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外来なき病院=治す“機械”の働く病院?
女性を生む“機械”と比喩したのは柳沢厚労大臣。そして、このたび、厚労省みずから医者を治す“機械”にするそうです。実に見事な連携です。内部統一されてますな〜。
<厚労省の方針とは....もしかしたら...>
人を人とも思わない。国民は“機械”である。
医者と患者の心のふれあいなど無駄であり、無意味だ。
安上がりの医療をして、患者をすぐ退院させ、在宅は開業医に任せる。
救急患者は、無駄な検査をしないですむよう、設備のない開業医に担当させる。
国と大企業発展のため、働けない障害者や老人にカネをかけない。
厚労省は保身のため、自民党、財界(経済財政諮問会議)、財務省に従います。
国民の命より、天下り先確保に全力を傾けよう。
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もはや、厚労省にはつけるクスリはないのでしょうか? いち早くSkyTeam先生が記事にしておられます。私も今朝の新聞で知りました。
「大病院、一般外来なし」 役割分担促す 厚労省方針
Asahi.com 2007年04月14日
厚生労働省は13日、今後の医療政策の方向性として、大病院や専門病院は一般的な診察はせずに入院と専門的な外来に特化する一方、開業医に対しては休日・夜間の診療や患者の自宅を訪れる訪問診療を求める報告書をまとめた。
(予想どおり、勤務医の労働問題で旗色が悪いので、開業医をカネで釣って深夜に働かせるつもりらしい。でも、どうせ平常の外来の診療単価を削るので、肉体的経済的負担がふえるだけ。まさか、いくら自民党べったりの日本医師会執行部も、これに賛成するとは思いたくないが....。賛成したら、日本医師会は分裂するだろう。
病院は、人手がないので、外来をなくせば助かる。だが、患者と医療者の心の問題、信頼の問題は....ますますひどくなること間違いない。それに、外来は大切な医者の研修の場なのだが....。)
病院と開業医の役割分担を明示することで、勤務医の過度な負担を軽減するとともに、在宅医療への移行をはかるのが狙いだ。今後、診療報酬の見直しなどを通じて実現を目指す。
(厚労省が診療報酬を見直す、と言ったときは、必ず、診療報酬を削る、ってことだ)
柳沢厚労相を本部長とする「医療構造改革推進本部」が報告書を作成。都道府県の担当者を集めた17日の会議で提示する。
(「医療構造改革推進本部」か...。医療改革ではなく、構造をいじくる、ということ。まさしく、経済財政諮問会議の方向性と同じ。要は、医療や介護で1兆8千億の削減を達成するためには、国民の命を踏みにじってもいい、ということだな。
おまけに、最近の手口(常套手段)で、都道府県に責任を押し付ける。ヤクザよりひどい。北朝鮮並み、とでも言おうか....)
報告書では、日本の医療の問題点として、大病院、中小の病院、開業医の役割分担が明確ではない結果、「拠点となる大病院などに外来患者が集中し、勤務医に過度の負担がかかっている」と指摘。大病院は「質の高い入院治療が24時間提供されるよう、原則として入院治療と専門的な外来のみを基本とする」と明記した。
(皆さ〜ん、とうとうわが国は、自由主義、民主主義を捨て、中央集権国家を名乗るようです。まもなく、大型車はトヨタだけ作って良い、日産は小型車、富士重工は軽自動車だけ、光岡自動車はプラモだけにしなさい、と発表するはずです...ってか?)
また、中小の病院は軽い病気の入院治療や脳卒中などの回復期のリハビリテーションなどを担当することが妥当とした。
(ますます、ひとつの病気でも時期により患者が病院を転々と移動させられる時代になるようです。難民を数多く作った安倍政権が次に目指すもの、それは、“流民”です)
一方、「夜間や休日などの治療に不安がある」とする患者のニーズに対応するため、開業医の果たすべき役割として(1)休日夜間急患センターに交代で参加する(2)時間外でも携帯電話で連絡がとれる(3)午前中は外来、午後は往診・訪問診療という経営モデルをつくる、などを挙げた。
(国が医師の活動を徹底的に規制する....。医療は国営化され(る訳ないか...ヤツらカネ払わねえもんな...。)、共産主義国家と同等の医療をめざす。
そして、いよいよ経営難に陥る病院・開業医がワンサカ出るや否や、企業の病院・医院経営への介入が本格化する.....と思う)
開業医はこれまで以上に広範な対応や知識が求められるため、開業医のチーム化や研修を充実させ、「看(み)取りも含め24時間体制での連絡や相談機能を果たすことのできる体制を検討する必要がある」としている。
(そのためには膨大な研修時間と研修システムが必要だが、誰が生活の保障をしてくれるのか、誰が指導してくれるのか....そういうインフラを整備する能力が厚労省にあるというのか? 指導医のいない研修指定病院を全国に作った実績をお持ちの厚労省だが...ハテ?)
長期療養が必要なお年寄りについては、患者を継続的に診る「在宅主治医」の重要性に言及。患者自らが主治医を選び、医師間や病院との調整を担ってもらうことで、ケアの質を上げる。
(こういう無責任な文章がいちばんハラ立つなあ! ボクだって数は少ないが今すでに在宅主治医をやってるよ。患者がしゅじいを選ぶのはアタリマエ!。でも難しい!。医師間や病院との調整って、いったい何やねん!??、何が言いたいの?、要は、自分で責任持て!、厚労省は知らね〜よ!、ってことですね?。それより、いい医療をするのをこれ以上厚労省が邪魔しなきゃいいんだが。ホント、混ぜっ返してるだけ!)
こうした方向性に基づいて、厚労省は地域の医療計画を策定するよう、各都道府県に要請。開業医の訪問・夜間診察の診療報酬の引き上げや、総合的な医師の養成などに取り組む考えだ。
(とにかく、自治体に地域の医療計画の策定とか、仕事を押し付けるな!、ってんだ。病院の集約化と同じでしょ? どだい無理なことを押し付けて、無理矢理書類書かせてオワリってのが、中央省庁のやり方なんだ。能力がないなら威張るな!、と言いたい。)
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ほんとに悲しいニュースでした...。
一生懸命働いている医者を、後ろから覆面して襲撃してるのが厚労省、必死にリハビリして歩こうとしてる患者を後ろから押し倒して骨折させようとしてるのも厚労省ってこと。その命令を陰で出してるのが財務省(+経済界+経済財政諮問会議+じみんとう+安倍政権)。
ボクねえ、ヨロけながら投票所まで行って、自民党に投票してるお年寄りたちを見てて、ホント思ってしまうの...。
「あなたたち、ほんとに、ほんとに自殺するつもりですか?」
昔の自民党は....もう少しマシだったような...。
今は、ものすごく危険です。暴走が始まっているの、わかりますか?
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また、うれしいことがあった。有難いと言うべきか...。
約5年ぶりに、病院時代に担当していた患者さんがやってきてくれたのだ。
彼は、まだ若い40代の時、脳幹部出血で倒れた。当時、彼は超急性期を他の病院で治療された後、私の勤務する病院へ転送された。意識はしっかりしているが、重い失調症状でとても歩ける状態ではなかった。片側の顔面神経は麻痺し、食事に苦労していた。眼球運動障害は、両眼でしっかり物を見据えることをできなくし、どこをむいても二重に見えたりぶれたりで、目を開けていることがとてもつらいと嘆いていた。強い失調のため、発語は非常に大きな声になり(いわゆる爆発性言語)、たどたどしく必死に話している様子だった。
数カ月のリハビリ生活を送り、やがて彼は不自由ながら退院していった。まだまだ自由に歩くには程遠く、何かにつかまって必死に立っている状態だった。
当時はリハビリの日数制限などなく、外来でのリハビリ、そして私の外来への通院が始まった。重い障害をかかえ、勤めていた職場も解雇され、....それでも彼は一生懸命リハビリに励んだ。一時期は、全身筋肉隆々、というほどにトレーニングに没頭した。
ただ、トレーニングのおかげで食欲が異常に亢進し、気が付けばひどい高脂血症になっていたこともある。しかし、いかに筋力が向上しても、失調症状は容易には改善しない。立てば大きくぐらつき、いや、歩けます、と言い張って、廊下へ飛び出そうとする彼の体を必死に支えなければならないこともしばしばであった。
顔面神経麻痺は重く改善しなかった、眼球運動も然り。後遺症としてこれらの障害をひきずって生きていかねばならなかった。彼は、その見えにくい目を助けるために、片方の目に眼帯をつけて外出した。すくなくとも、ましな方の目だけでみれば、二重に見えることはない。たとえ、映像がしばしばブレたとしても...
5年前、私はその病院を去った。少し離れた病院へ行ってしまったので、大部分の患者さんと離れてしまった。彼も、別の病院に救いを求めた。
あれから5年、幸い、彼は親切な病院で慢性期にもかかわらず、そこそこのリハビリをしてもらえたそうだ。しかし、その病院の主治医が退職するのを機に、私のクリニックに来ることを決断したのだという。
相変わらず筋力はそこそこあるが、押し車なしではとても歩けるバランスではない。目も顔面もかわらない。でも、彼は、1時間もかけて,,,わざわざやってきてくれた。
「いくら遠くても、やっぱり先生の顔を見るとほっとします。これからもずっとここまで来ます。ああ、それから、コレ、開業のお祝いです。ホンマは大きな花、と思ったんやけど、大きすぎて、電車やらタクシーには乗せられんし...。小さいけどすんません。」
もう、涙がでそうになるくらいやなあ。あんた、ホンマに明るいねえ。毎日苦労の連続やというのに...。障害持ちながら、ここまで頑張って生きてるんやなあ...。
患者さんは有り難い。患者さんに会うのがうれしい。患者さんがいろんなことを教えてくれる。患者さんが元気をくれる。患者さんがいるから頑張れる。
礼を言うのはこっちやで、ほんま。ありがとう。遠いところからありがとう。
これからずっと通院するのは大変やけど、ボクもできるかぎり尽くしたいと思うよ。病院ほど設備がなくて、不便をかけてゴメン。
医者になってよかった、と思う瞬間。わかるかな?。充実感、心が熱くなる瞬間、それを求めて医者という仕事を続けてるんだろうな。
自己満足?...そうかもしれない。でも、それが何か?
まず、お互いに信じあえたら、それでいいんじゃない?
ムロン、ボクにできないことは、必要があれば当然、他の先生に頼みますよ。でも、まず主治医がいる安心感が必要でしょう?。とりあえずこの先生に相談してみたら、何か方向が見えるんじゃないか?、そんな医者を患者さんは求めているんだと思います。
よろず相談所ではないけれど、とにかく全力であなたを守り、あなたを支えたい、そういうキモチは絶対に持っていたいと思う。
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