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こころ病む社会
やっぱり世の中おかしいんだね。こころが病んでしまった患者さんが増えている..
開業医だからなのか?
それとも、神経内科だから、神経科(精神科)や心療内科と似たようなものと思って飛び込んでくる人が多いだけなのだろうか...?
今年、すでにふたりの患者さんに、勤務を中断して長期休暇するよう説得し、こころを休めるための治療を行った。精神科の先生にも相談に乗ってもらった。
やはり、うつ病、あるいはうつ状態と診断された。
そのうちひとりは、IT関連企業でプログラミング関連の仕事をしていた。自分の好きな仕事なのに...、まだ能力不十分な部下を指導しながら,会社側は、開発期限に間に合わせるようどんどんプレッシャーをかけてくる。
残業残業...連日帰るのは10時〜12時..、間に合わないと思うと、夜遅くに、そして休日まで、自宅でもパソコンに向かう...。
こころが休まる暇がない...
いつしか、朝起きても会社へ行こうという気が起こらない..。動けない..。
すごくまじめな仕事熱心な好青年は...
いつしか、自分が病気かもしれないと思い始め、知人のつてで私のところへ..
彼は、今、長期休暇(治療)をへて、復帰しようと考えている。
会社の上司がいい人であることを心より願う次第...。
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ある日わがクリニックを訪れた奥様は...おカネと対人関係で疲れてしまって..
献立のメニューが考えられなくなった..。
買い物に行こうとしても、何を買っていいかわからない、買いたいものがわからない
思いあまって、私のところへ...
最初は、自分の病気を自覚することができず、どうやら処方した薬を服薬しなかった。
しばらく一進一退...
どうも治療が奏効していないと感じ、それとなく尋ねるうち、薬を飲んでいない
あるいは、ちょっと飲み始めても自分の判断で勝手にやめてしまったり
「あなたが献立を考えられないのは、いろんな家庭の事情があることはわかるよ。でも、薬はできるだけちゃんと飲まないと、改善が遅れるかもしれないよ。今,大切なのんは、少しでもあなたのこころが安定することなんだよ。そして、薬の力を借り手でも、こころが楽な状態を長く続けることが大切なんだよ。もし薬をのんだりやめたりすると、こころの状態が不安定になるでしょ? ちょっと良くなって、すぐ悪くなったりすると、またあなたは自身をなくしてしまうかもしれない。それを繰り返すと、かえって調子が悪くなるかもしれない。できるだけ長く調子の良い状態を続けましょう。そうすれば、あなたのこころに自信が少しずつ戻ってくると思いますよ。」
できるだけゆっくり、こちらがイライラしないように、説得を試みる...。
その後も、改善が十分でないので、精神科の先生に相談することを勧めてみると、意外にあっさりと同意。やっぱりなかなか良くならないことがつらいのは確かだ。
「精神科の先生もやっぱり、先生と同じことをおっしゃいました。」
精神科受診後、少し納得したような表情...。
さあ、これから、少しずつ改善の方向に向かってくれるだろうか...
やっぱり時間がかかるようなら、精神科の先生にお任せした方がいいかな..
今は、いろいろ私も思案中....
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先日来院した30代女性。ある大学の研究室で働いているという。何でも、派遣会社から派遣されているという。でも、その派遣された研究室の上司がいけなかった...。
これまでも似たような仕事はしてきたし、仕事の内容は特に問題ないという。
しかし、話しはじめてすぐ、彼女の目から涙が溢れ出す..
ちょっとびっくりし、おろおろするDrTakechan....
彼女は泣きながら話し続ける...
「研究室の上司は、お医者さんらしいんですが...、『君は私の助手なんだから、他の先生と仲良くする必要はない』みたいな感じで、何かにつけて仕事の制約が非常に多いんです。慣れた仕事のはずなのに、息が詰まって来て、だんだん仕事に行けそうになくなってきたんです。派遣の立場もあるし、今後のことも考えていると、どうしたらいいか、わからなくなって...。夜は眠れないし、もしかして,自分はうつ病なのかと..。
自分がうつ病だったらどうしようかと、病気を認めたくないのに、友人が、ひょっとしてうつ病じゃない?、って言ったので、すごく不安になって...」
う〜む、上司の人格の問題なのか? すごく明るくて仕事熱心そうな人なのに..
その上司自身もストレス溜めてるのかな? 周囲と上手くいってないんじゃないか?
やはり、こんなにこころを痛めているようでは仕事どころじゃないぞ..
で、とにかく、気持ちを安定させ、少しでも睡眠がきちんとできるようお薬を出して
そして,難しいところだが、
この環境で仕事を続けるのはどうみても無理,と考えて
やはり長期休暇を申し出てはどうか
大学の相談窓口か産業医がいるなら、やはり相談してみて、
派遣会社にも相談してみた方がいいんじゃないの?
そして、
「あなたもどこへ相談したらいいかわからなくてウチへ来たんだよね? 前にカゼひいて来たことがあったから。だよね?
正直に言いますが、私は精神科でも心療内科でもありません。ただ、過去に、精神科や心療内科領域の患者さんとたくさんかかわったことがあるから、経験的にある程度はわかりますよ。でね、あなたのこころの状態は、うつの状態だとは思います。ただ、うつといっても、いやなことばかりで気分がうつに傾いている人から、本格的なうつ病まで、いろいろあるんだよね。きっとあなたはそのうちの軽い状態だとは思いますよ。
やっぱり治療は絶対必要だろうけどね。その疲れたこころを薬でやわらげて、せめてちゃんと寝られるようにしないといけないね。睡眠不足ではますますこころが荒れてしまうもの。
しばらくお休みしたらどうですか? もし、診断書が必要なら、精神科の先生も何人か知ってるし、ちゃんとお願いして上げますよ。」
そして,お休みする相談を、大学や派遣会社とした方がいいことを告げて処方すると、彼女は涙目でありがとうございます、と言った。
いい方向へ行ってくれるかな? 近いうちに精神科の先生にも一度見てもらわなきゃいけないな....
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それ以外にも、数年前の事故以来、頭痛や肩こりや手のしびれが続いて、こころが痛んでしまった人...
大切な人を亡くして、茫然自失となり来院した若者...
そして、大切な人を亡くしてから何年もそのショックを引きずっているご老人..
私は、プライマリケアができているのかな?
何とか元気を取り戻してほしい、その熱意はある程度は伝わっているようだけど..
こころが痛んだとき、それを社会全体で支える力、ほしいですね。
これもセーフティネット。
日本に欠落しているシステムのひとつです...。
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<補>
こころの治療は、私が書くと専門家がお怒りになるかも..ですが
やはり,無難に,安全にを考えると
抗うつ薬(SSRIかSNRI)+抗不安薬
具体的には
●トレドミン か ジェイゾロフト か パキシル
と
●デパス か コンスタン
を組み合わせ、それでも寝られない時は、短時間作用型の睡眠導入剤を加える。
よほどイライラや焦燥感が強い時はドグマチールを加える。
このあたりが私の守備範囲です。まずは眠前に投与。
様子を見て、1日2〜3回服用にする、など
もっと協力に治療すべきと判断すれば、やはり専門家へ。
(ちなみに、私は心療内科学会の登録医ではありますが、専門医ではありません)
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看護協会では執行部批判続出だった!
さて、先日、後期高齢者医療制度に看護協会が賛成していることを紹介した。
(日本看護協会はどうなる?)
看護協会も日本医師会も、きっと幹部連中だけが国民の意識から遠いのだと信じていたら...。
やっぱり、そういうことらしいぞ!
日本看護協会の総会では、執行部批判がたくさんあったらしい。
いやあ、よかった。看護協会にも良心が残っていたぞ。
看護協会のみなさん。どうか、国民が(特に、高齢者や弱者が)安心して医療を受けられる社会、セーフティネットが充実してい社会を目指して、まずは、組織改革を進めて下さいね。
やっぱり、基本理念と現場の努力で立場や待遇の改善を目指すべきだと思うのです。
目先の利益で盲目的に政権に近づくべきではないと思うのです。
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「後期高齢者医療制度に反対の意思表示を!」
2008/05/20 21:49 キャリアブレイン
5月20日に開かれた日本看護協会の2008年度通常総会。一般参加者や代議員から、後期高齢者医療制度に対する批判と、執行部に対する「反対の意思表示を!」という声が次々に上がった。
口火を切ったのは、東京の代議員。
「4月の看護協会声明を読ませていただいたが、残念ながら悲しいし、腹が立つし、情けないという思いがあった。訪問看護の評価についてはたくさん書かれていて、それはそれで納得はできるが、後期高齢者医療制度の全体像については、ほとんどと言っていいほど触れられていない。命を年齢で区切るなど許されないことであり、多くの医師会でも反対を表明している」
一般参加者からも、強硬な意見が出された。
「4月14日の声明は、世論と少しずれていると思います。国民の健康と福祉を守る職能団体として、制度の問題点をきちんととらえ、国民の声を聞き、国に対しても許せないことについてはしっかりと意見が言えるようにしてもらいたい」
こうした意見に対し古橋美智子副会長は、「現在、迷走しているのは保険制度そのもの、負担や保険料について。看護協会としては、後期高齢者と呼ばれる人たちの暮らしを重視して、その中で介護を考え、そして必要な医療を考える、というスタンスに立っている。その上での訪問看護。制度については、改めて議論が行われるということなので、その議論を待ちたい」と述べた。
さらに、それを受けた代議員の発言には大きな拍手がわき起こった。
「そもそも、国民はこの制度そのものに反対している。医師会も多くが反対。75歳以上の人たちはじめ、多くの国民は、怒っている。それなのに、看護協会は制度の是非を問うこともなく、『制度が通ったからこうしよう』と言っている。そのことは非常に残念。ぜひ、看護協会も医師会のように反対の声明を出せないものか、期待している」
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