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ブログ331htm

日本医師連盟は、日本医師会が全力を挙げて(?)自民党を応援する政治団体です。世間の人々は、マゾの集まりか?、と奇異に感じています。では、どんな活動をしているか、探ってみましょう。2/25発行の、日本医師連盟ニュースより....。

去る1月16日、日本医師連盟執行委員会開催。執行委員会の委員長は、言うまでもなく、日本医師会長“唐澤大せんせい”。

冒頭のごあいさつ。
「今年は四月に統一地方選挙があり、また七月には天王山である参議院議員通常選挙を控えている。本日はそれに向けての審議を賜ることになるのでよろしくお願いする。承認頂きたい議題は四件で...(中略)...、四つ目が本年夏の参議院議員通常選挙における「たけみ敬三氏」に対する政治活動支援体制についてである。...(後略)...。」

「たけみ敬三氏」に対する政治活動支援体制の構築につき、宝住副委員長が次のような説明を行った。
(1)「後援会名簿の獲得。」
 目標数は百万。今次目標数は単なる後援会員獲得数ではなく、実質的にたけみ後援会活動の実働部隊となる人物を獲得することに意義がある。
(2)「支援団体推薦状況。」
 1月9日現在、推薦を決定している団体は23、支援要請をしている団体は85。
(3)「後援会役員名簿。(省略)」
(4)「各都道府県医師連盟における後援会事務所設置、看板の作成および選管証票の配布等。」
 日本医師会館における「たけみ敬三事務所」の看板は、昨年12月に三階の日本医師連盟事務所脇に設置ずみ。
(5)「各都道府県における行事日程の通知依頼。(省略)」
 説明終了後、唐澤委員長は「内容的に広範囲で、かつ今後の予定が中心のものだが、本日この場で承認頂ければ、可及的速やかに実施に向けて準備したい」と協力を訴え、協議の結果、圧倒的多数で原案どおり承認された。

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つぎは、「厚生労働副大臣 たけみ敬三君を支援する会」
 さる、1月23日、日医会館内で、「厚生労働副大臣 たけみ敬三君を支援する会」が開催された。60団体から約200名が参加。団体代表として、「日本柔道整復師連盟」、「全国老人保健施設連盟」、「全日本鍼灸マッサージ師政治連盟」などから激励挨拶があったという。

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日医連活動の記録(平成18.12.1〜19.2.中旬)
これは、要するに、議員と医政活動に関する意見交換をしたり、議員へ医政活動に関する要請活動を行うというもの。どんな議員とお話をしているか、ならべてみた。
<12.4>石原伸晃(自民党)
<12.5>第二回日本医療懇談会との勉強会:鈴木俊一、大村秀章など、自民党議員13名?が参加
<12.6>萩原誠司、津島雄二、町村信孝、片山虎之助、森喜朗(自民党)
<12.7>大村秀章(自民党)
<12.12>高村正彦、中川秀直(自民党)
<12.14>中山太郎(自民党)
<12.18>尾見財務大臣、中川雅治、武見敬三(自民党)
<12.19>谷津義男、塩崎官房長官(自民党)
<12.21>川崎二郎、大村秀章、中山太郎、中川昭一(自民党)、坂口力(公明党)、さらに自民党衆議院厚生労働委員約30名との勉強会
<1.5>自民党役員ならびに国会議員に対する新年挨拶
<1.9>自民党役員ならびに国会議員に対する新年挨拶
<1.2>川崎二郎(自民党)
<1.24>福島豊(自民党)
<1.31>鴨下一郎(自民党)
<2.3>船田元(自民党)
<2.5>渡辺喜美、大村秀章、阿部正俊、片山虎之助、青木幹雄(自民党)
<2.6>第三回日本医療懇談会との勉強会:鈴木俊一、大村秀章など、自民党議員13名?が参加
<2.7>太田誠一(自民党)
<2.8>清水鴻一郎(自民党)(この人は、京都の某病院グループの理事長?さんだったかな...)

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 かくして、全国の医師(大部分は開業医)から集められた連盟費15億円弱は、自民党の選挙応援にはかなく消えるのです。
 これで、日本の医療が良くなるというなら、何も言う気はありません。でも、逆じゃないですかね。この20年ほどの動きを見ると...。これだけの活動をする団体は、自民党にとっては実にありがたい組織でしょう。でも、さすがに今回は....果たして、ホンキで活動する医師会員はいったいどれだけいるんでしょう?。きっと、もう生活には困っていないんでしょうね。これからの日本に不安を持っている国民が、まさか自民党を応援するはずがない....(と、私は感じていますが...)。
 さて、これを読んだ皆さん、日本医師会をこのままほっといていいものでしょうか?。ある医師は、この団体を、「肩書きのほしいヒヒジジイの集団だ!」と吐き捨てました。ナルホド、先進国、美しい国、ニッポンにかくも自虐的な団体が存在すること...それは、奇跡か、脅威か、狂気か...?。あなたはどう思う?。

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(全く医療とはカンケーございませんが..。この記事は330番目です。アクセス総数は407889でございます..。コメントは....げっ!、1421も....。この大部分は、とまと様、yoshika様、そしてAtsu先生にEさん....?)

 自称スバリストの私にとって,もっかの悩みのひとつは、開業による財政難のため、クルマの買い替えがしばらくできそうにないことだ。

 以前、ブログに書いたように、我が家には2台のスバル車(レガシィツーリングワゴンBLITZENと、プレオ)がある。開業から数ヶ月後、最も激しく我が家からカネが流出していた頃は、滅多に乗らないレガシィは売り払うべきか?、、、いささか悩んだりもしたが、幸い、まだ売らずに済んでいる(女房は、時々うらめしげにレガシィをにらんでいたりするが...)。

 新しいクルマはもうしばらく我慢することにして、新車情報も気にしないことにしてはいるのだが.....でも、気になるものは仕方ない...。レガシィのSIドライヴシステムとか、軽のステラなど、やはりイイなあ,,,と思ってしまうのだ。

 さて、一向に買い替える気配のないユーザーに業を煮やしたか、スバル店は、プレオの車検に際し、新型ステラを代車として置いてくれた。(どうです?、いいでしょ?...とささやかれている気分...。)

 こうなりゃ、とにかく1回乗って見なくては...ベージュ?に近い色のおとなしそうなステラに乗り込むことにするか。...あ、カギを持ってクルマに近づくだけでドアのカギがガシャンと開く。軽も立派になったもんだ。とにかく新しいからキレイだし明るいな...。プレオより大きい感じ...。死角は少なそうだ。

 走り出すことにする。エンジン音はプレオとさほど変わらない(ちょっと静かになってる..)。デカく感じるボディの割にアクセル踏むとぐっと出る感じ...力強さの演出か。ただし、ぐっと出てから次の加速はやっぱり軽の限界か。それでも、40〜50km/hの速度には結構容易に到達する。それと足回り...これは、かなりイイ。すごくカッチリしている。締まりがある、とでも言うのか、随分安定していて、軽のイメージではない。プレオからさらに進化していることは間違いない。(実は,6年ほどまえに今のプレオを購入したときも、軽らしからぬ足回り、ハンドリングの秀逸さに感動を覚えたのだが、ステラはそれより遥かにいい。)

 時間的余裕が無いので、30分ほどのドライブだったが、街中とちょっと街はずれ?の宝ケ池周辺を走ってみた。これなら結構長距離ドライブもいける!。爆発的なパワーはないが、適度に締まった足回りと気持ちよいハンドル特性は、誰が乗っても違和感無く気持ちよくなれるレベルのものだった。

 残念ながら、ステラを味わったのは短時間にすぎなかった。女房は,一回り大きく感じた、と言っていたが,それは私も同じ。一回り大きい車に乗っている気分になったことは間違いない。

 他のメーカーの軽も進化しているのだろう。でも、スバリストとしては、ステラもかなりのレベルと信じたい。軽を買おうとしているアナタ!、是非、乗り比べてみて下さい。そして、どう感じたか、教えて下さい。結構,興味あるある!です。
 決して、メーカーのまわしものではございませぬ。

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ブログ329htm

 不法滞在を10年以上続け、日本での生活に溶け込んだ外国人が国外退去を命じられる事件が相次いで報道されている。不法滞在は違法なのだから当然だ、あるいはかわいそうだが違法だから仕方がない、と感じる日本人も多いだろう。しかし、今日の日本テレビ系ZEROでは、大きな疑問を投げ掛けていた。
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 今や不法滞在天国?、とも言われるわが国で、逃げも隠れもせず10年以上地域に溶け込み、子供も学校に通っている、そんな外国人をなぜ、退去させなければならないのか?。それなら、いっそ家庭を持ち、子供が育つ前に退去させればいいではないか?。では、入管、法務局は、家庭を持ち、子供を育てて地元に密着した生活をしている外国人を全く把握していないのだろうか?。それほどにわが国の外国人管理はザルなのだろうか?。
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 不法滞在者を把握しているなら、もっと素早く退去命令を出し、執行することはできるはずである。それをしない理由については当局は「説明責任」があるはずである。そして、もはや子供は母国語もできず日本の学校で学んでいる、そんな家族をそこまで放置しながら、無理矢理国外へ追放することは、人道的に問題がないのか?。その家族の将来を破壊することに対し、「説明責任」のみならず「結果責任」についても明確に述べる必要があるのではないか。それは、先進国、法治国家の責務ではないのか?
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 ニュース番組ZEROの調査によれば、不法滞在で捕まった外国人の中には、在留許可を得て(パスポートをもらって)再び日本で生活できる者も少なくないという。それも、犯罪を犯して捕まったのに、まじめに薄給で働いている者より遥かに早く許可をもらうケースも多いという。犯罪を犯した方が在留許可をもらいやすいらしい、ダミーでいいから日本人と結婚してしまえば許可をもらえる、そんな話が外国人の間でささやかれているという。========そして、最も不可解なことーーーそれは、在留許可を出す判断基準が全くわからない!、ということだ。「総合的に判断して決定した」というのが法務局のオキマリのセリフだ、というのは、法治国家としてあまりに情けないのではないか。
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 情にほだされ法を曲げることは、褒められたことではない。しかし、長期滞在を許した原因のかなりの部分は当局の姿勢ではないか?。安い労働力で働かせるだけ働かして、子供ができてやっかいになったら、国外追放?。これで中国や北朝鮮を批判できるのだろうか?。残念ながら、法務局には「説明責任」も「結果責任」も果たす勇気がないということらしい。ここには、日本の行政に共通する特性...、間違いを認めようとしない....過去の施策はすべて正しかった、自分達は間違っていなかった、..その前提でしか動けないことがあろう。私たちは、“美しい国”であることを願っている。しかし、その願いは、どうやら、安倍政権の口癖?の“美しい国”とは、似て非なるものであるらしい。大変悲しいことだ。
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 飲酒運転でひき逃げをした警察官はどうやら免職されたらしい。だが、「説明責任」はどうなった?。真実は闇である。−−−−−−自治体にはびこる裏金作り。この背景のひとつは、単年度会計にある。余ったカネができても、その年度に使わねばならぬ。次年度に残しておくことはできない。すると、カネがない!、と年中言われ続けた病院でも、職員に健康増進などの名目で、水筒やら健康器具が全員に一律に配られたり....。そんなカネがあるなら、どうして老朽化した検査機器の更新に回してくれないのか?..。あるいは、年度末になると、急に各部署ともそろって“余ったカネ”で文房具、事務用品などを買い漁る...。全国の役所で今も繰り広げられる光景であろう。そして、年度末になるとあちこちで道路を掘り返す光景も....。
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 ことあるごとに、“持続可能な国民皆保険制度を維持するために”、というあたかも国民のためと聞こえるような方便を何度も何度も繰り返し、“そのためには医療のムダを削りましょう”、と掛け声をかける厚労省と財界。ムダなのは医療費ではなく、あなたたちの方ではないのか?、そう感じるのは、もはや医療関係者だけではない。ムダどころか、国民の生活と生命を守るのに最低限必要な医療・介護・年金・福祉を削りに削って財界に奉仕する国−−−−−−それでは飽き足らず、医療を株式会社化し、保険もオリックスはじめ民間の儲け話に売り渡そうとする国。
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 だからこそ、不法滞在者の人権などどうでもよいのだろう。鹿児島では選挙違反で逮捕された12名の住人が全員無罪を勝ち取った。証拠もなく、最長1年を越える拘留という仕打ちで自白のみで裁判になる恐ろしさ....大野病院の加藤医師が不法逮捕された理由も同じ根っこと感じられる1日であった。

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ブログ328htm

 ひとり当直なのに、一次救急....コワい救急は平成3年にはじまりました。自治体病院であるにもかかわらず、やはり民間と同じプレッシャーをかけられる・・・「誰も断ってはならぬ!」・・・・原則として、救急搬送依頼があれば、すべて応じること...。
自分の能力、知識、経験、そして専門性...これはどんな医者でも限界があります。
   =========
 しかし、救急は...電話で聞いたところでは軽症のような....ところが来てみたら、げげっ!、と重症ってこともあります。まさに、医者にとっても危険と隣り合わせ。
   ========================
 さて、中高年の方が、急に意識をなくした...これは以外に多くみられます。神経内科医としては、原則断れません...。しかし、実際には、救急車で搬入されたときには戻っている、という例が多く、大部分は入院もせず、せいぜい点滴治療くらいで帰宅できる人がほとんどでした。===で、私がでくわした意識消失の典型例は、というと、>本人:「久しぶりに友人に誘われて、外食しました。自宅と違って話がはずみ、ご機嫌でたくさんしゃべりました。アルコールも少し頂きました。で、トイレへ行こうとしたら、急にぼ〜としてきて...あとは覚えていません...」
>友人:「とっても楽しくお話してたんです。で、食事はほぼ終わってアルコールは少し飲んでいました。大飲じゃないですよ。それで、多分トイレへ行こうとされたんだと思います。椅子をずらして立とうとされて..で、なんか顔色がちょっと?、って思ったら急にふ〜って体が倒れたんです。もう、びっくりして、○○さ〜ん!、て呼んだんですけどぐったりして全く反応なくて...店員さんを急いで読んだら、救急に連絡してくれたんです...。」
 このパターン、結構多い気がします。キーワード?は...、「久しぶりの外食」「飲酒」「食事ほぼ終了」「トイレ」「軽興奮」...あたりでしょうか?。
 大部分は、すぐ回復してくるので、(ましてひとり救急でいろいろ検査できるわけでもないので...)厳密な意味での診断は困難です。でも、一過性低血圧、迷走神経反射がからんだ例が多いことは多分間違いないことでしょう。
 ======================
 ただ、このような例の中には、まさに意外な展開を示す例もあります。ある日、旅行で京都へやって来て、あかがま...あ、いやいや、おかまさん(ニューハーフ?)のショーを楽しんでいて、急に意識不明になって運ばれた72歳男性。救急室で、とりあえずルート確保、心電図は正常。着いたときからしゃべることはできて、ちょっとふらつく感じがあり、「ま、ちょっと点滴が終わるまで休みましょう。」と言って、様子を見てました。約30分ほどして、かなり落ち着いてきた、もうすぐ帰れそうだ...そう確信した時...。「く、くるしい...」見ると、顔色悪く、大量発汗。確かに苦しそうにしています。え?、ショック?、血圧は90/56と、来たときよりかなり下がっています。心電図は.....え”〜?..STが完全にヒックリガエッテイル!。わたしゃ〜神経内科。循環器じゃないよ〜。えらいこっちゃ!。とりあえずヘパリンを点滴で流して、急いで心電図のコピーを循環器のドクターの自宅に送り、ご意見を伺う(深夜に起こしてゴメン!)...AMI(急性心筋梗塞)の可能性はあるという(そうならない場合もある)..!。慌てて最寄りの大きな救急病院へ連絡...ところが..循環器は手一杯でとても診る余裕なし!(おおまいが〜っ!、ここは奈良の産科か!、とは、当時は考えませんでしたけどね...)−−−−−−−−−こちらも大汗かきながら、さらに救急病院を探す...幸い、3つ目で引受先ゲット!。らっきい♪〜...あ、それより患者さんは...お、同じだ〜..悪くはなってないようだが...。救急車に来てもらい、転送を依頼。
 =======================
 ここで、悲しい現実が...。本来、この状態であれば、ドクターが救急車に乗って、搬送先のドクターに引き継ぐのが望ましいです。しかし、こちらはひとり救急です。私が救急車に乗れば、医者のいない深夜の病院が存在してしまいます。不安そうな救急隊員には「ヨロシク!」と言うしかありません。本人は、果たしてどうだったでしょうか?。
 ===============================
 10年以上も前の話です。でも、その頃、すでに自治体病院の経営は厳しかったのです。マスゴミは当時から、「医者余り」という活字を大々的に掲載していました。こんなに医者が足らない病院がいくらでもあったのに...です。

 経営困難なら、診療科を増やし、患者の受け皿を大きくすればよかったんです。特に、私のいた病院のように、内科とリハだけ、という特殊な病院は、改善する気があればできたのです。でも、行政は、まず経営を改善してから...という意味不明の押しつけを続け、新たな医師獲得の予算は一切くれませんでした。当時、医師一人あたりの売り上げ、という意味では、私たちは、全国的に見ても、決して劣っていなかったのに..。

 かくして、ひとり救急は年々増え続け、やむを得ずある年から、4名の研修医が副直として365日をカバーすることとなりました。ただし、この制度が始まった頃は、研修医の当直は一人当たり月2回分しか認められませんでした。一人当たり月7〜8回は当番が当たるので、5〜6回は研修という名のタダ働きだった訳です...。今の研修医にわかるかな?。基本給は月15万程度。週1回はどこかにバイトに行って、それと月2回の副直代です。でも、今の学生気分の(失礼!。でも、どうみても、超温室ですね..。)研修医よりは、はるかに医者らしい仕事をしていたでしょうね。

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2007年02月21日14時33分 
        Asahi.com報道。
 日本銀行は21日、2日目の金融政策決定会合で、昨年7月のゼロ金利解除後初めてとなる追加利上げを決めた。短期金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を現在の0.25%から0.5%に引き上げる。景気は拡大を続け、焦点となっていた個人消費の回復や物価の安定基調が当面続くと判断した模様だ。9人の政策委員(正副総裁3人と審議委員6人)のうち8人が賛成したが、岩田一政副総裁だけが反対した。総裁・副総裁の間で投票態度が割れたのは新日銀法下で初めて。利上げに否定的な政府・与党から反発が出ることも予想される。
  =====================
 日銀の決定に対し、1月にはどう喝ともいえる強硬な反対論を繰り返し、日銀の独自性を政治的圧力で偏向させた、と批判されていた自民党の中川幹事長は、今回の動きに対してはほとんどだんまりを決め込み、わずかに「日銀が、独自に決定することに口を挟む気はないが、国民に対し『説明責任』を果たし、『結果責任』を持つことが必要だ。」との意向を示した。たった1か月でこの変わり様。まるで、宮崎県議会の自民党と同じ。やっぱり選挙対策なんだね。  でも、大変よいおことばを使われた。さすが、大幹事長!。  へえ〜〜、『説明責任』を果たし、『結果責任』を持つこと、ねえ。

    では、自民党にもいろいろ聞いてみたいものだ。

 未曾有の医師不足社会にしたのは、自民党政権ではないのか。厚労省が考えたといっても、厚労省大臣が責任を持つんでしょ?。これまでに、こんなに医師不足になるって、国民に『説明』したことありましたっけ?。そして、医師不足に陥ったあげく、医療崩壊が進んでしまった、って 『結果』に対して、どんな責任を持ったんでしょうかね?  格差社会がこんなにも進んだ日本。弱者はますます生活、生命の危機が忍び寄り、大企業だけが、「ハケンの人格」を否定しながら儲け続けている(キャノンの御手洗さん!、聞いてますか?。これでもCanon製品をいくつか使ってるんですよ!。法律変えろと言う前に、現場の意見を聞きなさい!。)。だのに、さらに医療介護福祉は切り詰めて、大企業の減税を進めるなんて...、こんな社会になるなんて、オレたちに『説明責任』を果たしているのか?、それに、すでに格差社会は存在するんですよね、安部ちゃん!。こうなってしまった『結果責任』はど〜なるんですか?。

 大野病院の加藤医師!、あなた、『説明責任』を果たしてるじゃないの。おまけに、説明できない不測の事態にみまわれて、必死に治療して....。確かに患者さんは不幸にも亡くなられました。でも、『結果責任』ってのは、成功率100%ってこと!?。どんな手術も(たとえ、アッペでも..)100%成功、って、Atsullowせんせいなら、かなり近づくだろうけど、それでも、100%成功なんて、誰も説明しませんよね。まさか、が起こりうるのが現実の医療の世界。それをすべて訴えられたら....外科医も産科医も、それどころか、手術をする医者は日本からいなくなるじゃないの。(美容整形を見てみろ!。マスゴミはお金持ちでチヤホヤしているけど、あれが成功率100%ですか?。いったいどれだけ失敗してるか、よく現実を見てみろ!っつ〜の。ま、美容整形は保険外の独自の世界。大学など大病院の形成外科は別にして、ほとんど別世界ですけど...。)  

自民党の大幹事長様。『説明責任』、『結果責任』などという言葉を自民党がお使いになること自体、大多数の医師には、怒りの炎にガソリンをぶちまけたことになりますぜ。(宝石店?に押し入って、5人の女性を縛り上げてガソリン撒いて火を放ったヤツは死刑求刑デス。)
===========================
ちょうどいい。医師の本音が出ている統計がございました。ご紹介致しましょう。
          ーーーーーーーー
  勤務医の5割「職場辞めたい」 医労連が千人調査
2007年02月20日06時30分 Asahi.com より
   ●「職場をやめたい」と思ったことのある勤務医●
 病院の勤務医の9割が医師不足を感じ、5割が職場を辞めたいと考えている——。
日本医療労働組合連合会(医労連)が19日発表した約1000人の勤務医を対象にした調査で、過酷な勤務と人手不足で疲弊する勤務医の実態が改めて浮き彫りになった。
 昨年11月から今年1月、医労連加盟の医療機関や自治体病院など全国150施設の勤務医1036人から、前月の労働状況などを聞いた。  1人あたりの労働時間は1日平均10.5時間で4割以上が12時間以上。宿直勤務は平均2.9回だったが、4回以上がほぼ4分の1に上り、大半は宿直前後も通常勤務に就く32時間労働だった。
 休んだ日数の平均は3.3日で、1日も休めない医師は4分の1を超えた。連続で勤務した日数は最長で平均19.5日間だった。健康状態に「不安」「病気がち」と感じているのは半数近く。翌日や休日後も疲れが抜けない「慢性疲労」を訴えたのはほぼ6割だった。
 過酷な勤務状況から、「職場を辞めたい」と考えた勤務医は、「まれに」(20.8%)を除いても52.9%に達し、働き盛りの30〜40代では約6割に上った。「医師不足」を感じている勤務医は全体の90.0%だった。  対策として、「賃金・労働条件の改善」が最も多く、「診療科の体制充実」「看護師などの充実で医療体制のレベルアップ」「医療事故防止対策の充実」などが続いた。

   =========================
 ボクの場合、以前勤めてた自治体病院は、辞めたいとは思わなかった。病院の存在意義がわかってたしね。長年勤務して愛着もあったし、医師以外の様々な職種の人達と仲良くやっていたしね。でも、年々、限界が近付いていることはわかってた。最後は、教授から、いくら頑張っても、病院に未来がない、と説得されて、1年悩んだ末に辞めたんだ。そして、辞めて2年か年でホントに廃院にされちまった....。  病院を潰すことに対し、誰も説明責任は果たしてないんだよ。赤字、というけれど、赤字を減らす方法を内部でいくら議論しても、本庁には全く届かなかったし...そのうち、京都大学の西村周三教授をリーダーとする外部監査が行われて、現場にとって何の意味もない改善策(要は、行政の要求に沿った結論、ってヤツですね)だけ。改善どころか先細りを強要されただけ...。現場のニーズなんぞわかっていない。それに、いろんな監査があったけど、私立病院からやってくるヤツは、公立を目の敵にしてるから、公立の組織ではどうしようもないことばかり突っついて、肝腎なこと(その病院の特殊性、取り巻く環境に見合った改革)は誰も言わない(実は、わからないから言えない...)、という有り様だったのよ。

 で、『説明責任』を果たし、『結果責任』を取る、ってのは、ホント大変なこと。大切なことなんだけど、政治家や行政がそれをやってるか?、ってこと。厚労省が『説明責任』を果たし、『結果責任』を取っている、そう思う人はどれだけいます??。私の推測では、ゼロ、とは言わないけど、限りなくゼロにちかいでしょうね。医療関係者でなくても...同じじゃないですか?。ボクは、自分の責任の範囲を患者さんに対して明確に示して、医療をやっていきたいと思っています。

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 いつものようにブログ管理画面からアクセス分析をみてみると...あれ?、2月19日は、ナゼか、2000ヒット!を越えている....。あれ?、ノロ歌書いてないのに....なぜ???。と、考えながらひとつ戻ってよくみると,,,お、通算で40万アクセスこえてるじゃん!。すごい!、、、、なぜか、とてもウレシイこの気分♪〜。  ノロ歌をストップしてから、ガクンと落ちてましたからね〜。でも、替え歌ばっかりであくせくしてアクセス増やすのもな〜....悩みながら、正統派?で書いてたので...(コメントはがんばってハジケました〜)。  で、これを記念?して、かつて、ひとり当直を続けた頃を思い出し(と言っても、急性アル中ネタが多いんですけどね...)、いくつかシリーズで書いてみたいと思います...。
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実録:ひとり救急物語(1)  

え?、一次救急やらなきゃなんないの?。ウチは内科とリハだけの病院ですよ?。他に大きな救急病院あるじゃないですか....。おまけに常勤13人(当然、管理職は当直しませんよね..。)。え?、経営のため?。累積赤字数億円の自治体病院だから?。公的病院は地域医療に貢献する使命がある?。行政が何としても赤字を減らせって?。要するに、救急をやる、って院長が言わないと、行政が納得しない...。要するに、ヒトは増やさず、職員配置もいじらず、赤字を減らせって無理難題を押し付けて、病院としては、自ら救急をやって新患獲得を目指す、って方針を打ち出さない限りは支援しないぞ、って脅すワケ?。それで、病院が自分でやるって言い出したんだから責任は行政でなく病院にある....。それって行政の得意な手だね、自分の手は絶対汚さないんだね。
========
かくして、平成3年、恐怖のひとり当直、一次救急(ま、内科しかないんで外科の患者は救急隊が運んでくることはないというけど)が、はじまってしまいました。「え”〜〜!?」「こわ〜い!」「あ、あんまりや!」「こっちが死む〜〜!」「オ、オレの医師免許があ〜〜っ!」 =====医師の主張はこっぱみじん...。======  繁華街の近い暴飲、、、いや、病院には、暴飲した患者が次々運ばれ、激しい暴飲、、、いや、ブーイングの中、恐怖の当直は延々と続くのでした。  当時、救急外来の看護師はゼロ、患者が来たら、病棟からひとり看護師がおりてくることになりました。でも、病棟は看護師二人体制でしたから、ひとり降りてくると、その病棟は看護師ひとり。すぐには降りて来れないこともありました。救急車がくると、当直医ひとり、と事務当直のオジサンひとり、がお出迎え。救急室に入ると、患者と医師ひとりだけ、ってのもありました、苦しむ患者に付き添った家族からは、「え?」って顔されたこともありました。こっちだって、「え?」だったんですが...。  
=====================
 急性アル中は、大部分が若い男女。昏睡?してくれていると、治療は決まっていて、楽と言えば楽ですが、時間帯が、当直医の睡眠時間を奪う時間帯が多いってのがまず問題。そして、入院させるかどうかが大問題!。個室があればまだましですが、4人部屋、6人部屋に入れると、その酒臭さ!がヒドイ!。しかも、深夜に。まして、意識がもどってゴソゴソしたり、叫んだり、うなったりすると...翌日、患者からも看護師からもクレームの嵐!。でも、入院させないとなると、救急室で目が覚めるまで(自宅に帰れる状態になるまで)誰かがお付き合いしなければなりません...。看護師は..病棟に戻らねばなりません。すると、医師がず〜っと救急室に,,,「誰も寝てはならぬ!」です。  
=====================
 ある日、工学系の大学生が急性アル中で運ばれてきました。彼は、寝たまま動けず...でも、寝言をしっかり言ってました....鼻歌でも歌うかのように、ノッテる感じで,,,「○○子、○○子、(マルコではありません..。ケイコだかユウコだか言ってました)..ふんふん、、お前はオレのイノチぃ〜〜」  ばっかじゃあなかろか?、、そう思いながら、定番の点滴治療。ソリタとかフィジオに、制吐剤と、ビタミンB1を入れ(アルコールにB1は必須です)、ひたすら醒めるのを待ちます。歌うたうくらいだから、早く醒めるかもしれない、オムツやバルーンカテーテル挿入(俗にオシッコのクダと言います。朝、目覚めた時にクダの存在に気付き、「あ、やられた..」とつぶやくオナゴもおります)は、やめときました。  すると、30分ほどして、なにやら手をおまたのあたりにやってゴソゴソ...。ん?、と思っていると、やおらジッパーを下げ、萎えた○んこをひょろっと引っ張り出し、すぐさま(上を向いて寝たまま)放尿をはじめました。===おわっ!、とあわてておむつで上からカバーしましたが...やっぱ、ズボンは、ベッドは、濡れました。  彼は、その後、1時間ほど寝入った後、ふらふらしながら帰って行きました。
 ======================
 急アルで、「お世話になりました。すみませんでした。」とでも言って帰ってくれるとまだいいのですが、多くはそんな余裕もなく、急いで家路につきます。救急医の深夜の苦労を考えてくれる人は少数派なのです.....。
    <つづく>
(おことわり:(1)以前ブログに書いた内容と一部重なります。(2)なにせ、記憶をたどって書いていますから、多少の脚色はあるある、です。でも、実録です!)

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ブログ324htm

行政がさまざまな施策を提案実行するのは結構なことだが、大きな問題は、失敗を失敗と認めず、現場に混乱が生じても根本から考えを直さないことだ。自分達は間違っていない、とばかりに、過去の失敗を隠すために、恥の上塗りの如く、新たな施策を上からどんどんかぶせる.....。医療制度はそのために複雑怪奇な制度になり、破綻をごまかすために老人に責任を押し付け、公然と年齢による差別を押し付けてきた。介護然り、年金然り、終末期医療然り、腎移植然り....われわれの関与する分野だけでも枚挙にいとまがない状態だ。さて、これに対し、マスゴミはどう報道するのか? 残念ながら、厚労省のリークをそのまま報道するだけであったり、エセ正義による偏向した報道をくりかえすばかりではないか。
2/19のAsahi.comでは、下記のような記事を出した。万波医師の行為に否定的な学会が集まって発表したものであり、この案に従って厚労省調査班などが最終報告をまとめる予定だが....。一向に改善がみられないわが国の移植事情をどう改善するのか?。肝心な患者のための医療の視点は実はぼやけている。前にも書いたが、病気腎移植禁止となると、わが国の脳死腎移植は非常にハードルが高い(これは、脳死判定そのものに問題があるからだが、それを考え直すことをまずすべきではないか)。だから、全く健康な全く腎臓摘出の必要がない人から腎臓を無理矢理取り出すことが、今後も奨励されるのである。
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病気腎移植は原則禁止、5学会が方針 「万波式」を否定

2007年02月19日05時59分

 宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠・泌尿器科部長(66)らによる「病気腎」移植について、日本移植学会など関係5学会は、「原則禁止」の方針を打ち出すことを決めた。がんとネフローゼ症候群の患者からの移植は、免疫抑制下で「再発」の危険が高まるなどとして「絶対禁止」とし、それ以外についても例外的なケースを除いて禁止する方向で合意した。3月末の合同会議で、指針としての公表も検討する。個別症例ごとの検証結果は、同病院などに設けられた調査委員会と厚生労働省の調査班が、この方針に沿ってまとめる見通しだ。

 同病院と同市立宇和島病院、呉共済病院(広島県呉市)の3病院でこれまでに実施された病気腎移植は計42件。臓器提供者(ドナー)の病名の内訳は、がん(腎がん、尿管がん)16件▽ネフローゼ症候群8件▽動脈瘤(りゅう)6件▽尿管狭窄(きょうさく)4件▽その他(良性腫瘍(しゅよう)や腎臓結石など)8件で、がんとネフローゼで半数以上を占めている。

 5学会は病気腎を移植した場合の患者への影響などを医学的に検討。その結果、移植後の免疫抑制剤投与によって、移植患者の体内でがんが「再発」したり転移したりすると、急速に進行する恐れがあるとの見解でほぼ一致した。万波医師の執刀で94年ごろ、尿管がんだった患者の腎臓を移植された男性がその後、肺がんや肝臓がんを患って死亡。移植との因果関係は立証されていないものの、こうした実例の存在が重要視された。

 また、たんぱく尿が出るネフローゼ症候群については、内科的な治療法が発達していて、外科的な摘出の必要がないと判断した。

 脳死や心停止後の臓器移植の場合、がんや感染症の患者からの臓器提供は、厚労省の局長通知で禁じられているが、治療目的で摘出した腎臓を別の患者に移植する病気腎移植のようなケースを想定したルールはない。このため、がんの腎移植は外科医らでつくる日本泌尿器科学会が、ネフローゼについては内科医らも加入する日本腎臓学会が、それぞれ近く理事会を開き、腎移植の禁止を機関決定する見通し。

 関係学会の幹部によると、通常の腎移植の現場でも、提供された腎臓に動脈瘤などの病気が見つかることがまれにあり、その場合は病気の部分に治療を施したうえで移植される。ただ、こうしたケースはあくまで例外的で、移植を前提とした「万波移植」については、否定の方針を明確に示すことにした。方針に反しても罰則はないが、日本での移植医療が困難になる。

 万波医師は18日、朝日新聞の取材に対し、「日本の医療界が禁止するのなら、病気腎移植をやめるしかない。ただ、支援してくれた患者らのことを思うと、医者としては今後も頑張らないといけない」と話した。
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 マスゴミは長期にわたり報道していたはずである。今回の学会の見解など、単に万波グループの非難・批判に終わることは目に見えている。そして、当の学会に参加する移植医たちのジレンマを知っているはずである。今の移植医療では、とても透析に苦しむ人たちを救いきれないことなど、誰が見てもわかることではないか。その突破口になるかもしれない絶好の機会を、単に保身のためにアウトローを締め上げるだけで終わらせては何にもならない。さらにもうひとつ。これだけ医師不足,医師労働過重が蔓延する中で、会議や検討会にやたら医師を集めて何をしようというのか。そんな会議などメールで十分。無駄な時間を会議に費やす医師をいったいどれだけ増やせば気が済むのか。十分調査せよ、などと正義面して書かれた社説がどれほど多いか、よく考えることだ。調査の専門家でもない第一線の医師たちを調査に駆り立てて、それで現場が混乱しないはずはない。マスゴミに、「もっと現場を取材して、医療をよく勉強して、何が問題かよく考えて書け!」と、いくら言っても屁理屈だけじゃないか?。自分達ができもしないことを他人に強制して正義をふりかざすのは言論人として情けないことではないか。報道するときは、読者が先入観を持たないように公平に書くべきではないか。

 さて、行政の話が、いつのまにかマスゴミの話になってしまった。腎移植に関して言えば、こういう問題が起こるのは、移植の前提となる脳死判定が、異常だからだ。政治家が専門家の分かれた意見を折衷する形で無理矢理作った脳死判定がそもそもオカシイのだ。それを間違いと認めない行政がおかしいんだろうが。それをキチンと言わないから、万波医師の個人的問題にすりかえられるのだよ。

 看護師の内診もそう。産科医療のなかで、助産婦が圧倒的に不足する中、経験のある看護師が手伝わなくてはどうにもならない現実。その状況を作った行政が反省しないのに、当事者の罰則ばかり考えてどうするのか。

 根っこが大事だということを言いたい。そのためには行政がさっさと心から反省する姿勢を作らなきゃ。厚労省の不祥事は、大阪府の比ではない。厚労省のために、どれだけの国民が生命の危機、生活崩壊を味わうか、考えてみればすぐわかる話だと思うが。なにせ、医療、介護、福祉、年金...だもんな。どれをみても、崩壊もしくは崩壊寸前じゃないか。

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本日、地区医師会から廻って来た資料とは....
1)自民党、武見敬三議員のポスター2枚。
縦×横が、42cm×40cmのでっかい顔写真の入ったポスター。(室内用と記載)

人の“いのち”に命をかける たけみ敬三
と、これまたでっかい文字が入っている。

(ご丁寧に、ポスター2枚を貼付けた住所と詳細な場所を記入して医師連盟に送り返すよう記載した紙までついている....)

2)たけみ敬三後援会のパンフが十数枚入っている。
 ちなみに、中には、議員のプロフィール、経歴,実績、そして、公約?のような訴え、さらにマニフェストとやらが書いてある。
 いいですか、皆さん、次に示す“マニフェスト”は、この自民党議員さんが書いたものですよ。しかも、厚労省副大臣!でもあるお方が!。

(1)いつでもどこでも誰でもが安心して医療を受けられる国民皆保険制度の堅持
=====(国民皆保険を堅持するためには、医療費を削減しなくちゃ、と削減し続けて、今の医療崩壊につながっていることは、ご存知か?。それを、自民党が推進したこともご存知か?。ならば、自民党にタテつく自民党議員ということか?。...全くわからん)

(2)安心して子供を産み育てられる強力な医療支援制度の確立
=====(それができずに集約化が進み、地方でのお産が困難になってしまった。これを立て直すってことだろうか?。そんなスゴイことができるのか?。厚労副大臣に...)

(3)安心して受けられる老後の医療と介護の充実
=====(何度も何度も言いますが,それをつぶしたのは、厚労省と自民党でしょう?。安心できない老後を作ってしまって,全く正反対のことを言うのは、よほど自信あってのこと?、それとも....)

(4)みんなと地域のお医者さんがタッグを組んでの健康家族の育成
=====(それは、医者と患者でやること。なんでそこまで政治家が入って来るの!。ほかにやらなきゃならんことがいっぱいあるでしょうが!)

(5)いざという時、安心して入院できる病院医療の再構築
=====(昔はまだましだった。今は、安心して入院なぞできませんて。入ったとたん、いつおん出されるか不安で不安で...。退院したあとも不安で不安で....。いったい、誰のせいや!!!)

(6)国民の信頼を失った社会保険庁の解体と信頼できる新組織の確立
=====(社会保険庁の解体を断行することで、改革イメージを植え付けようという戦略ね。でも、厚労省は、つぶした社保庁の職員を、再雇用する受け皿として会社を作ろうとしてますね。結局つぶして、業務を民間にやらせるって、ポーズだけみたいで、結局同じ人がやるんじゃないですか?。厚労副大臣殿。)

(7)人の“いのち”を守る国際平和協力関係・人間の安全保障の推進
=====(具体的な話はありません。別に私だって国際平和協力関係やら,人間の安全保障の推進ってのを、やりたいと思いますよ。どうにもなりませんがね。)

そして、たけみ敬三後援会入会申込書が1通(12名分記名できるようになっている)。

私としては,もし、ヤナギサワ失言大臣を追い出して,副大臣から大臣になって,それで、厚労省の方針とやらを、根本的に全部見直して良い方向に向ける、ってんなら、推してもいいですよ。...でもね、マニフェストの第一番から、“国民皆保険制度の堅持”なんて..、これ、財政優先、医療は削減の現政権の考えそのものですからね。シンジラレナーイ。

3)そして、もう1枚、、、注意書..なる紙が1枚

たけみ敬三 後援会入会申込書の取り扱いについて

という、武見敬三後援会 会長の ことばが書かれた紙が。。。
え?、後援会会長ですか??  言わずと知れた、わが日本医師会会長、唐澤祥人 その人ですよ。 各地で反乱を起こされながらも,まだ自民党にべったりしている唐澤祥人。
ま、真剣に考えてる医者はほとんどいなくなってるでしょうけど。

要するに,医師会は、このように政治活動をしているんですね。日本の医療に責任を持つ人材はどこにいるんでしょうね。少なくとも、今の医師会の上層部には皆無じゃないかな?。悲しすぎる現実がここにあります。

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約1か月前、レセプト・オンライン化の問題点について記事を書いた。結局は、医療機関を搾取し、医療費削減をもたらし、そのかわりにオンライン化関連企業に益をもたらす、といった内容であった。その後、月刊保団連2月号の特集を読むと、この問題はさらに大きな問題であることがわかった。すでに理解されている読者も多いと思うが、まずは御一読願いたい。
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月刊保団連の記事の中でもまず注目したいのは、とっくにオンライン化に成功し、すでに5年分、38億件のレセプトデータが蓄積されている隣国、韓国の事情ではないか。そもそも韓国も国民皆保険が実現したのは1989年。日本の1961年から27年も遅れて導入されたのだ。しかも、保険点数制度は日本を参考にしている。−−−−ところが、オンライン化はあっさり日本を抜き去り、結果を出している。さあ、どうする日本!?
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ところが、だ。案の定(?)、日本の厚労省が画策するオンライン化は、韓国のそれとは似て非なるお粗末な粗悪品だという。では、どういうところが?、イカンのか?−−−−解説するのは、柳韓(ユハン)大学保健医療福祉研究所、日本事務所所長である西山孝之氏。日立などで医療情報システム、レセコンの開発に当たった経歴の持ち主だという。西山氏は、現在わが国で進行中のオンライン化には、問題点が山積していると解説する。
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<西山氏の指摘をならべてみる。>
まず、これまで電子化が普及しなかったことに対する反省が全くない。
具体的な推進責任部署が不明。
現在、点数改正の度に専門業者が必死になってプログラムの大改訂を行っている。こんな大作業がオンライン化してできるのか?
現在、細々とオンライン化が行われているが、実は今でも電子媒体で送られたレセプトをわざわざ紙に戻して審査している(画面でも行われるようにはなったが、しょせんは、レセプト書面がそのまま出てくるのを目視で審査する。つまり、データの有効利用が全く行われていない。)。
ということは?、今の点数制度を根本的に見直さない限り、省力化はありえない。今は一連化データ(たとえば、5種類の投薬で全体でいくら、とか、生化学7項目以上いくつでもいくら、とか...。韓国ではすべての手技、項目。薬品などがコード化されている)。さらに、各種加算点など、特殊な配点が多すぎる。そのためデータとコードの対比が破壊されているのが日本型。
韓国では保険者は統合され、審査部門は健康保険審査評価院(Health Insurance Review Agency : Hira)として独立し、レセプト審査と医療評価が責務と規定された。医療評価にはデータが必要であり、そのため電子化を一気に推進した。
韓国では点数表で規定された各種の加算や算定の区分を全て洗い出し、それに体系的なコードを付与した(総数約3万!)。このコードでそのまま保険請求できて、それが全国統計となる。日本のシステムは、まともな統計データを出せないだろう。
韓国では医療機関に電子化のメリットをきちんと与えたし、業務の簡素化、透明化もできた。すべての項目にコードがつけられているので、変更・改訂は非常に容易。投資できない中小病院向けには、回線で利用できるASPを提供。紙レセプトを継承する医院には二次元バーコードプログラムを無償提供し、バーコードの電子データを得るようにした。オンラインの強制はしていない。
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あらためて要点をならべると
1)点数表にコード付与するのが、日本では不徹底(後で統計解析できないし、改訂にも対応困難)。
2)韓国では業務改善、最適医療提供の情報源として利用可能だが、日本のはかなり難しい。
3)韓国では医療機関のメリット(早期支払い、業務効率化・透明化)あり。日本では困難。
4)保険者も業務改善、組合員の健康管理に利用可能。日本のは難しい。
5)点数改正に韓国システムは容易に対応。日本のはプログラム変更が大変!。
6)電子化推進の責任者は、韓国では健康保険審査評価院。日本では厚労省の誰か???
7)韓国では加算算定後の請求点数に付与。日本では点数要素に付与(請求点数はさらにプログラムで算定)。
8)審査は、韓国ではITを活用(看護師経験者主体)。日本では、医師審査員などの目視(紙または画面)。
9)金額(点数)の表示単位:韓国は診療データ単位(分析可能)。日本は一連単位(紙レセプトと同じ。コードとの対応なし)。
10)審査基準:韓国では全国統一基準をインターネットで公開。日本では審査委員会ごとの内規(非公開)。
11)レセプト以外の電子化:韓国では審査結果通報など全面的に電子化。日本では当面レセプトのみ。
12)レセプトの請求単位:韓国では月、または週単位。将来は請求ごとに処理。日本では従来どおり月単位。
13)レセプトデータの活用:韓国では5年分レセプトデータがすでに蓄積され、有効活用が始まる。日本では不明。
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どこからどうみても、日本では、医療機関が手間も金も取られて、しかも膨大なデータが国民の健康のためには使われず、単に厚労省が医療費を削るためだけの用途に具される危険がきわめて大である。ゴミ屋敷に国民の個人データを捨て、データを大企業などに奪われる危険すらある。パスポートの電子発行と同じくらいの壮大なムダ実験。
 ====提案=====
日本の診療報酬電子化システムは、韓国の健康保険審査評価院にすべて委託すべきである。“行政殺人省”と化したわが国の厚労省にこれ以上いじらせては、日本の恥である。
美しい国を、なさけない国にするのはもうたくさんだ。

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半年ほど前の保険医新聞を整理していたら,いろいろためになる記事発見!。
ここでお伝えするのは、9月18日版の“主張”という欄。
先の、10年前に私が書いた文章“病院の窓から悲しいニッポンが見える”にも言えることだが,少し前の文章を読み返すと、改めてナルホド、と思うことも多かろう。ああ、やっぱり....。まさかと思っていたが,,,確かに危惧した通りになって来たな,,,,そんな思いは多くの国民が持っているだろう。
では、本編へどうぞ!
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題して「インサイダーはびこる社会は“美しい国”か」

株式資本主義の性格が強いアメリカでは、株取引や企業活動の内部においてその詳細を知るものが公表を前に当該株を売買することを厳しく取り締まっている。公表前の情報を一部の関係者で掴んで操作すれば必ず儲かる。インサイダー取引で“公正”性が保てないと、株式資本主義は根底から崩壊する。この現実を理解しているからこそ、アメリカではインサイダー取引を禁止し,厳しく罰するのである。

 これは至極当然のことと思われるが,今日の日本においては特に政治や施策の世界でこの原則がまったく顧みられない。政策を立案し実行するものがその政策により多大の利益を得る。作った法律の裏をすり抜けて利益を得る行為がまかり通り、「金儲けが悪いことですか?」と開き直っている。まさにインサイダー丸儲けである。

 小泉政権の構造改革は、大多数の国民に“痛みを分かち合ってもらう”と迫りながら、政治中枢やそれを取り巻く政財官界に利益誘導する政策を行って来た。小泉政権の最大の功績とされる銀行の不良債権処理は、真っ当に不良債権を回収したのではなく,ゼロ金利政策で銀行が内部留保金を溜め込んだおかげである。このゼロ金利を押し付けた日銀総裁は陰で高利の資産運用を行って恥じない。

 この問題はその裏にオリックスの宮内会長の陰が見え隠れしている。この宮内氏こそ,経済財政諮問会議の議長を務め、“規制緩和・構造改革”路線の強力な政策提言者・推進者である。小泉政権は国民に多大な負担を押し付ける医療改革関連法案を成立させた。国際的にも高く評価されていた日本の国民皆保険制度に風穴を明け,増えた自己負担分を補うべく私的医療保険に走る国民に向けてオリックスはじめ日米の保険会社が保険商品を開発して待ち受けている。さらにオリックスは,規制緩和で病院経営や医療経済特区に参入している。
 今回の法改正で,対“メタボリックシンドローム”を内容とした検診・保健指導が保険者の下に義務づけられた。これは05年に日本経団連が“ヘルス産業部会”を発足させ、厚労省に要望した内容に沿ったものである。この部会にはオムロンヘルスケア社長を会長に、民生医療機器やサプリメントの食品メーカー、フィットネスクラブ経営者等が参加。経団連は“アウトソース(民間委託)推進”で法改正を高く評価しているが、その「基本的な考え方」の中で、「それらの取り組みの結果、国民医療費の伸びの抑制だけでなく、21世紀の成長産業として期待されるヘルスケア産業の発展につながる」と意図を露骨に表明している。
 自分たちの企業の利益のために国民に“痛み”の政策を押しつけるーこれは政治のインサイダー取引以外の何者でもない。厳しく禁止され罰せられるべき内容である。国のトップがこのような発想とモラルしか持ち得ない今日の日本で“美しい国、尊敬される国”を創るとはおこがましい限りである。トップがこれであれば、二番手は“勝ち馬に乗れ”とばかりにたかってくる。まさしく醜く、品格なき日本の現出である。

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いかがでしたか?。  わかりやすいと思うんだけど、読者の反応やいかに?

簡略な表現だが、この半年,さらに上記の動きは進められつつある。その間,あいかわらず厚労省は、“あるある”よりひどい統計のねつ造オンパレード(というか、膨大な資料の中の自分に都合にいい分だけを抜き出して、へ理屈で改悪を進めている!)。
誰か、早く止めないと、日本の医療は先進国レベルから確実に脱落する。そして、あと4年でレセプト・オンライン化も待っている....。誰のためでもない,,,官僚の官僚による官僚のための情報集め....医療機関には何のメリットもない...国民にもない....官僚と一部の企業が喜ぶだけのIT化・・・(韓国のレセプト・オンライン化はすばらしい。まず、哲学が違う。日本はこれで、韓国にも何十年も追いつけない差を付けられる...)

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