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<いつになったら法整備?>
ここ数日、いろんなブログで取り上げられている話題だが....
呼吸器外し患者死亡、医師を書類送検 和歌山県立医大
2007年05月22日 asahi.comから抜粋
和歌山県立医大付属病院紀北分院で、脳死状態に陥った女性患者(当時88)の人工呼吸器を外して死亡させたとして、同県警が今年1月、50代の男性医師を殺人容疑で和歌山地検に書類送検していたことがわかった。病院側は女性の家族が延命治療の中止を希望したとして、「犯罪性があるとは考えていない」としている。
06年2月27日、脳出血で救急搬送された女性は、脳血腫除去術を受けたが、28日午前4時前に呼吸が停止。が人工呼吸器を装着したが、同日午後5時頃、脳死状態と判断された。数時間後、家族から「延命措置はしないでほしい」と医師に依頼があり、一度は断ったが、再度要望を受けたため、個人の判断で呼吸器を外し、間もなく女性は死亡した。
院内に医師の行為を問題視する意見が出たため、同医大は同年3月に調査委員会を設置。医師の行為は違法ではないとの結論を出したが、当時、富山県の射水(いみず)市民病院の患者7人が人工呼吸器を外されて死亡し、社会的な問題となっていたため、「司法の判断を仰ぎたい」として同月28日、県警に届け出た。県警は「呼吸器を外したことで死期が早まった」として、書類送検した。
紀北分院の飯塚忠史・分院長代行は記者会見で、「延命措置を打ち切ったのは家族の希望によるもので、犯罪性や過誤があるとは思っていない」と述べた。
人工呼吸器の取り外しをめぐっては、北海道立羽幌(はぼろ)病院で無呼吸状態になった患者の呼吸器を外して死亡させたとして、女性医師が05年5月に殺人容疑で書類送検され、嫌疑不十分で不起訴となった。射水市民病院のケースでは、富山県警が呼吸器取り外しと死亡との間に因果関係があるとみて捜査している。
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過去、同じようなケースは幾度となくあった。私の記憶では、私が医者になってから、およそ30年間、いろんな病院でくりかえし起っている。
その度に、医師の行為が殺人かどうか、マスコミは面白おかしく、同じ記事を繰り返す。
これが犯罪かどうか、回復が望めない患者の呼吸器ははずしてよいのか悪いのか?
.....30年も法整備はなされず、現場任せである。
30年も法整備をせず、放置してるということは、『医者に任せれば良い。現場に任せれば良い。』そう認めている、と考えて当然だと思うが....
それを、全く同様の文体で、同じような記事を書き続けるマスコミ諸君。
君らのアタマには、進歩はありえないのかね?
医師の責任を問うのは、法に照らして不適当な行為があったからだろう?
その法すらないのに....すべて、現場の医者が、個人の責任において医療行為をしなければならないのに...、
そんな不完全な社会で、どうして医者を責められようか?
思い返せば、私だって、幾度、治療をやめてくれ!、と家族から懇願されたことか..
脳梗塞で脳の半分は潰れてしまった人、
重症くも膜下出血で手術すら無理で、死を待つだけとなった人、
脳梗塞を繰り返し、痴ほう症状が進んで寝たきりになった人、
重症感染症で濃厚治療にも拘らず血管内凝固症候群を起こし、昏睡になった人、
典型的な末期ガン状態でついに意識もなくなった人....
突然の心停止、突然の窒息、突然の昏睡....
原因がわかるものも、わからないものも...
どう考えても改善しない...そんな患者さんはどこにでもいる..
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ボクは、幸か不幸か、人工呼吸器をはずすことはしなかった。
しかし、代替措置は、数えきれないほどしている。
勤務医なら、ほとんど誰でも経験しているはずだ。
つまり、延命効果のある治療から、徐々に治療効果のない治療内容に変えていくということ。これは、日常的に行われている主義だ(論文にも書いたよ)。
早いか遅いか、イッキかゆっくりか.....
無駄な延命を望まない家族は少しずつ増えてきてるんだ...
ボクは、神経内科医として、人工呼吸器をはずすべき(少なくとも欧米ではそう教えられるはずの)症例をたくさん経験した。
呼吸器取り外しと死亡の因果関係?...あるに決まってるじゃない!
だって、それが目的だもの。
しかし、今回の例で、罪に問われる....それは非常識だ。
それでも殺人だと言いたいなら...まず、法整備だ!
法律をきちんと整備しなさい!
それとも、ここは、法治国家ではなく、魔女狩り国なのか?
国民に嫌われたくない為政者は、いつまでも、現状放置をつづける
(そう...放置国家,,,なのです)
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<市民検診は企業に乗っ取られる!>
先日、住民の(集団)基本検診に行ってきました。地区医師会の命により、今回初めて参加したわけですが....。
まず、事前に、新米開業医の私に、地区医師会の担当の先生から、基本検診を手伝ってくれませんか?、と打診がありました。
ウチの地区は医師数も少ないので、人手不足なら、いつでもお手伝いしますよ、と答えました。
それからしばらくして、地区医師会の役員会がありました。配付されたものを見ると、基本検診 ○○学区 担当医として、私の名前がありました。「へ〜..いつの間にか選ばれてたんだ...」
で、特に事前の説明もなく日は過ぎました。
前日になって,,,あ、そうだ、明日は検診にいかなくちゃ。場所(○○小学校)と日時はわかってるけど、行くだけでいいのかな?、白衣と聴診器だけでいいのかな?、とか、不安になりました。そこで、以前から出席しておられる先生に電話しました。
今頃すみません。明日は何を持っていったらいいんですか?
あ?...私は手ぶらですけど...
...は、..え?、手ぶら...ですか?
そうですよ。ボクはいつも手ぶらです。特に何もいりませんよ。
そうですか....(?)...どうもありがとうございました...
ご存じのように、基本検診は、個別検診(私のところなど、個人のクリニックで検診を行う)と、集団検診(地区ごとに小学校などで、まとめて行う)がありますよね。数は少ないですが、個別検診は、たまに希望者があればやっていました。そして、今回は、初めて集団検診の場に出かけたわけです。
京都市内は年々、受診者が減っているということでした。小学校の講堂には、学区の役員、受付、看護師、検査技師、地域包括支援センターなどの職員、保健所職員など、30人くらいが忙しそうに動いていましたが.....、受診する人の方がずっと少ない?
そして、長椅子で順路が作られていて、奥の方に、私たち医師4名が座りました。
受診される住民は、検診用紙を渡され、必要事項(問診事項)に記入します。さっそく困っている住民には、係員がていねいに説明し、記入漏れがないようチェックされます。
そして、記入後、身長体重、BMI、血圧などを測定して、パラパラと、私たちのブースへ。
(あ!、ブースって言っても、会議用の長い机と椅子だけです。粗品もプレゼントもありません...念のため...)
それで、医者の仕事は、検診用紙を見て、「お酒が多いみたいですね」「こんだけ血圧が高いと、ほっといちゃいけません。」「こりゃ、オーバーウエイトです。」など、アドバイスをする...
それでオワリです。
たまに、実は頭痛と肩こりがあるんですけど、どこで相談したらいいんでしょう?、とか、検診とは別?の相談もあります。
なお、医師のブースのあとは、採血、心電図、レントゲンなどがあります。こちらは医師はノータッチ。(後日、心電図やレントゲンは、医師がチェックします。血液検査も同様。)
で、約2時間(私にとっては。ちょうど午前診と午後診の間です)、パラパラとやって来られる住民の方に、説明・指導をして...時間が来たら...何となく終わりました。
なにせ、地元ですから,,,,前に来られた住民の中には、小学校の同級生のお母さんが2名ほど...。すわって、じっとコチラを見て,,あ!、××さん!、いや〜、みちがえたわ〜!、とか、雑談はじめたり...
ん?、隣に座ったツルハゲじいさんが、こっちをむいて、にこっ!...?
あ、あ!、てめぇ1...同級生のヤマダ!(仮名?)...
すっかり老人の顔と頭しやがって...
あぶりもちの大黒...とかいう店で結構マスコミにも露出して儲けやがって!
女子大生が来ると,,,いかにもおじいちゃん..みたいににこ〜として
人気者になりやがって...
同級生だぞ!、同級生!...そう見えねえからややこしいだろが〜!!
(オマエ、つるっつる!、だぞ〜〜!)
あ、失礼...トンデモ友人と出くわすこともございました...
(一部、差別的な表現?がございましたこと、お詫び申し上げます...)
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何ともノドカな、集団基本検診の風景...。
だが、しかし、来年からは、この検診も、メタボ検診に様変わり。
みなさん、ウエストのサイズを測定されます。
そして、もっと危険なこと...この検診事業、財界が狙ってます。医師がこんなノンキな仕事だけしてるのなら、医師は不要!、と財界は決めつけるでしょう。
医療が財界に、大企業に侵食される、その突破孔として利用されるのは、この検診事業ではないでしょうか?
日本医師会は、おそらく、医師の負担を減らすため(楽してカネもらう?)、検診での医師の仕事を簡素化してきたと思います。
それが、ワナとは思わずに...。
日本医師会は、のんきにしてる場合じゃない!
なんのための検診か?
誰のための検診か?
検診事業は、医師会を運営するためには守るべきではないのか?
医者抜き検診で、誰が被害者になるのか?
ちっとは、真剣にならんかい!
これが、はじめてのおつかい.....あ、。いや,,
はじめての検診....の、印象でした...。
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