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新米開業医としては、事務手続きの複雑なことはなるべく避けたいと思うものだ。特に、介護保険がらみは書類がややこしいものが多い。だから、私個人としては,なるべく医療に専念して、介護事業には手を出さない方が望ましいと考えている。だが、好むと好まざるにかかわらず、「かかりつけ医の意見書」は、書かざるを得ない。介護を必要としている患者さんがおられる以上、きちんと書かなければならない。
===以前、介護認定を2年間やったときに思ったのは、ほとんど、意見書の意味を持たない、何の情報ももたらさない意見書がまかり通っているということ。これは医者の資質にかかわる重大問題であり、早く是正しないと、介護と医療がますます分離される危険がある。
====ま、これは、肢体の障害、認知症などでも、眼科医や耳鼻科医が書いてもいい、とか、根本的に無茶な制度であることも大きな原因なのだが。。。。。。それを黙っていると、医者の書くものは当てにならない、だから医者がいなくても介護認定が出来る、というふうに、医者外しの口実を作ることになる(現になりかけている!)。それは気をつけなければならない。===========================================

====さて、「かかりつけ医の意見書」を書いて、それで終わりかと言うとそうではない。意見書を書いたことに対する報酬が振り込まれるのだが,これがまた複雑。市町村の福祉・介護担当部署からわれわれに、請求書と封筒が同封された書類が届く。そして、医者はその請求書に署名捺印して、市町村に送る。そして、その請求書に基づき、市町村が、医師の指定口座にカネを振り込む、という作業が行われる。===========================================

====なぜ、、「かかりつけ医の意見書」を書いて,それで請求も一緒に出来ないのか?。これをするだけで、書簡が一往復するのをやめられる。つまり、経費の無駄を減らせるのだ。それができないシステムというのは、やはりムダなのだ。考えてみれば,介護保険事業は書類の山との戦いだ。貴重な医療・介護スタッフが書類書きにきゅうきゅうとする制度、システム。これこそが、官僚が自分を守るために生み出した賢い?方法なのかもしれない。

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勤務医の場合、主治医意見書を何人分書こうと、自分の収入には全く反映されません(簡易保険や民間の医療保険の証明書と同じこと)。療病病床の医療病棟に入院していて、介護保険を利用することもないだろうに、病院の収入のために”惰性”で書類を書かされ続けている勤務医のぼやきでございます。Takechan先生も、勤務医時代は、神経難病の煩雑な書類を、ご自身の収入に結びつかないのに沢山お書きになったのでしょうね。
written by makan / 2007.01.25 19:47
makan様。まさにおっしゃる通り。以前勤務していた病院ではたくさん書類書かされました。だって、脳卒中のリハビリが看板の病院で、神経内科してましたからね。脳卒中の障害者が非常に多く、リハ科ドクターの次に書類が多かったと思います。夕方、5時過ぎてからやっと書類の時間で、帰る時間を気にしながら書いてると、胃がキリキリすることがよくありましたっけ。(腹が減ると、精神もキリキリします。)開業すると、自分の収入になるのでまだましですが、それでも、増えて欲しくはないですね。患者さんと向かい合ってる方がうれしいです。
written by Doctor Takechan / 2007.01.26 00:39

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