が地域医療の崩壊を招いた事実を認識すべき」

綾瀬循環器病院心臓血管外科 佐藤 一樹氏に聞く



 心臓手術を受けた女児が死亡した東京女子医大事件で、当時助手だった佐藤一樹氏は人工心肺装置の操作を誤ったとして逮捕・勾留され、捜査機関の厳しい取り調べを受けた。2005年11月には無罪判決を受けてその疑いは晴れたが、起訴されてから無罪判決が出されるまでに3年もの長い年月がかかり、多くの犠牲を払った。佐藤氏の体験は、福島県立大野病院事件の被告である加藤克彦氏が置かれた立場と重なる部分が少なくない。佐藤氏は、今回の事件をどのように見ているのだろうか。



◯——福島まで足を運び、今回の事件の第1回公判を傍聴されたそうですが。

◯佐藤 加藤医師は事故の発生から1年以上たった時点で逮捕されましたが、私は公判前整理の進行の段階までの情報で、これも不当逮捕だという思いを強くしました。こうした不当な逮捕を受けて勾留された経験を、東京女子医大事件で私もしており、加藤医師の気持ちを実感として理解し、法廷で応援できるのは私しかいないと考えたのです。

◯ 裁判に臨むに当たって加藤医師は、かなり不安だったと思います。そこで、私は公判の休憩時間に被告弁護士にお願いして、事前に用意していた手紙を加藤医師に渡してもらいました。また、機会を改めて励ましの言葉だけでなく、被告人質問に対する対応の仕方や気持ちの持ち方など、私の体験を通じたアドバイスも伝えました。少しでも加藤医師の不安を和らげることができればと思ったのです。

◯——加藤医師は不当に逮捕されたとする理由はどこにあるのでしょうか。

◯佐藤 刑事訴訟法上、捜査機関が被疑者や参考人を通常逮捕・勾留できる理由は、

(1)住所不定であること、

(2)証拠隠滅の恐れがあること、

(3)逃亡の恐れがあること——の3つがあります。加藤医師は、臨月の奥さんと暮らしていたのですから㈰㈫は絶対にあり得ません。また、事故の発生から逮捕まで相当の期間があり、それまでに県の事故調査委員会の報告は終了し、警察はカルテの押収や関係者などへの取り調べを行っていたので、加藤医師が証拠を隠滅する恐れがあったとは到底思えません。実際の理由は、捜査機関が、加藤医師を拘束して自白を強要することだったと推測されます。

◯ 実は、捜査実務方法を解説した検察向けの教科書には、「裏付け資料が不十分でも社会的な影響が大きい事件は立件して捜査を遂げる」という記述があるのです。「社会的な問題」となるのは、例えばメディアの報道で事件への社会的関心が高まった場合などです。大野病院事件では、捜査機関がどのような意図で逮捕に至ったか真相は定かではありませんが、本来立件するのは難しいこの事件をどうしても成立させるために、自白調書が必要になったのではないでしょうか。

◯ 私の場合も、メディア報道などで事故が社会問題化し、6ヶ月間も任意取調べ期間があり、関係者への捜査も十分に進んでいたにもかかわらず、関係者と連絡を取り合って口裏合わせをする可能性があるという理由で不当に逮捕されました。「証拠隠滅の恐れ」という逮捕要件は非常に漠然としている上、裁判所も捜査機関からの逮捕令状請求のほとんどを詳細検討することなく許可しているのが現状で、どう考えてもおかしい。こうした状況は、法改正などをしなくても現行法の下で改善できることです。医療界は今回の大野病院事件を機に、今のままでは不当な逮捕が増える危険性があることをもっと訴えなければいけないと思います。

◯ 一方、捜査機関は、今回の不当逮捕により地域医療を崩壊させたことをしっかり認識すべきです。加藤医師は大野病院の産婦人科を1人で担っていました。それが、逮捕により産科医が1人もいなくなり、その後も医師の補充がされず、ついには大野病院の産婦人科は実質廃止に追い込まれました。この被害を最も受けているのは、その地域の多くの患者さんです。これは、とても大きな問題です。

◯——逮捕されると、医師に対する捜査機関の対応は変わるのでしょうか。

◯佐藤 全く違います。私の場合、当初は参考人という立場で任意に取り調べを受けていて、捜査機関は私を「佐藤先生」と呼んで多少は紳士的に接していました。それが、逮捕以降は「佐藤」「おまえ」と呼び捨てするようになり、検察の取り調べに至っては連日、朝から深夜まで行われ日付けが変わることもざらでした。供述調書については、私が悪いことをしたという前提で、あらかじめ決まった方向で捜査機関が文章を作成していく。さらに、調書の修正を依頼しても「供述調書は捜査官が作成するものだ」と、先ず応じてくれません。

◯ おそらく加藤医師も、私と同じ立場に置かれたことでしょう。任意段階でも逮捕以降も、取り調べを受ける際は、納得のいかない調書であれば署名・押印をしないといった慎重さが大切になるのですが、捜査機関の取り調べは精神的・肉体的にも予想以上に厳しく、ついつい捜査機関の意図に沿った調書に署名・押印し、「自白調書」が作成されてしまうこともあり得ます。加藤医師は公判開始後、供述内容を一部翻したと検察は主張していますが、取り調べ時に心理的に追い込まれて、自身の意図とは異なる調書に署名・押印をしてしまった可能性があります

◯——8月20日に判決が下されますが、もし加藤医師が有罪となったら、医療界にどんな影響が出ると思いますか。

佐藤 産科医療の崩壊がさらに進むのは確実でしょう。そして、将来は基幹病院でしか分娩できなくなるほか、癒着胎盤の患者さんは全員、子宮を摘出しなければならなくなるかもしれない。

 裁判官は、公判中に同意された証拠だけを元に判決を言い渡します。その点、検察側に有利な証拠として加藤医師の供述調書があるのは不安な点ですが、これだけ社会的な関心が高まると、裁判官は世論を無視して有罪判決を下せるでしょうか。

◯——大野病院事件を機に、医療の刑事免責を求める声が高まっています。

◯佐藤 医療行為や医師の刑事免責を議論する際には、言葉の定義が非常に重要になると思っています。医療行為といっても様々なものがあり、医師にかかる犯罪の種類も多岐にわたる。そんな中でただ単に免責を主張するのは、「医療行為や医師のすべてを免責しろ」と言っているように取られかねない。これでは、世間には受け入れられないでしょう。

 私は、医学的な適応や医術的な正当性を背景にした「正当な治療行為」を、業務上過失致死罪として認めるのは問題があると考えています。加藤医師のケースもこれに当たり、当然無罪となるべきです。今後、免責を求めていくのであれば、この点を明確にすべきなのではないでしょうか。そのためにも、多くの医師が法律の背景や理論を身に付ける必要があると思っています。

    −−−−−−−−以下、略−−−−−−−−−

(このあとに、2008/8/20 シンポジウム レジュメ が掲載されています。)



 さて、今さらながら佐藤先生の文章を読むにつけ、ほんとうに御苦労されたのだなと、涙のにじむ思いです。こんなやりかたで有罪率99%を獲得したのなら、検察も考え直してもらわないといけません。納得できる捜査を希望します。



いっぽう、マスゴミさんは、もはや煮ても焼いても食えない感じです。

ネタが尽きたら、与太記事ばかり。「見出しの恣意性」にますます磨きがかかっています。



こうなりゃ、大久保秘書が逮捕された日 3月3日を



「マスメディアが死んだ日」



にでもすればいかがでしょうか。

 なにせ、この10日ほどの『見出し』を見るにつけ、



「か」の大発生 です。



要するに、見出しに『か?』をつけなきゃいかんところ、すべて決まったように書いているんですから...。



ちなみに、「
か」は汚水に発生しやすいのかも...です。



では、気になった記事をいくつかどうぞ。


  ===================



ましこノート:今日の朝日・読売全国アンケートの秋田県のコメントについて

http://blog.trend-review.net/blog/2009/03/001073.html#more

今日の
朝日新聞に、小沢代表の記者会見を受けてどう思うかという全国アンケートが掲載されています。しかし、「民主党47都道府県連幹事長らの回答」での秋田県のコメントは、私が答えたものではありませんでした。(私は秋田県連の幹事長です)

昨日の昼頃、朝日新聞の秋田県担当の女性記者から電話があり、私は以下のように答えました。
「逮捕=犯罪者ではないことは、マスコミ人であれば入社1年目で教わること。私はマスコミ出身なので、裁判が確定していない今の時点でコメントすることは出来ない。これはノーコメントということではなく、今言ったことが私のコメントです。」 (こうしたコメントをする際、私はメモを読み上げるので、内容は間違っていません)

ところが、私のコメントは無視され、どこの誰が言ったのかわからないコメントが掲載されています。(*注) 確かにタイトルは「幹事長らからの回答」となっており、すべての回答が幹事長からのものではないとされています。(たぶん、私が新聞社の意に沿った回答をしなかったので、困ったあげくそのように思考をこらしたのでしょう。) でも私は電話インタビューに答えたわけだから、それを載せないのはひどいのではないでしょうか?私のコメントが言外にマスコミ批判をにおわせているとしても、自分たちに都合が悪いことをこうもあからさまに排除するとは…。記者の劣化がささやかれて久しいですが、これほどまでとは思いませんでした。

読売新聞についても、同じです。私は同じようにコメントしましたが、今日の朝刊には「回答なし」と載っていました…。

(*注:朝日新聞で私の代わりに答えたのは高松代表代行だと下の方の記事に載っていました。私の回答が気に入らなかったので、代わりにコメントしてくれる人を捜したのだと思います。)

アンケートが如何に恣意的かが解る内容ですね。しかし、この記事はなんで削除されているのでしょうか?不思議です。



「予算の時期になると」NHKがおかしくなる

http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-date-20090312.html



既得権益勢力VSレジスタンス戦線の激闘

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/vs-171d.html



[政治][メディア] 漆間官房副長官(事務)の「記憶にない」発言の下手な嘘

http://d.hatena.ne.jp/vox_populi/20090310



   −−−−−−−−−−−−−−−



最後に、メディアの「見出し」にはめっぽううるさい、われわれ医師を代表して?、次の先生にひとことおねがいいたします。



日々是よろずER診療

http://case-report-by-erp.blog.so-net.ne.jp/20080104



†今日も、またこんな記事が・・・・。

朝、テレビのニュースでもやってましたね。本当に、こんな報道をすればするほど、救急の現場はやりにくくなるばかりです。マスメディアは、自分達が医療崩壊促進に多大な貢献をしているという自覚をお持ちなのでしょうか?今日は、そんな疑問をエントリーにしてみました。



救急たらい回しで男性死亡 東大阪

産経ニュース 2008.1.3 23:51

http://s04.megalodon.jp/2008-0104-0021-00/sankei.jp.msn.com/topics/affairs/2701/afr2701-t.htm

大阪府東大阪市で2日夜、交通事故に遭った男性が、府内の5つの救命救急センターで「満床」や「治療中」などを理由に搬送受け入れを断られていたことが3日、わかった。男性は事故から約1時間後に、現場から約15キロ離れた同府吹田市の千里救命救急センターに運ばれたが同日午前、死亡した。男性が断られた5施設は、いずれも生命の危険に瀕した人が運ばれる3次救急医療機関で、最終的な受け入れ先にまで断られた格好だ。


【記事詳細】

産経さんは、相変わらず、たらい回しという言葉が好きですねえ・・・。

見出しで目を引こうという意図なのでしょうか。紙面と異なり、ネット上では、こっそり表現を変えるのはいつでもできます。今回も、見出しをこっそり変えています。 私は、こんな産経新聞が大嫌いです。††好みは人それぞれですから、私のことは、これくらいにして、できるだけ、多くの人にメディアリテラシーの心を持ってほしいので、その視点から、一言だけ言っておきます



記事の見出しのみで、事の因果関係を読み取ってはいけない



この視点を十分にお持ちでない方は、

救急たらい回しで・・・・・・・・・・

原因で男性死亡・・・・・・・・・・・・・・・・



結果と理解してしまい、 一気に、 次のように解釈し、その人の心の中に医療に対する悪感情が芽生えます。

この原因がなかったら・・・・

・・・たらい回しがなかったら結果は起こらなかった・・・・

・・・男性は死ななかった           

      病院はけしからん!!!

見出しというのは、読者の目をひきつけるのが目的です。見出しでひきつけておいて本文を読んでもらおうということです。だから、今回のこの記事も、たらい回しという表現で、とにかく読者をひきつけようというのが目的なのです。どうかその点をふまえて、医療記事をお読みください。ミスリードを誘う見出しをつくる新聞社の性質は悪いですが、まずは、受けて側である読者のほうが、彼らの見出しに振り回されないことのほうが、大切だと私は考えています。

他に、私が気にしているのは、ノロウイルス感染に関する新聞記事の見出しです。

 ノロウイルスで死亡!と派手な見出しがつきます。例えば、

ノロウイルス、3人死亡=介護施設などで集団感染†宮崎、秋田、山形  2007年12月14日(金)時事通信社。

 ノロウイルス感染は、症状は嘔吐下痢などで、つらい症状が生じますが、発病期間も短く、そのほとんどが自然軽快します。にもかかわらず、新聞記事で不安だけを高められた人達が、私達の現場で、その不安な気持ちを吐露します。また、説明するのに一苦労です。私達現場は、メディア報道の弊害をうけて、困っています。これは、明らかにメディアの責任です。メディアは、自分達の報道が起こした世間の影響に対して、何の責任もとらなくていいのでしょうか?常々、私は、今のメディア報道のあり方に疑問を持っています。

さて、上記外傷患者の報道記事の話に戻します。詳細を一部抜き出します。

【記事詳細】より一部引用



●男性が断られた5施設は、いずれも生命の危険に瀕した人が運ばれる3次救急医療機関で、最終的な受け入れ先にまで断られた格好だ。



●搬送した大東市消防本部によると、救急隊が午後10時33分に現場に到着。西村さんは
胸を強く打ち、意識はあるものの、強いショック状態だった。同隊は生死にかかわる危険な状態と判断し、現場から近い病院に受け入れを要請したが、5施設に「治療中」や「救急ベッドが満床」などの理由で断られたという。



●約30分後、吹田市の救命救急センターで受け入れが決まり、発生から約1時間後の午後11時35分に運び込んだが、翌3日午前1時40分ごろ、死亡した。
搬送が遅れたことと死亡との因果関係ははっきりしないという。



●現場から最も近い東大阪市の
府立中河内救命救急センターは当時、救急専門医を含む3人の医師が当直勤務していたが、2人の重症患者を治療中で、「これ以上の対応は無理」と断った。

毎日新聞記事より、一部引用

河内署の話では、西村さんは事故直後「大丈夫」と話していたというが、搬送後の3日午前1時40分過ぎ、大動脈損傷による出血多量で死亡した

今回の事例において、救急隊が、始めから救命センターを病院選定としているのは、正解でしょう。外傷による胸部打撲は、極めて重篤な経過をとることが想定されるからです。事実、この患者さんは、お亡くなりなっています。ご冥福をお祈りします。当ブログでも、その怖さを語っていますので、あわせて紹介します。

これです。 
ある若者の死  

大動脈損傷の恐ろしさをわかっていただけるのではないでしょうか?

さて、今回は、いくつかの救命センターが、対応無理だったとの状況です。それでも、きちんと千里救命センターが受け入れています。なのにどうして、記事にしてこんなに騒ぐのでしょう。
マスメディアのために、社会の医療に対する不安感が、正常反応を通り越して、異常な病的反応なまでの不安感に、変わっていくような気がします。††救急患者は、すぐにいつでもどこでも受け入れられるべきだ††という社会前提があるからかこそ、この事例が記事になるのでしょうね?††これが、確かに社会の理想ではあるにしても、今の医療事情では、理想を現実化するのは厳しいと思います。にも関わらず、その理想を我々に強要し、あたかも医療者が怠慢であるかのような風評を社会に生み出すような報道はやめてほしい。メディアは常に風評被害の加害者であることを自覚してほしい。私は、強くそう主張します。



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数日来のTakechan先生の文章を拝見し、本日の内容でやっと何をおっしゃりたいのか掴めてきました。

マスコミの報道は読者や視聴者に受けることを目的としているせいか扇情的かつ一方的ですね。
本来はもっと問題にすべきはずの 地検による「かんぽの宿」疑惑の捜査状況はさっぱり聞こえて来ませんが、やはりおかしなことです。速報性も求められるニュースというものは必要ですが、事実をよそおいながらもその報道内容を意図的に選択しているとしか思えません。

自分は民主党や自民党の政策の解析ということなしに マスコミ報道を見るのは、マスコミ本来の役目を放棄したようで困ったことだと思います。

お金の動き、漢字が読めない、公共事業の入札を とおもしろおかしく書き立てる前に 彼らが実際にどういう政策で政治を遂行するのか 政党のホームページはきれいごとばかりなので マスコミにこそかいつまんで解説してもらえないもんでしょうか。

たとえば景気対策は、医療政策は?
政治家自身の生の声を報道してもらいたいです。
麻生首相もそうでしたが、小沢一郎も具体的にどういった政策を考えてるのでしょうか。最初から犯罪、逮捕ありきのレッテルをマスコミが貼ってしまえば 政治家の本質が全く見えてこない。

見えて初めて国民は支持するなり反対するなり考えることが可能になります。
written by Bugsy / 2009.03.14 20:38
Bugsyさま、ありがとうございます。
 ホントのところは、私も最近の報道にはかなり戸惑っており、
 この先、いったいど〜すりゃええんじゃ???
  と、悩んでいる次第。

で、私の言いたいことは、3段論法どころか、4段、5段くらいにはややこしくなり、もはや、「風が吹けば桶屋が儲かる」 のたぐいですが。

私の知識で理解する範囲では
  「オザワが倒れりゃ医療が消える」 みたいなもんでしょうかね。
私の中では、相当な危機感があります。

オザワが倒れりゃ、民主が危ない
 政権交代がなくなりゃ、あほうが残る
 あほうは安倍と仲がいい。安倍は検察と仲がいい(松岡が自殺したあの緑資源機構の問題では、検察が、緑資源機構から集めた証拠を紛失してくれていますしね...)
 すでに、日経、産経、読売、朝日、NHKと政府・財界のオトモダチばかりとなったマスメディア。(毎日さんは、それより経営危機の方が問題か)
 自民公明政権で、医療が良くなる可能性があると思えますか?
検察が強くなれば、事故調査委員会は絶望的な方向付けがなされます。
自公政権では、財界の圧力はおさまらず、むしろ医療費圧縮に傾きます

吉川国民会議座長と中川日医常任理事が激論
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/21072.html

これを読めば、御用学者はまだまだ医療費削減にご執心であり、厚労省が方針を変えていないことは明らかです。

私は、「オザワ」がこの閉塞感に満ちた、社会保障制度がぼろぼろに崩された国家を救う、まず最初の一歩だと思うのです。
最初の一歩が無ければ、二歩目は無いことを考えるべきです。
 「小沢だってたくさんもらってるんだろう」的な清潔感?から来る理想論?でこの国が変えられるはずも無いのです。あれくらい剛腕でなければ変えられないのです。

これは、私の持論です。
written by Doctor Takechan / 2009.03.16 01:36

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