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そんな術式があるとは知らなんだ.....。って、これ、婦人科のお話です。
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知人の50か51歳くらいの女性。以前から子宮筋腫があり、ときどき不正出血が多くて貧血になることがあったそうです。少し前のこと、青白い顔でやって来て、「また出血がひどいんです。どうしたらええやろ?」。で、神経内科医が内診って訳にもいきませんし(言っても100%拒否されますよね..)とりあえず、採血。ヘモグロビン8.2mg/dl。=====どんどん下がってきてるとしたらキケンです。知り合いの大病院の産婦人科医に紹介しました。
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その結果、子宮体部の筋腫以外に子宮頚部にも腫瘤があり、そこからの出血が問題だとのこと。=====後日、MRIの結果、子宮頚部の筋腫だと連絡がありました。薬で抑えてみて、駄目なら手術を考える、ということでした。
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で、先週、また、出血量が多いと、さらに顔色の悪い状態で相談にきたので、また採血。すると、ヘモグロビン6.6mg/dl!!。やばい、輸血を考えるレベルに来ている。あわてて産婦人科医に相談すると、「とりあえず止血薬を飲んでもらって、週明けに来るように言って下さい。もしそれまでに出血がひどかったらウチの病院に救急受診して下さい。」ということだった。なにせ忙しそうな病院だからな。どうにかもってくれ、と思いながら止血剤を処方しました。
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で、本日、疲れた表情でやってきた彼女。
「あ〜疲れた。病院行ってきました。」
“まだ顔色悪いね。手術はどうなりそう?。輸血したの?。”
「もう手術してきました。」
“え?????。もう済んだ...・・・??。で、ナゼにここにいるの???”
「実は、子宮頚部から筋腫が飛び出してきてて、それで、先生がねじ切ってくれたんです。」
“....ねじ切った!...?”
「ほら、先生からの手紙です。」
“.....へえ???....あ、「ねじ切り術」をしました、って書いてある!”
「あのね、筋腫が子宮から飛び出してて、その茎が細かったんで、ねじって取ったんですって。」
“そんなことできるんだね〜。有茎ポリープみたいなものかなあ?”
「で、子宮から筋腫が出てくるんで、筋腫分娩って言うんですって。」
“ほへ〜、50過ぎて分娩ってか?、そりゃスゴい!!。で、輸血は?、麻酔は?、エラい早う帰ってきたやんか?”
「幸い、筋腫の茎がすごく細くなってて、ほとんど出血しなかったんですよ。でも痛かったあ....」
“あん?、マスイは?”
「早かったんでわかりません。でもねじってるの何となくわかった。一瞬やけど、あ”〜〜〜て叫んで気が遠くなった...」
“はあ、それをさっきやってもらって、もうここへ来てんのね...すごい!”
「でも、運が悪かったら開腹手術もあるって話やったから運がよかったかも。」
“これで貧血良くなったら輸血もいらんしね〜。”
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正直、聞いてる方が気の遠くなりそうなねじ切り術のオハナシでした。産婦人科すごい!。産科崩壊反対!。女性は強い!
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