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“なな”ロス・症候群?



あの、“なな”先生が、ブログやめちゃいましたね...

 (まだ、コメントいっぱいお返事書いておられてるし、まあ、いずれ再開される気もしないではないのですが)

なな先生の、何とも言えない心が温かくなるような文章力は本当に魅力的でしたね。

で、コメントを差し上げたところ、

「ブログをやめてぼ〜としてます。
ブログ・ロス症候群みたいです」などと丁寧にお返事を頂きました。

 大野事件が何とか医療界の願いが届いたような判決となり、K先生もやっと活動を再開できる運びとなり、なな先生もひとつの目的を果たされたわけですから、ここでちょっと一息入れるのは仕方ないことなのだと思います。

 あんなにお忙しい中で、青の素晴らしい記事の数々をよくぞ書かれたものだと思います。

 ただね、あのブログから感動を頂いていた私としては...「
え”〜〜〜? なな先生もう書かないって???? そ、そんなぁ〜〜・・・

 もう、心にぽっかり穴があいたような...

 よりによって私がちょっと調子を崩した時に追い討ちをかけるような...

  これは、つらいものがありましたね。



なな先生が、
ブログ・ロス症候群だとすると、さしずめ私は



   “なな”ロス・症候群 かな?



なんて思ったりして...(苦笑..そして涙..?)



ただね、ちょうどそんな時期にマイ・パニックが起こり、

随分多くの人達に励まされたり貴重なご意見を頂いたりして

ブログをやっていて、本当によかったなと,つくづく感じているところです。



   ===========



 で、この2週間ほど...ホントに調子が悪かったのは1週間くらいだったのですが、その間、鼻の奥のねばねばが気になって、四六時中,息苦しくて、過呼吸になるんじゃないかと不安になったり、テレビもPCも何も見たくなくなったり

何度もネラトンチューブを鼻の奥に入れて温生食で洗ったり、動物園の熊みたいに部屋の中をうろつきつづけて鼻をすすってはうがいをしたり...

急にいらいらして、全身発汗が生じたり...

まあ、こんな短い期間で、多くの患者さんの抱える悩みが急にわかるなんて、そんな大それたことは考えていませんが...

 
気付いたことはいろいろあり、貴重な経験だったと思っています。いや,ホント!



人の心は,意外にもろい。

頑張っているつもりでも、知らず知らずに傷ついていることもある。

些細なことでも、心が痛むような発言を繰り返し受けていると、自分では慣れっこだと思っていても、実は結構ひどく傷ついていて、いつのまにか一触即発の危険な状態になることがある、

大丈夫!、って思っていても、不安で不安でどうしようもないときがある。

家族がそばにいることのありがたみを改めて実感したり、

(女房のお母さんも一人暮らしでいろんな病気を抱えているので、女房が泊まりに行くことがあります。そんなとき、こちらの不安が増強すると、やっかいです)

薬を飲むことで救われることが実感として理解できたり、

(あ。最新のコーンビームCTで副鼻腔をしらべてもらったんだけど..ほとんど問題がないことが分かりました。立本先生にはホントにお世話になりました)



だのに、患者さんを診察しているとき、かかりつけの意見書やら診療情報提供書やら、いろんな書類を書いている時は全く気にならない。家にいるくらいなら往診に出掛けて患者さんやご家族としゃべっている方が心が救われる...(これが医師の身に付いた習性というものかな?)



ほんの少しだけ、患者さんたちの心に近づいた気がします。

長年、ずっとひとりで暮らしている患者さんもいます。家族はいても、一日の大半はひとりで過ごす患者さんもいます。重症の家族の介護ばかりで、自分が気を落ち着ける時間も場所もない患者さんがいます。配偶者が亡くなって、途方に暮れている患者さんがいます。一日中しんどさが、痛みが、しびれが、ふらつきが続いたりして、疲れ果てている患者さんがいます。

いつも相談する相手がいればまだいいけど、ひとりで苦しみ,悲しみに耐えている患者さんがいます。



いつか、そんな人が、つらくなったら何となく集まって、世間話や愚痴を話し合って、心の交流をはかれる場所を、私自身が作ることはできないのかな?

いわば、
“むすぶ”会

心を結ぶ会、友情を結ぶ会、病んだ心を慰め,癒す会。

今、うちのクリニックでは2〜3ヶ月に1回、女房を中心としたコンサートを開いています。これも考えようによっては“むすぶ”会なのかもしれません。

でも、もっと毎日のように、ひとりで耐えている患者さんがうんと多く存在しているはずです、今はそのような日本になってしまっているから...。



私に何ができるかわからないけれど、診察とは別に、地域の人と人を、いつでも受け入れられる“むすぶ”会みたいなのができるといいな...。



人は、いろんな人と出会い,話すことで、また次を生きる勇気と気力ができるのだと、短い経験の中で、少しは実感として自分の肌身で感じることができましたからね。今すぐは無理かもしれないけれど、いずれはね...。



わがクリニックは、間もなく
開院3周年を迎えます。

しょせんはフツーの内科医院です。

でも、患者さんの訴えを聞くこちらの心構えが、ほんの少しですが、変化したような気がします。患者さんが笑顔でやってくるクリニックでありたい、疲れきった表情でやってきた患者さんが、救われた思いで家路につくようなクリニックでありたい、そんな願いに一歩、いや,半歩かな? でもすこ〜し近づけそうな気がしています。



“なな”ロス・症候群...は、まだちょっと残ってるけどね....。



(以前、あつかふぇ・ロス症候群もちょっとはあったけど...あれはまだ影響がマシだったかな...。それは、多分,私が
男性だから,,,)



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「ななのつぶやき」が終了
医師ブログの中でも、トップクラスの人気を誇る『ななのつぶやき』が終わっちゃうんですね。最近忙しくて、あんまり医師ブログを見ることができなかったので。たった今、病院から帰ってきて初めて知りました。残念で... [続きを読む]

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おはようございます。偶然先生のブログを目にしましたが、「マイパニック」のこと、自分もまったく同じような経験をして思わずコメントさせていただきました。あの閉塞感・焦燥感は体験した者でないとわからないですよね。私は夜、横になったとたん、喉の奥の違和感や決してできていないわけではないのに、呼吸が苦しいような。身の置き所がない感じでした。3日くらい続きました。枕元にお茶を置いて、喉にモーラス貼って(邪道)、私は素人なのでパブロン飲んで、でも夜中中部屋をうろうろしていました。どうしようもない閉鎖感で、思わず窓を開けて叫びたくなりました~。普段はとっても脳天気(自称・他称ともに)そういうこととは全く無縁と思っていたものですから、少しショックでした。今も時々「やばいっ」と思うことがありますが、多めの水分補給とハッカ飴で乗り切っています。先生もどうぞご自愛くださいね。
written by おきょう / 2008.09.21 09:45
おきょうさま、ありがとうございます。
やはり、同じような体験をされた方がいるんですね。
 対策がわかると次第に落ち着いてくるんですが、最初はつらいですね。

幸い、私は睡眠を取れるようになり、呼吸が苦しいような感じも、ほとんど気にならなくなりました。多少の違和感はまだ残りますが、やばい感じにはなりません。書類を書いたり、ドライブしたりするのも私には治療効果がありました。安定剤(抗不安薬)などは、いやがらず早めに利用する方が楽になると思います。

まあ、経験が大事だということを改めて学んでしまいました(汗)
written by Doctor Takechan / 2008.09.21 16:44

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