| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
ああ無惨、NHKもフジも...
1)NHKスペシャル『医療再建:いま何をすべきか』は、医療崩壊促進番組だった...
何とも寒い番組だった..
コーディネーターたる司会者は、医療に詳しいとは到底思わず、NHKの用意した映像も、およそ本質から遠いものだった。
なにせ、コメンテーターが、厚労省の谷口医政局長、日医の竹嶋副会長、WHO西太平洋地域事務局長の尾見茂氏、それとよく知らない人...。
<番組の宣伝>
「必要な時、必要な場所で、必要な医療が受けられない。」救急や産科、小児科、外科など、特定の診療科で深刻化する医師不足。地方と都会で広がる医療格差。夜間に頼れる医療機関がない在宅の患者たち。そして、過酷な病院勤務に見切りをつける医師たち。今、日本の医療が崩壊の危機に瀕している。こうした事態に、政府は医師の増員を打ち出したが、医師の数が増えても、診療科や地域など「医師の偏在」の問題に取り組まないと現状は変わらない、という声が医療現場や専門家から相次いでいる。必要な時に必要な医師がいる安心をどうしたら実現できるのか。番組では、妊娠中の女性や救急患者が受け入れを断られて亡くなるケースが続出する東京都の医療現場や、崩壊の危機に直面し医療体制の全面的な建て直しに乗り出している地方の模索など、全国各地の医療現場の最前線を取材。医師を計画的に配置しているヨーロッパの事例などを交えながら、「医療再建の処方箋」について徹底討論を通じて考える。スタジオには、厚生労働行政の代表、日本医師会の代表、全国各地の患者、医師、行政担当者など。司会は、高橋美鈴アナウンサー。
▽なぜ必要な時、必要な所に医者がいない?
今さら、そんなこと言うまでもないと思うのだが、ZEROのまとめくらいは見てから番組をやりゃあよかったのに...。
<ちなみに、NEWS ZEROの提言は次の通り>
(1)開業医の力を有効利用して、軽症患者の救急が大病院に集中しないようにしよう。
(現在の状況を、とりあえず少しでも改善するために)
(2)医療費を増やそう。
(医療費を増やして、医療崩壊に歯止めをかけ、誰でも適切な医療と介護が受けられるようにしよう)
(3)コンビニ受診を抑制しよう。
(国民、あるいは患者が医療再生のために意識をかえること、そして、コンビニ受診がどうしても必要な軽症の人のために、夜間診療所などを有効活用しよう)
▽“自由開業”は日本だけ? 好きな診療科を選べるのも日本だけ?
▽英・独では医師の計画的な配置で偏在対策
これには驚いた。日本を本気で社会主義国にするつもりか? 職業選択の自由などくそくらえ。医療崩壊の原因追及などぬるいぬるい。まず、医療費を増やせよ! 診療報酬を大幅にアップせよ! 儲けすぎたら高額所得者からカネを取ったら良かろう。カネさえあれば定額給付金もお断りする。それが『矜持(きょうじ)』とやらいう総理が知ってる唯一の難しい熟語だよ。
さらに驚いたのは、あの厚労省のデタラメ統計が、画面いっぱいに大写しされたこと。
勤務医の平均年収1400万
開業医の平均年収2400万 みたいなヤツですよ...。
一部の医師しか調査対象になっていない偽りの数字を平気で使ってくるこの神経。
まさに、NHKスペシャルの中でもとびきり最低級。
(いろんなサイトに現実の数字が出ている。30台、40台で年収1000万に満たない医師はゴマンといる。開業医だって、今や半数以上は年収1500万以下である。)
東京などでの開業医の急増は、勤務医の労働環境(給与と休暇)を整備し、訴訟リスクを軽減すればすぐ止まる。生き甲斐のある病院生活なら、多くの医師は病院で働くだろう。それだけのことだ。
診療科の偏在だって、訴訟リスクがなくなり、労働環境と報酬が整備されれば改善されるに決まってる。それを無視してネットワーク機能だの情報だのとごたくを並べるのは、典型的な役所のムダ。国民の税金だからこそ、有効に使ってほしいものだ。
日本医師会も、わざわざFAXで竹嶋副会長が出演します、と全国の医師会員に連絡していたのだが...、ただ失望しただけだった。竹嶋副会長は、最後に、『この討論で勉強させてもらいました』などと言っていたが、果たして何を学んだことやら..。医師が自律的に(みずから)偏在しないように考える、みたいなことを言っていたが..。私には全く意味不明。国が、厚労省が、バカなことばかりするから狂ってしまったのだから、それを反省して、方針を変えれば良いだけなのだが...。まるで厚労省(政府)応援団のように見えたのは、私の偏見だったのかな? いや、悪夢かも...。
ぬる〜い番組進行に、中途半端な意見のオンパレード。本質が見えないままに時間ばかりが過ぎる。
地域医療が崩壊したのはまるで医師の偏在がすべてのような番組の流れ。医師の偏在を避けるために、診療科の制限や、勤務地の制限や、開業の自由を奪え、という感じ。
天下のNHKがこの番組作りでは、ますます地方から逃散する医師は増えることだろう。
最後は、医療の公共性を医師自身が考えよ、ってことかな? 税金を使って育成されてんだから、わがまま言わずに規制が出来たらそれに従え、というのが結論でしょうか?
(この番組、さっそく掲示板で袋叩きになっているようですが...、まあ、百害あって一利無しの番組でしたから、当然と言えば当然か。)
2)フジテレビ系列の関西テレビ『サキヨミ』もひどかったな..。
例の国立循環器病センターの未承認の人工心臓を治験で使っていた話。最初から最後まで、『同意書の疑惑』ばかり。相も変わらず、患者がどういう疾患でどういう状態だったのか、なぜ機械をつけなければならなかったのか、そういうキホンは語らず、あくまでも循環器センター側に疑惑があるという。これこそ魔女狩り報道の復活ではないか?
『サキヨミ』の叩き方はどうみても私には理解不能であった。
十分な情報がないままに叩くというのは、報道機関にあってはならないことだ。
固定リンク | コメント (13) | トラックバック (0)
コメント
コメント一覧
一言一句正確に覚えてはいませんが、彼は、
「(地域医療は)私たちと1~2回り違う(年下)の医師たちの意識改革で支えていくべき」
との旨の発言をしていました。
要は若手医師を人身御供に(精神論を押し付け)、自分たち長老(爺医)は何の苦労も背負わずいい子ちゃんぶると…。
自分たちが年齢的に地域(僻地)医療を支えるのが厳しいという現実は理解できますが、それならば代わりにそれを担う若手・中堅医師に対し、物心両面でもっと支援すべく行動すべきでしょう。
あの態度には心底吐き気を覚えました。
また、出演者の総ての方のレベルの低かったこと。厚生労働省の外口局長が一番まともに見えました。
非常に残念で、痛い番組でした。
NHKの受信料はもう払えません。
相変わらずですねえ。
官僚とマスコミと日医の上層部がぐるになって最初から筋書きがきまっていると。
おそらく多少はまともな意見もあったのでしょうが、すべて当然のごとくカットされたのでしょう。
まさか生番組じゃないですよね?そんな無謀なことは官僚もNHKもしませんよね?
http://mikay.blog44.fc2.com/blog-entry-484.html
ここにNHKの「敏腕」プロデューサーの編集が加わると、あんな内容になるんですね。
あの場にいた医師の声を聞きたいものです。
不幸にも(?)日医会員である私としても、上層部の発言を何とかしたいのですが、そういうことができない組織であり、組織の形態を変えなければなりません。
はっきり言えることは、今の日医は勤務医を支える団体ではあり得ないこと、そして、幹部総入れ替えをしない限り、日本の医師の代表たる資格がない、ということです。
バカボンさま、ありがとうございます。
これで、全国の医師は、受信料を払わない理由をはっきり告げることが出来るかと思います。
それにしても、以前、かなりいい番組もあったNHKスペシャルですが、まるであほう総理の生き写しです...。
Paul Carpenterせんせい、見なくて正解だったかも、ですね。
かなり精神的ストレスを受ける、極めて低レベルな番組でした。
ナマかどうかは確認しておりませんが、編集してアレでは、高校生の放送クラブの方がよほどマシではないでしょうか。
カネはらってまでストレス受ける覚えはね〜ぜ!、と言いたくなりました
出演者の声を聞く機会がありましたが、現場の医師や患者たちは相当まともな人が集まっていたのだそうです。だけど結論ありきで番組が計画されているため、集められた人が本当に話したいことはすべてカット、本当に言いたい内容とは真逆の方向に編集されちゃったらしいですよ。
彼らはいったい何を考えているんでしょうか。
以前は何も考えてない愚劣な集団と思っていましたが、明らかに悪意的な情報操作を行っていますよね。
「こんなことしてたら言ってたら急患を診てくれる、きちんと働いてくれる医者がいなくなる、それはいけない。自分や家族が急病にかかった時に救命してくれる医者がいなかったら大変だ。なんとかしなければ」と普通の人間なら考えるでしょうに、彼らは「まだまだいじめたりんようやなあ。もうそろそろ弱音を吐いて俺らの言うことをきくはずなんやけど、本当にしぶとい奴らやのう。まあいじめがいがあるというものよ」ぐらいの思考(と言えるか?)しかできないのでしょうか。
仮にも(本当に仮というか偽ですが)国家権力の中枢に位置する人間たちの考えるようなこととは到底信じられません。
日本人の死生観、どうのこうの以前の問題ですね。
バブルの頃に育てられた欲ボケ意識が増長しているのでしょうか。経済はとっくに冷え込んで崩壊寸前なのに。
腐敗した権力者たちのいわゆる断末魔みたいなものでしょうか?さっぱり理解できません。
NHKには厚生省主催の番組があったのですね...
つまり、NHK版タウンミーティング..
そういえば、今度の国家予算もひどいものですね。各省庁の要求はほぼ従来通り。つまり、なんら行政改革はみられず、国民の負担だけが増えてゆくのですね。断末魔にしては、やることがあまりにもえげつない..。
Paul Carpenterせんせい、ありがとうございました。
私にも理解できないことばかりです...。
厚労省もいろいろと会議ばかりやたらやっておりますが..
しょせん、医療の現場の改善につながることは、まだ何一つ発表されてません。医療費を増やす、とか言ってますが、いったい何にカネが使われるのでしょうか?
ぜひ、しっかり見届けたいものです。まあ、クソの役にも立たない制度やら奨励金やらにカネバラまいて、実質、医療現場には何の改善もないままに時が過ぎ、崩壊が進む...
あ〜あ、見えすぎちゃってぇ困るのぉ〜...
(若い人は知らんだろうな・・・)
ドイツは州ごとの医師会が強くて、州内の専門医数と開業医数を規定していますが、強制配置はありません。
英国も医師はNHSとの契約なので、強制配置はしていませんし、制度上、できません。
欧州連合各国で、医師の強制配置の国はありません。
NHKはウソをついています。
オーストラリアなどで、僻地要員を一部の医大で別枠で募集していますが、一般の医学生が卒業後に強制配置されることはありません。
アメリカやカナダなどは、志のある医学生に奨学金を支給して、僻地勤務を考えてもらっています。
下記のリポートは参考になると思います。
「医師需給の国際動向」
平成17年3月11日 10:00~12:00
国立保健医療科学院
政策科学部長 長谷川敏彦
平成16年度厚生労働科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)
「医師需給と医学教育に関する研究」結果より
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0311-5b.html
オンコール時間も待機中、活動中にかかわらず、労働時間に組み入れられることになりました。
あわせて、英国が行なっていた労働時間延長の例外規定も3年間以内に廃止となります。
欧州連合の医者には朗報です。
最終的な法令の変更に当たっては、the Employment Committee's との交渉も伴いますが。
欧州議会のプレス・リリースから
Working Time Directive: No exceptions to the 48-hours maximum working week and opt-out scrapped after three years say MEPs
Employment policy - 17-12-2008 - 15:39
http://www.europarl.europa.eu/news/expert/infopress_page/048-44550-350-12-51-908-20081215IPR44549-15-12-2008-2008-true/default_en.htm
海外の情報までよく目を通されているところは私にはマネできません。
(昔は、英語だけはそれなりに自信があったのですが、最近、横文字は避けるようになってしまいました)
でも、先生のコメントを見て、ほんとにうなってしまいます。
公共放送が、厚労省が、あれだけデタラメを平気に並べ立て、世論を誘導しようというのですから、恐ろしい世の中だとつくづく思います。
3年前、ブログを始める前の私は、ほんとに無知だったのだとも思います。
http://hello.ap.teacup.com/sodateru/
詳しい情報あり。
一読の価値あり。
私も少し探してみたのですが、
収録開始直前にA4のレジュメ(番組進行)が渡され、進行にそぐわない発言はすべてカットされた。大切な発言も無視。レジュメに忠実な発言だけ編集された。それが真実のようです。
これまで医療については力のこもった番組も作っていたのに..。
NHKに、何か変化があったのかもしれません...
コメントを書く