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2007.03.25 01:45 |  生活 / くらし  |  趣味  |  その他(一般)  |  Doctor Takechan  | 推薦数 : 0

ネコ

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 わが家に3匹のネコが住んでいる。いずれも捨て猫やら木の上で降りられなくなった子猫など、血統書には縁遠い。本来女房の実家に暮らしているはずだったのだが、女房の母も一人暮らしでネコの世話がおっくうになり、やむなく当家へ引っ越してきたものだ。
 外へ出すと衛生上問題が大きいという判断から、3階と屋上を生活空間としている。(ちなみにわが家は3階建てで、1階に私の両親が住み、上に私と女房と子供が暮らしている。私は結婚後15年ほどマンション暮らしをして、それからこの家に戻ってきたのだが、荷物に溢れ、上から下までゴミ屋敷のニュースを見るたびぞっとする....。)

 一番年寄はもう15歳くらいだろうか、人間なら90歳は越えていると思われる黒白まだら。1日の大半をストーブの前で暮らすのんびりおばあさんネコだ。
 中間は一番でかい茶色の薄い縞のあるヤツ。まずまずおとなしい。よく食べる。
 そして一番若いのは茶と黒のまだら。ヨチヨチ状態で箱に捨ててあるのを子供が連れてきた。すでに2匹もいるから絶対ダメと言ったのだが、「かわいそうや、ボクが面倒を見る」と言い張るのに負けてしまった。でも、結局世話はほとんど女房が....。

 この一番若いのは、拾ってきたときは実にかわいかったのだが、アホで家の中で何度もオモラシをした。いくら教えてもなかなか覚えなかった。で、つい、数回おしおきをしたのが原因で、今でも私の顔を見たとたん、一目散に屋上へと逃げてゆく。女房にだけはゴロゴロ甘えるくせに....。だから、私にとっては毎日一瞬しか見られない幻のネコなのだ。たまにはなでてやろうかと、満面の笑みでやさしく「にゃおん♪〜」と声を掛けてみるのだが、やはり一歩近付いたとたん、全速力で逃げていく。その瞬間、私の眉間にしわが寄ってしまう。このネコで思うのは、私は意外にイラチだったんだな、ということくらいか。

 さて、中間のネコは、朝、私が3階のドアを閉めて出ようとするとき、必ずドア横の本棚の上で寝転び、なでてくれとねだってくる。するとデカイがかわいいと思ってしまう。
ネコは心をくすぐるのがウマイ動物なのだろうか。
 で、実は、このネコには兄弟がいると拾った子供と女房が言っていたのだが、最近、兄弟とおぼしきネコが我が家に毎日やってくるようになった。

 兄弟ネコ?は、見かけは色、模様、体格ともウチの中間ネコとそっくり!。甘え方もそっくり!(ネコはみんな同じようなもの?)。首輪をしてるので近所で飼われているのだと思う。

 こいつは、ある日、ウチの玄関の前でニャーニャーとしつこく鳴いていた。
 で、玄関を開けるとじっとこちらを見ている。ウチのネコより人に慣れているようだった。
 で、どうしようかと思いながら、つい、手招きをしてみたら、なんと、ついてくるではないか。そして、一瞬の躊躇の後、玄関の中まで入ってきたのだ。
 で、つい出来心で?ネコ用のエサを与えたら、ゴロゴロ言いながら一生懸命食べるではないか! 「おお、愛いやつぢゃ。」と思ってしまったのが運の月。
 以後、ほとんど毎日やってくるようになった。最近は1日に2度やってくる。我が家がお散歩コースとして、しかもファミレス?として確立してしまったようだ。
 まず、にゃあにゃあ(ぎゃあぎゃあに近い大きな声)で呼び、玄関が開いたら、さらににゃあにゃあでエサをねだる。エサを食べたら玄関マットに寝転び、なでてくれ、とまたにゃあにゃあ。しばらくすると、帰るから玄関を開けろとにゃあにゃあ...。うるさいんだよ、お前。だいたい、飼いネコならエサもらってるんじゃないの?

 一度だけ、コイツをネコの館(3階)まで連れて行ったことがある。せめて一度くらい兄弟のご対面をさせてやろうと思ったのだが....。しかし、3階の連中は、新顔を見たとたん、極度の警戒モードに入り、逃げ腰になった。老猫が一度近付いてきたが、すぐヨレヨレと逃げていった。そして...失禁した....。
 肝心の兄弟ネコは....逃げていった。
 もう二度とご対面はさせない、そう決断したのだった。
 (いっそエサやりをやめりゃあいいのだが...なぜか決断できない...)

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