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ブログ773htm.



まだ懲りないトンデモ産経!



とうしか先生が引用された記事を見てびっくり!

GW中に、またあの産経がトンデモ記事を!



●医師不足、勤務医の低月給?疲弊する勤務医の実態 (1/2ページ)

     2008.5.2 22:09


 医療の最前線に立つ勤務医が疲れ果てている。現場からは医師不足による過重労働が原

因との声が上がっているが、国は負担軽減を図る“特効薬”をいまだに示せていない。

 医師への過度な負担が医療行為の「質」に影響を与えるのは必至で、医療崩壊につなが

るとの懸念は絶えない。

 厚生労働省によると、日本の医師数は推計25万7000人(平成16年)。内訳は病

院の勤務医が16万4000人、開業医(診療所勤務の医師を含む)が9万3000人と

なっている。

 世界保健機関(WHO)が平成18年に発表した報告書では、人口10万人当たりの日

本の医師数は198人。

 これに対しフランス337人、イタリア420人、スペイン330人、ロシア425

人など。

 日本は経済協力開発機構(OECD)に加盟する30カ国中27位(2004年)と圧

倒的に少ない。

 日本は総数で加盟国平均の38万人に約12万人も足りない。

 日本の大学医学部の入学定員は約7500人で、引退や死亡した医師を差し引くと、毎

年約4000人の増加にすぎず、加盟国平均に達するには30年以上かかると試算されて

いる。

 医師不足が特に深刻なのは産科と小児科だ。産科医は6年に1万1400人だったが、

16年は1万600人と減少した。

 小児科医も6年に1万3300人だったのが16年に1万4700人とわずかに増えた

だけで、現状の勤務実態に比べ、あまりに貧弱だ。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



 おや、産経も意外としっかりしてるじゃないの? と感じる人も多いだろう。でも、こ

の記事の矛盾、とうしか先生がちゃんと指摘されているぞ。



>厚生労働省さん・・・

25万7000人=16万4000人+9万3000人



医師免許持っている人が全員医師として働いていると思っているのですか?



高齢の医師は引退するし、

女医の中には結婚して専業主婦になっている医師もいるし、

会社経営が成功して医師をやめた人もいるし、

うつ病などで療養して働いていない医師もいるし・・・



医師検索サイトで死んだ医師の名前もまだ残っているくらいのずさんな管理の省庁ですか

ら、本当はもっと日本の医師数は少ないかもしれません。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



 そうです! 産経の言ってることは方向性としていは正しい。以前と大違いです。

さすがに、現状を無視して厚労省の肩を持つのはマズい!、と思ったんでしょう。

残念ながら、数字は自分で調べもせず、人のデータをそのまま移しただけ...。

 だから中途半端なんですよね...。



ところがどっこい、産経の記事にはまだ続きがございまして.....




●医師不足、勤務医の低月給?疲弊する勤務医の実態 (2/2ページ)

     2008.5.2 22:09

 医師不足顕在化の背景には、国が長年にわたり医療費抑制策を推進してきたことがあ

る。

 しかも16年に始まった医師免許取得後2年間の臨床研修必修化に伴い若い研修医が都

会の病院に集中、大学病院の医師確保が難しくなり、大学から各地の中核病院に派遣され

ていた医師の引き揚げが相次ぎ、医師の「
偏在」という新たな問題も生まれた。

 厚労省によると、病院常勤医の勤務時間は、労働基準法による法定労働時間(40時

間)を大幅に上回る週平均70・6時間。

 社団法人日本病院会が実施したアンケートでも、宿直を除く一週間の勤務時間は「44

時間以上」が83・4%で、「40時間未満」は4・1%にとどまった。

 また1カ月の宿直回数も「3?5回以上」が57・9%に達した。

 一方、厚労省が昨年10月に公表した医療経済実態調査によると、

勤務医の平均月収は国公立病院などが102-119万円で、民間病院は134万円。

 これに対し開業医は211万円と勤務医の平均月収の約1・6倍も高かった。


 こうした現状を踏まえ、国は今年度の診療報酬改定で、医師不足が深刻な病院診療科に

対し、計1500億円の重点配分を決めた。

 「医師の偏在が原因」とした従来の見解も改め、「絶対数が不足している」と軌道修正

した。

 福田康夫首相は5月中にも医師不足の緊急対策をまとめる方針を打ち出している。

      −−−−−−−−−−−−−−



 さあ、どうですか?

 だから言ったじゃないの!

医師の給与については、いっぱい現場から具体例が出てるじゃない!



医師の給与はホントにピンキリなんだからね...

厚労省のデータは対象がわからんでしょうが!

 都合のいいとこだけ取ってきたデータなんだよね。

  さりげなく情報操作するところがさすが産経だね。



いいかね、開業医の収入は、私がブログに厚労省よりは信頼できそうなデータを出したか

ら、よく見るんだよ。

  「厚労省データから開業医収入を読む

 を、是非読んで下さいな。

開業医月収が211万円、と書かれると、泣きたくなる開業医が少なく見積もっても50〜

60%はいるんだよ。



それとね、勤務医だけど、どうせ厚労省データってのは常勤だけで、非常勤の医師のデー

タは無視してるんじゃないの?

 国公立病院の勤務医の平均月収が102〜119万円と書かれたら、若い先生はど〜すりゃ

いいの!? それに、税込みか手取りか、ってことすら示してないのはいくらなんでも手

抜きじゃないの?



 ちなみにね、私が45歳くらいで都市部自治体病院の医長をしていたときだけどね、

年間50回ほどの休日日直または当直をやって(むろん、一次救急業務もやって)、ふだ

んも最低でも夜は7〜8時まで病院に残っていて、日当直でない土日も結構病院に来て患

者さんを診て、それで、税込みの年収総額は1300〜1400万だったかな...。

 でもね、これで、月収100万以上!、って書かれたら、生活実態とはかなり違うんだよ

ね。この頃の諸経費さっ引かれた手取額でいうと、月60万くらいだったんだよ。

 で、冬のボーナスが100万ちょっと...



 もし、このころ、45歳で一流企業とか銀行とか、ややハイクラスのサラリーマンだっ

たら、部長とか支店長とかになってませんかね? 勤務医よりはるかに高給をもらってる

サラリーマンもいたはずだよ...。



 国公立の大学病院なんか、数少ない助手以上にならなければ常勤じゃないし、それ以外

の人はみんなアルバイト生活。高給もらえるのは助手以上(だから医局員が30人の教室

だったら、5〜8人ほどだけが常勤ってこと)。



 いろんな勤務形態がある職業なんだから、安易に世論操作してほしくないんだよね。



 そういや、記事の中に、今や死語となった「偏在」なんて用語を紛れ込ましてるね。

それも政府や厚労省への配慮ってヤツかね?



 産経さん、やっと目覚めたと思ったら、まだ意識障害のこってるみたいね..



#####

なお、私、以前にもこういうデータ操作に怒ってます。

次のようなエントリーもよろしかったらごらん下さい。



やっぱり許せん!情報操作by厚労省



勤務医の収入って? そしてその適正値は?



医師給与再考



医師の給与:再考

あ、そうそう、あつ先生の昨年の記事も是非どうぞ...

日本医師会に告ぐ




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