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ブログ533htm


大淀の教訓は活かされず..

なんだか世も末、の気分...
ひどい報道が続いています。
 よってたかって、奈良の医療をぶち壊すつもりなのか...

 それにしても...朝青龍問題で、国辱ものの“追いかけ回し”報道に明け暮れているマスゴミが..またしても...、医療を潰してそんなに楽しいのかね?

 正義の味方が聞いて飽きれる...

 政治家には“説明責任”を執拗に問うマスゴミは...
 自分達には“説明責任”がないと信じているらしい...


おかげでつまらぬ教訓ばかりができあがっちまった...
1)毎日新聞は、医療事故と思ったとたん、よく調べないで記事を書く。
  つまり、広い目で見る、ということができない。
2)毎日は、奈良県産科医療崩壊の当事者でありながら、自己責任にはいっさい触れず、ネット記事は巧妙にあとから訂正をくりかえす。医者を叩くのに都合の悪いことは、徐々に消去する...。
3)毎日のおかげで、大淀病院が産科医療から撤退し、奈良県南部の産科医療崩壊を加速した。
4)毎日のおかげで、日中、普通に労働してなおかつ救急にあたる過重労働の医師に対して、“医者なんだから、多少忙しくても寝なくても、救急を断るな!!”などという相変わらずの暴論がネットを賑わすことになる。
5)毎日のおかげで、一生懸命救急現場で働いている医師は、身の危険を感じるようになった。(そりゃそうだ。必死になって治療しても、結果が悪ければ、コロシだ!、と書かれ、殺人鬼呼ばわりされ、家族も肩身の狭い生活を余儀なくされ、ヘタすれば、医師としての未来を奪われるのだ)
6)毎日のおかげで、全国の産科医師が現場から去った。
7)毎日のおかげで、不運な病気で死んでも、医者のせいにする風潮が強まった。
8)毎日のおかげで、医療制度の不備の問題を、医師個人の資質の問題に摺りかえられた。
9)毎日のおかげで、患者側の問題は隠ぺいされた。
10)毎日のおかげで、産科のみならず救急病院が、十分な体制がなければ安易に救急を受けられないぞ、と恐怖を感じるようになった。

まあ、朝日も、実は奈良県立医大にベッドが二つ空いていた、などと、当直医がまるでさぼってたかのような報道をするのだから、タチの悪さは似たり寄ったりか,,,?

さて、教訓はまだまだある。
11)行政(奈良県)が、多少努力したところで、産科体制が改善することなどありえない。
周産期医療センターを建設するそうだが...誰が働くのか...いったい、救急を何件受けりゃあ気が済むのか.....想像しただけでコワイ..
12)わが国の救急医療体制はひどいものだ。
 ERなんか想像しちゃあイカン。昔、初めてERをテレビで見たとき、私がすごいショックを受けたのは、この一点!

  
「ER、って、なんと職員が多いんだ!!!??」

その頃、私は、ひとり当直(200人ほどの入院患者にもし、何かあれば、すべてひとりだけの当直医がまず呼ばれる。そして、それ以外に救急依頼が来るんです)、一次救急、しかも救急担当看護師ゼロ(救急が来たら、病棟から看護師を呼ぶ!)だったから...
 (これ、今から15年ほど前のハナシです。しかも都会のどまんなか..
  ヒドイ話で、夜は病棟ひとつあたり2名の看護師しかいないのに、
  そのうち1名を救急外来に下ろす。すると、病棟にひとりしか看護師が
  いなくなる。これ、2年ほどやってから、違法だってんで慌てて救急の
  看護師を置くことになった...。でも、増員はできないから、外来
  担当の看護師が交代で当直することになった...。外来は妊婦もいて
  実際に労働できる人材が少なかったんだけど...
  これ、公立病院の話....実話です...)
 今でも、かなり大きな病院で救急を売り物にしてる病院であっても、全科の医者がそろっているところなんて、まず無い!
 内科系、外科系あわせて、4人とか、6人とかでチームつくって毎日対応して、度〜しても、専門家を必要とするときは、自宅まで電話して呼ぶ、というようなところがほとんどかな。
 大学病院などは、全科の医者がいることが多いが、本来、救急には向いてない。まして、産科など、医者数がそれほど多くなくても、毎日産直とかあるし、救急対応の余裕がそれほどあるとは思えない。
 (実際、ネット情報によれば、奈良県立医大の先生たちもいつも疲弊してるみたいだし、この事件があったときも、結構別の救急やら入院患者さんの対応などで忙しくしていたみたい。)
13)マスゴミは、医療制度全体を見ることができない。
 上に書いたように、かなりの数の病院は、医者も看護師も15年前にはかなり不足していた。それが、徐々に悪化し、新研修医制度で一挙に悪化したのが現在。救急体制を国民が望むレベルに上げたければ、全国でまずは最低でも4〜5万人くらいの医師数増加が不可欠だろう。そして、それだけの医者を雇っても赤字にならない程度の診療報酬に改訂しなければ、とても無理だ。
 (しかし、それどころか、厚労省は、DPCを導入させた病院が収益を上げないように、かけたハシゴをはずすようです。

中央社会保険医療協議会(中医協)は29日、病気や治療方法ごとに入院医療費を定額とする「包括払い制度」について、制度導入を促すため実施している病院の収入保証を廃止するとの厚生労働省の方針を了承した。早ければ2008年度にも廃止される見通し。中医協は近く、導入の基準見直しなど廃止に伴う具体的な検討に入る。

 となると、病院が救急体制を強化したくても、雇うカネはもはやどこからも出てこない。
 となると、ますます救急体制を縮小させるしか、道はない。
 そして、また、地方から順に?、あるいは大都会でも..。
   ひとう、またひとつ...病院が崩壊
    そして、その地域の医療が崩壊...)

舛添厚労大臣が役に立つかどうか、、、ひとつの試金石となりそうですな。

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