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医療事故調査委 厚労省の骨子が出たよ!
2007年10月12日 NHKニュースより
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/12/k20071012000012.html
手術などの診療中に患者が死亡した場合、第三者機関が原因を調べる新しい制度を検討してきた厚生労働省は、調査権限を持つ「医療事故調査委員会」を国に設け、該当するすべての届け出を医療機関に義務づけ、怠った場合は何らかのペナルティーを課すなどとした骨子を取りまとめました。
それによりますと、手術などの診療中に患者が死亡した場合に、死因や診療内容などを調査する権限を持つ第三者機関として、医師や法律家、それに遺族の立場を代表する者などで作る「医療事故調査委員会」を厚生労働省に設けるとしています。そして、該当するすべてのケースについて、まず、委員会を所管する厚生労働大臣に届け出るよう医療機関に義務づけるとしています。また、必要な場合には警察に通報するほか、届け出を怠った場合は何らかのペナルティーを課すとともに、届け出がない場合でも、遺族の依頼で不審な点があれば調査を始めることを盛り込んでいます。具体的な調査は、地方ブロックごとに設けられる分科会の下で行われ、遺体の解剖や診療内容の確認、それに関係者の聞き取りなどに基づいて、医療事故だったかどうかを評価するとしています。一連の調査結果は報告書にまとめられ、遺族や医療機関に手渡されるほか、一般にも公表されることになっており、委員会は、報告書を踏まえて再発防止に向けた提言を行うとしています。厚生労働省では、新しい制度の実施に向け、今回の骨子に基づいて法案の準備を進めることにしています。
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さあて、10日、予算委員会の答弁で舛添大臣が言っていたように、「医療事故調査委員会」ができるということです。いつから、どのような体裁で作られるのか、そして、この委員会で調査している間は、勝手に警察、検察が動いたりしないのか..? 詳しいことはわかりませんが....できるということなら、一応評価したいと思います。
(問題は、委員会がいくつできようと、その中身、その運用方法なんで、特に産科や外科の先生などは、まだまだとても安心できる状態ではありません。ともあれ、一歩前進であることを心より願っています)
ついでにこの際申し上げると、これまで、医療崩壊、医師不足解消に向けて、M3comの内部からだけでも、膨大な数の提言がなされました。果たして、どれだけ政治家先生や官僚様に伝わっているか、はなはだ心もとないのですが....。
でも、少なくとも、以下に列挙することくらいはさっさとやってもらわないと、いよいよ絶望的な崩落現象へと進んでしまうはずだ...国会よ急げ!
1)診療報酬見直し。せめて10〜20%以上はアップしてもらわねば。世間で思われているより遥かに低賃金で働いている中堅医師を救え!。開業医だって、みんな裕福じゃあないぞ。歯科と同じ運命に向かいつつあるぞ!。
2)過疎地などへの医師供給は、急ぐならやはり大学病院、国立病院、赤十字病院あたりを基地として送るしかあるまい。自治体が集めるのはムリ!。役人のやることなど、もはや誰も信じてないわい!。上記医療機関が医師を集める方法は医療機関に任せ、費用は国で考えなさい。
3)新研修医制度も結構だが、これだけ医師不足なら、2年のうちせめて半年か1年でも、研修医がより早く戦力として働かせることも考慮すべき。今のままなら、研修医を指導する体制がまず崩壊するぞ。
4)もはや急に勤務医が増えることはない。5〜10年はツナ渡りなのだ。だから、勤務医は入院患者と救急にできるだけ専念し、外来はなるべく開業医(のうちの元気なヤツ)に任せるシステムを急いで考えてはどうか。
5)中長期的には、当然、医学部定員増が必要。その医者を育てる大学予算は、文部科学省か? いつまでも正規職員でない医者を働かすんじゃないよ!
6)麻酔科不足こそ、歯学部からの移行を考えては? 当初は、若干業務に制限が与えられるかもしれないが(その他、口腔外科、耳鼻咽喉科なども候補に入れてはどうか?)。
7)開業医が救急を診るのは無理!。設備のないところへ患者が行ったら、今以上にトラブルの嵐となる。開業医が病院に出向く方式を考えなさい。きちんとした制度なら、開業医の中にもお手伝いしようとする者がいるはず。
8)子育ての終わった女医さんがパートでも働ける環境を作る。こんなこともできないなら、少子化担当大臣など不要。金銭的支援でも保育所作りでも、どんどんやりなはれ。
(はたして役立つか?、などと調査している間に地域医療は滅亡するかもよ)
9)そして、今回のニュースのように、医療訴訟にブレーキをかけ、はっきりしたミスと不可抗力をしっかり見定める制度をつくること。
10)書類の見直し、統一。やる気になればいつでもできるはずの生命保険会社の診断書の書式すらまったくバラバラ。とにかくありとあらゆる書類のついて書式を見直し、パソコンで容易に処理できる書式に統一してくれ!
....と、考え出したら、すぐ10項目になったぞ。(これだけできたら大したもんだが..。)他にも、安易に夜間救急をコンビニみたいに利用する患者の対策など、考えたらまだまだいくつでもあるぞ。 舛添大臣!、まだまだ眠れないよ...
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コメント
コメント一覧
もう、やばい。
もう、つづかない。
もう、とりかえしがつかない。
もう、何を言ってもとどかない。
もう、どんなに働いても工面してもだめ。
もう、来るところまできたから諦める以外ない。
もう、。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あ・・。。。。
ただ、素朴な疑問があります。
医師が足りないのに、誰が事故調の委員をやるのでしょうか。
今の医療訴訟の問題点の一つに、臨床現場を離れた教授たちが的外れな鑑定書を書いて紛糾するということも多いのではないでしょうか。
事故調がそうならないことを祈ります。
一人遊びに興じ過ぎて、体をこわしたサルを連想してしまいます...
もう少し、お控えあそばせ...(きっと血の気が多いお年頃?)
さもなくば...倒産寸前の開業医みたい..(自分で言って、ぎくっ..)
ドクトル虎の巻様、ご心配もっともです。
でも、事故調ができないことには、産科も外科も、志望者はなくなり、いよいよ絶滅するでしょう....。だからこそ、期待したい!(といいながら、ため息をつくわたし....、あ....
やば...夢見る掃除人様の文体が...)
して、事故調って、医療事故を扱うのですね。
ミスも不可抗力も、ともに業務上過失致死傷害という概念はいまも変わっていません。その概念で調査・断罪すると、ぜんぶ、「黒」の判定となります。
掃除人は、床も磨けません。滑って転ぶ人がいると訴えられるから。負けるから。。。負けないうちに相手にお小遣いちょっと高いけど、和解したふりして渡しちゃうみたいな。。。いまの法律のままでいいのかしら。。。しら。
し ・ ら ?
の次は
「し ・ ら ?」
と来ましたか......う〜む...
で、この制度...確かに、逆にモンスター・ペイシェントが増殖したりして..
で、結局、訴えが増えて,,,病院ごとに事故調作らないと間に合わなくなったりして
で、 いったい誰が委員になれば委員会?
断罪の場ではなく、「開示と説明」の場なのかな。
「インフォームド・アンダースタンド」とでもいうべきかしらん。 らん。
医療の現場の困難、混乱を早くおさめるためには、kei☆さまのように、医療の外からも声を発していただかないとどうにもなりません。
このM3comのブロガーの大多数は、本当に心からいい医療を目指すために声を上げていると思います。これからも、われわれの声に耳を傾けていただきたいと思います。患者さんの立場なら..ちょっと辛いかもしれませんね...?
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