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さらば財務省htm.



いいらしいよ。「さらば財務省!」



日経メディカル・オンラインで、あの本田宏先生も大絶賛の単行本

さらば財務省!

著者が元財務省官僚で、官僚機構の腐敗を徹底的に暴露したとあっては、ぜひとも読んで

みたい。

(が、近くの本屋に無かったので、とりあえず、書評だけでも...)



まずは、販売元、講談社は...





さらば財務省!

官僚すべてを敵にした男の告白

著者: 高橋洋一



内容紹介

日本一のエリート集団はかくも腐り果てていた!!

財務省が隠しているのは「埋蔵金」だけではない!サブプライムを凌ぐ怪物「変動

利付国債」とは何か!?



「小泉・竹中改革」の司令塔として、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金

融改革」「公務員制度改革」を実現した異能キャリアが財務省と訣別、改革つぶし

のすべてを暴露する!「官庁のなかの官庁」財務省の官僚は、じつは張り子の虎

だった。民間では当たり前のALM(資産・負債の総合管理)すらなく、著者が

たった1人でシステム構築に奮闘。さらに国家財政と年金全体の整合性もつかんで

おらず、ただ国民の富を「埋蔵金」として隠すだけ。もう、黙ってはいられない!





目次

序章  安倍総理辞任の真相

第1章  財務省が隠した爆弾

第2章  秘密のアジト

第3章  郵政民営化の全内幕

第4章  小泉政権の舞台裏

第5章  埋蔵金の全貌

第6章  政治家 vs.官僚

第7章  消えた年金の真実

終章  改革をやめた日本はどうなる


う〜む...

 なかなか面白そうだ。でも、もうちょっと中身が知りたい!

では、本田先生には申し訳ないが、本田先生がブログで紹介された面白そうな部分をつま

み食い....。







「理系であったがために」(41ページ)

 (前略)霞が関は学閥社会で、どの省庁も東大法学部出身者が牛耳っている。なかでも

頂点に君臨する財務省は「東大法学部出身者でなければ人にあらず」のきわめつきの東大

法学部閥で、ごく少数採用する変り種でもたいていが文科系出身者。数学科出身は、過

去、私を含めて3人入った例があるだけだ。(中略)不遜を自覚したうえでいえば、ゼネ

ラリストの文系の人たちとは違って、理系の私には専門性がある。だから組織に頼らずと

もよかったのだ。



「予算の総本山にいる東大法学部出身者は」(52ページ)

 (前略)大蔵省(財務省)はいうまでもなく予算の総本山で、どの部局でも数字を相手に

仕事をしている。なのに、東大法学部という法学士が牛耳っているのだから、そもそも無

理がある。彼らが熱心にやっている力関係の計算は、仕事には役立たない。財務省には数

学的な素養のある理系の人間がもっといてもいいのではないか。



「御用学者たちの情けない実態」(90ページ)

 (前略)霞が関が、これまで官僚主導の政策立案を継続できた最大のからくりは、審議

会システムにある。(中略)審議会のメンバーの人選は事実上、担当省庁が行う。閣僚は

そんな細かなことにまで関わっていられないので、役所から推薦された人物を承認してメ

ンバーが決まる。役所は当然、自分たちとは反対の意見を持つ人間は、初めから排除する。



「改革の真の論点は何だったのか」(21ページ)

 (前略)小さな政府軍は、いうまでもなく、現在、肥大化した政府をスリム化すべきだ

と考える人たちで、大きな政府軍は、維持したいと考える人たちである。特別会計の余剰

金を財源として拠出せよと迫り、成長路線をとる中川秀直元幹事長や公務員制度改革、独

立行政法人改革などを進める渡辺喜美金融相・行革相は小さな政府軍。谷垣禎一政調会長

や与謝野馨前官房長官ら、増税路線の財政タカ派は、大きな政府軍、こう色分けされる。



「党政調会へのパワーシフト」(165ページ)

 (前略)上げ潮派は経済成長が欠かせないと考える。経済成長率を上げることによっ

て、税収を増やし、あわせて歳出カットで財政再建を目指す。経済成長なしで早急に増税

を実施すれば、日本経済の体力を奪い、瀕死の重病人にしかねない。財政再建は夢のまた

夢に遠のく。竹中さんや、中川秀直政調会長らが上げ潮派の代表で、財政再建の一番バッ

ターはデフレ脱却、二番バッターは政府資産の圧縮、三番バッターは歳出削減、四番バッターは制度改革、最後の五番バッターになって始めて増税が出てくる。かたや与謝野さん

や谷垣さんら財政タカ派は、財政再建のためには、何よりも増税が必要だとする。そして

財務省が彼らを強力に後押ししている。



「家庭が主計官」(171ページ)

 (前略)財務官僚が予算配分権に触れられると、過敏に反応する背景には、配分によっ

てもたらされる利権に加えて、彼らの強烈なエリート意識がある。「地方自治体に任すと

何をしでかすかわからない。実際、地方自治体は赤字。地方には経営能力もない。国で税

金はすべて集め、日本一の頭脳集団であるわれわれが、配分を決めるのが最善のシステム

だ」と信じている。



 私は、「では、なぜ、多くの国民がいま、税の使い道に疑念を抱いているのか」と問い

たい。仮に彼らの主張が正しければ、国民は納得しているはずだ。予算の配分は公平に

やってくれることが前提となっている。ところが役人の天下り先確保のために、自分たち

の納めた税が使われていると感じているから、国民は怒っている。国民に不信感を抱かせ

たらもう終わりである。



「キャッシュフロー分析というレーダー探査」(181ページ)

 2004年秋頃から、キャッシュフロー分析というレーダー探査で調べてみると、大半の

特別会計で剰余金が生じていることが判明した。なかでも極めて突出していたのは、財務

省の財政融資資金特別会計と外国為替資金特別会計だ。このふたつだけで財政融資資金特

会27.2兆円、外国為替資金特会17.1兆円と、約40兆円超もの資金負債差額があり、数あ

る特別会計のなかで占める割合がとくに高かった。(中略)その総額は実に50兆円にも上っていた。



「独立行政法人に眠っているお宝」(190ページ)

 (前略)政府の隠れ資産を埋蔵金とすると、特別会計の積立・準備金以外にも、まだま

だ眠れるカネがある。埋蔵場所は数々ある独立行政法人(独法)だ。



「『日本は財政危機ではない』と知る財務省」(193ページ)

 (前略)すでに財政赤字が騒がれていた2002年4月、アメリカの国際格付け会社に

よって日本国際の格付けが引き下げられた。慌てた財務省は、「日本は世界最大の貯蓄超

過国であり、国債はほとんど国内で消化されている。また世界最大の経常収支黒字国であ

り、外貨準備高も世界最高である」と意見書を格付け会社に送りつけた。つまり、「純債

務で見れば日本は財政危機などではない」と財務省は主張したのだ。日銀と同様、国内向

けのアナウンスと海外向けのアナウンスはまるで違うのである。



「財政タカ派の『増税ありき』トリック」(196ページ)

 (前略)そもそも社会保障は歳出のうち3分の1にすぎない。残りの3分の2にしても、

公務員人件費や、無駄がまだあると指摘される公共投資などを伸ばそうというのだ。無駄

な歳出を徹底的に削るのが、財政再建の第一歩ではないのか。私の試算では、社会保障は

5年間で伸ばしつつも、他の歳出を削減することによって、全体の歳出を抑えることが可

能だ。



「金融資産が飛びぬけて多い日本」(205ページ)

 (前略)日本は決して大きな政府ではないという説がある。確かに公務員や特殊法人の

人員が先進国では少ないのは事実だ。だが政府資産の規模で見れば、日本は明らかに大き

な政府だ。少ない官僚が大きな金融資産を抱えているということは、官僚1人当たりの権

限が他の先進国より何倍も大きいのだといえるかもしれない。



「記事にならなかった総理の快挙」(247ページ)

 (前略)それでなくとも、記者クラブ詰めの新聞記者は、役人と四六時中接している。

現場では記者と役人がよしみを通じ、馴れ合いになりやすい。(中略)記者クラブは、そ

こに所属しないマスコミを排除した、大マスコミの既得権になっているのだ。(中略)そ

の結果、偏った情報が流され、正常な世論が形成されない。私はこういう状況に置かれて

いる国民は不幸だと思う。



「はるか昔からわかっていた杜撰なデータ」(257ページ)

 (前略)しかし名寄せは完璧にはできなかった。まじめにデータを扱っているところで

も、99%の達成度。1%は間違いがあったからだ。人間のやることだから、どうしてもエ

ラーはある。ヒューマン・エラーをすべてなくすのは不可能だ。



「アメリカの前提は『政府は間違える』」(261ページ)

 (前略)では、どうするかである。人間は過ちを犯すという事実を認めて、起こった場

合を想定し、どのように対処するかシステムを確立しておけば、取り返しのつかない事態

までは進まない。これがリスク管理の基本的な考え方で、ゆえのない信頼を持っているよ

り、はるかにいい結果がえられる。(中略)アメリカでは、先ほどの年金通知の件もそう

だが、「政府は間違える」という前提に立って、三権分立を考え出し、政府の暴走を抑止

している。しかしどうやらこうした性悪説は日本人には馴染まないようで、多くの人が性

善説的な考え方に立って、むやみやたらに信じたがる。私はこれが日本国の最大の欠陥だ

とさえ思っている。とりわけ日本人のお役所に対する信頼は、過信を飛び越えて異常であ

る。(後略)



「政府や自民党内の論議に決定権なし」(277ページ)

 (前略)今は抵抗勢力が簡単に抵抗できる状況だ。(中略)しかし、たとえそうなり、

抵抗勢力の復権がなったとしても、今度は日本が沈む。どっちみち待っているのは改革の

続行か、国際的な日本の地位の低下で、抵抗勢力が喜ぶような事態にはならない。





 なんと、こりゃ大変なことになりそうだ。こんな官僚が私たちから医療費を削減してい

るのかと思うと、ほっとくわけにはいきませんな。

 本田先生が強調されているように、1983年に当時の厚生省保険局長が発表した「医療

費亡国論」が、それから四半世紀たっても「医療費が増え続ければ国家がつぶれる」とい

う認識を国民に与えているという現実、これが根の深い医療崩壊の原点であろう。

そして、医療崩壊どころか医療破壊をもくろむ財務省の黒い霧のベールは、この名著? 

で、ようやくはがされようとしているのではないか。

 日本という国を考える上で、結構役に立ちそうだ。



 まあ、この著者が『小泉・竹中』路線ってところはどうしても引っかかるのだが..

構造改革の負の遺産についてもひとこと欲しいところだが...

 でも、医療に必要なお金がどこに隠してあるか、教えてくれてるみたいなので、ここは

我慢するかな?



さて、あなたは読んでみる?




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コメント

コメント一覧

先生、こんばんわ。
最近の当地は、めちゃ寒いです。。
「言霊」というものが存在するのなら、何回でも書きたい。
財務省、いの一番に解体して欲しいです。
私は額賀サンが心から大嫌いです。
厚労省・国土交通省・防衛省も経済財政諮問会議も中医協も
後期高齢者広域連合も出来るものなら一日も早く解体して欲しい。そして一日も早くちゃんと予算配分をしてくれる国(政府)になってほしい。。
written by ひろみ / 2008.05.11 19:01
ひろみさま、こんばんは
 北海道は昨日から?雪があちこちで降ってるみたいですね
   (あ〜〜、スキーしたい!)
おっしゃる通り、いいかげん解体してほしいところはたくさんありますが
 財務省はひどいと思います。
 ま,私は、財務省=ノーパンしゃぶしゃぶ が真っ先に浮かんできます
  何兆という単位で仕事して、数字だけ見て現場を知らない役人が
 あまりに威張りすぎだと思いますよ。
written by Doctor Takechan / 2008.05.11 23:20

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