| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
「ホンマでっか!?」も悪くない..
2008年12月28日(日)21:00−23:05
さんま・福澤のホンマでっか!? ニューススペシャル(フジテレビ)
【出演】明石家さんま,福澤朗,
【ゲスト】有馬晴海,森本敏(拓殖大学),武田邦彦(中部大学),宮崎哲弥,森永卓郎(獨協大学),テレンス・リー,田嶋智太郎,池田清彦(早稲田大学),
井上公造,土田晃之,高畑淳子,やくみつる,椿姫彩菜,高木美保,磯野貴理,上原美優,東野幸治,
要するに、いろんな評論家や学者(ゲストの上2列)がちまたのウソを暴く、真実を教える、それをゲストの最下段の人達全員が納得ボタンを押せば、評論家、学者グループに報奨金が出る、というバラエティ。まあ、例の環境問題の武田先生など、かなり偏向した話もあって、鵜呑みにできない話もいろいろあったが、中には面白いのもありましたね。
●危ないインフルエンザ 裏ニュース
「ホンマでっか!?にNEWS」で討論の題材になっていたウィルス。
新型インフルエンザには「プレパンデミックワクチン」が効くが、備蓄が1億5千万人いる日本に2000万人分しかなく、しかも誰に使うか優先順位を決定済みという話などが話されていた。
●遺伝子と寿命
これまで2000人以上の寿命を調べた韓国の医学博士が、遺伝子検査から寿命が分かると語っていたことから、ゲストの男性タレント3人と女性タレント2人が寿命の検査を行っていた。寿命はテロメアを調べると分かるという。
テロメアは染色体の端にあるキャップ状のもので、染色体を保護しているという。テロメアがなくなると染色体が正常に機能しなくなり、様々な病気にかかりやすくなるため、テロメアを調べると残りの寿命が分かるという。
(土田は寿命が59才とか言われて相当焦ってたな,,、まあ、テロメアがすべてではないにしても、テロメアが短いほど寿命が短い、って話は結構皆様マジで聞いていましたね。あの篤姫でおなじみの天寿院様(高畑淳子)は90才以上といわれてスゴく喜んでいましたね。)
●グッドジーンクリニック
韓国・ソウルにある世界で唯一最先端の技術を使って寿命を調べる事が出来る機関。
ここでは、人間の細胞の中にある染色体を守っている組織「テロメア」の長さをみて寿命を検査するという。
この場所に番組パネラー5人の血液を持って行き寿命を調べてもらっていた。
●テロメア
細胞内にある染色体を守っている組織。
これまで2000人以上の寿命を調べたという韓国の医学博士が、遺伝子検査から寿命が分かると語っていた。
テロメアは、DNAが詰まっている染色体の末端にありキャップ状になっているという。テロメアがなくなると染色体が正常に機能しなくなり、やがて細胞が死んでしまうとのこと。テロメアが短くなると、様々な病気にかかりやすくなり寿命が短くなるのだという。
(これ、私はどこまで正しいか知りませんからね。誰かご存知だったら教えてほしいですね。まあ、韓国まで行って、10万円支払ってテロメアを調べてもらおうとはまだ思っていませんが...。)
●我々の暮らしはどうなる!?
日本の経済危機は大ウソだ、って言ってましたね。日本の財政は赤字なんかじゃない! 世界的に見てもまだまだカネを持っている国家なんだと。国家財政は確かに800兆円の赤字には違いないが、外貨準備高として貯金が580兆円もあるので、実は大したことない。国家財政が危機だというのは財務省の大ウソだ、と断言していましたね。
問題は、麻生政権だと、緊急でもない所に山ほど埋蔵金が浪費されて、自民党が続くほどホントに恐ろしいことになる、ってことでしょうか。
ついでに、来年はもっと厳しい経済状況になることが予測されていて、きっとテレビ局などマスコミもいくつか潰れるんじゃないか、と言ってましたね。すでに某地方局では、弁当(ロケ弁とか局弁とかいうやつ..)やおやつの品がどんどん貧そうになって来ているそうです..。まあ、医療崩壊の最大の功労者、毎日新聞でも80億の赤字だそうですし..。程度の悪い所はさっさと潰れていいんじゃないですかね。世に害毒をまき散らすよりはいい..。
●危ない増税裏ニュース
消費税議論は注意して聞かなきゃいけない。政府の説明はウソが多い。たとえば、日本の消費税は5%、イギリスは15%と言うけれど、イギリスでは食品はじめ日用品の非課税品目が多い。だから、国家の収入のうち消費税が占める割合で言うと、日本もイギリスも21〜22%で変わらないんだ。だからイギリスで消費税を1%あ上げるのと日本で上げるのは全く違う。日本で消費税上げたら、貧しい人ほどヒドい打撃を受ける。財務省なんかし信じちゃいけない。だいたい、ことしだけで、特別会計の方では、剰余金だけで15億円もある。それを困っている人に使えばいいじゃないか!
(このあたり、とても重要な議論なんだけど、ネット上では、エキセントリックな武田先生のエコは無駄!、の議論ばかり取り上げているみたいです..。)
●定額給付金はどうなる!?
あんなもの、経済対策なんかにならない究極のバラマキだ!、と徹底的に批判してました。そりゃ当たり前ですよね。オーストラリアじゃ、クリスマス前にひとり6万円バラまいたが、せめてそれくらい金額がなきゃ経済活動に影響しない。森永さんは、経済効果を期待するなら10万円くらいは必要だと言ってました。有馬さんだったか誰だったか、面白いことを言ってました。「国民に使わせるインセンティブが必要なんだ。5万円の金券にして、金権をお店で使えば、もう1万円もらえる、貯金したら5万円のまま、とかやればみんな金権を使って内需拡大につながるんだよ!」これ、一理ありです。
●危ない環境問題裏ニュース
こりゃホンマにホンマでっか?、と言いたくなる武田邦彦氏のユニークな自論が炸裂した。確かにあれほど自信たっぷりに言われると、あっと言う間に洗脳される人種が増えるだろうな。でも、ちょっと言い過ぎ。よく考えてから判断すべきだと思いますが...。まあ、次のような話がバンバン出てました。
1、温暖化は一段落がつき、これからは寒冷化する
2、2008年11月のデータによると北極の氷は増えている。こんなに、地球温暖化で「エコ」と騒いでいるのは日本だけ。「なぜ、温暖化はいけないのか?なぜ、エコバックを使うのか?」と訊かれても、「なぜ?」に答えられる日本人は少ない。
3、南極は、温暖化に関係なく端の氷が溶けるので、大きさが一定している。
4、エコバッグを生産するのと、ビニール袋(レジ袋)を生産するのでは、どちらの石油消費量が多いか・・。当然、エコバックである。プラスチックやペットボトルの分別は無意味。ペットボトルを再生するには、400円かかるが、中国には、450円で売っている。生ゴミは燃えにくいので、プラスチックが混ざっている方が良い。
全国で主婦やら学生がエコ活動で走り回ってるが、あんなもの、ムダムダ!。
5、エコバック使用により、全国のスーパーは1600億円儲けた。
6、85cm以上はメタボとか言っているが、日本人の平均ウエストでしかなく、先進国の中では日本人は痩せている。海外から日本のメタボの基準はおかしいと言われ続けている。メタボなんか日本国内でも大多数の医師はおかしいと思っている。それでも厚労省がやめようとしない。厚労省がおかしいんだね。
(このメタボ健診については、私も同感! もし健診をどうしてもやりたいなら、とっとと前の健診に戻すべきです。前の方がいくらかましですし、制度としても、複雑きわまりないメタボ健診のシステムは、全国の自治体でも迷惑だと思っているし、われわれ健診事業を実施する側にとっても、国民にとってもほとんどメリットがない。)
7、日本人、家畜化計画に洗脳されている。つまり、お上の号令に沿って、国民みんなで同じことをやる。いいようにこき使われているだけ。
=================
まあ、しょせんはばらえてぃーなんですけどね。ところどころ、非常に大切なことを言ってましたね。宮崎、森永が結構しゃべってました。
もうちょっと医療崩壊のネタでもやってくれれば、あのNHKスペシャルの「医療再建」よりはよほどまともだったんだけどね...。
ま、出演者が良ければ、また見てみたいかな?
ところで...日経メディカルCaddetが届きました。
え?あれはU35に贈られる雑誌じゃあ...
Takechan先生、ひょっとして20歳くらいサバ読んでるの.....
あ、いや、その,,,まあ、U35に負けないくらい気が若いんだから..
はっはっは・・・・・(汗)
いや、そのですね、そのCaddetの表紙を見てぶったまげたわけだす..
「医師増産」YES or NO−待っているのは天国か、それとも....
あのね、「増産」なんて、例の生む機械同じだろうが!
日経何考えてんだよ? 要するに使い捨てかい!?
しょせんは財界に偏った雑誌なんだね?
もちろん、「医師増産」に医療費大幅増加がともなわなきゃ、医療崩壊どころか荒れ地にならあね。あったりまえでしょ?
固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)
もはや日医に自浄なし
12月25日、日医の定例記者会見が行われた。ここで、政府の2009年度予算案に対する見解が述べられたのだが...。
まさに、噴飯モノのトンデモ見解だった。..。
日医執行部は、勤務医はおろか、おそらくわれわれ末端の開業医の大多数から支持を失うことになるだろう。いや、それどころか国民の支持を失うことになるだろう。
それにしても、強大な権力を持つ組織というのは、麻生と同じだな。長がその座にしがみつけば、誰も落とせないのだな...。民主主義に値しない組織ということか..。
早く全医連に全国の医師が結集する。
あるいは今、進行しつつあるらしい勤務医の連盟を急いで立ち上げる、
あるいは、全国の都道府県医師会が反旗を揚げる、
いや、何でもいいから(?)、ふつうの医師が結集できる組織をつくらなくてはどうしようもないだろう。とても残念なことだが、今の日医に医療の将来を語ることはできない。私のような下々の会員は、都道府県医師会のそのまた支部になる地区医師会で細々と発言する程度。それが執行部に伝わることはほとんどないと考えて良かろう。まして、日医会長選挙には都道府県医師会の理事しか投票しないからね...。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
定例記者会見
「2009年度予算の政府案に対する日医の見解示す」
−竹嶋副会長、中川常任理事
(日医白クマ通信 2008.12.25より)
竹嶋康弘副会長、中川俊男常任理事は、12月24日に2009年度予算の政府案が閣議決定されたことを受けて、同日、記者会見を行い、政府案に対する日医の見解を明らかにした。
竹嶋副会長は、まず、社会保障費の年2,200億円の機械的な抑制が、2009年度の予算案でも継続されたことについて、「日医はその撤廃を強く求めてきたが、それが実現できず、残念であった」としながらも、「実質的な削減額は与党議員、とりわけ自民党の厚生労働関係議員が、政府に強く働きかけてくれたおかげで、後発医薬品の使用促進による230億円にとどまる見通しとなった」と述べ、その協力に対する感謝の意を示した。
(これが唐澤執行部の実態です。いまだに自民党にしがみついている。暴力的に医師としての尊厳を奪い、医療現場を崩壊させた相手にしっぽを振っているのです。唐澤は自民党のおかげで会長になれた、その恩義があるのでしょう。自分の恩義のためには全国の医師を裏切ることも平気なのです。)
また、重要課題推進枠のなかから、775億円が社会保障等に充当されることになったことにも触れ、「これを高く評価したい」とし、引き続き、地域医療の再建に向けて、社会保障費の削減の撤廃を強く求めていく考えを示した。
(定額給付金のバラマキ、経済対策の名目で数兆円に及ぶ旧来型公共事業の復活、弱者救済は後回し、企業は守るが国民は棄てる、官僚天下りはしたい放題。その予算案にワンワンと擦り寄る...?)
中川常任理事は、社会保障費の年2,200億円の削減問題を改めて振り返って、「基本方針2006」までの過去5年間においては、社会保障費が機械的に年2,200億円削減されてきたわけではなく(まるで小泉、竹中の代弁者?)、厳しい財政構造改革のもと、結果として、5年間で1.1兆円が削減されることになったと説明(まるで嘘つき財務省の代弁者?)。また、「基本方針2006」でも「医療については、医療保険制度改革の直後であることも踏まえ、今後5年間の幅のなかで見直す」とされているにも関わらず、財務省は、予算編成過程で、年2,200億円の機械的な削減を強いてきており、極めて意図的なものを感じるとその姿勢を批判(代弁しておいて形だけの批判でごまかすあざとさ)。さらに、「基本方針2001」のなかに示された医療費の総枠管理が頓挫したことを例に挙げて、基本方針に掲げられている施策が、必ずしも計画どおりに実施されてきたわけではないとし、この点からみても、財務省が年2,200億円の機械的な削減にこだわる合理的な理由はないとした(そんな生易しいことを言ってる場合か? この7〜8年に起こったことだけでも考えてみよ! 医療は、介護は、福祉は、年金は、どんな悲惨な状態に陥っているか、誰の目にも明らかな現実をなぜ直視しないのか?)。
また、今後について、同常任理事は、2011年度まで削減が続いてしまえば、財務省は過去10年間(2002〜2011年度)の改革実績を根拠に、その後の10年間(2012?2021年度)もさらに削減を継続せよと迫ってくることが懸念されると危惧。社会保障費の削減が限界に来ていることは明らかであり、予算編成上の歪みも生じていることから、政府に対して、社会保障費の削減撤回という「英断」を強く求めていきたいとした。
(いやはや、である。「英断」とは褒め言葉。いったい誰を褒めようと言うのか? 長期政権にあぐらをかき、コイズミ劇場で集めた衆議院議席2/3以上をタテに、国民生活破壊法案を次々と実施して来たのは紛れもなく政府ではないか? )
===============
私は共産主義者ではないし、社会主義者でもない。しかし、自由であるためには節度が大切であり、人道主義を捨ててはならない。所得が多いものから多くの税金を取り、社会的弱者に振り分けるのは当然のことだ。しかし、その当然が全く無視されている。あらゆるセーフティネットがほころびを生じ、生活に苦しみ、心を病む国民が急増している。
(京都府職員も、教職員も、長期休暇者が過去最高。私たち内科医院にも、うつ状態と思われる若者がしばしば訪れるようになっている。もちろん医療関係者のうつも恐らく過去最高だろう。)
みぞうゆう(未曾有)の経済危機というより、国民生活の危機なのだ。われわれ医師の仲間も清貧に甘んじ、過酷な労働を強いられる場面が急増した。少しは楽な療養型の病棟を担当する医師からは、何か治療をしようとすると、理事長、事務長など経営者から「余計なことはするな! 胃ろうはつくるな、高カロリー輸液もやめろ! 抗生物質は一番安いのを使え! 病院を潰すつもりか!」と恫喝を繰り返され、何とか治療してあげたくても何も出来ない、と嘆き節がとどまらない。
いっぽう救命センターの医師からは、「コンビニ救急で溢れかえる中、直ちに蘇生が必要なほど重症の患者が次々運び込まれて部屋を確保するのが大変。今、入院治療したら良くなりそうな患者をどんどん追い返してしのぐのが精一杯。疲れ切って情けなくて、もう辞めたい..」との嘆き節が常に聴かれる。
ネットをながめりゃ若い医師が「こんなに医療が疲弊してるんだから、高齢者は治療しないでいい」と当たり前のような発言。ほんとうに狂って来たのだな..。
この分じゃ、来年もブログのネタには困らない...か。切実な思いでブログを書くのはいいかげん辞めたい気もするが..。誰かこんな世の中、止めてほしぃ〜の!
あ、そういえば、郵政民営化の置き土産、全国にある、かんぽの宿は、あのオリックスが全部買い取ったそうな...。きっと安くで手に入れたんだろうな..。規制緩和の功労者、社会保障破壊の張本人が..。やっぱ、世にはびこるんですね..。
固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
X'masの次に来るのは?
クリスマスが終わりましたね。24日のイブはさる内輪の宴会がありまして、大学教授、助教授、某病院長、開業医など雑多なメンバー8人が集まりました。いつも参加する某教授と某元教授は、別の宴会(密談?)で来れなかったそうです。まあ、宴会の話は置いときまして...。
25日には、クリニックの大掃除をして(私の机だけそのままですら...(汗))、2週間ほど夜間外から見えるように点灯していたツリーなどささやかな電飾も撤去されました。
「変」な総理のおかげでますます「変」になるわが国は、これからどうなっていくのでしょう?
折しも、自動車大手など7社と電気関係大手9社の内部留保が33兆円あることが報道されました。言うまでもなく、経団連のオクダやミタライなどの会社が含まれています。33兆円、つまり1社あたり2兆円ものカネを貯め込んでいるのに何万人もの非正規労働者の首を切ってゆくわけですね...。
いっぽう、われわれ医療者は、患者からは消費税を取れませんが、支払いはすべて消費税込み...。やってられませんね。
勝谷説によれば、もともと、アメリカの経済状況はずっと1ドル80円程度だった。それを日本などのドル買い支えで100円以上のドル安に操作した。つまり国家が円安になるよう介入した。その結果、自動車や電気製品は、円安のゲタをはかせてもらって安く大量に売ることができた。(もちろん、非正規雇用が増えたことも大きいですが)
ということは、国家財界ぐるみで円安を演じていた。ところが、アメリカはサブプライムローンで国民が経済力以上の借金をして伊住宅を買い、さらにその住宅を担保に自動車や電気製品をどんどんローンで買った。日本と違って、アメリカではそんな無茶なローンが当たり前の世界だったんですね。だから、サブプライムローンの破たんと自動車産業の経営不振は本来直結している話であり、対岸の火事のわけはない、ということでした。
アメリカに当分経済復興はやって来ないようですから、当然、日本の稼ぎ頭といわれた企業も当分は頭打ち、ということでしょうね。恐らく、経済界は、規制緩和に名を借りて、また医療に食い込もうとするでしょうね。考えただけでも恐ろしい。
勝谷のお話はTBSストリームより
http://www.tbsradio.jp/st/column/
12/24(水)コラムの花道-勝谷誠彦をダウンロードして聞いて下さい
さて、25日夜、テレビで小田和正のコンサートをやっていました。替歌ではなく、そのまま聞くべき歌がたくさんありました。首を斬られた非正規労働者の皆さん、内定を日本地所などで取り消された学生さん、そして、ひとり死んでいった飯島愛さん、さらに、東尋坊に遺書を持って立ち、NPOの声かけでかろうじて飛び降り自殺をまぬがれた30台独身男性さん(会社に首を斬られ、友人が死に、生きる希望をなくしたあなたですよ)、そして、ひっそりと身を寄せ合ってつましくくらす後期高齢者のみなさん、歌を聴いて思い切り涙を流すのも悪くないでしょう。でも、こんな世の中で腐った政治に負けていられない。まだ生き抜くぞ、そんな思いを抱いてほしいものだと心から思います。
一日遅れのメリー・クリスマス!
1)生まれ来る子供たちのために
ラジオDJ・山本シュウの呼びかけに賛同したミュージシャンによって制作されたチャリティ・シングル。 12月1日の世界エイズデーに先駆けて制作された。
小田和正がオフコース時代に歌っていた楽曲を編曲し、現在の音源が出来上がった。
PVは、1組のカップルの人生を写している。
多くの過ちを僕もしたように
愛するこの国も戻れない もう戻れない
あのひとがそのたびに許してきたように
僕はこの国の明日をまた想う
ひろい空よ僕らは今どこにいる
頼るもの何もない
あの頃へ帰りたい
−−−中略−−−
やっちゃならない過ちを認めながらに
時は流れその中でページをめくる新たに
大切なのは何ができるか?って始める
それが人を呼んで皆同じ気持ち抱いてく
無関心はもういい 行為すら放棄
しているならば 子供たちの笑顔までは遠い
未知ならば一から僕ら力出して
始めよう自ら 子供らの未来へ
愛するひとを守り給え
(あほう総理に聞かせたい...)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2)言葉にできない
歌:小田和正 作詞:小田和正 作曲:小田和正
終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように
ちがう きっとちがう 心が叫んでる
ひとりでは生きてゆけなくて
また 誰れかを愛している
こころ 哀しくて 言葉にできない
la la la……言葉にできない
せつない嘘をついては いいわけをのみこんで
果たせぬ あの頃の夢は もう消えた
====以下、略−−−−
どうかみんな再チャレンジできる世の中を夢見て生きて下さいね。
夢を持ち続けること、あきらめないこと...
そんな話が出来る来年でありますように。
(造反した渡辺さん、もっと本気で造反すればいいのに...)
固定リンク | コメント (5) | トラックバック (1)
大学医局の忘年会-その2(厳しい話)
大学の忘年会で、いろんな話を聞くのは楽しいものです。しかし、厳しいお話もいろいろ耳にします。
1)糖尿病は専門家が診る時代
ある糖尿病の専門家は言いました。
「かつては、インシュリンといっても、ラピッドとレンテくらいしかなかった。でも、今はどんどん製剤の種類が増え、治療の選択肢が広がった。治療にいろんな工夫が出来るようになって来た。だから、どんな研究会でも、どんどん出て知識を吸収すべきなんだよ。ところが実際に行ってみると、知った顔が少ないのが現実。同僚でも先輩でもOBでも誰でもいいから、もっと知識を吸収してほしいんだけど..。こんな状況では、専門家とそうでないのと、差がつきすぎてしまうよ。」
お〜まいが〜・・・
耳の痛い話です...。私も多少は勉強してるけど、最新の知識はどうか? 実際に糖尿病の患者さんも増えて来たし、もうちょっと頑張らなくちゃ...。
まあ、今はインシュリンを使う患者さんはほとんどいませんがね..。体重をあとちょっと減らしてくれればいい人ばっか..ですが。まず減りませんね..。困ったことです。朝バナナで太った人とか...。
2)リウマチの専門家の話
あるリウマチの専門家は言いました。
「リウマチも随分治療法が進歩しました。今、困ってるのは、知識もなく新しい薬をじゃんじゃん使って、白血球減少やら血小板減少になって慌てて大学に送ってくる医者。正直な話、開業してる整形外科医に多い。リハビリ(物療とか)ばっかりやってて勉強しないんだったら、治療は始めからこっちに任せてほしい。リウマチは内科が診る時代だと言いたい。そんなことやってるから、儲けすぎだの楽しすぎだのと言われるんですよね。」
お〜らっき〜
幸い?、そういう患者さんはウチにはおりません。でも、私も正直に言うと、きめ細かい治療ということになると、整形外科よりリウマチ内科の方がずっといいんじゃないかと...。整形外科でリウマチ専門みたいな先生、結構たくさんいますけどね..。どうなんでしょう?
ちなみに、もし私が難しそうなリウマチの患者さんに直面したら...
う〜ん、難しいですね。内科のリウマチ専門家、整形外科のリウマチ専門家、どっちも知り合いにいますからね。ただ、薬物治療について、どっちがより信頼できるか?、と聞かれたら...、今の所、6:4か7:3で内科かな? あ、あくまで、私の周辺の話です。
3)救命センターの医師が疲弊している
ある救命センターの医師は言いました。
ま、分かり切った話でもあるんですが、実際に聞くと、なおさら厳しい。
某大規模病院(救命センター)勤務の先生が言うには...、「土日は、あまりに救急が多くて、いくらベッドを空けても(つまり、強引に誰かを退院させても)すぐ満杯になります。ほんとは入院させたい患者でも、かなり帰ってもらいます。心肺停止、すぐ蘇生、みたいな患者が結構来ます。そういう患者で救急は精一杯。逆に、治療したら助かりそうな人が入院できない例はヤマほどあります。おかげで地元の周辺の先生からも苦情がしょっちゅうです。コンビニ受診は、ウチの病院では、いまだにものすごく多いです。はっきり言って、ほとんどの医者が疲弊してますよ。」
昔は私がいた病院みたいに、内科医しかいないのに、一人当直なのに一次救急病院の指定を無理矢理取らされてました。
(公立病院でしたから、取らせたのは自治体です。行政です。赤字を減らさなきゃ議会が病院予算を承認しない。せめて何か赤字を減らす手を打たなけりゃ予算がつかない。人手が少なくても現場が過労になろうとも、救急をやって患者を増やす、ということでないと予算が出ない。初めは抵抗していた院長も、はるかに年下の上司=つまり役人です=に本庁に呼びつけられ、年がら年中小言を言われ続け、やむをえず病院を守るためにみんな頑張ってくれ、と医局会で救急を始めようと説得を始めてしまった。当然、医局も抵抗するが、結局、病院を守り、患者を守りたいという意識で苦渋の決断をする。本庁は、病院側が自分たちの赤字を改善するために、病院側から救急をやると言った、と、責任は全部病院に押し付ける。まあ、こういう構図でしたな。ちなみに、公務員の世界では、事務職の方が、医師など技師職より出世(係長、課長、部長といった序列の上昇)が10年以上早いしより上に上がれる。この仕組みを治さない限り、国公立病院は自立できない。独法化で、ますます事務による支配が進んだと見るべきでしょう。)
いずれにせよ、昔は小さな病院も救急の一翼を担うことが多かった。しかし、医師不足、経営困難、一般病院から療養型病院への転換などで、次第に受け皿が細って来た。今は、それが急速に進み、救急の受け皿が急激に減少。患者は猫も杓子も救命センターを目指す。それで救急を全部受けろというのは無理に決まっている。
住民のコンビニ受診抑制、開業医の力を借りてでも病院側の負担を軽くする方策を進めないと、救急は成立しない。
==========
それにしても、今度の国家予算案もめちゃくちゃでござります。医療崩壊の改善に役立つような予算は、分かる範囲ではどこにもない。まさに、お役人の自己満足にしか過ぎない。相変わらずの、道路や公共事業と称する特定業者へのバラマキは、何のかわりもなし。国民の負担が増えるだけ。行政改革、公務員改革はどこかへ消えてしまった。あるのは旧態依然とした各省庁分捕り合戦のみ。ゼロベースで予算を考え直すことはどこもやっていない。このままなら医療崩壊まっしぐら間違いなし。
国に知恵なし、地方にカネなし、政治に信なし。そして、愚直な医師ほどヒマもカネもなし。
そして...
あほうに支持なし、国民に基本的人権なし。地方に病院なし...か。
固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)
ああ無惨、NHKもフジも...
1)NHKスペシャル『医療再建:いま何をすべきか』は、医療崩壊促進番組だった...
何とも寒い番組だった..
コーディネーターたる司会者は、医療に詳しいとは到底思わず、NHKの用意した映像も、およそ本質から遠いものだった。
なにせ、コメンテーターが、厚労省の谷口医政局長、日医の竹嶋副会長、WHO西太平洋地域事務局長の尾見茂氏、それとよく知らない人...。
<番組の宣伝>
「必要な時、必要な場所で、必要な医療が受けられない。」救急や産科、小児科、外科など、特定の診療科で深刻化する医師不足。地方と都会で広がる医療格差。夜間に頼れる医療機関がない在宅の患者たち。そして、過酷な病院勤務に見切りをつける医師たち。今、日本の医療が崩壊の危機に瀕している。こうした事態に、政府は医師の増員を打ち出したが、医師の数が増えても、診療科や地域など「医師の偏在」の問題に取り組まないと現状は変わらない、という声が医療現場や専門家から相次いでいる。必要な時に必要な医師がいる安心をどうしたら実現できるのか。番組では、妊娠中の女性や救急患者が受け入れを断られて亡くなるケースが続出する東京都の医療現場や、崩壊の危機に直面し医療体制の全面的な建て直しに乗り出している地方の模索など、全国各地の医療現場の最前線を取材。医師を計画的に配置しているヨーロッパの事例などを交えながら、「医療再建の処方箋」について徹底討論を通じて考える。スタジオには、厚生労働行政の代表、日本医師会の代表、全国各地の患者、医師、行政担当者など。司会は、高橋美鈴アナウンサー。
▽なぜ必要な時、必要な所に医者がいない?
今さら、そんなこと言うまでもないと思うのだが、ZEROのまとめくらいは見てから番組をやりゃあよかったのに...。
<ちなみに、NEWS ZEROの提言は次の通り>
(1)開業医の力を有効利用して、軽症患者の救急が大病院に集中しないようにしよう。
(現在の状況を、とりあえず少しでも改善するために)
(2)医療費を増やそう。
(医療費を増やして、医療崩壊に歯止めをかけ、誰でも適切な医療と介護が受けられるようにしよう)
(3)コンビニ受診を抑制しよう。
(国民、あるいは患者が医療再生のために意識をかえること、そして、コンビニ受診がどうしても必要な軽症の人のために、夜間診療所などを有効活用しよう)
▽“自由開業”は日本だけ? 好きな診療科を選べるのも日本だけ?
▽英・独では医師の計画的な配置で偏在対策
これには驚いた。日本を本気で社会主義国にするつもりか? 職業選択の自由などくそくらえ。医療崩壊の原因追及などぬるいぬるい。まず、医療費を増やせよ! 診療報酬を大幅にアップせよ! 儲けすぎたら高額所得者からカネを取ったら良かろう。カネさえあれば定額給付金もお断りする。それが『矜持(きょうじ)』とやらいう総理が知ってる唯一の難しい熟語だよ。
さらに驚いたのは、あの厚労省のデタラメ統計が、画面いっぱいに大写しされたこと。
勤務医の平均年収1400万
開業医の平均年収2400万 みたいなヤツですよ...。
一部の医師しか調査対象になっていない偽りの数字を平気で使ってくるこの神経。
まさに、NHKスペシャルの中でもとびきり最低級。
(いろんなサイトに現実の数字が出ている。30台、40台で年収1000万に満たない医師はゴマンといる。開業医だって、今や半数以上は年収1500万以下である。)
東京などでの開業医の急増は、勤務医の労働環境(給与と休暇)を整備し、訴訟リスクを軽減すればすぐ止まる。生き甲斐のある病院生活なら、多くの医師は病院で働くだろう。それだけのことだ。
診療科の偏在だって、訴訟リスクがなくなり、労働環境と報酬が整備されれば改善されるに決まってる。それを無視してネットワーク機能だの情報だのとごたくを並べるのは、典型的な役所のムダ。国民の税金だからこそ、有効に使ってほしいものだ。
日本医師会も、わざわざFAXで竹嶋副会長が出演します、と全国の医師会員に連絡していたのだが...、ただ失望しただけだった。竹嶋副会長は、最後に、『この討論で勉強させてもらいました』などと言っていたが、果たして何を学んだことやら..。医師が自律的に(みずから)偏在しないように考える、みたいなことを言っていたが..。私には全く意味不明。国が、厚労省が、バカなことばかりするから狂ってしまったのだから、それを反省して、方針を変えれば良いだけなのだが...。まるで厚労省(政府)応援団のように見えたのは、私の偏見だったのかな? いや、悪夢かも...。
ぬる〜い番組進行に、中途半端な意見のオンパレード。本質が見えないままに時間ばかりが過ぎる。
地域医療が崩壊したのはまるで医師の偏在がすべてのような番組の流れ。医師の偏在を避けるために、診療科の制限や、勤務地の制限や、開業の自由を奪え、という感じ。
天下のNHKがこの番組作りでは、ますます地方から逃散する医師は増えることだろう。
最後は、医療の公共性を医師自身が考えよ、ってことかな? 税金を使って育成されてんだから、わがまま言わずに規制が出来たらそれに従え、というのが結論でしょうか?
(この番組、さっそく掲示板で袋叩きになっているようですが...、まあ、百害あって一利無しの番組でしたから、当然と言えば当然か。)
2)フジテレビ系列の関西テレビ『サキヨミ』もひどかったな..。
例の国立循環器病センターの未承認の人工心臓を治験で使っていた話。最初から最後まで、『同意書の疑惑』ばかり。相も変わらず、患者がどういう疾患でどういう状態だったのか、なぜ機械をつけなければならなかったのか、そういうキホンは語らず、あくまでも循環器センター側に疑惑があるという。これこそ魔女狩り報道の復活ではないか?
『サキヨミ』の叩き方はどうみても私には理解不能であった。
十分な情報がないままに叩くというのは、報道機関にあってはならないことだ。
固定リンク | コメント (13) | トラックバック (0)
大学医局の忘年会-その1
母校のA内科医局の忘年会に行ってきました。
で、まずは歴史から...
昔の大学では第一内科、第二内科、第三内科という俗にナンバー内科制度になってまして、私の所属した内科の医局は、いろんな研究室がありました。一番の老舗は糖尿病研究室。ところが、私が卒後すぐに生理学教室に入っている間に、消化器中心の第三内科の学内講師が第一内科の教授に40才そこそこで抜擢される、という仰天人事がありまして、教授とともに第三内科から消化管免疫を専門とする研究グループが第一内科に移ったのです。昭和50年代のお話です。この時の教授は、自分のやりたい研究をやってもいい、という姿勢があり、いろんな分野の研究室がそのまま存続しました。
ですから、第一内科のなかに、
1)免疫研究室(臨床では消化器の専門家が多かった)
2)糖尿病内分泌研究室
3)血液研究室
4)循環器研究室
5)神経研究室
などが乱立し、さらに、研究室ではないけれど臨床では呼吸器を専門とするグループもできました。まあ、いわば総合内科といっても過言ではない陣容だったわけです。
このような医局の利点は、何と言っても、色んな疾患の患者、色んな合併症がある患者、ってのを、色んな分野の専門家からのアドバイスを受けながら診ることができる、ってことでしょうね。
いっぽう、個々の研究室のサイズが小さいと研究業績を集めるのが厳しくなります。互いに競って、臨床も研究も頑張っていましたが、時代は徐々にディヴィジョン化に向いました。
わが母校も全国的にみてかなり遅れましたがディヴィジョン化が成立し、消化器内科とか、循環器内科とか、臓器別に再編され、当然の如く、各ナンバー内科に分かれていた研究室を合併させる作業が行われました。少なからず混乱が起こりましたが、何とかおさまりつつある、といったところでしょうか。
ディヴィジョン化で研究室の規模が大きくなり、研究面でも臨床面でも専門分野の患者をたくさん診ることができてめでたしめでたしのはずでした。
ところが、厚労省が拙速に新研修医制度を始めたため、新しい医師の入局が減る医局がどんどん増えて、研究も臨床も教育も次第に厳しい環境になりつつあります。わが母校はまだましとは言え、決して楽ではないようです。
==============
さて、私は神経内科医ですが、このようなナンバー内科にまず在籍した経緯から、いわば専門外のA医局にも在籍し、忘年会にも出席しているわけです。
今年、A医局は大変複雑な状況にあります。というのも、A医局の教授が、もともと前教授とともに第三内科から第一内科に移って来たメンバーであったこともあり、A医局の教授からB医局の教授へと横滑りしちゃったからであります。ご丁寧に(偶然なのですが)、B医局の忘年会と日が重なったこともあり、かつての忘年会に比べ随分出席者が少なくなり、会場も小さくなっていました。以前、100名以上いたのが、半分近くになった感じでした。やっぱ、ちょっと寂しい感じ...。
で、何が大変って、実は、新しい教授専攻の最中..なんですね..。実際に新教授が決まるのは来年ですが、おそらく、この会場内に複数の候補者がいるはず...。微妙な緊張感がありました(汗)。といっても、結構みなさん仲いいんですけどね。
さて、忘年会が始まりました。司会進行をしているのはおそらく教授選の候補の1人のはず..。そして、開会の挨拶をするのももれまた候補の1人。他人事としてみれば面白いかもしれませんが...。どちらも人柄よく、私が信頼している先生なので、教授選で変な空気にならないことを切に願うばかりです...。
で、最初に挨拶された先生、いきなりブラックジョークをかっとばしてくれました。
『え〜、私がこのような席で、最初にご挨拶をさせて頂くのは、今回が初めてのことですが、これが最後になるかもしれません。』
結構、受けました。われわれOBだけでなく、現在の教室員も笑っています。これで少し安心しました。この発言で場がしら〜っとなるようだと将来が心配ですが、これならきっと、どう結果が出ても、みんな頑張ってくれることでしょう。
さて、忘年会にはいろんな先生がいます。開業してるのもいれば、救命センターでバリバリやってるのもいます。病院長もいます。市内の病院にいるのも、遠くに出張してるのもいます。楽しんでる先生も、疲れ切ってる先生も、昔の仲間の顔を見るとほっとします。これは、これまでの教授や上層部の人柄も大いに関係します。私はこの医局の出身でよかったと、つくづく感じます。昔、医局でスキーに行ったことや、夏の琵琶湖にレクリエーションで行ったことなども思い出しました。そして、最近診た患者さんのことで、いろいろと相談する相手もたくさんいました。有難い人脈です。開業医にとって、こういう人脈は財産です。
=============
昔は、寸劇対決ってのがありましたね。研究室対抗とか、一年目と二年目の研修医対決ってのもありました。ま、夜遅くまで病棟で働いて、それでもなお、忘年会の寸劇だけは絶対手を抜くな!、という先輩もおりまして、実ににぎやかな時代がありました。医局の秘書さんがメーキャップアーティストになっておりました。まあ、グロいのや、キタナいのや、このときとばかりに先輩をからかうネタのオンパレードでしたが..。
−−−−−−−−−−−−−
ところが、最近は研修医不足、医局員不足で寸劇どころではありません。楽しみが減りました。今回もビンゴゲームだけでした...。
おまけに、私は、ビンゴ、3番目くらいに当たって、喜び勇んで前に出たのですが、今回は、何と、ビンゴになってからさらに抽選券を引くというシステム..。おいおい、ビンゴの意味がないじゃんか!(かつて、折り畳み自転車やPSPをゲットしたのに、今回も当たれば、Wiiなどもあったのに...)3番目にビンゴだったのに、抽選では26番目くらいのになって...女性用電気カミソリなんかもらっちゃって....。
===================
さて、ビンゴも終盤になって、思わぬ乱入者が...
そうです!、B医局の教授へと転任したあの教授です! B医局の忘年会を中座してこちらへ現れたらしい..。それも、女性をひとり連れて..
おや? 見たことのある女性...。それもそのはず。かつて、私が勤務していた公立病院の神経内科病棟で苦労を共にした婦長(あ、看護師長か..)じゃないっすか!
そうか、彼女は、あの公立病院が廃院になってから、母校の大学病院に移って外来の看護師長をしてるんだっけ。まあ、元気そうでよかった。大学病院の外来だから、あちこちの医局の忘年会に行ってるんだな...。
前の教授が上機嫌でビンゴを中断してごあいさつ。
「A医局の忘年会がB医局の忘年会と重なっていると聞いて、○○君に『おい!、何でこの日に忘年会するんや?』って聞いたら、『先生がこっちの教授だった時に先生が決めたんやないですか。』と言われてしまいました。申し訳ありません。まあ、来年、新しい教授が決まるまでは、前任者が責任を持たねばなりません。今日は、来年の忘年会の日程が重ならないようにこの場で決めたいと思います。」
あ〜あ、仕切っちゃったよ。さっそく、若いのに会場の都合を聞きに行かせて、ホントに来年の忘年会を決めちゃったよ。
この先生、いろいろ批判は確かにありますが、ポリシーはしっかりしています。母校の発展のために勉強できる場を研究できる場を作りたい、ってことでしょうね。単科大学で、企業の寄付講座を5つも6つも作れる人は滅多にいませんからね。
研究者より実業者にみえるところが好き嫌いの分かれ目かもしれません。
==================
さて、忘年会で、大学医局についていろいろな病院で頑張ってる先生に話を聞くと、私が思っていた通りの意見が帰ってきました。
「最近、ネットで大学の悪口を言う人が多すぎる気がする」
「大学には大学の良さがあるのに、なぜ、知りもしないで批判するんだろう?」
私も正直、最近のネット発言にはちょっと違和感を感じることがあります。無論、医局もいろいろ、問題もあるでしょう。ですが、これほど幅広い人脈を得られる環境はなかなかないはず。まして、臨床、研究、教育を体験できるのです。選択には慎重を期すべきではありますが、見ずして批判するのはどうかと思います。ま、私は運がよかったのかもしれないが...。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
遠藤メロディーで麻生を歌う..
故遠藤実さんが国民栄誉賞。羽生名人は残念ながらこないだの敗戦で落選...。
遠藤さんの生んだ名曲の数々、その中から、あほう総理にふさわしい歌を選び、ここにご披露させて頂きます。
さて、その総理はというと、ホテルのバーをあきらめて、官邸(公邸)へ入る準備をしているとか...。え? 今から入るのかよ・・・ あまりの無神経さにおもわずあんぐり〜(angryではありません..)
支持率はついに、16.7%..もう少しで森さんに肩を並べるぞ。頑張れ麻生!
それにしても、コイズミに協力を仰ぐとはね...
さあ、それじゃ、歌にまいりましょうか?
こまっちゃうナ - 歌:山本リンダ
の替歌で、
止まっちゃうナ・歌:あたまもマンガ(かけ声付き)
歌を聞きたい人は、YouTubeへどうぞ。いろいろありますが...
コレなんかいかが? http://jp.youtube.com/watch?v=tzhDbRgl9No
作詩:遠藤実 作曲:遠藤実 改変:DrTakechan
止まっちゃうナ 連夜のバー通い (あっそう? どうぞご勝手に)
どうしよう 辞めるニャ早いかしら? (とっとと辞めんかい!)
うれしいような こわいような (お前が総理で、こっちがコワいわい!)
ドギマギしちゃう デカい官邸 (国民の呪いが待っとるぞ〜!)
純(コイズミ)に聞いたら 何んにも言わずに笑っているだけ (聞くだけムダや!)
泊まっちゃうヨ 若手に襲われて (襲いたいのは国民や!)
こまっちゃうナ 支持率来たけれど (来たで〜、16.7%!)
悪いよなァ 辞表を出さなけりゃ (わかってたら早よ出せ!)
苦しいような 辛いような (お前に苦しさが分かるんかい!)
ふるえてしまう 何故でしょうね (葉巻の吸いすぎじゃ!ボケ!)
モリに聞いたら 最後はみんなそうなんですって (モリが目標かい?)
こまっちゃうナ オザワに負けたけど (小沢は漢字読めるど〜!)
悔しいような 惜しいような (漢字も読めん総理で国民がどんだけ悔しいか!)
ドキドキしちゃう 総理の椅子 (見学終わったら早よ帰れ!)
街で聞いたら 『何にもしゃべらず、さっさと辞めろ!』と (しゃべったら恥ずかしいやろ!)
止まっちゃうナ 連夜のバー通い (辞任してから通ってよね!)
====================
なお、歌のモトとなった毎日jp、12/19の記事は次の通り..。
麻生首相:ついに公邸入り?
麻生太郎首相が年内にも首相公邸に引っ越す見通しとなった。来年1月5日からの通常国会で08年度第2次補正予算案と09年度予算案の成立に全力を尽くすため、「じっくり腰をすえて取り組むため」(首相周辺)とみられる。
首相は19日夜、公邸への引っ越しに関して「ああ、検討中」と語った。これまでは「衆院選が終わってから」と繰り返してきた。しかし、急激な内閣支持率低下など、政権が危機的な状況にあることから、「公邸に陣取り、連夜のバー通いも控えめにする」(首相周辺)意向のようだ。【木下訓明】
内閣支持率:時事世論調査16.7%…首相周辺ショック
時事通信社が19日発表した世論調査(12?15日実施)によると、麻生内閣の支持率は16.7%と同社の11月調査から22.1ポイント減り、報道各社の調査で初めて20%を下回った。麻生太郎首相は19日、ハローワークを視察するなど支持率アップに懸命だが、「今は耐えるしかない」(首相周辺)のが実情だ。
「首相が12日に雇用対策などについて自ら記者会見した後だけに、この結果はショックだ」。首相周辺は驚きを隠さなかった。6?7日に実施した毎日新聞の世論調査では支持率が21%に低下しており、12日の記者会見は下げ止まりを狙ったものだったからだ。
危機感を高めた首相官邸は、河村建夫官房長官が19日、記者会見場に政府の雇用対策の説明資料を拡大したパネルを持ち込んだ。河村氏がパネルを持ち込むのは初めてで、8分間にわたり政府案を説明。野党3党が提出し参院で可決された雇用対策関連法案を「予算の裏付け、内容に、疑問あるものがいろいろある」と批判した。一方で支持率低下については「政策を着実に仕上げていくことで国民の理解をいただく」と述べるにとどめた。
首相は19日夜、首相官邸で「私への評価だと思って厳しく受け止め、かつ真摯(しんし)にその話を聞かなきゃいかんものだと思っている。我々としては1次(補正)、2次(補正)、本予算と予算を作り上げて、4月1日にスタートできるように全力を挙げたい」と語った。【坂口裕彦】
河村官房長官:小泉元首相に麻生内閣への協力要請
河村建夫官房長官は19日、東京都内の飲食店で小泉純一郎元首相と会い、低支持率が続く麻生内閣への協力を要請した。
小泉氏は「首相が前向きであることが非常に大事だ」などとアドバイス。そのうえで、自民党内の主要派閥が三木武夫首相(当時)に退陣を迫った「三木おろし」に言及。退陣には至らず任期満了選挙となったことを念頭に、「任期満了だってある」と語った。【坂口裕彦】
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)
生存権を崩壊させたのは誰だ?(+ZERO)
ネットをめぐるうちにふと目に留まったのが
『世に倦む日日 』というブログ...
過去に何度か立ち寄ったことがあるが...、かなり辛口の政治・経済批判を繰り広げ、毎日1万近くのアクセスがあるようだ...
論調は、自民、民社ともぶった切り、さりとて共産主義者でもなさそうだ..
でも、とにかく、現在の狂った政界に一石を投じる発言を繰り返しているサイトには違いない。
で、今回は、
憲法25条のエキスパート出よ - 健康で文化的な生活の守護者
という記事が目に留まったのだ。
大企業に切り捨てられ、行き場をなくした若者がホームレス化して街を放浪する日本、また、私たちから見れば、医療も介護も切り捨てられ、頼る者もなく弱ってゆく高齢者は他人事ではない。
私たちの国は、こんなことを許す憲法を持っていたのか???
Wikipediaによれば、
日本国憲法 第25条は、日本国憲法第3章にあり、社会権のひとつである生存権と、国の社会的使命について規定している。
条文
1. すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2. 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
英文
Article 25.
1. All people shall have the right to maintain the minimum standards of wholesome and cultured living.
2. In all spheres of life, the State shall use its endeavors for the promotion and extension of social welfare and security, and of public health.
思い返せば、過去に何度か読んだことのある文章だ。しかし、読んでも『ふ〜〜ん・・』という感覚しか残らない。だって、権利はあっても誰も守っていないじゃないか? 国家が守るんじゃなかったのか? いや、政府が率先して守らなければならなかったのではないか?
私たち医師は、いわば、この憲法25条を守るべく存在している。しかし、なしくずしてきに私たちを取り巻く環境は厳しさを増している。私たちが、使命を達成しようと努力し続けるためには、上のブログの主が言っているように、「必要なのは公法系の論客で、優秀な憲法・労働法・行政法の学者こそ一刻も早く登場して活躍して欲しい」のだ。ついでに言えば、医師が安心して業務に邁進できる環境を整備するのは法律家の義務ではないかと思うのだが...。残念ながら、昔の慣習に(判例に?)とらわれた論客があまりに多すぎて話にならない。あなたたちはいったい誰を守るのか?
==============
さて、日本の国会では、相変わらず荒れた状態が続いている。まあ、韓国ほどヒドいものではないのだが...。
参議院では民主党により、雇用関連法案が強行採決された。許せない!、と怒り狂っている自民党議員は、安倍政権による強行採決12連発(13だったかな?)のえげつなさをお忘れか? と言いたくなるが...。無論、十分な議論もなく強行採決するのは悪いことは確かだよ。だが、自民にも反論する資格がないことを改めて認識してもらいたいものだ。
そもそも、よりによって放言癖で有名な、漢字もろくに読めない、空気さえ読めないみぞゆうのバカ男を総理にしちまったのはどこのどいつだ!?
(え?、全部森喜朗が悪いって? そんな責任の『たらい回し』のあげくに政権の『たらい回し』に終始した上に、解散『拒否』をつらぬいてんのは、誰の責任やねん? え?、支持率低すぎて解散『不能』ですって? ま、そらそうやけど,,、(おいおい・・))
いずれにせよ、この悲惨な世の中、評論家ばっかしゃべってないで、法律論で闘う学者はいないのかよ? 国民がどれだけ棄てられ、殺されてるのかわかってるのかよ?
=================
でもって、NEWS ZEROでは、シリーズ医療を、救うの最終章をやってましたね。
『夜間・休日の安易な救急病院の安易な利用はやめよう!』という、当たり前だが、現実に大きな問題となっている現実に対し、正しい提言をおこなってくれた。夜間診療所を積極的に利用しようという解説もわかりやすかった。
結局、3日連続のシリーズで提言されたのは
1)開業医の力を有効利用して、軽症患者の救急が大病院に集中しないようにしよう。(現在の状況を、とりあえず少しでも改善するために)
2)医療費を増やそう。(医療費を増やして、医療崩壊に歯止めをかけ、誰でも適切な医療と介護が受けられるようにしよう)
3)コンビニ受診を抑制しよう。(国民、あるいは患者が医療再生のために意識をかえること、そして、コンビニ受診がどうしても必要な軽症の人のために、夜間診療所などを有効活用しよう)
といったことでした。
今後、ZEROに期待することは、医療の財政論、医療を取り巻く法律問題、マスコミの医療報道に対する姿勢 などの重要問題に、さらに切り込んでほしい、というところでしょうかね。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
医師の投票行動?
臨時ニュースを申し上げます♪〜
某医師系サイトでひそかに実施された医師投票行動に関するアンケートで、『自民党に投票しない』を選んだ医師が、96%以上となりました。
このアンケートは、例のAss Hole、あ、もとい、あほう太郎総理の『医者には社会的常識がない』発言を契機に実施されたもので、選択肢はいたってシンプル!
もし、衆議院選挙が直ちに実施されたら、
『自民党に投票する』
『自民党に投票しない』
の、いずれでしょうか? 選択して下さい、というもの。
11月下旬から、つい最近までの累計投票数は1200を越え、
そのうち、96%以上が『自民党に投票しない』という回答でした。
ネット上でのアンケートということで投票に偏りがあることは間違いないと思われますが、それにしても、圧倒的な選択の差に、思わず、『あっそ〜?』と言ってしまいそうであります。...あ、失礼致しました。さて、このアンケートはおそらく若い勤務医主体の回答であろうと推測されますが、それでもおじさん開業医も最近は結構ヒマで?、ネットに救いを求めている向きもあるかと想像されます。
となると、自民党支持団体である日本医師会と、一般会員の意識には相当なずれがあろうことが明らかであります。
しかし、これは、考えてみると大変なことであります。あほう政権は、バラまき経済対策と銘打って、連日のように大盤振る舞いの政策を発表しております。重要なことは、ほんとに困っている生活弱者にはスズメの涙、自民党の大票田と期待される経済界には惜しげもなく税金をぶち込んでいることであります。
となると、もはや大票田として全く機能するはずのない医療分野にカネを回したところで、瀕死の自民党政権の支えには全くなりえない、となると、医療界にはカネを回そうという動きは、政権から出てくるはずはない...。
ということで、もはや医療崩壊の進展は既定路線と思われる訳であります。
まして、先日の衆議院予算委員会では、自民党の山本有三議員が、『道路を作れば、救急車が早く患者を病院に送れるから、どんどん道路を作れ』と総理に提言をしておりました。また、自民党では、昨日、『後期高齢者医療制度』の制度を当面維持する方針を確認致しました。
というわけで、今後、医師が『自民党に投票する』確率はますます限りなくZEROに近づくものと推測されますが、それでもなお、政府は医療崩壊に歯止めをかけることはあり得ない状況です。
===============
ZEROで思い出しました。NEWS ZEROでは、医療を救え!というテーマで。特集第2話をやりました。
https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/zero/tokushu/action/
この記事を書いている現在、まだ最新の特集はアップされていませんが、間もなく動画で見られるようになると思われます。
そして、この特集の最後で、村尾キャスターは、はっきりと言いました。
医療崩壊の原因は、医師不足である。1982年の閣議で医学部定員削減が決められてからずっと削減されて来た。だから先進30カ国の中で、日本の医師数は最低レベルになってしまった。ZEROは医師数を増やせ!、と提言を続けて来た。今年、ついに医学部定員が増やされることになったのは、26年ぶりの方針大転換である。
しかし、さらにもう一つ医師不足の大元にあるのは1980年代、医療費急騰で『医療費が国を滅ぼす』という議論がなされ、医療費抑制政策が始まったことである。それ以来、日本はず〜っと医療費抑制政策が続いてしまった。これを変えなければ、医療崩壊は止まらない。
村尾キャスターはさらに続ける。
これを今後どうするか、日本には二つの選択肢がある。
1)医療費抑制を続けて医療崩壊をながめる。
2)医療費を増やして高齢化社会にも対応した医療制度を再生する。
村尾キャスターは
日本は2)を目指すべきだ。医療費を増やすべきだ。ただ、先頃、社会保障会議が試算したところでは(これ、権丈先生の意向ですよね)、医療と介護を一体として考えて、2025年には14兆円の財源不足になる。これは消費税換算で4%になる。この負担をどうするか、消費税を上げる、行政のムダを徹底的に削減する、医療を効率化する、いろんな方法を考えて、とにかく医療費を増やすことが必要だ、と提言する。
非常にきっぱりとコメントした。
『医療を効率化する』のひとことだけは、ちょっと気になるが、でも、他の報道に比べれば、遥かにマトモで筋の通った話だと感じました。
ちなみに、このちょっと前、TBSニュース23では、後藤謙次キャスターが、国立循環器センターの人工心臓問題を報じていた。残念ながら、あの毎日新聞の記事と同じ論調で、あたかも国立循環器病センター側が悪事を働いたかのような説明で、非常に腹立たしかった。
<参考>
人工心臓:治験中に死亡 大阪・国立循環器病センター
毎日jp 12/17
国立循環器病センター(大阪府吹田市)で07年春、治験(医薬品や機器開発のための臨床試験)として補助人工心臓を装着された男性(当時18歳)が、装着から約2週間で呼吸停止状態に陥り、意識を回復しないまま08年春に死亡していたことが17日、分かった。遺族は「医療事故ではないか。治験継続の同意書にも『納得できない』などと記したが治験を継続された」とし、17日までにカルテなどを証拠保全した。今後、センターに詳しい説明を求める予定だ。
センターと、遺族側の弁護士によると、男性は重い心臓病の「拡張型心筋症」のため入院。センターの医師から説明を受け、開発中の補助人工心臓「エバハート」の治験に参加することに同意し、装着のための手術を受けた。手術から約2週間後、呼吸困難などを起こして容体が急変。呼吸と心臓が停止して意識不明に陥った。男性はそのまま08年春に死亡した。
男性が意識不明だった今年2月、センターは男性の母親に対し、男性本人に代わって、治験継続の同意書に署名するよう求めた。この際に、補助人工心臓を付けた患者で脳血管障害が生じた事例などを説明した。
母親は「当初聞いていた話と違う」と反発し、同意書に「納得できない」などと記した。ただ、補助人工心臓を外すと男性が死亡すると考え「治験に参加するほかないでしょ」とも記した。遺族側は「自由意思による同意ではない」と主張している。
センターは「医療事故ではないと判断した。治験については、十分に納得いただいた上で施行している」とのコメントを出した。治験継続の同意が得られなくても、治療の一環として人工心臓を装着し続ける予定だったとしている。【日野行介】
ネット上では、さっそく、心ある医師から不安の声が上がっている。
このような報道のされ方をすると、拡張型心筋症という病気を知らない人から、医者が人体実験したように誤解されるのではないか、非常に不安だという。この病気の末期状態であれば、補助人工心臓をつけるか心臓移植をするか、どちらかでなければ生きながらえるのは難しいはずです。また、人工心臓を一旦植え込んでから取りはずす,というのは、殺して下さい、というのと同じことではないか、との意見もあった。さらに、半年ごとに家族から治験継続の確認を得て書類を作成するという治験デザインのあり方にも疑問が投げかけられた。 いずれにしても、こういう報道で、エバハートという新しい機器の臨床現場への導入が遅れては、それこそ同じ病気の患者を早く死なせることになるのではないか、という意見も出ている。
マスコミさんは、やはり、人命のかかわる記事を扱う以上、腰を据えて、時間をかけて現実の問題を検証してから書くべきだよね。
今回は、ZEROの圧勝! (でも、残念なのは、ZEROの一般ニュースで、『救急受け入れ拒否』と言っていたこと。やはり、扱う人でこれだけ違うんだね...。)
固定リンク | コメント (3) | トラックバック (1)
またムダな会議が...
おいおい、マジかよ?
またしても、IT企業に国民の税金バラまく相談かね? そんなカネがあったら、医療現場に注ぎ込んでくれ! ど〜でもいい役人の会議にムダな時間と労力とカネを使うんじゃない!
あんたらの発想で医療が良くなることが、これまでにただの一度でもあったのか? 現場の分からん人間が何を言っても、経済財政諮問会議と同じだろ? ムダです。無意味です。
あんたらがどんなシステム作っても、医療崩壊は止められんぞ。
−−−−−−−−−−−−−−
救急受け入れ支援システム充実へ研究会、あす初会合
2008/12/16 19:16 キャリアブレイン
厚生労働、経済産業両省は「救急患者の医療機関への受け入れを支援する情報活用等に関する研究会」を共同で設置する。医療現場が活用している救急医療情報システムの有効活用や、周産期救急情報システムとの情報共有の可能性などを検討し、これらシステムの機能強化につなげるのが狙い。
初会合は12月17日に開く。救急医療情報システムや周産期救急情報システムの改善の方向性について集中的に審議し、年度内に報告書を取りまとめる方針だ。
両省は来年度、これらシステムの充実に向けたモデル事業を実施する方針で、必要経費を予算要求している。モデル事業が実現すれば、研究会による検討内容が反映される見通しだ。
研究会には救急、周産期医療や情報システムの専門家ら19人が参加する。また、システム運用面など改善策の細部を話し合うため、研究会メンバーらによるワーキンググループも設置するという。
=================
こういう、医療を破壊した張本人が集まってムダな税金浪費をやるより、NEWS ZEROの提案の方が、よっぽどまともだよ。
ちゃんと『受け入れ不能』って言ってるしね...
================
ACTION 医療崩壊
“救急患者は断らない”医療再生に成功した市
医療崩壊を防ぐために今すぐにでも取り掛かれる具体策の提言。
救急患者を受け入れられない「受け入れ不能」。
その原因は医師不足ですが、医師の養成は早くても10年かかるため、その間どう崩壊を食い止めるかが問題となっている。
そんな中ある画期的な方法で受け入れ不能を克服することに成功した街がある。
地域医療はどうやって甦ったのか。
その方法を取材した。
動画を見るには次のURLをクリック!
https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/zero/tokushu/action/
このように、厚労省より経済産業省より、ZEROの方がよほど役立つ情報を提供している。われわれ開業医にとっても、今回放映された内容は無視できない提案であろうと思われる。
だが、忘れてほしくないのは、あくまでも、現在の政府の医療無策、厚労省の愚策が現在の状況を招いたという事実であり、その根源を徹底的に改革しない限り、この提案も急場しのぎでしかない、ということではないか。
NEWS ZEROでは、さらに、もう2日間、医療崩壊特集を続けるという。是非、もう一歩踏み出した提言が聞けることを期待したい。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)