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医療不信の真相を求めて



 大野病院事件での無罪判決は、ほんとうによかった。まだ終わったとは言えないが、ひとまず私たちの常識が通ったことがうれしい。

 しかし、報道を見れば、いまだ異論・反論・オブジェクションが陰に陽に咲き乱れている。さっと読めば無罪判決を認めているようで、じつは医師への批判を巧妙に埋め込んだ記事もある。たとえばこれだ!(
読売です)

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



検察側の論理否定 産科医に無罪

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080821-OYT8T00310.htm?from=nwlb

     (2008年8月21日††読売新聞)



   ーーーーー前略ーーーーー



 
年間1万件以上とも推計される医療事故これはどのような調査でどんな事故を指すのか全く不明。いきなり年間1万という大きな数字で、医療事故が多いことを印象づけている)。

 今回のように逮捕されないまでも、医師個人の刑事責任が問われるケースは増えている。警察から検察庁への送致件数は、1997年の3件から07年は92件に増加。医療不信の高まりを受け、捜査当局が積極的に捜査したことに加え、99年に起きた東京都立広尾病院点滴ミス事件で、当時の院長らが医師法(異状死の届け出義務)違反に問われて以降、
医療関係者からの届け出が急増したことも背景にある(これは、医師からすれば、事故を届け出ればミスであろうとなかろうと送検される可能性が著しく高くなる、という恐ろしい事実を示さしているのだが、一般読者にはそれだけ医師が隠していたのだと曲解される可能性が高い)。

 刑事介入の増加は、近年の医師不足で現場の疲労感が増す中、医師側に「結果が悪ければ、一生懸命やっても刑事罰に問われる」という反発や委縮を招いた。しかし、
そもそも医療不信は、死因究明や再発防止に真剣に取り組んでこなかった医療界に責任があるという指摘もあるマスコミの姿勢の問題などはスルーし、医療界の責任を強調する巧妙な文章である

 欧米では、法的な権限を持つ医師団体などが医師の監督・懲罰権限を持ち、免許取り消しなどの厳しい処分を行っているこれも、制度の一部のみを強調する文章。医療界が努力して訴えても、政治も警察検察も法曹界も無視したことは事実であろう。

 ある検察幹部は「
被害者遺族にとって、刑事司法は最後のとりで。医療安全調査委員会の行方が、今後の刑事罰の適用を左右する」と話した(これもおかしな話。まるで、医師は犯罪者で遺族が被害者と決めつけたような言い方ではないか? まして、被害者遺族の願いは「真実を明らかにすること」ではなかったか? 刑事司法では、真実など二の次で、検察の論理で医師を有罪にすることだけしか残らないではないか?)。

     ==============



 このように、医療不信を既成事実として誇大に書き立てる記事は決してなくなっていない。そして、医師に不信をもつ患者は確実に多数存在する。

 では、医療不信とは何か?

 どのように不信が生まれるのか?

  ネットから、不信の根っこを探したい...それが本エントリーの目的である。




 さて、ネット検索をしていて、古い6年前の記事を見つけた...。

   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

医療不信

http://www.bekkoame.ne.jp/~mineki/iryouhusin.html

2002,7,14

 東京女子医大の事件を筆頭に最近の医療に対する国民の不信は増加している。



 私も医療に対して不信を抱いているひとりである。



 昨日長男が「胸が痛い」と苦しんでいた。しかし、よく聞いてみると食道当たりが痛いと言う。いつもならほっておけば直ってしまうが、昨日は時間がたつにつれ痛みが激しくなるようである。土曜日の夕方なのでどこの病院も開いていない。やっとの事でO病院の内科が開いていると言うことで電話をかけてみると、院長が診察してくれるとのことである。ただし、原因がよくわからないため、直すことはできないかもしれないとも付け加えられた。まあ、そこまで正直にいってくれれば分からなくて誤魔化されるより良いだろうが、直せなければ病院に行っても無駄だろうと家内に言ったが、聞きはしない。とにかく病気になれば病院ということは頭にこびりついている。また、内科は風邪の時しか役に立たず、分からない病気には何の対応もしてくれない、と付け加えたが家内は聞く耳を持たない。



 案の定、院長の診察結果は「原因不明」であった。それだけならばまだ良いのだが、2千円もとられたあげく、子供に対しては「これは末期ガンの症状と似ている。」といい、子供はショックを受けてしまった。



 無駄な時間と思いながら、家に戻りもう一度病院探しを始めた。病院は外科の方がまだましだといい、今度は私の忠告を受けてくれた。



 探し当てたのはM医院。そこの診察は的を得ていた。詳しい症状を子供から聞き出し、食後に痛みが激しくなったということを聞き出すと、それは食道の痛みではない(食道は痛みを感じない器官であるらしい。)、胃の上部であるのではと。試しに冷たい水を飲ませ、今の瞬間痛いところは、と子供に聞き、そこをさわってみると確かに胃の上部である。結局「胃けいれん」であることが分かった。その治療法は胃を空にするしかないそうで、その日は点滴をし入院である。ただし、これらの対応は医師が忙しいため全て看護婦の手によるものである。



 私の言ったことは奇しくも当たってしまった。内科医は勉強不足で原因が分からない病気に対しては何の対応もしてくれない。患者から何々の病気ですが、と言わなければならない。しかし、本来担当が違う外科はあらゆる手を尽くして原因を突き止めてしまった。それも看護婦がである。



 医療に対する私の不満はまた大きくなってしまったが、原因を突き止めた外科医の腕(いや看護婦の腕)は信頼に値すると感じている。

  =============================

 う〜ん...

 思わず、うなってしまう記事だ。

患者である長男の年齢はわからないが、子供であることは間違いない。

この診断,ほんとに正しいのかな...????

 要するに、原因が分からない内科の医者はとんでもない医者だ...?。

  でも、この院長先生は何が専門なのか?

そして、外科医院の看護師先生は...診断が正しいかどうか分からないが

とにかく親切に対応してくれた...

 それだけのことではないか?

(いまどき胃けいれんなどという病名を思いつく医療関係者がいること自体驚異なのだが...)

 ま、冷静に読めばどなたも気付くだろうけど、子供が苦しがっているので親は気が気でない。ところが院長先生は親の目から見て治療らしきことを何もしてくれなかった。で、外科医院の看護師先生は、いったいいつの時代の知識か分からないけど、医師の指示もなしに(?)診断を下し、医師の指示もなしに(?)点滴治療までやってしまった。

 それが親の目から見て、頼もしく見えた。ということなんでしょうか...?。

 まあ、私なら、この外科医院には二度と行かないが...。

 
それにしても、患者側の思い込みというものは相当なものだとあきらめざるを得ない。

 ひるがえって、このケースの最初の内科の院長先生は、どんな技量があろうと,この患者さんの目には、最低最悪の医師に見えたことは事実なのだ。

 やはり,技量以前にここまで嫌われる医師であってはならんのだ...

   ===============

 さて、次に、患者が医療相談した内容についての統計があったので紹介しよう。



メンタルヘルス相談分析

http://www.t-pec.co.jp/mental/2003-01.htm 

この中に医療不信に関する分析が出ている。古いデータだが、現在に相通じる物だと思う(一部私の方で文章を改変)。



(1月号)医療不信・不満に関する相談分析-1  20021225日発行

【今月号で紹介する主なテーマ】

どんな年齢、性別の人が相談するのか?

地域差はあるのか?(略)

診療科目別に特長が見られるのか?

自覚症状における傾向はあるのか?

具体的に誰に(何に)対する不安、不満か?

具体的にどんな事への不安、不満か?

電話相談を頂いた時の相談者の心情は?†等



【調査方法】

全ての診療科目(全相談)を対象に2002年11月に全国から頂いた1ヶ月間の医療不信・不満に関する相談411について統計をとりました。



【相談を頂いた方の男女比】

調査月において、全ての相談中、男性から電話を頂く割合が16%でしたが、

医療不信、不満に関する相談では21%と、やや高い割合を示しました。



【相談を頂いた方の年齢】

30歳代の方からの相談が最も多かった。

性別に注目してみると、男性の示す割合が加齢と共に増えている。

つまり、若い世代では医療不信や不満を抱く割合が女性に多く見られるのに対して中高年では年齢が高くなるほど男性の占める割合が増えていく。

男性の占める割合

70歳以上36%

60歳代 33%

50歳代 26%

40歳代 25%

30歳代 11%

20歳代 11%



【相談対象者の続柄】

約半数が自分自身の相談。

残りの半数は、配偶者や子供、親についての相談で、大切な家族が受けている医療が不安だったり納得できないという相談。



【何科にかかった時のことですか?】

  ※重複回答あり(複数の受診科目にかかわっているケース等)

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、例えば内科を例にとって説明しますと、2002年11月の1ヶ月間に内科に関する相談が11,282件ありました。そのうち、「医療不信・不満に関する相談」の件数が122件、相談全体に対して1.1%、実数としては一番多かったのですが全体から見るとさほど高い割合ではないということです。



割合が最も高かったのが歯科で、続いて整形外科、心療内科、外科という結果でした。以上4科の具体的な相談事例を紹介いたします。(プライバシー保護のため内容の一部を変更しています)

 歯科

・自費で義歯を作ったのにどうしても痛いため医師に相談したら、「病巣はもう治っているので痛くないはず」といって親身に診てくれない。作り直しをお願いしてもいいものか?

・風邪気味で歯科治療を受けたら口の中が腫れてしまった。すぐに歯科に行ったら「それは内科で診てもらうように」というため内科を受診した。内科では「それは治療を受けた歯科で相談してくれ」とつれない返事。一体どうしたらいいのか?

・差し歯を入れてもらったが、何の説明もなく隣の健康な歯に銀をかぶせられた。そういう重要な事は普通治療前に説明するものではないのか?

・前歯が欠けてしまい、歯科に行ったら自費での治療で、高額な治療費を提示された。すぐに返事は出さずに友人に聞いたところ、保険でもできるはずだと指摘された。本当はどうなのか?

整形外科

・自動車の運転中後ろから衝突されて3ヶ月間治療を受けたが「これで保険での治療は打ち切る」「あなたの場合、事故との因果関係ははっきりしないし、もともと悪かったのかもしれない」と言われた。納得できない。

・整形外科できちんと説明をしてくれる病医院はないのか?近所に何件かあるがどこの先生もレントゲンに異常がなければ患者に興味がないという感じで痛みの原因などきちんと説明してくれない。続けて受診すると露骨に「なぜ来たの?」というような言い方をされる。

・靱帯の手術をして1ヶ月たつが、リハビリ担当者に全く誠意が見られず非常に不安である。毎日電気で暖めるだけの治療は妥当なのか?

椎間板ヘルニアといわれ手術を強引に進められている。医者はこのまま放置すればどんどんひどくなって歩けなくなると言う。本当にそうなのか?自分としては手術は受けたくない。

心療内科

・不安神経症で先月まで精神科に入院していたが、状態が悪いわけでもないのにまた入院を勧められた。入院していた時もなかなか退院させてもらえず、どうしたらいいのか迷っている。自分としては薬を飲みながら自宅で療養したいと思っている。

・不眠でいらいらするため心療内科を12件受診したが全ての医師の見解が異なる。医師の異なる診断で更に不安が強くなりまた別の病院を受診したくなる。何でみんな言う事がちがうのか?

・ストレスによる胃炎といわれて6ヶ月間薬を飲み続けたが一向に良くならない。本当に胃炎なのか疑問を感じる。診断が間違っているのではないか?

・内科で更年期といわれて婦人科でホルモン療法を受けているが、体がだるくてとても家事や外出する気になれない。もしかしたら心の病気なのか?ホルモン療法は効果がないのに続けてもいいものか?婦人科の医師は「そのうち効いてくる、もう少しの辛抱だ」というばかりで私の話に耳を傾けてくれない。

外科

・胃癌で手術適応といわれたが血糖値が高くて手術は当分できないと言われた。癌なのに放置して大丈夫なのか?更に去年の成人病検診で便潜血がプラスだった結果表を見ながら、「あれっ、去年もプラスだったんだ」と軽く言われた。許せない。訴えられるだろうか?

・父が転倒して頭を打ったため外科の救急病院を受診したら絶対安静ですぐに入院といわれた。いったん私だけが自宅にもどり入院の準備をして再度病院へ戻ったら、婦長さんに今からすぐに退院して欲しいと言われた。こんな事ってあるのか?どうなってるんだ!

・ある病院で癌といわれ手術を勧められたが、セカンドオピニオンを求めたくて主治医にそのことを話して受けた検査資料を拝借したいと申し出たところ、露骨に嫌な顔をされて、たった1枚のレントゲンフィルムだけしか出してくれなかった。名の通った大病院がこんな対応をしてもいいのか?

・がんの手術を受けた母は術後2週間で退院させられ、今は月に一度抗がん剤の治療に通院している。しかし副作用でほとんど食事がとれずに寝たきりで過ごしているので先生に相談して入院をお願いしたら「手術待ちをしている患者がたくさんいるから」と拒否された。そんなものなのか?



【どういった症状、病状だったのでしょうか?】

    ※重複回答あり

先に述べた診療科目同様、病状や自覚症状に関する全相談中、「医療不信・不満に関する相談」について抽出。実数としては「痛み」についての相談が圧倒的に多く、割合からみると「癌」についての相談が高い数値となりました。

癌については治療法や術後の不安についての相談が多くありました。



慢性的な痛みや特効薬のないしびれ(知覚異常)、様々な原因で歩けない、動かせない(運動障害)、原因のわからない症状については特に相談者の精神的な重圧になっている様子が伝わってきます。



また、もともとストレスがあって痛みがでるケース、痛みが続いてストレスになるケース、両者とも存在する事を理解する必要があるのではないでしょうか。



【誰に対する不信、不満ですか?】

全相談411例中、医療不信や不満の対象が明確な事例を抽出しました。

圧倒的に医師に対して不安な気持ちや納得できない感情を相談される方が多く見られました。



どうしても上手く信頼関係が築けないと言う背景には様々な要因が考えられますが、「自分の受けた治療、飲んでる薬を知りたい」というニーズが高まる中「患者は黙って従ってればいい」という医師が少数ながらも実際にいる事、



時代背景として度重なる医療ミスと、その隠蔽体質、医師の過酷な勤務体制、医療ミスが起こっても「病院有利」という図式が成り立たなくなってきた事



様々な情報がインターネットで容易に入手でき、患者同士の情報交換や医師の意見を気軽に聞けることなど、(これは電話相談でも同様です)

いろいろな事が関与しているのではないでしょうか。



【何に対しての不信、不満ですか?】

全相談411例中で、医療不信や不満の種別が明確な事例を抽出しました。



薬に関する相談が多くありました。長期服用への不安やずっと飲んでるのに良くならない、抗生物質の使い方に疑問を感じる、(耐性を心配されている方もいらっしゃいます)医師により薬を飲むように指示されたり別の医師には必要ないといわれるなどの相談内容です。



また、各項目とも共通して多かったのが、医師や診療科目によって判断が異なる、前回の説明と内容が違う、別の医師から受けた治療や処置を否定されるなど、確かにこれでは困惑するだろうと思われる相談が多くありました。



具体的な相談事例を紹介いたします。(プライバシー保護のため内容の一部を変更しています)



 診断

・初めにかかった医師には「ひびがはいっている」との診断でギプスをして安静にと言われた。しかし3週間たっても痛みがひかずになかなか良くならないので心配になりもう1軒受診した。そこでは「骨には異常ない」との診断で、すぐにギプスをとってどんどん動かすように言われた。どうして医師によって正反対の事を言うのか?急に動かせと言われても痛くて動かせない。

・たいしたことはないから様子見るようにと複数の病院で言われたが、病名を聞いてもわからないとつれない返事。

 薬

・以前風邪をひいたときに「抗生物質は風邪には効かない」と言われて処方してくれなかった。今日同じような風邪をひき、別のクリニックで抗生物質を処方された。風邪には効かないのになぜ処方されたのか?

・祖母は全然ボケていないのに痴呆の薬など10種類も処方されていた。祖母は「栄養剤みたいなもの」と言われて1年前からずっと飲み続けているらしい。医師に直接問いただすべきか?

 検査

・診察を受けたときに「血液検査をして欲しい」といったら急に不機嫌になり「そんな事は患者が決める事ではない」といって検査してくれなかった。

・ものもらいができて眼科へ行ったら、視力検査や眼圧検査、眼底検査をされた。しかも結果説明もなく「ものもらいですね、薬出しておきます」と言われて返された。ものもらいでこんなに検査が必要なのか?会計も高かった。

 治療

・椎間板ヘルニアで足の痛みとしびれがあり、接骨院で2ヶ月治療を受けているが良くならない。ちゃんと整形外科で治療を受けたほうがいいのか?整形外科の医師は非常に横柄で通院を止めてしまったという経緯がある。接骨院の先生はすごく優しく丁寧なので本当は接骨院のほうがいいのだが。

・癌の治療で、「最後に苦しまないように」という理由で保険が利かない薬を強く勧められたが、そういう薬はあるのか?信頼してもいいものか?

 手術

・お腹の手術を受けたが術中「悪性」の可能性もあるとの理由で術式が変更になり、5時間を要した。また「多少血管を傷つけた」との理由で4㍑の輸血をされたが、これは医療ミスではないのか?どこに相談したらいいのか?

 処置

・外傷で縫合してその後処置に通院しているが全然医者は見てくれずに、いつも看護婦さんが消毒するだけ。それなのに再診料を請求するのはおかしいのではないか?



【相談時に表現された具体的な心情】



   ※重複回答あり

電話相談の中で決して穏やかではない口調で怒っていらっしゃる方や相談員との会話の中で、こんな事を言われたと言って泣いていらっしゃる方、冷静に端々と第3者の意見を求める方など様々でした。

医師のこういう言動にに傷ついた、憤慨した、という相談事例

(プライバシー保護のため内容の一部を変更しています)



こういう言葉【傷ついた】【憤慨した】

・「風邪では死なないよ、おかあさん」 

・「内科にかかってるのに何で外科にきたの?」

・「更年期じゃないの?」  「心配しすぎじゃないの?」

・「私のことが信用できないなら他へ行ってくれ」

・「ここでぐちをいわれても困る」 「ストレスたまってるでしょ」



こういう態度【傷ついた】【憤慨した】

・冷たい  ろくに診察もしないで決めつけた言い方をする

・早く帰れとばかりにカルテをさっさと閉じて籠に投げ入れる

・高飛車 馬鹿にしたような言い方 話をろくに聞いてくれない

・皮肉を言われた すぐに怒り出す 誠意がない めんどくさそうな態度

・時計を見たり、忙しそうな仕草をする ほとんど患者の顔をみない



以上、いろいろな角度から医療不信や不満に関する相談を分析してきましたが、「医療としてのあるべき姿」と「人間としての感情」(医師も患者も双方に)が常に一致するとは限らず、とても根深い問題だと認識しました。



どちらが正しいとか間違っているという問題ではありませんが、いい関係が築けなければ不利益をこうむるのは主に患者サイドですからしっかりと医師や医療機関を見定めて選択するということが重要だと思います。



もうひとつ大切なことは医療機関を転々としてもいい方向に向くとは限らず、むしろそのためにかえって不安になったケースも多いということです。たとえ納得できなくてもどこかでその気持ちに終止符をうって自分で自身と向き合う姿勢も必要ではないでしょうか。

    (@@) (@@) (@@) (@@)



なかなか考えさせられる内容でした。しかし、話せば分かることも多々あり。また、医師側から見れば、相当に思い込みで感情を害する例が多いことも事実。

いずれにせよ、多くの医師と患者が教訓を得られる統計ではありますね。



では、長くなりましたが、最後に
『ウィキペディア(Wikipedia)』より...





医療不信(いりょうふしん)とは、医療行為医療従事者医療施設など、医療の一部もしくは全般に対する不信感のこと。

あくまでも感じる側が抱く「思い」「イメージ」が主体の用語であり、不信の対象となる医療が実際に信用に足りるか否かとは必ずしも関係がない。

目次

• 1 成因

• 1.1 医療者側に主な要因があるもの

• 1.2 患者側に主な要因があるもの

• 1.3 マスコミに要因があるもの

• 1.4 市民団体に主な要因があるもの

• 1.5 司法制度等に主な要因があるもの

• 2 影響

• 3 関連項目

• 4 外部リンク



[編集]

成因

医療に対する不信が形成される要因は複数存在し、多くの場合はそれらの要因が複合的に作用して医療不信が成立する。主な要因としては下記のようなものがある。



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医療者側に主な要因があるもの

患者の理解度に合わせた十分な説明や、患者側の十分な理解の上での同意がなされているかの確認が不足している場合に生じる。また医師自体の説明方法・手技の熟練不足、患者が過度の期待を持っているか?、患者の受け止め方の度合いなどの患者やその家族の分析が不足している場合に生じる。また受診や入院時における受け答えや、そのときに起きた事象への医療者側の対処の仕方などによっても生じる。 また医療従事者の患者に対する不誠実な態度や低レベルと感じさせる医療内容、あるいは医療過誤を受けた患者らの医療不信を著しく増強する。また、重大な医療過誤・医療事故や医療従事者の犯罪は、報道を通して医療全体の信頼性が損なわれる大きな要因となる。





患者側に主な要因があるもの

日本は、医療従事者の奉仕的労働に支えられ、世界でもトップクラスの医療レベルにある。その上で、高度な医療が、いつでも、誰でも、安価に受けられる世界に類を見ない国である。 しかし、それ故に、治療に過度の期待を抱きやすく、十分な理解がないまま治療に同意し治療受け、その結果自分が思い描いた良好な結果にならなかったケースにおいて、不満を持つ事が多い。メディアや伝聞等で片寄った情報のみを鵜呑みとし、自らの体験・判断を元にせず医療に敵意をむき出しにするケースがある。医療へ敵意を持っている患者に対し医療者側は防衛的に接する場合があり、その際その態度に対して不信の増強につながる。 また医療への敵意を持っている患者や十分な説明を受けられなかった(あるいは理解力の乏しい)患者では、「(他の患者が多いために)待ち時間が長い」「(医療自体は適切だったが)結果が悪かった」といった不満を、医療従事者の責として認識することがあり、これが医療不信の原因となる場合がある。 昨今インターネットの発達により各個人が容易に情報発信することが出来るようになったため、医療不信を持った者が医療バッシング的な情報発信を行う場合があるなど、既に成立している医療不信がさらなる医療不信の種となりうる。



マスコミに要因があるもの

医療不信の成立に報道機関が果たす役割は大きく、合併症など医療従事者に責のない内容を「医療ミス」として報じるような印象操作記者の無知が原因であると推定される事例も多い)、医療訴訟において原告側主張のみを詳細にとりあげるなどの非中立的報道、「信用できない医師・医療」のような基本姿勢で構成されたバラエティ番組などが、いずれも読者や視聴者の医療不信を増強する。特にバラエティ番組では、大衆的興味を引くために権威者(この場合は医師)を仮想敵に設定して番組を構成することが多々あるが、近年はバラエティ番組と報道番組の両方の側面を持った人気番組が同様の姿勢を打ち出すこともあり、医療不信に拍車をかけている。なお、2007年6月4日の日本経済新聞夕刊に、医療不信に関連した電話相談の件数と医療事故に関する報道件数に相関性があることが、医療に関する電話相談を受け付けているNPO法人の調べで分かったとの記事が掲載されたが、これはマスコミ報道によって大衆の医療不信が大きな影響を受けることを明確に示している。



市民団体に主な要因があるもの

医療過誤や合併症による不幸な経験をした患者(遺族)や、そうした問題に取り組む有識者らが、市民団体などを結成して情報発信を始めることがある。このような団体は患者の救済には大きな助けとなる反面、勢い余って医療機関などへの敵意を剥き出しにする場合も少なからずあり、報道機関との親和性も高いことが多いため、活動内容が偏向しているような場合には医療不信を殊更に助長することになる。ただし、同様の経緯で結成された団体の全てに当てはまるわけではなく、医療従事者とも連携して医療制度改革への提言を行ったり、医療現場の改善に取り組む団体も存在する。



司法制度等に主な要因があるもの

海外では弁護士が医療訴訟を焚きつけているとしてAmbulance Chaser(救急車を追いかける者)と揶揄することがあるが、医療訴訟は一般的に損害賠償請求額が大きいことから弁護士の弁護費用も高額になりやすく、日本でも既に同じ現象が起きているとする指摘もある。医療訴訟では医療機関と患者が敵対関係になるため、医療訴訟の原告となった患者や遺族の医療不信や憎悪は必然的に増大する。



影響

医療不信は、従来のパターナリズム(父権的)による医師-患者関係(『先生にお任せします』という、医師が主体の医療モデル)から脱却し、患者の知る権利自己決定権に重きを置いた医療モデルへ変化する必要性を示す象徴的現象であるとする意見もあり、医療従事者への敵意や医療界全体への不信とならない程度のものであれば、患者が主体的な医療参加を始める切っ掛けとして作用する可能性がある。

しかし、医療不信はこういった変革への圧力となりうる反面、逆に良質な医療を阻む要因ともなる。その例として、疑似科学、民間信仰等に基づいた偽医療の横行を招いている現状や、目の前にいる医師を信用できずに次々と違う医療機関にかかるドクターショッピングといった行動が挙げられる。また、医療不信の強い患者と医師が良好な医師-患者関係を築くのは極めて困難であり、結果的に患者が適切な医療を受けられなくなる危険性があるほか、患者一人当たりに要する時間・労力、クレーム、医療訴訟が増加することで医療現場が疲弊し、医療崩壊を招くことを懸念する意見もある。

医療への信頼を改善するためのアプローチとしては、インフォームド・コンセントセカンド・オピニオンカルテ開示医療機能評価などといったものが提唱され普及しつつあるが、西洋的な概念であって日本の医療事情や患者の性状と必ずしもマッチしないなど、それぞれ内包する問題は少なくなく、医療不信解消のための決定打とはなっていない。

また近年、EBM(Evidence-Based Medicine)をもじったJBM(Judgement-Based Medicine)という言葉も生まれ、司法の判断が下った結果に対し、その正当性や患者サイドの利益を考える前に保身的な医療を行おうという傾向が現れて来ている。



ホントに長くてすみません...



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Nice Work
It is in point of fact a nice and helpful piece of info. I¡¦m happy that you simply shared this help... [続きを読む]
posted from agriturismo toscana pisa 2012.01.02 02:34

コメント

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Takechan先生お疲れ様です。いつも読みたいのですが、長すぎて最初と最後しか読めません。同じ気持ちをお持ちの方は少なくないと思います。
他のブログやSNS、ニュースも読んでおりますので。
失礼をお赦しくださいませ。
written by Paul Carpenter / 2008.08.29 19:54
いや〜、申し訳ありません...
 いくつにも分けるのは面倒だったので...
つい,全部入れちゃいました...
 またお暇な時があれば,お立ち寄り下さい。

Takachan先生のサポート、いつも敬服しております。
written by Doctor Takechan / 2008.08.31 22:06

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