| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オリックスの病院経営手腕?
全国初のPFI事業による病院『高知医療センター』が開院したのは2年前。
この病院は高知県全域からヘリで急患が運ばれる高度医療施設。老朽化していた高知市立市民病院と県立中央病院を統合して設立したものである。
<高知医療センター概要>
病床数 648床(一般590床、結核50床、感染症8床)
鉄骨鉄筋コンクリート 地上12階、塔屋1階
診療科目(47科) ※院内標榜診療科を含む
総合診療科、精神科、心療内科、リハビリテーション科、地域医療科、血液科、免疫アレルギー科、代謝・内分泌科、放射線療法科、感染症科、化学療法科、ペインクリニック科、放射線科、内視鏡科、検査診断科、病理診断科、画像診断科、輸血科、神経内科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、呼吸器科、呼吸器外科、循環器科、心臓血管外科、乳腺外科、消化器科、消化器外科、泌尿器科、腎臓科、婦人科、生殖医療科、移植外科、救命救急科、集中治療科、麻酔科、手術科、小児科、小児外科、産科、新生児科、皮膚科、整形外科、形成外科、一般外科
(すげぇ〜!、でっけぇ〜!)
PFIとは、運営に民間の資金やノウハウを活用することらしい。開設当時の発表内容を見てみよう。
==================
<全国初のPFI事業による病院『高知医療センター』開院>
2005年2月13日
高知県・高知市病院組合
高知医療ピーエフアイ株式会社
高知県立中央病院と高知市立市民病院を統合した、全国初のPFI事業による病院「高知医療センター」が3月1日に開院します。このPFI事業は高知県と高知市による構成団体「高知県・高知市病院組合」が整備・運営主体となり、オリックスグループを中心とする特定目的会社(SPC)である「高知医療ピーエフアイ株式会社」が病院本館や職員宿舎等の施設整備、医療関連サービス、医療機器整備などを一括受託している事業で、2002年12月に高知県・高知市病院組合と高知医療ピーエフアイ(株)間でPFI事業契約を締結し、着工したものです。
これまで高知県は、人口当たりの病院数、一般病床数はいずれも全国第一位であり、医療の量的な面は充足されているものの、高度医療については、一部の患者さんが県外の医療機関に頼らざるを得ないなど、必ずしも十分とは言い難い状況にありました。高知県立中央病院および高知市立市民病院は、こうした背景の中、施設が老朽化・狭隘化してきたこともあり、スケールメリットを生かし、高度医療など病院機能をより一層充実させるため、両病院を統合しての整備を検討。さらには、患者さんに対するサービスの向上と病院経営の効率化を図るため、民間企業の資金とノウハウを活用するPFI方式で病院整備を行うこととなりました。
高知医療センターは「患者さんが主人公」を基本理念とし、「地域から信頼される、患者さんと医療職員の、人と人、心と心のふれあいのある患者さん中心の、患者さんの立場に立った医療の実践」を目指します。そして、高知県・高知市病院組合と、高知医療ピーエフアイ(株)との協働により、高知医療センターの基本目標である「医療の質の向上」「患者さんサービスの向上」「病院経営の効率化」を進めてまいります。
<高知医療センターの特徴>
基本理念「患者さんが主人公」
(1)質の高い食事の提供:温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに提供。食事時間や食事場所、特別食などメニューの選択が可能。
(2)ホテル感覚の病室設計:温かい木のぬくもりを感じるインテリア、カラーリング。
ベッドサイドに設置された情報端末により病気に関する医学情報の収集や食事メニューの選択、売店への購買・配達の依頼が可能。
(3)患者さん対応の充実:笑顔のある受付・案内を推進。お困りの方などに声をかけるCSマネージャーを設置。
(4)ホテル感覚のトイレ設計:脱臭効果のある壁材の使用などにより、明るく清潔なトイレを実現。
===すばらしい!、バラ色の医療だ!...?====
「6局並列体制」の斬新な業務組織
医療局を頂点とした従来のピラミッド型の組織に対し、「医療局」「看護局」「薬剤局」「栄養局」「医療技術局」「事務局」の6局並列体制としたことにより、各局の専門性を発揮することができるため、より高度な医療を実現。
(この程度で高度な医療が実現できるのか...?)
<組織横断的な5つのセンター機能を設置>
(1)救命救急センター:24時間365日体制で救急患者さんを受け入れ。屋上にはヘリポートを備え、空輸搬送にも対応可能。
(2)循環器病センター:心臓血管外科と循環器科が一体化。外科、内科に関わらず患者さんにとって最良の治療法を選択し、より高い治療効果をめざす。
(3)がんセンター:地域がん診療拠点病院として、がん治療を充実・発展。患者さんや家族の心のケアにも取り組む。
(4)総合周産期母子医療センター:「かかりつけ医」との連携を密にするとともに、妊娠、出産、新生児から小児までの医療を一体的に提供。
(5)地域医療センター:地域医療支援病院をめざして、病診連携・病病連携を円滑に進め、県内の医療機関全体で「チーム医療」を実現。
===さすが、ふたつの大病院を合併させただけのことはある===
さらに、さらに...
電子カルテ、ペーパーレス、フィルムレス、自動再来受付機、自動支払機など、電子化オンパレード....。きっとカネかかってるぞ〜
=====================
そこで気になるPFI(ピーエフアイ)・・その業務とは???
<高知医療ピーエフアイ(株)の受託業務>
1)医療関連サービス業務
検体検査、滅菌消毒、食事提供、医療機器保守点検、医療ガス保守点検、洗濯、清掃、医療事務、物品管理・物流管理、医療機器整備管理更新、看護補助、一般管理支援
2)施設維持管理業務
建築物保全、建築設備保守管理、環境衛生管理、保安警備、ビルマネジメント
3)IT整備運営業務
業務システム運営開発・保守管理
4)施設整備業務
医療センター本館施設整備、職員宿舎その他施設整備
5)一般サービス施設の運営・管理業務
レストラン、コンビニエンスストア、カフェ、理容
<高知医療ピーエフアイ株式会社概要>
代表取締役社長 西名 弘明
本社所在地:高知市堺町2-26 高知中央第一生命ビル3階
設立年月 2002年10月
資本金 12億円
株主 (11社)
オリックス(株)、オリックス・リアルエステート(株)、(株)竹中工務店、(株)日本医療事務センター、大成建設(株)、東京美装興業(株)、(株)三菱化学ビーシーエル、メディポートシステム(株)、富士通(株)、新日本製鐵(株)、不動建設(株)
========================
さて、これを見ると,...すでに、医療は大企業に牛耳られている...そう感じる人も多いのではないか?
ならば、営利に走る医療をめざすのか?、はたまた、企業のノウハウで、健全な黒字経営を達成するのか...??
========================
しかし、5月5日付け朝日新聞には、次のような活字が躍った!。
「民間委託でも赤字」
病院建設から運営までを民間委託する「PFI」を全国に先駆けて実施し、経営効率化も図ったが、それでも赤字は止まらないようだ。
初年度の05年度は17.5億円
つづく06年度は22.3億円 の赤字。
07年度も16.7億円 の赤字を見込んでいる。
(いくらがんばっても、そう簡単に黒字にはならね〜ぞ!
おめ〜ら財界が、医療の効率化などと現場無視で
勝手な答申を政府に出したから、まじめな医療は赤字!
なんだよ!...)
それにしても、大きなカネが動くものだ。病院建設だけで、200億!。
さらに、このPFI会社は30年間で2130億!、というとてつもない契約を高知県と締結してるのだ。(税金だぞ!)
赤字は...これもやっぱり、税金!。民間に運営を任せても、赤字は公費で補うというシステム...
さすがに、PFI会社は、コンサルタント料2億6000万円については、“もう結構です”と言ったとか...。
オリックスとは、このように、コイズミ政権下で自分で規制緩和を提言しておいて,自分で利益の出るところへ平気で進出する会社なのだ。民主主義も常識も礼節もあったものではない。恐るべし....
さらに、同様のPFIによる経営がすでに始まっている病院は、八尾市民病院など多数。これからPFIに移行する病院もいくつか計画が進行中。
すでに株式会社による医療進出は既定事実として、ますます進んでしまうことは間違いない。ただし、高知の例のように、法外な契約金を獲得して、赤字は税金任せ、の例も多くなるかもしれない。医療の闇は深い....。
固定リンク | コメント (9) | トラックバック (1)
コメント
コメント一覧
です。全てが的確でないかもしれません。損益計算書は、ネットで検索しても見つかりませんでした。
あちゃちゃですね。
これって当然オリックスが高知県を食い物にしているということですよね。
身の丈にあっていない贅沢品を売りつけて、赤字が出れば自治体持ち。コンサルタント料2億6000万円なんて安いもんだと思っているのでは?
ほとんど犯罪だと思うのですが・・・。
県レベルの自治体なら夕張のように破綻しない?
あらかじめこうなることを想定していて、
土木事業を削って赤字覚悟で医療をやろうという
気合いならばまだ良いのですがね。
本日のブログにご推薦よろしく〜♪
とまとさま、早速ありがとうございます
そうか、官の側も民に負けず依怙地だし、
ど〜せうまくいかね〜のかねえ?
てことで、akagamaせんせいのブログに飛びたいとおもいま〜す
オリックスにとれば、相手は高知でも東京でも...要は、医療産業に食い込んで利益を上げりゃあいいわけですよ。でもね、結局、今の医療制度で利益を上げるのは、医療そのものではなく、オリックスなどが食い込んでいる周辺産業の方ですよね。
自分で政策提言して、自分で参入して、自分は利益を得る...こんなエグイこと、ふつうの神経ではできませんよね。やはり、犯罪者型性格の人間がいると思うしかありません。
その利益で、全体の償却や、金利払い、人件費等々がでる構造。全体のビジネス規模で総収入がいくらかというような基本構造が公的病院であるにもかかわらず、概数でもネット検索ででてこない。
つまり、この病院に関与している高知県やコンサルタントは情報公開という観念が薄い。(断定?)
立派な箱物を作って、利益を上げた悪い奴がいる?しかも、相当な複数。PFIと入っても、実態は、お役人様のひも付き。日本式?PFIには、どうも、根本的な欠陥があるようですね。民間企業が主体になって、、、などというのはとんでもない話。Kr省の体質はおかしいね。
話は飛びますが、高知は橋龍の本場?村岡は黒なのでしょう。。。
高知の人に高知医療センターは医師15年目で年収600万と聞きました。勤務も厳しく、逃散が始まっているようですよ。看護師も合併前にゴソッとやめたようです。
オリックスにこき使われる病院・・・・。絶対働きたくないです。
よほど人件費削らない限り、絶対不可能ですからね。
(人件費を削る=給与を下げるand/or奴隷のごとく長時間働かせるand/ro若い奴しか雇わない...ってとこですかね。)
コメントを書く