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仙石節、炸裂!(衆院予算委)
予算委員会は、与野党ガチンコが始まっています。自民、公明の質問は、まさに傷のなめ合い、さぶ〜いだけです。いっぽう、野党の質問は激しさを増します。見るならこっち!、です。
さて、民主の中でも、仙石さん、今日はなかなか冴えていました
1)定額給付金は、実施する法令すらない! 地方に押し付ける根拠もない!
どうやら、定額給付金は、国民の税金を2兆円も使うのに、実施の根拠となる法令すら整備されていなかったようです。まして、政府はカネだけ出して、地方自治体に業務を押し付けようとしています。しかし、その法的根拠すら怪しい。
となると、カネをもし自治体がもらったとして、それを定額給付金として地域住民に手間かけて配らなくてもいい。つまり自治体の判断次第。まして、そのカネをどう使おうと、それを定額給付金に強制する法的根拠もないじゃないか!
政府から納得のできる反論はありませんでした。
2)あほう総理は天下り促進、渡り促進になったのか?
公務員制度改革の重要な点、天下り防止のために、人事については『官民人材交流センター』に一元化されるはずだが、国会議論が中途半端に止まっている。そのスキをついて、内閣法制局が、法律に反する政令をこそっと作っちまった。そして、その政令を先月12月、あほう内閣が閣議決定してしまった。この政令では、天下りは原則禁止と謳いながら、企業がどうしても必要な場合にはあほう総理が認めれば天下りOKの一文が、内閣法制局の勝手な解釈で付け加えられている。政府がしっかりしないから、官僚のやりたい放題じゃないか!
(仙石さんが吠えると、渡辺喜美議員がすんごく嬉しそうだった!)
これにも、あほう総理は納得できる答弁が出来なかった。
3)年金の間違いはいつまでかかるのか?
間違っていましたという正式な通知もない、未払いが数千万にのぼる国民も払ってもらえるのは1年先、厚生年金は払わなかったら遅滞料年14%ほど取られる、だのに、20年以上も年金記録が欠落していた人に、1円の利息もつかない、まともな謝罪すらない、国家がやったことでしょ。国民に何のミスがあったというのか!。ひどすぎるじゃないか!
ますぞえ君が、今、必死にやらせています、を繰り返すのが虚しい感じ。
あほう総理は、どんな深刻な話も、軽い口調でお話しになります。血圧の高い人はあほう総理の答弁を、決してひとりで聞かないで下さい。
4)あほう総理の親族が経営していた旧麻生鉱業が戦時中、連合軍捕虜を労働させていたとする米紙報道に対し、外務省の反論を同省ホームページに掲載していたが、厚労省から古い資料が見つかり、あわてて削除した、というもの。これは国家としてあまりに恥ずかしい。
中曽根外務大臣も責任の所在を曖昧にした答弁に終始し、あほうもやっぱり無責任。
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同じく民主の逢坂さんも、優しそうに見えて、なかなか鋭い意見を述べていた。それに対し、政府の答弁のくだらなさ、あきれるばかり。
これほど多くの国民が苦しんでいるのに、よくにやにや答弁できるものだと思う。
明日か明後日には衆議院TVでも見られるでしょう。
きっと自民党支持者も『こら、あかんわ..』と思われることでしょう..。
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官僚の思考回路?
shushuせんせい(医療審査の独り言)も取り上げたこの記事、私も朝日新聞で読みました。まぁ、ひどい話ですね。官僚すなわち公務員、公僕です。国民のために働くという視点、ここまでズレてしまったのかと、唖然とさせられます...。
強制徴収、所得200万円以上 国民年金保険料で社保庁
社会保険庁が国民年金保険料の未納者に財産差し押さえを含む「強制徴収」を実施する際、対象者の選定基準を年間課税所得200万円以上と通知で定めていることがわかった。社保庁は従来、高所得の未納者に限って強制徴収する方針を示してきたが、この基準では、月収20万円前後の人まで差し押さえが広がる恐れがある。
経済情勢が悪化するなか、保険料を払えない低所得者が財産を差し押さえられ、生活を圧迫されかねないとの批判を招きそうだ。
所得基準が低いほど、強制徴収の対象拡大につながる。社保庁は03年度から強制徴収を強化。差し押さえ件数は同年度の50件から06、07年度は1万1千件台と急増した。60%台に低下した保険料収納率を向上させる狙いだ。
昨年4月、同庁は国民年金事業室長補佐名で強制徴収手続きに入る基準を全国の社会保険事務局に通知した。通知では、対象者を選ぶ基準として「対象者または配偶者もしくは世帯主のいずれかの所得金額(控除後)が、おおむね200万円以上」と明示。それぞれが200万円以下でも、「合計額が200万円以上である時は選定しても差し支えない」と記していた。
社保庁によると、この基準を明記した通知は06年度から毎年繰り返し出している。通知にある「所得金額」は住民税の課税所得を指し、前年の収入から必要経費などを引いて総所得を算出したうえで、配偶者控除など各種の所得控除を差し引いてはじき出す。
社保庁はこれまで、未納者を「高・中・低所得」に分け、低所得者には「申請免除の周知」、中間所得者には「強制徴収を前提とした督励」を基本姿勢とし、高所得者だけを対象に強制徴収の早期着手を実施する方針を示してきた。だが、課税所得200万円という基準では、単身者で控除前の年間所得200万円台、夫婦と子供2人の4人世帯では同300万円台でも対象となる可能性がある。社保庁の実態調査(05年)では、国民年金加入者を世帯ごとにみると控除前所得の平均額は434万円だった。
社保庁は今年度、差し押さえの執行件数について「督促状送付者の20%以上」とする目標値を全国の社保事務所に示し、強制徴収担当の職員を最低1人配置するよう指示した。今回の通知では、年金記録問題への対応に人手を割かれて、「(強制徴収が)低調な実施にとどまっている」との認識を示し、「着実な前進」を迫っている。
同庁国民年金事業室は「強制徴収を効率的、効果的に実施するには所得基準による線引きが必要と考え、保険料の免除などを除いたラインとして200万円に設定した。強制徴収は加入者自身の無年金、低年金を防ぐためにも必要。ただ、実際には所得が高い人から実施しており、200万円ぎりぎりの人の財産を差し押さえるようなことはないと思う」としている。(永田豊隆) 朝日新聞
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まさに、生活者の苦難も他人事ですね。つまり、保険料徴収率を上げよ、という命令にひたすら従っているだけなのですね。
同じことは、社保庁の親玉、厚労省もやり続けています。社会保障費2200億円削減です。これだけ全国民の大多数が『社会保障を守れ!』という意識に傾いている中、いまだに次の改定でいかに削るか、これが続いています。
DPC適用病院を増やそうというのもそれ。皆さんの想像以上に打撃を受けている開業医の収入もさらに減らそうとたくらんでいるのもそれ。安全性が担保されない後発品の利用促進に走るのもそれ。要するに、毎年2200億円削減の閣議決定がまだ生きているわけです。
政府にも厚労省にも社会保障を本気で守る力はありません。流されているだけです。
あほう総理は、またしても衆議院で「低迷」を「ていまい」と読みまつがい..
そして、かっこ良く色紙をしたためたところ、平成21年の21を「廿十一」と書いてしまい(正解は『廿一』)、やっぱり高等言語は『きょうじ(矜持)』しか知らね〜んだな!、と小中学生にも笑われる始末....。
おまけに低額給付金(あ?、定額でしたっけ? 経済活性に何の役にも立たない低額だから、低額給付金と思ってしまいそう...)をもらわね〜!、と言ってたのが、「やっぱ、もらうかもしんね〜な・・・」と豹変し、結局、「矜持」すらなかったのだと、国民から見捨てられようとしております..。
権丈先生が、「今は、低負担、低福祉の国だ。これからはせめて中負担、中福祉をめざさなきゃ。」とおっしゃっているのが実感される世相です。
所得200万から取るなよ!社保庁!
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それにしても...
とまとさんの死をいまだ引きずっている私ですが...
考えてみりゃ、患者さんにも悲惨な例があったな...(数年前の話です)
60台後半の女性。15歳以上年上の男性とかれこれ30年も付き合っていたそうです。男性は女房と別れて障害を持つ娘と2人暮らしでした。女性はその男性とたまたま知り合って、苦しい生活に同情してそれとなく生活を支援しはじめた。決して愛人とかじゃなく、信頼できる友人あるいは同志のような付き合い...。それがいつの間にか30年。
男性はがんを患い手術をした。そして、それを契機として認知症が始まった。次第に、30年間尽した女性をはっきり認知できなくなってきていた。
その頃、どういうわけか、元の奥さんが戻って来た。娘さんのことが心配になったのかもしれません。男性は、元奥さんの登場を歓迎しました....。そこでどんな話があったかは知りません。しかし、女性は、争いを好まない人でした。まして入籍もしていないし...。
女性は、ついに、身を引く決心をしました。でも、心の中には冷たい風が吹き荒れていました。「私の30年間は、いったい、何だったのだろう??」
彼女は毎日苦しくてもがいていたそうです。
女性が私のクリニックに来たときは、確か、「寝られない。頭が重い。しんどい。ちょっとショックなことがあった。」といったことだったと思います。そして、2ヶ月ほど私のところに通って、安定剤、睡眠剤の処方や、ウオーターベッドマッサージなどで少しずつ心の傷を癒してから、上のような悲劇の一部を私に語ってくれました。
彼女は言いました。「財産がほしいわけではない。裁判で争うことなんかしたくない。でも、会って何かしてあげたいと思っても、元奥さんがいるのではできない。あの人(男性)にとっては、奥さんが戻って来てくれてうれしいんだろうしね。ボケてしまって私と暮らしたこともあまりわかってくれていないし...。30年は重い。寂しいし辛い。」
会いたいのに会えない。何かしてあげたいのに何も出来ない。
(もしかしたら、10年以上も派遣で働いていきなり首斬られたりしたら、似たような感情になるのかな?)
それから2年。昨年、男性が死んだそうです。彼女は、「正直言って、あの人が死んだことで、少しだけ心の重さが取れました。少し前向きに考えることが出来るようになりました。ただ、最後の2年間、会うことが出来なかったのはほんとに辛かった。」と言いました。
彼女は、次第に友人が増え、友人らとあちこち出掛けることもできるようになり、笑顔でクリニックに来ることが増えました。前向きに生きようとしているようです。
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でも、とまとさんは...、まだ治療を続けていれば、きっともっと生きられたはずです。でも、恐らく誰かが鎮静が必要だと強く主張して、モルヒネを投与されました。その量は徐々に増やされました。きっと痛がる様子を見て、主治医としては致し方なかったのでしょう。でも、それは、どう考えても、とまとさんが望んだ治療とは全く違ったものだった...。とまとさんではない誰かが、強く強く望んだ治療という名のお見送りだったのではないか、私にはいまだにそう思えてなりません。だって、12月中旬まで、「どんなことがあっても生き抜く。年が明けたら一緒に食事をしよう。」と電話で言ってたもんね。彼が「痛い痛い!」と叫んでいたとしたら...、それは、「頼むからこの前のようにずっと優しくさすりつづけてよ!」という四面楚歌の中での孤独からの叫びだったのではないか? でも、そのとき、さすってくれる人は追い払われて近くにいなかった。
(憶測で書きすぎてはいけないことはわかっています。でも、私にはどう考えてもそうとしか思えない...。)
リビング・ウイルという言葉がふと頭をよぎります。彼の意思はどうだったのか? 遠すぎて何も出来なくて申し訳ない...。
私はしがない内科の開業医ですが..、やっぱり患者さんの心に迫る医療を心掛けないといかんな..。改めて、私は自分の仕事の重要性を噛み締めています。官僚の思考回路じゃできんぞ。
(やっとレセプトチェックが終わり、ほっとしています...)