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ブログ1016htm

なんとなく替歌“とんぼ”..



いや、なんとなく、前のエントリーだったか、“こつこつ”という言葉を書いて..

ほんでもって、なんとなく、ふと思いついた歌だったんですが...

むかし、同じ研究室のK君がカラオケでよく謳ってましたね...

その後、わたしが当直していた時に救急車で運ばれた患者がK君だった、なんて昔話もありましたが...(あ、また書いちゃった...。K君、何度もカモにしてごめんね)



で、早速参りましょう!

  長渕剛の“とんぼ”をいじりまして、



 題して、
“チョンボ”



元歌を聞きたい方は YouTubeなら

http://jp.youtube.com/watch?v=VYsQ6ZRKlhU(清原引退のヤツ)

    とか

http://jp.youtube.com/watch?v=2Rvk939EpQQ(ふつうの)

 MP3なら

http://www.imeem.com/coming/music/YgzJ7QRI//

などはいかがでしょう?



え、いちおう、奴隷医の皆さんに贈りたいと思います

(注意:あまりに落ち込んでいるときは謳わないで下さい)



とんぼ - 長渕剛の替え歌、“チョンボ”



作詩:長渕剛 改変:DrTakechan 作曲:長渕剛

(1)

コツコツとアルバイトに励む 地雷野を踏みしめるたびに

俺は医者で在り続けたい そう願った

コンビニな患者たちが見えて やりきれない夜を数え_

のがれられない応召の中で 今日も眠ったふりをする

死にたいくらいに憧れた 花の都“大病院”

薄っぺらのポストもパンク 下へ下へ向かった

ぎらついたニクいボスにカモと ねじふせられた当直が

アラフォーになってやけに骨身にしみる

ああ しわよせでチョンボよ 奴隷医

あたいはどこへ 飛んで行く

ああ しわよせでチョンボが ほら

同意書忘れ 困った、さあ?



(2)

朝からまた急がぬ風邪が 救急室に駆けつけてくる

それでもおめ〜帰れと 言えねぇ俺を恥らう

冷めたマンマじゃマズくて 凍りつくような夜を数え

だけど俺は当直室を愛し そしてこの病院を憎んだ

死に体のくせにバッくれた 厚労のバカヤローが

知らん顔して点数 また削っている

サツの逮捕の多い都会で 憤りのコメを載せたら

半端な俺のブログに“荒らし”



ああ しわよせでチョンボよ 奴隷医

あたいはどこへ 飛んで行く

ああ しわよせでチョンボが ほら

同意書忘れ 困った、さあ?



    ======================



えぇ..、奴隷医の皆様に刺激が強すぎたら、申し訳ございません。

また、アラフォ〜の皆様におかれましては、たかが替え歌で、人生を見直さないようお願い致します....。人生のチョンボ(失敗)など、あとになってみないとわかりませんよ(ふつうは...)




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ブログ1015htm

消費税論議のゴマカシ



 「
痛めつけられた社会保障をもういちど強化するために、消費税を上げましょう」こういった議論が強まりつつありますね。

 そして、やたら耳につくのが「
中福祉中負担の国を目指す」というスローガンではないか、と思うのです。

 確かに、現在のように少子高齢化が進み、経済も冷え込んだ状況で、セーフティネットの再構築を図るためには莫大な財源が必要です。医療だけ取ってみても、ホンキで医療崩壊を食い止め、医療再生を目指すというなら、今後、10兆円、20兆円といった単位の経費を考える必要があります。

 しかし、この10年くらいの世の動きを医療を通じて肌で感じる一医師として、また、一国民として、どうも納得できません。
何かがおかしい..

 そう考えざるを得ません。

 今の消費税論議、われわれは、また、
うまいことヤラれようとしているのではあるまいか? その不安は、ものすごく大きいものです。なぜ、そのように感じるのか、改めて、一国民として検証してみたいと思います。



1) 社会保障を破壊したのは誰か?

 そんなこと、言うまでもありませんよね。「小さな政府」をめざし、財政健全化をめざす、などとぬかし、歳出削減を進め、社会保障をぶちこわしたのは、まぎれもない、政府自体ではありませんか。 特に、「自民党をぶっこわす!」と言いながら、まず
国民生活を破壊し、社会保障というネットワークをほころびだらけにしたのは、【小泉−竹中】に代表される構造改革主義者であり、吉川、八代などの御用学者、経団連(財界)、そして財務省であります。(まあ、ここでは国民のコイズミ支持率90%以上!、なんてことがあったという話は置いときましょう。しょせんは、多くの国民がダマされただけですから...)



2) 消費税増税論者


  はっきり言って、私の尊敬する権丈善一先生(慶應大学)も消費税を上げよと言っておられる。そして、与党も野党も、また、多くの国民も財政が逼迫しているから社会保障をよくするためには増税も仕方ない、と感じていることは事実でしょう。だが、その増税論の筋道が、あまりにもおかしい。権丈先生が言うところの増税と、政府や御用学者の言う増税は、現象として同じでも、考え方がまるで違うと思うのです。

 歳出削減でさんざん社会保障を痛めつけていた人達が、こぞって「
社会保障のほころびを解消するために増税しよう!」と大合唱するのは、どうもおかしいと思いませんか? 彼らは自分たちが間違っていたから反省して路線を変えた? ま、まさか...

 いや、それどころか、彼らは、もともと消費税を増税したかった。だから、まず社会保障をぶっこわし、国民が悲鳴を上げるのを待って、「おお、かわいそうに。やっぱり社会保障は必要ですね。だったら、消費税を上げるに限りますよ。」と、
はじめから消費税増税目的のたくらみだったのではないか、と思うわけです。

 ふつうの神経なら、まず、自分たちの政策が間違っていたために、医療も介護も崩壊し、福祉も後退し、子育てすらままならぬ状況を作ったことを反省すべきです。間違っていたことを確認し、どう改善するかを論じるなら、まだ許せないこともない。しかし、彼らは誰一人、間違いを認めていない。つまり、すべては増税へ向けての小細工だった、という証明です。

 左派の学者の中には、このような「社会保障の機能強化」論がいかにいかがわしいものかを論じている人も多い。つまり、
歳出削減→社会保障のほころび→社会保障の機能強化→消費税増税 というストーリーがもともと仕組まれていた、というものです。



3) 社会保障は機能強化されるのか?

 実は、社会保障がホントに機能強化されるなら、私だってあんまり文句を言うべきではないと思います。ところが、政府が機能強化に真剣に取り組んでいるという事象は現時点でほとんどありません。それどころか、さらなる「効率化」のプログラムが巧妙に残されているようです。例えば、社会保障国民会議が将来の医療・介護費用のシミュレーションを示しているが、その中にも「
改革シナリオ」なる効率化案がしっかり残されています。つまり、現状維持でどうなるか、の対案として改革と称してさらなる医療・介護の効率化をもくろんでいるわけです。「改革シナリオ」に何が書かれているか...それを知ると愕然とします。



4) 改革シナリオの中身

 まず【急性期医療】の分野では、

平均在院日数の短縮、

一般病床の機能分化(急性期と亜急性期・回復期病棟など)と人的・物的資源の集中投入による重点化・機能強化、

連携パスの強化、

在宅医療の充実強化、

救急機能の充実強化  

 そして、【慢性期医療】の面では、

長期療養の重症化・重度化に対応した機能強化、

施設・在宅を通じた介護サービスの拡充 

 また、【介護】に関しては、

要介護高齢者の状態像の変化をふまえたサービスの多様化と機能強化、

24時間対応訪問介護・看護サービスの拡充、居住系サービス(グループホームやケア付き住宅など)の諸外国並みの拡充、

小規模多機能サービスの拡充、

小規模型施設の重点的整備、など。 

 つまり、
オリックスあたりが参入しやすいような改革財界の、財界による、財界のための改革案

 ついでに、シミュレーションの中の中間シナリオとやらを見てみましょう。2025年の「現状投影シナリオ」と「改革シナリオ」の違いを書いてみます。

          現状シナリオ      改革シナリオ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

平均在院日数     15.5日    →   10日 

病院病床    一般病床104万床  →   急性期病床47万床

                     亜急性期病床40万床

療養病床(医療)    36万床   →   23万床 

介護施設(介護療養含む)169万床  →   149万床 

居住系サービス利用者   47万人  →   68万人

在宅介護サービス利用者  408万人 →   429万床 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 まあ、このように、改革の中身は実はこれまで進められてきた悪しき「効率化」の流れそのものであり、私たちが望む改革などどこにもないのです。(あくまでもシミュレーションのひとつですが、「効率化」という前提がしっかり入っています)



5) 社会保障を再生するなら

 当然のことだが、医療や介護に関しては、

診療報酬や介護報酬の大幅引き上げ、

医療.介護に従事する人員の大幅な増員、

介護施設の拡充、

後期高齢者医療制度の廃止、

国民の医療費負担の軽減、

保育制度の充実、

といった、緊急の課題をまず克服すべきではないでしょうか。それを放置したまま、「社会保障の機能を強化する」という耳ざわりの良い言葉を利用して「消費税増税」を達成しようと言うのは、国民に対する裏切りではないか、そう思うのです。



6) 財源について

 言うまでもなく、消費税は重要な財源であり、今後の増税を否定してはならないと考えます。しかし、100年に一度の経済危機とまで言うのなら、国家財政は、一般財源より遥かに大きな特別会計も併せて再検討すべきであり、

天下り、各種天下り団体のムダ遣いの撲滅、

所得税の累進性の強化、

法人税率の引き上げ、

大企業の租税と区別措置の見直し、

低所得者の減税の徹底、といった改革案も当然、十分な議論を行うべきでしょう。ゴマカシの二次補正など、ただの選挙用バラまきでしかなく、国民が安心して暮らせる国家作りから目をそらせる効果しかないと思うのは、われわれだけではありますまい。(前にも述べましたが、国民がせっせと集めた消費税140兆円ほどが、そっくり法人減税に使われています)

 政府は、社会保障壊滅で困り果てた国民に、この時とばかりに何とか2011年から消費税を上げようとたくらんでいるようですが、肝心のムダ・ゼロや行革は置き去りにされたままです。いや、それどころか、社会保障費毎年2200億円削減という閣議決定はしっかりと生き残っています。ダマされてはならんのです。



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