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ブログ905htm

産経正義ヅラ報道

 こういうのを正義ヅラとでも言うんでしょうか。まあ、この記事には相当数の先生がブログで徹底的に批判されているようですので、いまさらかもしれませんが,,,。

とりあえず、イケナイ報道の典型例ということで私も取り上げることにしました。

 いかにも患者の遺族の心情に配慮したようで、その実、要は新聞が正義だと言いたいだけではないでしょうかね?



 ところで...私など、勤務医時代、患者さんが亡くなられたら、どんなに自然な亡くなり方でもがん末期でも、ご遺族には「申し訳ありません、残念ながら私の力ではどうにもなりませんでした。」などと、頭を下げたものでした。治療が良かろうと悪かろうとすべての責任は主治医である自分にある,という気持ちでした。

 こういうクソマスコミにかかれば、「医者は申し訳ありませんと言ったんだ! 謝ったんだ! ミスがあったんだ!」と突っ込まれて...100回以上誤認逮捕されかねなかったね...。

 よくぞ無事にここまで来たものだ..。



【視点】無制限に医師の裁量を認めるものではない 大野病院事件

2008.8.20 20:37



 手術中に医師が最良と判断した手法で患者が死亡した場合、医師個人は刑事責任を問われるべきか?。福島県立大野病院事件で、福島地裁は、臨床の場で通常行われる水準で医療措置をしていた場合、罪は問えないとの判断を示した。

 判決は、医療行為を「身体に対する侵襲を伴うものである以上、患者の生命や身体に対する危険性があることは自明」と表現。結果責任だけが問われる医療関係者から上がる「リスクの高い医療はできない」などの切実な叫びをくみ取った結果が、今回の無罪判決といえる。

(まるで医療へ配慮した判決、と言わんばかりですね。配慮ではなく、医師の判断が正しかったということですよ。少なくとも逮捕されるような問題はない,と。)

 だが、判決は、加藤医師の医療行為と女性死亡の因果関係を認めた。大量失血も予見できたとしたうえで、検察側が指摘した通り、癒着胎盤の剥離を中止して子宮を摘出していれば、最悪の結果を回避できた可能性を指摘した。

因果関係などと安易におっしゃいますが...あくまで可能性の一部を示したものと理解すべきでしょうね。偏向報道をくり返したメディアが判決文にまで手を出すってのはどうもね...。いつまで後出しじゃんけんにこだわってるのかね? 可能性を言えばキリがない..。それより、大病院でも剥離をせずに子宮摘出しても死亡例が出ていますね。どっちにころんでも、可能性は出てしまうわけで...それを記事にすりゃ、どんな無茶も通りますね。

 公判で弁護側の証人に立った産婦人科の権威らが「一切過失はない」と言い切る姿は、国民に「医者のかばい合い」と映ったに違いない。

この一文は見逃すことができません! 何も知らない国民の一部には、「かばい合い」に見えたとしても、事情を知る多くの国民は、そんなことを思うはずがない。「違いない」と断言するところに、産経の体質がよく見える。

 今回の事件を契機に、医療事故調査専門の第三者機関、いわゆる医療事故調を設置しようという機運が高まっている。

 だが、医療界が医療ミスをめぐり「かばい合い」の姿勢をみせるようなら、事故調が事故原因究明や公正な判断を下せなくなるのでは、と懐疑的な見方が出てきても仕方あるまい。

ここでも、あくまでも産経の主張に基づいた仮定の話になっちまう...

 今回の判決は「適切な手術」という前提付きで、医師の裁量を認めた。医療界は、なおいっそうの注意義務と医療を受ける患者、家族が十分納得するような説明責任が求められていることを忘れてはならない。(小野田雄一)



 このバカさ加減はいささか愛想が尽きるというものだ。

医療界は、いや、医療従事者は、それこそ、「適切な」医療を行うために必死になっているのだ。それでも事故が起こるのだ。最大の原因は、言うまでもなく、医師不足、過重労働である。これが事故やミスの最大の原因であることは、世界的常識であろう。決してゼロにはできないが、ヒューマンエラーをなくすには落ち着いて仕事をするに限る。眠くて疲れて追いまくられて、ヒヤリハットが膨大な数に上るのだ。言わせてもらえば、現在の医療環境の中では、最大限の注意義務を果たしているのだ。これ以上を望むなら、ロボットにでも頼むしかあるまい。

 そして、説明責任と随分安易に言ってくれるが、説明の時間を作るだけでも大変なのだ。説明したことを書類に残すだけでも大変なのだ。医師の説明が難しすぎるなどという言いがかりもほどほどにすべきだ。時間的余裕がない中で、今の医師は相当に説明をしているはずである。他の患者のことで呼ばれたりして説明不十分になることはやむをえないものだ。「医師である以上、できないと言ってはならない」という考えもわからないではないが、「人間の能力には限界がある」ことも常識として知っておくべきだ。

 なお、大野病院の件だが、患者が子宮摘出に難色を示したことは年齢的にも当然であり事実でもある。医師がなるべく子宮を温存したいという気持ちをもっていたことは誰でも予想できることである。また、なぜ、大病院へ移送しなかったのか納得できない、という声があるようだが、医師が“この症例なら、まずウチで手術できる”と信念を持って判断したとすれば、それが真実のすべてだと思う。それ以上理由を探しようがない。私はこの事件については、ほぼ真実はほぼ語り尽くされていると信じている。

 この事件を例にとって説明責任など語るべきではない。

 それとも、産経は、医療に関する偏向報道をくりかえす中で、一度でも被害者であるわれわれ医療従事者の心情を汲んで説明責任を果たしたことがあるのだろうか?

 私には、垂れ流し報道の垂れ続けにしか見えない。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−

 さて、この記事で不快になった人に...



ネット記事もいろいろありますが、次の記事など、非常に良心的で正直はないでしょうかね?



ohmyNews(オーマイニュース)8月28日

http://www.ohmynews.co.jp/news/20080827/28133





福島県立大野病院事件無罪判決後の課題

医師が前科ものとして扱われる現在の司法のあり方





栫井 雄一郎(2008-08-28 16:00)

    



 すでにご承知とは思いますが、福島県立大野病院で産婦人科の医師が業務上過失致死に問われた裁判で、8月20日に無罪判決が下りました。



 この事件は、2006年2月18日に故意や明確なミスがない通常の医療行為で医師が刑事犯として逮捕され、しかも、有罪が決まったかのように、手錠をかけられた医師の姿がテレビなどで繰り返し放映されるなどしたため、社会的に大きな反響がありました。



 刑事事件は、書類送検という形を取ることも多いのですが、通常はこうした事件で事件発生から時間がたった時点で逮捕まで踏み込むようなことはありません。本件が逮捕という形を取り、しかもテレビなどで放映があったということは、それだけでも特異な事件であったわけです。



 この事件のおかげで、福島県立大野病院の産婦人科が閉鎖されただけでなく、大野病院のほかの科でも診療ができなくなったりしました。また、福島県立病院の産科医療ができなくなっただけではなく、全国の病院の産科や外科や救急外来という刑事犯にされそうな分野の医療が大幅に萎縮(いしゅく)して、医療崩壊の大きなきっかけとなりました。



 医療界には、とりあえず安どの空気が広がっていますが、今後の課題も多いのでその周辺を探ってみたいと思います。



 まず、検察庁が本件を上告することで仙台高裁で裁判が続くかどうかですが、そもそも下級審が出した刑事裁判の結論を、検察庁が重罰を望んで新たな重要証拠もないまま上告するという行為が、法治国家として許されるのかどうかという問題があります。



 諸外国においては、このような場合、下級審が出した結論を上級審も尊重することが多く、また、今回のような故意や明確なミスがない通常の医療行為で刑事罰を受けるということは考えられないでしょう(例外があるかどうかはわかりません)。



 検察が、この事件を控訴することは医療現場の混乱を長引かせることになります。なぜ、この事件を荒立てたのかについては、今後解明が進むものと思われますが、なにか特別な事情があったと思わざるをえず、この問題がこじれればこじれるほど、国民的な損失が大きくなるとともに、検察の意図も明確になると思われます。



 次に、医療事故調査委員会なるものを作ろうという動きがこの事件と関連付けられて広がっていますが、これに関連して、保険会社など、利害関係者の動きがあることについて注目しておく必要があります。



 そもそもこの事件は、県立大野病院医療事故調査委員会が2005年3月22日にまとめた「県立大野病院医療事故について」と題する報告書をきっかけに検察の介入が始まったという経緯があります。



 医療事故調査委員会ができたとしても、今の素案では医療裁判が減るということではなく、一時金が支払われたりすることで、むしろ裁判がやりやすくなり、医療はますます混乱することが予測されます。



 大野病院事件の判決以後も、今回の件について、遺族は納得しておらず、遺族からみて原因究明にも再発防止にもなっておらず、医療や司法にかかわる問題は逆に大きくなったとも言えます。



 安易な医療安全調査委員会の設置は、医療事故調査委員会ができたからといって遺族などが納得するということでもなく、ますます医療が受けにくくなるだけで、かえって事態をおかしくする可能性すらあるのです。



 福島大野病院事件に伴う医療崩壊に対しては、誰も責任を取らないばかりか、県立大野病院の医師を逮捕した富岡署は県警本部長賞で表彰されているのです。



 誠心誠意、患者さんのために行った故意や明確なミスがない通常の医師の治療行為が、業務上過失致死罪として刑事訴追され、医師が前科ものとして扱われる現在の司法のあり方に問題があるということについては、大方の意見が一致しているのが現状だと思います。



 なお、福島大野病院事件についても、今後、民事事件として裁判になる可能性があり、刑事事件として成立しなかったからといって、民事での司法解決の道が閉ざされているということではないことを付け加えさせて下さい。



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コメント一覧

>無制限に医師の裁量を認めるものではない

同感です。ただし医師の裁量を正すのはマスコミじゃなくて医師のはずです。残念ながら患者さんではありません。

今回の刑事訴追そのものが「いちかばちか」だったと思います。それがどうして事故調査委員会の話題と結びつくのか理解できません。刑事では駄目だったので事故調ですか?

医師を取り締まってやれという底意地の悪さしか感じません。そもそも判決が出る前からご遺族の言い分しか取り上げないのは報道上全くの偏向です。それも反省なし。

消費税などは好んで欧米の税制度と比較するくせに、医師の治療上の行為を刑事事件として扱わない事実には決して触れませんねえ。
written by Bugsy / 2008.09.01 06:05
マスコミはなぜ、この事件を冤罪事件と言わない。
無理やりでっち上げた事件じゃないですか。
日本の医療がお金をかけないで、最もまともであることは、WHOの報告をみても分かる。
金がないからサービスはできないが、医療自体は世界一。
世界一まともな医者の集団を信用しないで、何を信用するの。

written by g00gle / 2008.09.01 22:03
「消費税などは好んで欧米の税制度と比較するくせに、医師の治療上の行為を刑事事件として扱わない事実には決して触れませんねえ。」

・・・大手マスコミは、触れないのではなくて、知らないのです。
海外の先進国の医療安全のホームページをみれば、医学的根拠が書いてあるので、読めば理解できますが、理解する能力を持ち合わせていないのです。
大手マスコミ関係の記者やジャーナリストの能力不足が原因です。
おそらく、基本的な能力不足なので、努力しようとしても、基礎が身についていないから、身に付かないのです。
わたしは、大手マスコミ関連の記者やジャーナリストは、医療安全の議論に寄与する能力なしと見做して、とっくの昔に見捨ています。

written by 鶴亀松五郎 / 2008.09.01 22:54
Bugsy先生、g00gleさま、鶴亀先生、ありがとうございます。
 大マスコミにはもはや考えを改められない石頭が上層部にそろっているのでしょう。はっきり言って、ネット時代の昨今、もはや医師は専門バカではありませんぞ。マスコミより社会を理解している医師も増えていると思います。
 私たちは自信を持ってもいいのではないでしょうか。

 なお、私が本記事で引用したオーマイニュースですが...
市民がみんな記者になる、というふれこみで、韓国での成功に自信を持って日本でスタートしたサイトということですが....注目度があまりに低いため、ついに大幅に内容を見直すことになったそうです...。
 日本では、オーマイニュースがなくても、ブロガーがみんな記者みたいなもんだから、というウワサもありますが...真実やいかに...

真実と言えば、福田さん...辞めちゃいましたね。
 まあ、総理をしてても何も実績をあげられる状況でもないし..
  太田農相をむりやり押し付けた麻生へ、責任を取らせたのかもしれません。まあ、何を言おうと、むちゃくちゃであることにはかわりがありません。
written by Doctor Takechan / 2008.09.01 23:35
フクちゃん、アベちゃんを引き継いで守らなきゃって自民党の恥部みたいもんでもあったんすかね?
あるいは。アベちゃん→フクちゃんにわたって得する輩がいたか?
ここでフクちゃんをやめさせて、一番ウハウハなのは誰?
また、税金が無駄に使われるんだよなぁ。
なんだかなぁ。
自民・自滅?イメージ最悪。
written by どくたけ / 2008.09.02 00:10
どくたけ先生、ありがとうございます。
 恥部って...また,そっちのネタに引き込もうと,,,
   まさか自民党“ちん”騒動とか..
   (まだ言うか!)

自民は、自滅というより...もはや消滅では...
  イメージとしては...残骸、残さ、ちんでんぶつ..
   (まだ言うか!)

このあと出てくるのは、重ちん
     お飾り総理が ちん座
     選挙で   撃ちん
   (まだ言うか!)
written by Doctor Takechan / 2008.09.02 00:44
<鎮性>効果持続中・・・?(^^)
written by kamapapa / 2008.09.02 20:12
kamapapaせんせい...
 のりすぎは危険です
   そろそろこのネタも陳腐になりつつあります..
     私も調子に乗りすぎて...陳謝・・・
       (まだ言うか!)

では、ネタを変えて、医師の賃上げの話など...
       (まだ言うか!)
written by Doctor Takechan / 2008.09.02 23:41
「麻◯」が仕掛けた時限爆弾「◯田」で起きた火災を、フクちゃんが 鎮火。
傷持ってた他の閣僚は、ばれる前に 沈黙。

written by どくたけ / 2008.09.03 08:01
確かに・・・
 爆弾「◯田」を無理矢理閣僚に推した「麻◯」が総理候補とは

 人材豊富な?政党とはとても思えませんです。
written by Doctor Takechan / 2008.09.03 09:07

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