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「なんとなく」過ぎた秋の日の日記



今日は木曜日。診察は午前中だけで〜す♪〜 お天気サイコ〜!

 でも、昼からまず往診ですら..

 患者さんはくも膜下出血から3年もたった寝たきりのヒトです。

 この患者さんについては、以前も書いたことがあるんですが、不思議な?改善を示しています。抗痴呆薬アリセプトと抗パーキンソン薬のシンメトレルが奏効して、1年ほど前から徐々に反応がよくなっています(抗血小板薬のアスピリンも入れています)。

 2年ほど前、最初に往診した時は目は開けていても発語はなく、ときどき口を動かしても何も聞こえませんでした。それが、今やしゃべり続ける時があるほどによく話されます。残念ながら、話の内容を聞くと、認知症としか思えないはちゃめちゃなところがありますし、記憶もかなり障害されているようです。それでも、ご家族は、会話ができることをとても喜んでおられます。

 それと、全身の筋緊張(rigidityというかtonusというか..)もすごく改善しています。初めは、全身、とくに右半身はガチガチに力が入り、曲げるのも難しい位。ところが、今は右手でお箸を使ってご飯を食べることができます(まだ全量というわけにはいかないようで、朝だけPEG(胃ろう)から栄養を入れています。PEGを抜去してもいいくらいですが、いつたべられなくなるかわからないので、ご家族も私も併用でいくことで同意しています)。さすがに右下肢だけはすでに拘縮もあり、硬いのですが、左の上下肢などは、信じられないくらい硬さが取れてしまっています。

 ただ、最近は、自分で起きようとしたり、キケンが少し出てきました。(そういえば、また別の往診患者さんも、あまり動かないはずなのに、ある日ベッドから降りていて家族が大慌てしたことがありましたっけ...)勝手にベッドから降りようとして事故にならないことを願うばかりです。ご家族には、危うかったら薬を減らすことを指示しました。


   ===================

 往診のあと,地区のこどもまつりの役員会に出席するため区役所へ出掛けました(地区医師会のお仕事の一つです)。小学校の校庭や講堂でいろんなイベントが行われます。

 ま、われわれ医師会は、当日、救護班とし出動するだけですが....。



 ただ、ひとつ気になる話が...。もし、衆院選の投票がまつりに重なったら、小学校は投票所になるので、まつりは延期になるかも...ということ。

 で、延期になったら、参加できない団体もできるかも...

 煮え切らない総理がいつまでたっても解散日を決めないので、大勢の子供たちのためのイベントが直前まで宣伝すらできない、という馬鹿げた話です。

 いくら待っても、支持率はあがらないよ〜〜だ!

 (さすがお役所。前年度のやりかたをほぼ踏襲しているので、打ち合わせといっても、イベントの種類、場所、時間を確認する程度で30分ほどで終わりました)

   ====================

 TVで、大阪の悲しいニュースをしていました。あの、大阪府の橋下が出ていました。

何でも、第二京阪の工事のために、ある幼稚園の理事長の畑で園児たちがずっと世話をしてきた畑に強制執行が入り、全部掘り返されてしまった、というのです。

 泣きじゃくっている多数の園児たちに橋下はどう説明をするつもりでしょうか?

TVでは、「開通が1日遅れたら、6〜7億円の収入が入らなくなる。4月からお願いしてたんだから、2週間ほど収穫を早くしてくれたらよかった。」

  ・・・・・・

 園児たちにこのオトナの理論は理解できるのでしょうかね?

 親たちはみんな、「あの橋下というバカやろ〜が、畑をつぶしたんだ!」と言い続けることでしょう。

 そして、私の理論では....

 「
6億か7億かしらんが、そんなもん、高速全部無料にしたらど〜でもえ〜やろが!

  それより、園児の教育大切にせんかい!


 ということになりますです...。

     =================

 昨夕、うちのプリッツ(4匹いる猫のうちの親分格です)は、若いのと追いかけ合い?をしていて2回の屋根から転落し、後ろ足の指のホネを複雑骨折しました...。

 さかりのように鳴いているのを女房が見つけ、動物病院へ連れて行ったのですが、手術に十数万円と言われ....

 プリッツは足をぐるぐるまきに固定されただけで帰ってきました....。

 (猫の治療もクリニックの経営次第....でげす...(涙))

  獣医さんは、犬より猫の方が何とかなるかもしれん..と言ったそうです。



 で、プリッツは自宅に戻ってから電源コードに足をからませてしまい、暴れたので、その巻いた包帯がずれてしまいました。今日見たら、包帯なしで、足を引きずっておりました...。

 しかし、意外と歩けるもんですな....



(そういえば、うちの患者さんで、脳卒中後運動失語(比較的軽症でそこそこしゃべれるが錯語が多い)と右不全方麻痺をもつMさん、足首が腫れているので、感染症かと抗生物質を出したがひかない。で、病院へ紹介したら、脱臼骨折だったそうです。CTでやっとわかったとか。でも、その翌日、いつものように足を引きずりながら買い物をしていました.....。「しんどい」と言ってましたが...見ている方がしんどかった。「骨折してるんでしょ?」と言ったら、「はぁ〜???」と言ってました..。感覚失語もあったのか...。)

     ==================

 夕刻、近所の某財団法人の出張所から往診の依頼が...

 行ってみると、四国から来たという中年婦人がソファーに横たわっていました。

 両眼瞼は内出血して紫色に晴れ上がり、、左目は自分では全く開かないほどでした。それ以外にも、口唇、下額、右腰、左手関節および手指、さらに両膝などに多数の打撲創や内出血がみられた...

 え・・まさか、DV...?

 それにしては、いやに饒舌で、げんきにしゃべり、おまけにアルコール臭もぷんぷんです...

 え・・まさか、アル中...?

  −−−−中略−−−−

 診察上は打撲、内出血だけで、痛みもないようでしたが...神経学的にも特に問題はなさそう....。

 あとからやってきたご家族によれば、4日ほど前温泉でこけて打撲、さらに、どうやら今日も打撲されたらしいです...

 今のところ硬膜下出血によると思われるような症状がないので、早めに病院を受診されるようお勧めしておきましたが....

 ほとんど集団暴行かと思われるようなお顔で、よくもバスと列車で京都まで来られたものだと、感服致しました。列車でチューハイのんだだけと言ってましたが...まさか1本じゃないよね?

 そして、アルコールのせいとは言え、あまりのあっけらかんとした話し振りに気が抜けてしまいました。

 (病院時代、山ほど受けた急性アル中のあの悪夢がちと蘇りました...)

    ====================

 かくして、診療半日でゆっくりするはずの1日は、意外な展開で過ぎて行きます。

 あとは....

 あ、医師会の用事が残ってた!

 それと、初めて小さな会社から会社単位で健康診断の契約をしてほしい、って依頼があって...見積もり作らなきゃ...



 個人事業主は忙しくないと、非常に困るのですが...

 やっぱり、時間をかけてゆっくり診察がしたいです。となると増えても困るし..

増えなきゃ女房子供がかわいそすぎます....。



 あ、そういえば、午後に、「鬼嫁日記」の再放送をやってました...

 ちょっとだけ見たのですが...体にも心にも悪そうでした...

お風呂屋さんが舞台ですが...

「お客さんの30%増が何でできないのよ!」

鬼嫁さんのことばが胸に刺さります...

 というわけで、今日はこのあたりで・・・・



最後に、「なんとなく」、にふさわしい記事を一つ



「なんとなく」言っちゃう麻生首相の口癖、逃げ口上?

2008年10月15日23時36分 Asahi,com

 べらんめえ口調が持ち味の麻生首相には、いくつかの口癖がある。言葉のつなぎに「きちんと」「基本的に」などを多用して明快さを出そうとする半面、特に目立つのは「なんとなく」というフレーズだ。記者団のぶら下がり取材に対しても用いており、言質を取らせない「逃げ口上」にも聞こえる。

 首相就任から約3週間。原則として毎日首相官邸で行われるぶら下がり取材のほか、衆参予算委員会での答弁などを合わせると、「なんとなく」が50回以上登場する。べらんめえ調型の「なんてえの」や短縮型の「なんか」といった変形を含めれば、80回を超える。

 例えば今月7日。ノーベル物理学賞の受賞者2人との電話では「なんとなく」を連発。京都産業大教授の益川敏英さんとの会話では——。

 「なんてえの、ますますこういったなんてえの、素粒子の理論とか……」「なんとなく、なんとなく、勉強とか、なんとなく物理とか、なんとなく難しく考えないで、なんか夢を持ったり……」

 高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠さんに対してもこんな調子だった。

 「なんとなく若い人がちょっと夢がないような話が多いんですけれども、なんとなくこういった地道な研究を頂いた方がノーベル賞なんていうものになりますと、地道に研究した成果がなんとなく努力が実ったみたいな感じがして……」

 それぞれわずか2分程度の会話に、合わせて11回も「なんとなく」を使った。

 ぶら下がり取材では、時折記者団に逆質問したり、質問の途中で答えたりするなど、自分のペースに持ち込もうとする場面が多い。それでも、「なんとなく」はつい口をついて出るようだ。就任から一夜明けた心境は「改めてなんとなく付いてくる人も多いし、大変やなと改めて責任の重さみたいなものを強く感じた」。民主党の小沢代表の衆院本会議での代表質問については、「なんとなくかみ合わなかった」とこぼした。



 首相就任直後の9月24日の閣僚名簿発表では、地球温暖化問題に関連して「明らかに、なんとなく我々のまわりに大きな変化が起きている」。大きな変化が起きていることは明らかなのか、なんとなくなのか、どっちつかずの用法になっている。

 広辞苑によると、「なんとなく」の意味は「とりたてて何ということもなく」とある。歯にきぬ着せぬ物言いに定評のある首相には似つかわしくなく、照れ隠しとも受け取れる。

 古くからの首相の知人は「『なんとなく』という口癖は昔から。政治家なんだから、はっきりものを言わないといけない。やめた方がいいと言ったが、直らない」と明かす。(山尾有紀恵)

     


 「歴代首相の言語力を診断する」などの著書がある東照二・立命館大大学院教授(社会言語学)の話 麻生首相は一見、強がってみせ、対立的、挑戦的なスタイルに特徴があるようにみえるが、実は日本人の特徴である漠然さ、あいまいさ、非論理性、逃避志向を強く持っている政治家だ。「明らかに、なんとなく……」という矛盾した二つの言葉の並列が、麻生節を象徴している。明確に言おうと意識的に努めているが、その中にあいまいな世界が埋め込まれている。それを象徴するのが「なんとなく」ではないか。首相の口癖としては、むしろ逆効果の言葉だ。



(ま、何となく総理になったヒトですからね...

  早く来い来い総選挙・・・)



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