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こんな医療に誰がした?−反省なき新内閣
今日は悲しいニュース3本!
これを読むと、医療制度の貧困が弱者を直撃していることがわかるのだ。
なお 私が今日往診した患者さんなんて、脳卒中で倒れて23年! まだアタマはしっかりしておられるが、右麻痺、失語(運動失語であり、こちらの言うことはかなり理解できている。自分から発せる言葉は、まあ、とか、いや、とか、簡単な言葉のみ)。
ほとんど奥さん1人で介護しているが、奥さんはいつも疲れて必死になっている様子が見える。患者さん(夫)は糖尿病からの腎不全で、透析生活。閉塞性動脈硬化症の合併で、両足の指先は、ほとんど潰れてしまっている。爪があるのは2本だけかな・・・。
今日、患者さんが、病院に入院したい、それも、死ぬまでずっと入院したいと言ったらしい(奥さんは、失語症の夫の言いたいことをいろいろ質問することで汲み取る技術を身につけている...)。疲れきっているはずの奥さんだが、それでも、“病院に入ったら、あなたの好きなようにできないし、いろんなことを看護婦さんに頼んでも忙しくてなかなかやってもらえないのよ。それに、私も心配だから、結局、ずっと病院に行かなきゃならないし..” 焦った奥さんが、昔馴染みの医師である私に、とにかくすぐ診てほしいと頼んで来られたのだ...。
夜診がおわり、急いでメシ食って、夜9時頃に患者さん宅をお邪魔した。
かつて、いろいろ将来を悩んでうつ状態になり、私が治療した経験があった。で、今回は、数年ぶりで会ってみると、思ったより元気だった。いろいろ質問すると、今すぐどうしても入院したいというわけではなかったみたいだ。でも、奥さんが疲れてるのもわかるし、将来を考えて入院した方がいいと思ったらしい。
老々介護の典型例・・・この夫婦にどんな未来があるというのか...
でも、ゆっくり入院して親切に診てくれる病院があるのだろうかね・・、というか、そういう医療をやって経営が成立する病院があるのだろうか...?
“今すぐ入院したいわけではない”という夫のメッセージを聞いてほっとしたと同時に、何もしてあげられないのが本当に辛い...。
奥さんは“昔お世話になった先生が来てくれて本当に嬉しい”と言ってくれたが..
もし、私が行くことで、少しでも気分が楽になってくれたら..
ため息の出るような往診だった...。
さあ、悲しいニュースを読んで下さいな....3本立てだよ!
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相次ぐ負担増で遠ざかる医療
2008/09/24 21:18 キャリアブレイン
後期高齢者だけでなく、74歳以下の受診も減少していることが明らかになった全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)による「緊急患者動向調査」。受診抑制については、後期高齢者が年金からの保険料天引きなど、74歳以下が相次ぐ増税や物価高などで、国民生活が厳しさを増している表れとみられ、全日本民医連は「後期高齢者医療制度」の廃止はもとより、国民が必要な医療を受けられる制度の構築などを求めている。
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調査では、後期高齢者の今年4?6月の外来の総日数が、病院と診療所を合わせて前年同月比8.47%減少し、74歳以下の外来についても、病院が4.33%減、診療所が3.15%減と、いずれも前年同期を下回っている。
患者が受診を抑制している実態については、全国各地の医療機関が具体的な事例を報告している。
後期高齢者では、「月額7万円の年金で暮らしている75歳の患者は、高血圧、高尿酸血症などで定期的な受診が必要だが、食事をはじめ、生活費を切り詰めても、受診する費用を負担できない」(北海道)、「78歳の女性のケースで、同制度の施行や介護保険料の値上げ、年金の手取りの減少により、これまでは週1回のデイサービスと週2回のヘルパーを利用していたが、利用を減らしている」(青森県)、「従来は国民健康保険によって3500円の自己負担で、胃内視鏡、胸部レントゲンなどを受けられたが、同制度の施行で、後期高齢者は健診の対象から外されて自己負担になったため、検査を受けてもらいにくくなり、病気の早期発見につながりにくい」(埼玉県)など、厳しい生活実態によって、医療に加え、介護サービスの利用抑制なども起きていることが指摘されている。
また、74歳以下では、「トラックの運転手をしている患者のケースで、ガソリン高騰のあおりを受け、仕事が厳しくなったことで、休んで病院を受診することができなくなっている」(同)などの事例も挙げられている。
さらに、年齢に関係なく、「受診を中断している患者に電話をすると、『まだ薬があるから』という答えが何人からも聞かれる」(山梨県)など、医療費を少なくするため、薬を間引いて飲んでいる実態や、「外来で発見されるがんでは、手遅れの進行がんばかり」(石川県)など、受診抑制が命にかかわるほど深刻になっていることが報告されている。
全日本民医連では、「負担増、給付減に伴う受診抑制が深刻さを増している。医療費抑制を主眼とした同制度の廃止はもちろん、国は患者が安心して医療を受けられる制度に転換することが急務になっている」などと訴えている。
後期高齢者医療で受診抑制が深刻に
2008/09/24 21:06 キャリアブレイン
4月に始まった「後期高齢者医療制度」の影響で、後期高齢者の外来(通院日数)が8.47%減少していることが、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)が9月24日に発表した「緊急患者動向調査」で明らかになった。高齢者の医療費が1割負担となった2002年の「健康保険法改正」による4.4%の受診減を大きく上回っており、全日本民医連では、「保険料の強制天引きなどが、高齢者の生計費を直撃し、受診抑制を加速させている」として、同制度の廃止を強く訴えている。
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調査は、全日本民医連に加盟する全国の医療機関を対象に実施し、66病院と147診療所が回答。同制度が患者の受診にどのような影響を与えているかについて、今年と昨年の4?6月の外来・入院(病院のみ)の総日数や総点数などを調べた。
その結果、後期高齢者の外来の総日数が、病院で前年同期比10.48%、診療所で同7.84%、それぞれ減少しており、全体では8.47%減少していることが分かった。入院は3.31%減少していた。
外来については、02年10月に施行された改正健保法で高齢者の窓口負担が定額制から1割負担(一定所得以上の高齢者は2割)になった際、受診日数が4.4%減少したことが衆院予算委員会に提出された厚生労働省の資料などで明らかになっているが、同制度に伴う減少率はその約2倍にも上った。
また、患者が受けた診療について医療機関が保険者に請求する診療報酬明細書(レセプト)の総点数では、病院の外来が6.71%減と大きく減少したのをはじめ、診療所の外来が3.46%減、病院の入院が1.18%減と、いずれも前年同期を下回った。
全日本民医連では、後期高齢者に加え、74歳以下の患者の動向も調査したところ、病院の入院についての総点数を除き、いずれも前年同期比で3?4%減少していた。
これらの結果について、全日本民医連では、「同制度は、窓口負担そのものの割合に変更がないにもかかわらず、02年の『改正』による受診抑制をはるかに上回っており、異常というほかない。年金からの保険料天引きは、実質的には年金給付の削減を意味し、生活が厳しさを増す中、受診を控えざるを得ない高齢者が増えている」と指摘した上で、「10月15日には、これまで扶養されていた後期高齢者など新たに625万人が天引きの対象になるだけに、さらに受診抑制が強まる」とみている。
74歳以下の受診抑制についても、「度重なる増税や物価高が国民生活に悪影響を及ぼしている結果だ」と指摘している。
新生児救急「ミルク一人飲み」常態化 人手不足のあおり
Asahi.com 2008年9月23日
生後間もない赤ちゃんの命を守る新生児救急の現場の多くで、乳児を抱かずにミルクを飲ませる「一人飲み」が常態化している。看護師の配置が不十分な現状が背景にあるが、ミルクが誤って気管に入るなどすれば、生命にかかわりかねない。制度の不備を訴える声が広がりつつある。
「赤ちゃんを抱かないで世話するなんて、あり得ないでしょう。その当たり前のことができないのが、今の新生児医療の現場」。この問題の改善を訴えている青森県立中央病院の網塚貴介医師(48)は顔を曇らせる。
一人飲みは、保育器に寝かせたままの乳児に哺乳(ほにゅう)瓶の吸い口をくわえさせ、瓶を保育器の中に置いたままにする飲ませ方。新生児集中治療室(NICU)や、乳児が回復直後に入る後方病床(GCU)で、一人飲みが常態化する実情を指摘する声は多い。
NICUのある病院でつくる新生児医療連絡会が05年、184施設を対象に一人飲みについて調査したところ(回答率50%)、「度々する」が26%、「時にする」が28%で、「しない」と回答したのは半数足らずだった。一人飲みを実施している施設の4割で、呼吸困難による嘔吐(おうと)などのトラブル経験があった。
西日本の病院で新生児科の責任者を務める男性医師は「恥ずかしい話だが、看護師の新人研修で一人飲みのやり方を必ず教えている」と打ち明ける。この病院のGCUの場合、2人の看護師が20床の定員を受け持つことにしているが、ここ数年、定員を超す入院が続き、4月には一時、53人が入っていた。新たな看護師の確保は難しい状況だ。
「現状では一人飲みは必要悪」と説く医師は「出産施設が減少しており、この地域でうちが引き受けなかったら赤ちゃんの行き場がなくなる。もし禁止されたら、地域の新生児医療は成り立たない」。
授乳や投薬、無呼吸発作の予防などを行う看護師の配置基準を国が明確にしていないことが、問題を深刻にしている。NICUでは、看護師1人が受け持つ新生児は3人以下と決められているが、受け皿のGCUには基準がない。
同連絡会の調査では、夜間のGCUの場合、看護師1人当たりの受け持ちは平均で9.8人。1人で乳児25人を担当している例もあった。平均を超えて受け持っている全病院で一人飲みを行っていた。
0歳児を預かる保育所では、保育士の数を「乳児おおむね3人につき1人以上」とする国の基準がある。網塚医師は「GCUはちょっとした体調の変化で命にかかわる未熟児を診ている。元気な子どもを預かる保育所以下の状態に置かれている現状はおかしい」と訴える。
==未熟児増加も追い打ち
未熟児の出生が増えていることも追い打ちをかける。高齢出産の増加や生殖医療の進歩で、千グラム以下の低体重児の出生は97〜06年に43%増えた。肺が未熟な低体重児は、泣くだけで呼吸障害を起こすことがあり、目が離せない。
赤ちゃんへの授乳は3時間に1回。どんなに急いでも、看護師1人につき1時間に5人が限界だ。NICUに勤務経験のある看護師は「もし複数の子が泣き出したら、そのケアだけで手いっぱい。おとなしくしている子に一人飲みをさせない限り、とても看護できない」と嘆く。
生後1カ月の長女を病院で亡くした東京都八王子市の河野明さん(58)は04年、東京地裁から「十分な看護を怠ったことが原因」との判決を受けた。「私たちが訴えてきた赤ちゃんの命の重みが、いまだに病院の人件費より軽視されている。国が看護についてきちんとした基準を設けることが改善に欠かせない」
大阪府立母子保健総合医療センターの藤村正哲総長(小児科)は「NICUやGCUを支えているのは看護。人手が足りないことで看護の質が落ちれば、入院している乳児の死亡率に直結するという調査結果もある。新生児科は医師も足りないなど課題が多く、看護体制の強化が急務ではないか」と話す。
厚生労働省医療課は「家庭の事情などで退院できない乳児を預かることが中心になっている病院もあるなど、医療機関によってGCUの質や役割の差が大きく、一律に看護師の配置基準をつくっていなかった。現場や学会の意見を聞きながら対応を考えたい」としている。(重政紀元)
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【新生児集中治療室(NICU)】 早産による低体重や仮死状態で生まれるなど、医療措置が必要な乳児を集中治療・管理する。05年現在の調査では全国に2341床ある。厚生労働省の研究班が今年、全国の主要施設に入院中の新生児数や在室日数などの実績から推計したところ、全国で約3150床が必要との結果が出た。国からNICUの指定を受けるには、専任の医師が24時間態勢で当直する必要があるが、こうした医師は全国で千人に満たない。
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この惨状を、自民・公明はどうするつもりなのか?
新内閣から、そのメッセージは全く読み取れない...
私は、あいつらに期待するほどバカではないぞ!
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小泉猪瀬両氏がやってきた改革もこれで終止符を打つぞと。
麻生財閥にとっては国民の税金も自分たちのもの、その閣僚が先陣を切って正体を露にしてきたということでしょう。
国民の最大の関心事であるはずの医療・年金などについては
予想通り、期待できそうなプランなど影も形も見えません。
そして、予想通り、票を稼ぐための思いつきプランでまたしても国民をダマそうとしている....
マスゴミのどっちつかずの八方美人記事といい
情けない世の中ですねえ...
その後体調はいかがですか?
当地ではついに昨日大雪山に初雪がー。。寒すぎ・・。
総選挙まで、あともう少しですね。
民主・野党がどこまでやってくれるか未知数ですが、政権交代後の後期高齢者医療制度の完全廃止と医療費の国家予算の大幅増額を、心から期待しています。
その意味で長崎から、若き新人の福田女史が立たれたのはとても心強く思っています。ぜひがんばってほしいです。
北海道ももちろんすごくがんばっていますよー。関西・九州ブロックもともに応援しています。(あ、東京も・・)
京都も朝晩は寒くなりました。雪は...降りそうにないですが
こちらも気持ちはすでに政権交代後...ですが
ちょっと気になるのは
後期高齢者医療制度はまず廃止されるでしょうね
(また保険証が変わったり、事務手続きがかわるのがうっとうしいですが)
ただ...医療費大幅増額をしてくれるかどうか..
その点は,いまだ不安です
(自民よりは期待できますけどね...)
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