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「とま爺さん、やっとつきましたよ。ここがあの年金ギソーレストラン(大病院)ですよ。」
“おお、ここかあ、でっかいなあ。yoshikaや、すまんが荷物持ってくれ。もう腹が減って..(ハライタががまんできん..)”
「はいはいとま爺さん、さ、受付へ行きましょ。」
“いらっしゃいませ。初めてのお客さまですね。恐れ入りますが登録をお願いいたします。身分証明書もお願い致します。(新患登録しますので保険証を。)”
「あ、忘れた!」
“では、申し訳ございませんが今日は割引サービスございません。全額お支払い頂いて、次回に清算させていただきます。”
「なんじゃ!9割引サービス受けられんのか!。そりゃあえらいこっちゃ。」
“とま爺さん、お金持ってきてるので何とかなりますわ。さあ、食べましょう。”
「お待ち下さい。当店は全予約制でございまして、恐れ入りますが、別館きゅうきゅう屋へお回り下さい。(外来予約制ですので救急センターへどうぞ)」
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“たくさんお客さん待ってますわ。”
「yoshikaや。わしゃ〜も〜待てん!。ノロの漬け物食いたい!。(薬くれ!)」
“まあまあ我慢のないこと。でも、2時間は待たされそうですね。”
「腹減った!。満寿形屋の鯖寿司食いたい!(注射してくれ!)」
“ここまで来たら我慢ですよ。それにしても本館はお客少ないのにこっちは多いわね..(予約外来は空いてるのに救急はいっぱい)”
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「いらっしゃいませ。お待たせ致しました。あ、75歳以上の方ですね。でしたらこちらの定食メニューからお願い致します。昨年から法律でそう決まりましたので...(200×年×月から外来定額制になりました。)」
“え?、定食?、何か安っぽいな...わしゃ〜上等なモン食いたいんじゃ!(キチンと全部検査してくれるんやろな〜)”
「そ、そ〜ですね。お若い方のメニューとは違いますが、ほぼ同じでございますが...」
“そんならしゃ〜ない、え、え〜と、ステーキ弁当や。上等の肉にしてくれ!山形牛やで〜。わしゃ歯が悪いんじゃ!(MRIも含めて最新の検査してくれ)”
「あたしは魚定食にしてみようかしらねえ。あ、スープとサラダもね。(あたしも熱あるんで、検査して点滴してほしいわ)」
“あ、ちょっと、シェフに聞いて参ります。(担当医と相談します)”
「なんや、いちいちシェフに聞くんかいな?」
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“シェフ、かくかくしかじか、おっしゃってますけどどうしましょう?(先生、どうします?)”
「やっかいやな〜。定額制やで。言う通りしてたら赤字や。山形牛は無理や。オージービーフで我慢してもらおう。付け合わせは冷凍サラダミックスでいこか。(MRIは無理や。胸腹部レントゲンだけとって、ブスコパンのゾロ出しとくわ。)」
“奥様の方は?”
「魚定食いうてもウチのチェーンのファミレスの定食と材料一緒や。ま、サラダは切らしてる言うとけ。スープは昨日の残りで何とかするわ。(血液一般生化学8種CRPだけ採血して、ほかの検査はやめとく。熱あるし、一番安い後発品のペニシリンだけ点滴するわ。救急カートに古いの残ってたやろ。あ〜もったいな。)」
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“あ〜ひどい目にあった。なんや!このレストランは!。待たされるわ、まずいわ、店員はあいそないわ。ウチの横町に来てるラーメン屋の屋台の方がましや。(大病院、待ち時間長い、検査も薬のテキトーや。職員も愛想ないし。近所の開業医の方がましやったかなあ。)”
「ほんまにな〜、ウチら年金暮しで苦しいし、最後に残った不二屋の株、あんな事件で底値で手放してしも〜たし。とま爺さん、悲しいなあ。レストランだけやないで〜。近所の洋品店も八百屋もみんな老人割引なくなってしもたし。ホンマ暮らしていくのしんどいわ。(株売ってまでして受診したのに簡単にすまされて。おまけに介護も年金も上がってるし...)」
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“あの〜。あんたはんも勘定待ったはるんでっか?。このレストランあかんな〜。どっかええとこ知りませんか?(あんたも清算待たされてるんやね?。ほかにええ病院ないか?)”
「わしら老人はどこ行っても定食ばっかりや。カネがあったら個室借りて宴会してもええけどね。一緒や、どこも、...(老人定額制で、大した治療はしてもらえません。どこ行っても同じや。個室に入院したいわ。)」
“それでyoshika、次、また来いってか?”
「あ〜、次は2か月後、次から予約せなあかんらしいわ。でも、食事は本館で食べるんやて。(予約は二か月後で、予約外来に行くんやて。)」
“二か月も先やったら腹へって死んどるんとちゃうか?(二か月も先やったら病気で死ぬ!)”
「そんなら屋台へ出かけましょか?(開業医にする?)」
“昔からやってる三丁目のもつ鍋屋台のすかい亭はど〜や?”
「メニューがすごいんやて。全部説明書いてあって、100ページもあるんやて。親切やゆうて客はものすご多い。でも、モツがちょっと硬いんやて。(SkyTeam医院はものすごパンフ置いてあって、すごいマジメなんで患者メチャ多いけど、話が硬いんやて。)」
“ほな、一丁目の鉄板焼屋台の立ち上が楼は?(あつろうクリニックは?)”
「あそこの店主こわいで!。料理中に話しかけたらどなられるらしいで。(診察中に話しかけたら怒られる!)」
“そらコワイ。ほな、2丁目のラーメン屋台のたけちゃん屋は?(たけちゃん医院は?)”
「あ、あの新しいとこ?。まだヒマそうやで。すごい気さくでええ大将らしいけど、ヒマすぎると替え歌歌ったりして壊れかけるらしいで。」“”
「そうとうコワイな...」
“そうやな...もうちょっと客来たら立ち直るんちゃうか?”
「あ〜、なんでわしら食べるのにこんな悩まなあかんのやろ...(なんで医者選びに悩まなあかんのや!)」
“不幸やなあ...”
「しゃ〜ないな、おい、帰りに喫茶Eでお茶でも飲もか?」
“あんた!、あのお色気ママにまだ会いたいんかいな!”
「お〜まいごっど!」
“欧米か!?”=====オシマイ。

おそまつさま。それにしても、老人にはカネと心のゆとりを与える美しい国であってほしいものです。そしてDrTakechanにはもっと患者を....(なお、登場人物はあくまで架空の設定でございますう)

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