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ブログ951htm

断らない病院,,,?



今頃、まだそんなサギまがいの宣伝がまかり通っているのも、やはり医療崩壊のなせるワザか...。



勤務医だった頃の思い出。



「救急依頼を受けたら、絶対断らないで下さい!」

かつて、これはタチの悪い病院で必ず聞いたことば...。



タチの悪い病院に当直に行ったら、必ず当直室に書いてある...

 病院長を見ても、

 事務長を見ても、

とにかく収益を上げることだけにご執心

周囲に病院が少ない地方ならやむを得ないということもあるが

大都会の真ん中でもそういう病院が...。



ふだん老人しか見ない医師でも幼児の急患を診る..

逆に小児科医が老人を診る..

内科医が婦人科救急を診る..

内科医が外傷の手当をする..

整形外科医が喘息治療をする..

皮膚科医が骨折の治療をする(まさか..ね?)



よっぽど大きな病院でもなければ、当直医はせいぜい2〜3人。

そりゃ医師が10人以上当直している病院もないわけではないが...

ひとり当直の病院すらいまだ多数...。

 そんな状況で、断れば、病院長や事務長に『何で断ったんや!!』とお叱りを受ける。でも、引き受けて何かあったら、たいていの病院長や事務長は逃げる...。



絶対断らない病院が引き受けた患者さん..、「こりゃウチでは治療できない!」

と思っても受入れて、一旦、救急外来で出来損ないの治療をして、それから治療できる病院を探すとなると...、正しい治療が恐ろしく遅れてしまう...



それを知ってか知らずか、大マスゴミが、「救急病院のくせに断るとは何たることか!」と叩きまくる....。

でも、引き受けて、正しい治療が出来なかったら、いつ訴えられるか分からない..



よく出来た国家ですな...。世界的に見ても、先進国の中で最も医師数が少ないというのに...

ひとりあたり1万2000円あげるから、医療の不備はがまんしてね..(と聞こえてきます)

命を失う患者はますます増える..。(医師さえ命を落とす..)



それでも、そんな『絶対断らない病院』には、結構多数の研修医が研修希望して集まるという...。

確かに、給料は、物質的待遇はいいかもしれない...(なにせ、治療内容はともあれ救急を受入れれば収益は上がるからね)

確かに症例数は多いだろうけど(そしていろんな経験になることは確かだけど)、きちんとした指導医がいてこその質はどこまで担保されるのだろう?

私は...以前から言ってるんだけど...、研修医は、急性期の患者が亜急性期、回復期、慢性期にどのようになっていくのか、多少は知っておいた方がいいと思うんだけど。

一握りの救急専門医を除いては...ね。

患者さんたち、というか、国民はどこまで現場を分かってくれるだろうか...。

これ以上、マスゴミに汚染思想を叩き込まれた人が増えませんように。

私もakagamaせんせいのエントリー、
『断らない』には理由がある

に、1票!







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