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権丈語録より
さて、150万アクセス突破記念? として、またまた、権丈先生のつぶやき(ひとりごと? いや、敬意を込めて、おことば、と言うべきかな?)を紹介致します。
150万アクセス突破!
800記事突破!
これまで読んで下さった皆様、ふと立ち寄って下さった皆様、暖かいコメントを下さった皆様に心より御礼申し上げます。
先生が、社会保障国民会議をそろそろ辞めようか、とおっしゃる意味が何となく感じられる?一文でもあります。
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勿凝学問154
この期に及んでも医療に無駄がある論の根強さの原因は?
国民会議医療介護福祉分科会に出席しているときのメモ
2008年5月23日 慶應義塾大学 商学部 教授 権丈善一
社会保障国民会議の医療介護分科会に出席していると、調子の悪い車のハンドルのよう に、議論が医療に無駄がある論に自然にぐーんと曲がっていくのを感じる。なぜだろうか?
医療者は医療が大変だから財源がほしいという。
しかし医療者は、負担増は絶対に反対だという。
医療者の願いを叶えてあげるための手段を講じようとすれば、その手段に反対する。 こうした医療者を前にする政治家にとって最も都合の良い戦略は?
医療に無駄があると信じる有権者、医療不信を強くいだく有権者を育てることが最
も効率的な最適戦略になるような気がする。
日本の医療史は、こうした経緯で形成されてきたのではないだろうか−−などと、2日前 の5月20日に開催された社会保障国民会議の「医療介護分科会」に出席して、議論の流れ を傍観しながら思う。その時、メモには「ダラダラとこのまま時間切れに持ち込まれるの か」と記す。
会議の最後に入ってきたプレスの前で、伊藤補佐官は、前回5月16日の親会議で首相が 口にした言葉、医療介護の「大胆な効率化が必要」を大きな声で言っていた。中間報告が この方向に進むとなれば、この内閣、支持率は一層落ちていって、秋の報告書までもたな いことを実感する。
そして翌21日、「できることからやる」「小さな改善大きな満足」などとこじんまりとし た「少子化・仕事と生活の調和分科会」では、オブザーバーだからといって遠慮をするこ とを止めた(いずれ公開される議事録参照)−−ちなみに、わたくしの本籍は雇用年金分 科会にあり、他の二つの分科会はオブザーバーとして出席中。発言は正規メンバーに優先 順位がありオブザーバーは正規メンバーの発言がないときにというような暗黙のルールが いつのまにかあった。しかし21日には誰よりも早く、一番はじめに、「できることからや る」「小さな改善大きな満足」などではなく、もっと大胆なダイナミックな議論をという発 言をする。さらに、為政者たる政治家は自らの保身のことをもっと考えてほしい。この会議が今のままでは、為政者は為政者の地位を追われることになる、今は社会保障で国民に 夢をあたえるのが重要だろうとも発言する。
ところで、数日前に、道路特定財源の一般財源化がらみで、ある週刊誌から次のような 問い合わせがきた。
弊誌では5年で1兆円という額があれば、叫ばれている医療費や社会保障費に
優先して有効な使い道ができるのではと考え、「1兆円あれば?できる」という
簡単な見立てを先生にしていただければと思っております。
返事は出さなかったけど、答えは瞬間的にできていた。
そのお金は教育や環境に回しておけばよし。
医療は5年で1兆円ではどうにもならない。
医療は社会保険料と租税の引き上げで毎年7兆円ほどの財源を確保する。
国民に社会保険料・租税の負担増を訴える正当な理由が医療には十分にある。
返事を出しても、採用されなかったとは思うが・・・。
……………………………………………………………………
私にとっては、涙が出るほど有難いことばである。
いや、医療者だけでなく、社会保障削減で苦しむ多数に国民には夢のような話である
ただし、財源確保のために消費税増税は避けられない。
私も含めて、今の医療制度、社会保障制度に反対する者は
はじめに消費税ありきの財務省路線を警戒し、
それより道路や天下りなど、ムダをなくせ、ムダな分を医療に回せ! と叫んでいる。
コイズミを筆頭に、アベもフクダも、社会保障を重視することはない。
当然、今の自民党には、セーフティ・ネットは守れない。
だから政権交代をまず成立させなければ可能性は出て来ないと思っている。
野党は、選挙に勝つためには消費税議論をするわけにはいかない。
それこそ、狡猾な増税論者のテーブルに載せられ、ムダを温存した上に消費税を上げられる。
だから、野党は、今はムダを削れ!、の声を大きくするしかない。
おそらく,野党も、遅かれ早かれ消費税増税は必要と踏んでいるだろうが...
(無論、消費税以外に、所得税の見直しや、企業減税の見直し、も、考えざるを得ないと思っているのだが...)
経済学者
政治家
国民
三つどもえのねじれ現象がここにある...
(権丈先生、引用申し訳ございません....)
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来年も2200億抑制
どうやら、自民党も福田総理も、「毎年、社会保障費2200億円削減」の方針を来年度も継続することを決めたようだ。
医療も介護も福祉も年金も、崩壊への道はつづく。
高齢者もますます追いつめられる。
脳卒中や認知症患者はどんどん病院から追い出される。
産科や救急の崩壊にも歯止めをかけるすべがない。
すべては、自民党と福田内閣が決めたこと。
なお、自民党の中にも、社会保障をこれ以上切り詰めるのは無理だ,という意見もある
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社会保障費の伸び2200億円抑制、09年度の見送り決議・自民部会
NIKKEI NET 2008.5.26
自民党の厚生労働関係合同部会は27日午前、社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する政府の目標について、2009年度は実現を見送るべきだとする決議をまとめた。会合では「社会保障費の抑制は医療の崩壊につながる」「欧州に比べ日本の社会保障の予算規模は小さい」などの発言が相次ぎ、社会保障財源として消費税増税を求める声も上がった。
衛藤晟一厚労部会長は記者団に「これ以上の圧縮は不可能で社会保障のひずみを見直すべきだ」と述べた。一方、若手議員には「今の社会保障は非効率でまだまだ削減できる」など、抑制目標を堅持すべきだとの意見もあった。(12:49)
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しかし、党としては,額賀や与謝野の考えの方へなびくだろう。
なにせ、KY福田が、2200億抑制にご執心だそうだから.....
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社会保障費、年2200億円抑制を維持 首相、与党幹部に意向
NIKKEI NET 2008.5.30
福田康夫首相が社会保障費の伸びを年2200億円抑制する政府目標を維持すべきだとの意向を複数の与党幹部に伝えていることが29日、明らかになった。目標を撤廃すれば「改革後退」との印象を与え、市場にも悪影響があるとみているためだ。政府が6月下旬にもまとめる経済財政運営の基本方針「骨太方針2008」や8月の来年度予算案の概算要求基準でも方向性を示す。
首相は14日、首相官邸で自民党の谷垣禎一、公明党の斉藤鉄夫両政調会長と会談し「2200億円削減の旗を降ろすと『日本売り』につながる」と語った。自民党の津島雄二税制調査会長も28日夜の党税調幹部との会合で「首相は『財政規律を守るように』と言っていた。首相の決意は固く、変えるのは難しい」と報告した。 (08:02)
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M3comのブロガーの皆さん、そして、過重労働を続ける最前線の皆さん!
まだまだ、気を緩めることはできないようです!
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