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AERAさんありがとう!...でも
え〜...あの...
こういうことで喜んでいいのか...でも、とにかく...有難いことっす。
6月23日発売の、AERA臨時増刊号
「日本の家庭医 08」
有名専門医800人が薦める町のお医者さん1435人
(日本初! かかりつけ医を探すガイド 日本の家庭医1435人)
という本が出ました。2ヶ月ほど前の記事で、ちょっと書いたんですが、ある大学の先生が私を推薦して下さったんです。で、それからしばらくしてAERAから連絡があり、掲載させて下さい、ってんで、喜んでOKした次第...。
私は町の名医...というより、無名医ですから..
どんな形にせよ、本にクリニックが紹介されるってのは、有難いのかな
そんなふうに感じておりました。
むろん、記者さんが取材に来るわけでなし、小さな記事だろうと思ってましたし、実際、多くの診療所が紹介されている中に、さりげなく載っていました。
とりあえず近くの書店で買って来て、待合いに置くことにしました。
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でも....
せっかく掲載してくれたAERAさんに、ちょっと申し訳ないんですが...
京都府の家庭医の紹介の部分は、ちょっと雑なんじゃないですか?
都道府県別に、いろんな病院の先生が推薦された診療所がずらっとならんでます。
京都府は、53カ所の診療所が紹介されています。
ところが、53カ所の診療所のうち、24カ所...つまり、45%は同じ先生が紹介されたものなんです..
さらに言うと、53カ所の診療所のうち、48カ所が京都市内の診療所です。
そして、48カ所の診療所のうち24カ所...、
つまり50%は、ひとりの勤務医さんが推薦しています。
これってちょっと変です。
だって、ほとんどの推薦者は、ひとりで一カ所(ときどき2、3カ所推薦している先生もいますが...)を推薦しています。私を推薦して下さった先生も、1カ所だけの推薦です。
京都市内の推薦の半分を一人の先生がするってのは、ど〜いうことなんでしょうか?
ちなみに、この先生は、独立行政法人京都医療センター(昔の国立京都病院)の先生です。京都医療センターは京都市の伏見区にあります。そして、今回のAERAに掲載された京都市内48カ所の診療所のうち、なんと、27カ所が伏見区の診療所です。そして、27カ所のうち24カ所は、京都医療センターのたったひとりの先生が推薦されました。
とても不思議です
京都といっても広いです。南北に長いです。
京都市内もいろんな区、地域があります。
でも、この本で推薦された京都市内の診療所は
北 区 3件
上京区 4件
左京区 3件
中京区 4件
下京区 2件
南 区 1件
右京区 1件
伏見区 27件
山科区 1件
西京区 1件
(なお、京都市外は、全部で5件)
==== なんでやねん??? ===
私のところはちっぽけな診療所かもしれません。
まだまだ、発展途上...というか、まだまだ患者さんは少ないです。
マス・メディアが取り上げてくれれば、確かに宣伝にはなるでしょう。
たとえ、ひとりでも、患者さんが来てくれればとても嬉しいです。
でも、マス・メディアが取り上げてくれたら、
たとえ、ひとりの患者さんであっても「あの本に出ていたからいい医院だと思ったのに、何だよ! 全然ダメじゃん。」などと言われては申し訳ない。
期待に応えよう。微力ながら、精一杯期待に応える医療をしよう。
おそらく、多くの医者はこのように考えると思うんですが...。
でも、こういう推薦の仕方はあまりにおかしいのではないか?
せっかくAERAが情熱を持って仕上げた特集本だと思ってるのに..
ちまたに出回っている「一流の病院」「一流の医者」みたいな本がいかに偏見に満ちているか、現場の医者はよ〜くわかっている。
AERAだけはちょっと違う切り口で、いい特集をしてくれる...
そう思ってしまった私は、やっぱり甘かったんだね...。
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