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約1か月前、レセプト・オンライン化の問題点について記事を書いた。結局は、医療機関を搾取し、医療費削減をもたらし、そのかわりにオンライン化関連企業に益をもたらす、といった内容であった。その後、月刊保団連2月号の特集を読むと、この問題はさらに大きな問題であることがわかった。すでに理解されている読者も多いと思うが、まずは御一読願いたい。
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月刊保団連の記事の中でもまず注目したいのは、とっくにオンライン化に成功し、すでに5年分、38億件のレセプトデータが蓄積されている隣国、韓国の事情ではないか。そもそも韓国も国民皆保険が実現したのは1989年。日本の1961年から27年も遅れて導入されたのだ。しかも、保険点数制度は日本を参考にしている。−−−−ところが、オンライン化はあっさり日本を抜き去り、結果を出している。さあ、どうする日本!?
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ところが、だ。案の定(?)、日本の厚労省が画策するオンライン化は、韓国のそれとは似て非なるお粗末な粗悪品だという。では、どういうところが?、イカンのか?−−−−解説するのは、柳韓(ユハン)大学保健医療福祉研究所、日本事務所所長である西山孝之氏。日立などで医療情報システム、レセコンの開発に当たった経歴の持ち主だという。西山氏は、現在わが国で進行中のオンライン化には、問題点が山積していると解説する。
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<西山氏の指摘をならべてみる。>
まず、これまで電子化が普及しなかったことに対する反省が全くない。
具体的な推進責任部署が不明。
現在、点数改正の度に専門業者が必死になってプログラムの大改訂を行っている。こんな大作業がオンライン化してできるのか?
現在、細々とオンライン化が行われているが、実は今でも電子媒体で送られたレセプトをわざわざ紙に戻して審査している(画面でも行われるようにはなったが、しょせんは、レセプト書面がそのまま出てくるのを目視で審査する。つまり、データの有効利用が全く行われていない。)。
ということは?、今の点数制度を根本的に見直さない限り、省力化はありえない。今は一連化データ(たとえば、5種類の投薬で全体でいくら、とか、生化学7項目以上いくつでもいくら、とか...。韓国ではすべての手技、項目。薬品などがコード化されている)。さらに、各種加算点など、特殊な配点が多すぎる。そのためデータとコードの対比が破壊されているのが日本型。
韓国では保険者は統合され、審査部門は健康保険審査評価院(Health Insurance Review Agency : Hira)として独立し、レセプト審査と医療評価が責務と規定された。医療評価にはデータが必要であり、そのため電子化を一気に推進した。
韓国では点数表で規定された各種の加算や算定の区分を全て洗い出し、それに体系的なコードを付与した(総数約3万!)。このコードでそのまま保険請求できて、それが全国統計となる。日本のシステムは、まともな統計データを出せないだろう。
韓国では医療機関に電子化のメリットをきちんと与えたし、業務の簡素化、透明化もできた。すべての項目にコードがつけられているので、変更・改訂は非常に容易。投資できない中小病院向けには、回線で利用できるASPを提供。紙レセプトを継承する医院には二次元バーコードプログラムを無償提供し、バーコードの電子データを得るようにした。オンラインの強制はしていない。
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あらためて要点をならべると
1)点数表にコード付与するのが、日本では不徹底(後で統計解析できないし、改訂にも対応困難)。
2)韓国では業務改善、最適医療提供の情報源として利用可能だが、日本のはかなり難しい。
3)韓国では医療機関のメリット(早期支払い、業務効率化・透明化)あり。日本では困難。
4)保険者も業務改善、組合員の健康管理に利用可能。日本のは難しい。
5)点数改正に韓国システムは容易に対応。日本のはプログラム変更が大変!。
6)電子化推進の責任者は、韓国では健康保険審査評価院。日本では厚労省の誰か???
7)韓国では加算算定後の請求点数に付与。日本では点数要素に付与(請求点数はさらにプログラムで算定)。
8)審査は、韓国ではITを活用(看護師経験者主体)。日本では、医師審査員などの目視(紙または画面)。
9)金額(点数)の表示単位:韓国は診療データ単位(分析可能)。日本は一連単位(紙レセプトと同じ。コードとの対応なし)。
10)審査基準:韓国では全国統一基準をインターネットで公開。日本では審査委員会ごとの内規(非公開)。
11)レセプト以外の電子化:韓国では審査結果通報など全面的に電子化。日本では当面レセプトのみ。
12)レセプトの請求単位:韓国では月、または週単位。将来は請求ごとに処理。日本では従来どおり月単位。
13)レセプトデータの活用:韓国では5年分レセプトデータがすでに蓄積され、有効活用が始まる。日本では不明。
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どこからどうみても、日本では、医療機関が手間も金も取られて、しかも膨大なデータが国民の健康のためには使われず、単に厚労省が医療費を削るためだけの用途に具される危険がきわめて大である。ゴミ屋敷に国民の個人データを捨て、データを大企業などに奪われる危険すらある。パスポートの電子発行と同じくらいの壮大なムダ実験。
====提案=====
日本の診療報酬電子化システムは、韓国の健康保険審査評価院にすべて委託すべきである。“行政殺人省”と化したわが国の厚労省にこれ以上いじらせては、日本の恥である。
美しい国を、なさけない国にするのはもうたくさんだ。
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コメント
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公開していれば、問題点の指摘があることを前提にしているので、自浄作用があります。簡単な論理です。
10)審査基準:韓国では全国統一基準をインターネットで公開。日本では審査委員会ごとの内規(非公開)。
厚生労働省のみでなく、各省庁ともに、やたらに公表資料が多いですが、難解です。質問してください、担当はだれだれですと書いてありますが、質問と回答は公開されていません。IT化は、実は、事務量の増加の場合が圧倒的です。なぜなら、コンピューターは自己改善できる水準まで来ていません。どの質問を公開するか?どの質問には、いつまでに答えるか?この点は、永遠の疑問です。政治家(野党)は、何もしません。アホ野党です。例えば、どこかの政党が、具体的に、これとこれに対応するコールセンターを作って、その費用を開示し、NPOにすれば、簡単に1年単位で解決(時間はかかるでしょうが改善)します。マスコミは増すゴミと言われない様に、対応可能だと思いますが、全くお粗末です。
日本のお役所は、人員を削減することに、極めて抵抗が多いという特性を持っています。人事権を官邸が把握し、10年単位で対応すればよいでしょう。官邸は、すぐに人員配置長期計画を出せばよい。人件費年間30兆円、、、年率、3%で低減すればよい。
政治(特に野党)に求められる機能でしょう。
推進責任部署の責任者は厚生労働大臣(柳沢)です。Kr省の顔は厚生労働大臣であり、任命権者は安部ちゃんです。
ことIT化に限って、日本の健康保険制度を韓国に依属し、その代わり、韓国の健康保険制度を日本側がIT化する。そのくらいの、政治的勇断が必要でしょう。アクションプログラムを作ればよい。天才小泉は、2002年に非情宣言をしています。
それにしても、菅谷クリニック、、、ですね。ありゃ、りゃです。全ての医師が菅谷院長の如く、見られるのは困り者ですね。テレビ放送でしたが、「出刃で切ってもかみそりで切っても、レーザーで切っても、診療権限は医師に任されている。」オペ室に、出刃包丁を置いてある病院?ご存知でしょうか?悪い発言のみ放送された可能性もありますが、困り者ですね。
その通りです。
原因は、政策企画能力をお代官様が独占していることです。
対策は、官邸主導・郵政民営化でしたが、小泉は志半ばで積み残しばかり。
あべちゃんは、なぁなぁ、、、美しい国。正直者でしょう。
日本の議員様は、無能です。自民党は、お代官様OB機能を利用してきましたが、これが、ヘドロになって溜まりました。田沼政治的な良さもあったのですが、お代官様方の楽しみは、組織肥大・権力は組織規模に比例、そして、退官後の金目当てだから、せっせと、裾野を広げる。代表は、郵政資金。改革しようとしたら、悪乗りしたのが宮内。最悪は、日銀。独立性皆無。前捌きの良い総裁。人間関係の好悪が、主たる仕事。大蔵省が解体されたら、ノー○ンしゃぶしゃぶ大魔王が、こりゃ、ラッキーだで悪乗り。
===> 安部降板でしょうが、次がいないと言うので、引き伸ばし。小澤は具体的対案を出せないでいる。参院選前に出せますかね。
健保組織ごと、まず、廃止でしょう。
大震災や戦争で物が動かなくなったと言う想定ならば、どうします?医療に関する限り、リスク対策が出来ていません。お粗末です。システムで顧客を縛り商権の確保をする。常套手段です。対策。商権を2分する。競争させる。
どうすれば、競争させられるか?まず、Kr次官更迭から。後任次官は、財務省から派遣でしょう。(笑)
日医が、システム利用拒否・対案を打ち出せば、誰の責任になるでしょうね?
===> 微小循環障害でしょうか?
関西医師会誕生かも?
===> 微笑殉完生涯でしょうか?
完済医師会誕生かも?
ムズカシイ話題で、どーもツイテいけてない感がありますが、懲りずに登場です。
こちらのブログを知って、医療の現実に驚いています。
お医者さんも大変なんですね。
住民基本台帳だって「何のため」か分からないし、みんなが切に願ってることは何もしてくれないのに、別に国民の訴えでも何でもない問題をさっさと通してしまうなんて、何か自分たちに得があるからとしか思えないです。
「郵政民営化の次は、健康保険制度の廃止、国民年金の廃止が実行されるだろう」とよんでいらっしゃるサイトもあり、ありえる話だなあと不安な思いで読みました。ナントカナラナイモンカ・・・(悩)
また違う方向へ話が飛んだかもしれないですが・・・すみません。
あっはんEさん様、入院中yoshikaちゃんに加えて、紅三点ですね。Dr.Takechan先生もお喜びでしょう。
本ブロ愚のキャンディーズ。懲りない者こそ救われます。
違うでしょうか?
郵政民営化===> これは、お代官様方が画策の上、焼け太りになりました。
具体的には、郵貯資金・簡易保険の両方で300兆円弱が活きています。特別会計で、相当に、お役所系に流れています。最近では、4兆円以上の債務法人(?)には、すごい縛りがかかりつつあるようです。お代官様方の結束は固いです。
健康保険制度の廃止、国民年金の廃止===> 両方とも廃止はありえません。縛りがきつくなり、例えば、高額医療費負担の上昇や年金の401K化などがあるかもしれませんが、お代官様方は、この利権を話しそうもありません。社会保険庁がどの程度、独立法人化で、細るかと思いましたが、焼け太りでしょう。
以上、説明が下手で申し訳ありませんが、概要のみです。
関西7県の医師会の話など、Dr.Takechanの専門です。あまり、露骨なことは、公共のネットなので期待できません。
Atsu先生は光波だから、コメントが早すぎて、何階です。
5階だったりして、、、?イタリア語の名手のようですが、↑は中国語もご堪能?
Dr.Takechanは累計9位です。Atsu先生は累計10位です。
Atsu先生は、最近、絶好調です。Dr.Takechanはノロ歌だ出てこないと、票が伸びないらしいです。
この際、Eさん様、うっふん景気を真っ赤に紅葉させてください。
どうやら、日銀は往生際悪く、小渕内閣の国債借り換えで財務省の軍門に下りそうです。うえさわファンドが売り出し中らしいですが、、、なんとなく、、、やばそう。
「あ、でも、もう先生のブログがそのものですね〜すいません。」以前と以降では、、、まるで、昨日、見たstarfish hotelのような、、、私も何度迷子になったことか...。
本格医療のブログでございます。
まるで、政治評論家のごとき、公職選挙法解題。ドキドキします。
毎日新聞の蒼き記者に表彰してもらいましょうか?
田中宇によれば、イスラエルがイランを、、、だそうです。
イラクにそんな余裕あんのかい?
イラクの費用負担でしょうか?尾身さん、沖縄○○大学の、、、サマーワの村長さまのご令息でしょうか。。。
帰らぬとキャァ、、、このこもあめんんあかぁ、、、、ホネンにぃなる、、、あ~ぁ、ああああああああ、、、だいごろろおおおおお、まだぁ、、、あ、みっつぅ~♪
このくらい、緊張感があったでげしょうか?
途方に暮れているゆきこです(笑)
>>健康保険制度の廃止、国民年金の廃止===> 両方とも廃止はありえません。縛りがきつくなり、例えば、高額医療費負担の上昇や年金の401K化などがあるかもしれませんが、お代官様方は、この利権を話しそうもありません。
そっかぁ。黙ってても入ってくるお金ですもんね。
今は年金不払いの人も多いけど、それが賢い選択なのかもしれないですね。真面目に払ったモンがアホをみるってことかぁ…。
年金も介護も払うだけ払って、肝心の義務と権利が不透明な人多いと思うんですよ。私もその典型ですけど。
なんとなくそういうものがあるってことは知ってる。国が決めたことだから仕方ない。だから払ってるけど、その制度に一緒になって取り組んでない気がします。かやの外に置いてけぼり、でも金はしっかり取られてる、みたいな。
毎年出生率だって調査してるはずなのに、今更年金足りませんなんて、それって管理能力疑われてもいい状況じゃないの?って思います。その場合の責任者は誰で、どういう責任とってくれんの?と思う。
それでもまだ尚、締め付けようとする。根本的なことが分かってないのか分かっててシカトきめこんでるのか。
中途半端に高額療養費があがったら利用できなくないですか?いざ困ったときでも安心していられると思えばこそ税金払おうって気になるのに。
それならいっそ保険制度なんかやめてしまって、アメリカみたいに個人個人で生命保険に加入すればいいのにと思います。日本は金持ちか、低所得者かどちらかでないと生きていきにくいと思います。
おもしろいこと言えなくてすみません・・・て、そういうブログじゃないって?失礼いたしました~♪
はじめまして。外科医ふろっぐジャックでございます。
数字ずきです。
世の中の不可解なことを数字をもって説明するのが、とくに好きです。
子供の頃から、算数、国語嫌いの私は実は医療不信者でした。
自分が医師になって十数年経った今、ようやく算数と国語が好きになりました。
自分が不審に思っていたことが、実は医師の問題ではなかったことを知りました。
今は 自分が苦労して獲得したそれらの財産を社会にお返ししたくてブログを創めました。
ブログでいろいろな医師と知り合い、そう思っているのは自分だけではないことを知り、ようやく報われた気がしています。
今まで、日本国民は無頓着すぎました。
ゆきこさまのような方が今後、多くの医療従事者の意見を参考に、地域の医療活動が密接な二人三脚を達成していくことを夢見ています。
マスコミのヤジが入り込めないほど密接な医療を、です。
ひさびさのまともコメントでした。
ココロ起きなく(^^)v語ります。。。
こうしてみると、冗談を言いながらでも医師の疎通が吐かれるって酔いですね。。。診察の時もゆとりぐらい欲しいですね。yoshikaが時間をとってる分、他の人にしあわせが~♪しわよせデスネ。。。ハイッ!
、、、中略、、、なんか、全てかかれてしまった。あっはん。
三日ぶりの前半だけまともコメントでした。~笑にかぁ。
いまだに考え続けているのですが、マグロちゃんとchuuするのって、気色悪いですね。
> ゆきこさま
一通り、m3.comを散歩されたらいかがですか。
このお風呂の面白さ、トマトーク級です。
主文:さまざまなイジメを受けた医者たちが、いま、やっと語るようになったのです。
ここのところ、気合が入ってました。入りすぎるとブーブー出るときがあります。
医療にブログにがんばってください!
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