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日本三大トンデモ判決?
日本の医療者を恐怖と混乱の渦に巻き込み、医療崩壊を推進した迷判決も数々あれど、ネットで語られるトンデモ判決の最高峰は次の三つあたりかもしれない...。
●加古川心筋梗塞訴訟
●奈良心タンポナーデ訴訟
●亀田テオフィリン訴訟
加古川心筋梗塞訴訟 については
Dr.I先生の『加古川心筋梗塞事件、判決文』
や
yosyan先生の『加古川心筋梗塞訴訟・法廷の実相』などに詳しく書かれています。
私も遅ればせながら『大野だけじゃない。加古川を忘れるな!』を書きました。
奈良心タンポナーデ訴訟については
yosyan先生の『救急の黄昏』や
Dr.I先生の『救急医療も崩壊1』に詳しく書かれています。
そして、亀田テオフィリン訴訟については、
yosyan先生の『千葉亀田事件控訴審判決文』や
春野ことり先生の『救急医療も崩壊1』に詳しく書かれています。
しかし、何と言っても興味深いのはロハスメディカルブログに掲載された、この訴訟事例についてのオープンカンファレンス傍聴記『亀田訴訟、国民は怒るべきだ』ではないでしょうか? 改めて読んでみて、なるほど、原因の究明とはかくあるべき、と感じました。(これだけ専門家が集まってもなお、わからないところがあるのが現実の医療なのだということも実感致します。)
このような、詳細な検討会によって初めて難しい事例の真実が少しずつ明らかになるのでしょう。ただ、はっきり申し上げたいのは、仮に、このカンファレンスに警察、検察、弁護士が何人集まろうと、遺族がどれだけ集まろうと、真実に近づく議論は全く深まらない、ということです。医学の様々な分野の専門家が現場にいた医師と十分な討論をして、初めて真実に近づくという事実です。
この事実にほおかむりをして、死因究明委員会(事故調)の議論をすることは医療の圧殺に他ならないということです。
裁判は、有罪か無罪を医学的真実とは別に、医学を知らないものが類推によって定めるだけのものである、と言えましょう。もし、医療事故などの被害に遭われた患者さんやご家族、ご遺族が、真実を求めることを目的に裁判を行うとしたら、それは全く筋違いの話だと言わねばなりません。医師を有罪に祭り上げたら救われる、というのは、真実とは何の関係もない情緒的な話であることは明白です。
むしろ、こういう判例を積み重ねることにより、いかに多くの国民が甚大な被害を受けるに至ったかを真剣に考えなければなりません。
この話の延長線上に、先日ご紹介した
『厚労省の検討会で医師のホンネ炸裂!』
や
『山形の嘉山先生、日医木下をぶっ飛ばした!』
などの激論・正論・オブジェクション! があるのだと理解したいと思っております。まあ、これらのトンデモ判決を出した裁判官のおかげで、医師が真実に目覚めたのかもしれませんがw..
今後も、現場の先生方のますます熱い発言が出ることを心より願っておりますが、相変わらず厚労省は、発言させるだけさせて、知らん顔で事故調設立に猛進するつもりでしょうか? ホンキで医療を潰すつもりなら、主権者たる国民にはっきり説明してからにしなさいよね。
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