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昨日1月30日、中国残留日本人孤児が国に賠償を求めた裁判で、東京地裁は神戸地裁の判決をひっくりがえして国の支援義務を認めない判決を出した。敗訴のショックを引きずりながら、今日31日、安倍総理に直訴した原告らに対し、総理は、「残留孤児が安心して生活できるよう、あらたに支援拡充を図るよう厚労省に指示する。」と答えた。==========================さすが総理!。高齢化し、言葉の問題や生活費など不安だらけで厳しい生活を余儀なくされている孤児らに対し、素晴らしい政治的決断をした!。−−−−−と、喜びたいところだが、どっこい、決断は昨夜周到に準備されたものだったらしい。=====もともと中国残留孤児への新たな支援は与党の中で議論が進んでいた。そして、与党のプロジェクトチームから、そろそろ総理が決断した方がカッコいい、と決断をすすめられ、公明党太田代表からも、思いきって手を差し伸べる措置を、とエールを送られ、ここで決断すれば支持率が上がる、との伝言までもらっていた。あたかも東京地裁の決定がわかっていてそのタイミングに決断したかのようだ。時あたかも柳沢厚労大臣の「女性は産む機械」発言に集中砲火を浴びて安倍政権撃沈までささやかれる時期。周到な準備と柳沢効果(?)、そして参院選対策により、今日の総理は見事に?決断なされたようだ。====でも、それって、孤児より支持率、人助けより衆院選対策、ってことがたまたま重なっただけなのか?。そういえば、国会中継で、野党から柳沢をやめさせろ、と詰め寄られた安倍総理が、「柳沢大臣も十分に反省してるので、職責を全うしていただきたい。(やめさせないヨ)」と答えた時、自民党席からかなりの拍手が湧き起こった。ということは、多くの自民党議員たちは、「女性は産む機械」発言は大したことない、と思ってるんでしょうかね......。ほんとに、有権者をどれだけバカにしてるのか、って感じてしまう。============================ただね、厚労省は、中国残留孤児を特別視すればシベリア抑留者や空爆被害者への支援と較差が生じ、バランスが狂う、と難色を示しているそうな。===========================厚労省の考えじゃあ、どんなに助けが必要でも、他の似た境遇の人と、扱い方に格差が出るようなら、助けないそうです。−−−−−−−−それで思い出した。難病支援の話でも、パーキンソンと潰瘍性大腸炎は、患者数が5万をこえて多すぎるとか、他の難病と支援の較差がでてはやっかいだから、という理由で支援を減らそうとしましたね。恐らく、似た理由付けで、被爆者も、水俣病も、エイズも、肝炎も、支援が中途半端なんだろ〜ね。−−−−そして、阪神大震災でも新潟大地震でも、他の被災者との較差をタテに十分な支援をしませんでしたね(これは、厚労省じゃなかったか....でも、官僚が考えるのは同じ理由付けですよね。)。−−−−−さらに、療養病棟を38万床から15万に減らす話でも、医療の必要性の少ない患者を(医療の必要性が少ないって、これ、第一線の医師が科学的に証明したコトでは全くありませんからね。厚労省が、自分の都合のいいようにデータを捏造しただけですよ。「あるある」方式なんですよ!)病院から追い出すって言いましたよね。これも医療の必要がないのに病院に長期入れているのは、待遇に較差が出る、って発想なんですよね。===============================かように、較差を巧みに省益、党益に利用なさるのは勝手だが、その結果、生活格差が厳然としていても、同じように負担を押し付けられちゃあ、弱者がますます弱っていくのは自明の理だと思うんだけど。−−−−でも、彼らは、それは自分の責任ではないと思っているらしい。======そう言えば、自民党内部からも柳沢をやめさせろ、という声がかなり聞こえてきたが、いみじくも笹川議員がニュースで語っていたように、ホンネは「女性は生む機械」発言の内容はど〜でもええが、ほっといたら、内閣支持率、自民公明支持率がさがり、参院選への影響が大きいから、ヤメてくれ!、というのがほとんど。そして、まだ表面化はしてないが、安倍では参院選がヒドいことになるから、さっさと、○○さんに総理をやらせろ!、と思ってる自民党議員がかなりいるんですよね、これが。さすが、政治の世界。女性の人権などとうに吹っ飛んでる!。========厚労省は、もはや柳沢はレームダック。次の大臣に注目してます。選挙が近いから、おだてていい気持ちにさせて、コントロールしてやろう、と狙ってます。さすが、官僚の世界。========こんなことで、いつになったらいい医療制度ができるんだろ?。これじゃあ、75歳以上は外来まで包括性!、ほんとに導入されますよ!。どんな立派なレストランへ行っても、75歳以上はファミレスのランチメニューしか食べられないんですよ!。老人こそ怒れ!。

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そんな術式があるとは知らなんだ.....。って、これ、婦人科のお話です。
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知人の50か51歳くらいの女性。以前から子宮筋腫があり、ときどき不正出血が多くて貧血になることがあったそうです。少し前のこと、青白い顔でやって来て、「また出血がひどいんです。どうしたらええやろ?」。で、神経内科医が内診って訳にもいきませんし(言っても100%拒否されますよね..)とりあえず、採血。ヘモグロビン8.2mg/dl。=====どんどん下がってきてるとしたらキケンです。知り合いの大病院の産婦人科医に紹介しました。
=======================
その結果、子宮体部の筋腫以外に子宮頚部にも腫瘤があり、そこからの出血が問題だとのこと。=====後日、MRIの結果、子宮頚部の筋腫だと連絡がありました。薬で抑えてみて、駄目なら手術を考える、ということでした。
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で、先週、また、出血量が多いと、さらに顔色の悪い状態で相談にきたので、また採血。すると、ヘモグロビン6.6mg/dl!!。やばい、輸血を考えるレベルに来ている。あわてて産婦人科医に相談すると、「とりあえず止血薬を飲んでもらって、週明けに来るように言って下さい。もしそれまでに出血がひどかったらウチの病院に救急受診して下さい。」ということだった。なにせ忙しそうな病院だからな。どうにかもってくれ、と思いながら止血剤を処方しました。
================
で、本日、疲れた表情でやってきた彼女。
「あ〜疲れた。病院行ってきました。」
“まだ顔色悪いね。手術はどうなりそう?。輸血したの?。”
「もう手術してきました。」
“え?????。もう済んだ...・・・??。で、ナゼにここにいるの???”
「実は、子宮頚部から筋腫が飛び出してきてて、それで、先生がねじ切ってくれたんです。」
“....ねじ切った!...?”
「ほら、先生からの手紙です。」
“.....へえ???....あ、「ねじ切り術」をしました、って書いてある!”
「あのね、筋腫が子宮から飛び出してて、その茎が細かったんで、ねじって取ったんですって。」
“そんなことできるんだね〜。有茎ポリープみたいなものかなあ?”
「で、子宮から筋腫が出てくるんで、筋腫分娩って言うんですって。」
  “ほへ〜、50過ぎて分娩ってか?、そりゃスゴい!!。で、輸血は?、麻酔は?、エラい早う帰ってきたやんか?”
「幸い、筋腫の茎がすごく細くなってて、ほとんど出血しなかったんですよ。でも痛かったあ....」
  “あん?、マスイは?”
「早かったんでわかりません。でもねじってるの何となくわかった。一瞬やけど、あ”〜〜〜て叫んで気が遠くなった...」
  “はあ、それをさっきやってもらって、もうここへ来てんのね...すごい!”
「でも、運が悪かったら開腹手術もあるって話やったから運がよかったかも。」
  “これで貧血良くなったら輸血もいらんしね〜。”
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正直、聞いてる方が気の遠くなりそうなねじ切り術のオハナシでした。産婦人科すごい!。産科崩壊反対!。女性は強い!

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−−−<<とある研究会の新年会での会話>> −−−−−−
“先生は大学に戻ってるんだね。仕事は忙しい?”
「いやあ、民間に10年以上いましたからねえ。カルチャーショックは随分ありました。」
“それは、診療以外に研究とか学生の講義があるから?。会議が多い?。”
「あ〜、それもありますけどね、救急の方がひどいかな?。」
“ひどいって?”
「そ〜ですね、..あ、先日の例なんかわかりやすいかな?。」
“え〜?、どんなケース?”
「70代の女性なんですけど、突然左の頚部に激しい痛みを生じ、間もなく左の上肢の麻痺、ついで下肢の麻痺を起こして運ばれた患者なんですけどね...」
“頚部痛か...椎骨脳底動脈の解離とか、ひどい頚椎症とかまず浮かぶけどね。それで、麻痺起こしてるんだから脳梗塞(解離性動脈瘤からの塞栓?)”
「ただね、顔面の麻痺がない..Horner徴候はあるようなないような微妙な感じで...、それと、感覚障害はにみたい...」
“う〜ん、難しいね。テント上か下か、それすら分かりにくい症例か。で、検査は?”
「それが...日曜の夜10時頃の話でして、ウチではCTしか撮れない。」
“え〜っ何で?。MRI必要でしょう?。大学病院の救急でしょう?”
「それが...ウチでは夜間・休日はCTしか撮れないんです。それも神経内科医が頼み込んでやっとO.K.。他の内科が頭痛なんかで頭のCT頼んでも、まず撮ってくれない。一応、土日は技師2名体制ですが、そもそも、CT担当技師はMRIほとんど撮れない...。」
“(横から某日赤系医師が)それ、ウチではあり得ない。深夜でも土日でも必要なら技師叩き起こして絶対撮りますよ。それに、どの技師さんもCTもMRIも撮れるよ。”
「大学では研究目的もあって特殊操作が必要だから技師さんも専門化してるんですよ。」
“大学の救急体制ってやっと充実したんじゃなかったのかな?”
「確かにある程度はね。でも、民間病院の常識は通じません。上申書書いてもハネつけられます。組合強いからかなあ。あ、それで、もし脳梗塞なら発症3時間以内にtPA流して血栓溶解療法するつもりだったんですが....その患者さん、やっとCTとったところで3時間ギリギリだったんですよ。もう困って、あちこち相談しました。で、最後は、tPA諦めました。」
“キビシイねえ..”
「でも、結果オーライでした。実は、翌日MRI撮ったら第3〜5頚椎レベルあたりのepidural hematoma(硬膜外出血)だったんですよ。」
“そりゃあ珍しい。でも、よくtPAとどまったね。”
「MRIなしでホント困りました。結局は脳梗塞だと診断しきれないからあきらめたんですよ。まあ、それはそれで良かったんですけど、...大学はこういうとき入院させるのも大仕事なんですよ。」
“どういうこと?”
「看護師は時間外に入院させようとすると、ものすごく文句を言うんですよ。こんな時間に、私たちが責任持って仕事できないの分かるでしょ?、ほかにも重症がいて、目がとどきませんよ、とか、点滴の準備するのも時間が足らない、とか、とにかく頼み込んで入院させてもらってるって感じですよ。」
“(横から某日赤系医師が)それ、ウチではあり得ない。どんな状況でも入院が必要でベッドが空いていたら、絶対入院させますよ。看護師がメチャメチャ大変なことはよくわかってますよ。でも、患者がいる以上、仕方ないよね。
”「ボクも民間にいたときはほぼそうだったんですが、大学では看護師強いっすよ!。もうヘトヘトになりますから...」
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人手がないことの大変さ、どうしたらわかってもらえるんだろう?。救急の現場は確かに困ってます。そして無理して万が一、ってことがあったら、すぐ訴えられ、逮捕される。これじゃあ、医者が病院から逃げるのは当然!!。
”(横から某日赤系医師が)ハッキリ言えば、ボクらが医者になった頃って、病院で忙しく働いていても、例えば50歳になったら当直は免除される、とか、外来は増えても、入院患者の担当はうんと減る、そんな不文律があって、頑張ったらご褒美があったのね。ところが、今は医療費削減、人手も削減で、年とっても忙しさが増えるばっかり。いくつになっても当直から逃れられない、入院患者の担当も減らない、外来患者は増えていく、書類書きが急増した、会議がどんどん増える、もう、しんどくなるばかり。おまけに、ボクらは、経営会議とか、収支がどうのだとか、病院借金がどうだ、人事がどうだ、そんなことが大嫌いでひたすら臨床をやりたいから病院で働いてるんですよ。それが、今やどこの病院でも経営に関わる会議で今後の診療をどうするとか、嫌な話で長時間潰される。勤務医に未来なんてない、と感じることばっかりですよ。どんどん開業なんかに走るのは当たり前。ますます病院の医者はいなくなりますよ。カネさえもらったらガマンできるかって、こんなに忙しかったらいつミスが出るかわかりませんよ。訴えられるくらいなら辞めますよ。こっちが生命の危険感じるほど働いて、それで有罪なんて、そんな人生誰が望みます?。使命感はありますよ。あるから今までがんばってるけど....ボクだって限界寸前ですよ。”
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開業医ばかり増えても日本の医療は良くなりません。病院がうまく機能しなきゃあオチオチ開業もしてられません。でも、潰されるよりマシ、患者さんの訴えをじっくり聞いて心を通じ合わせることは医者としてほんとに嬉しいことです。そんな医療にもどってくれないかな?......みんな悩んでます。(注:初発症状右と左を間違えてました。すみません。)

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2007年度政府予算案は安倍内閣が初めて取り組んだもの。その実力や如何に?。では、保険医新聞などの記事から要点を探る。
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この予算案は1月25日からはじまった通常国会で議論されるが、大幅修正は困難。ニッポンのこれからの1年が推し量れる。
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さて、予算案の具体的な数字を見ていこう。一般会計総額82兆9088億円(前年より4%増)。一般歳出は46兆9783億円(同1.3%)。
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税収総額は、53兆4670億円(同16.5%増!。過去最大の増加)。大企業の収入増加により(バブル期より多い!)法人税収が回復したうえ、定率減税全廃による所得税増収もある。問題は、この増加がいかに使われるか、だ。
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厚生労働省の予算案は、総額20兆9659億円(同2.7%増)。だが、社会保障費は本来6800億円伸びる見込みであるのに、生活保護の医療扶助での長期入院の是正や母子加算の段階的廃止で400億円、雇用保険の国庫負担の縮減で1800億円、あわせて2200億円も抑制する計画だ。
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公共事業費は重点化、効率化が叫ばれているが、財界が要求するスーパー中枢港湾や三大都市圏の環状道路などの大型公共事業が突出し、生活密着形公共事業は減らされるという。さらに、あれだけ騒がれた道路特定財源の一般財源化は、先送り、という。
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庶民への増税は続く。1月には所得税の定率減税が全廃され、6月には住民税の定率減税も全廃される。昨年実施された高齢者に対する住民税の非課税限度額廃止の影響が今年も続く。
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大企業は空前の好景気。2007年度は、巨額の設備投資をするほど減税幅が大きくなる「減価償却制度の見直し」が行われる。そのため法人の減税は7000億円にものぼる。そして、法人減税の穴埋めに使われるのは、定率減税撤廃(1兆7000億円規模)など庶民の増税分。搾取社会はますます加速する。
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そもそも法人税率は1989年40%から1999年30%、と大幅に下がり、1999から2005年の間に経常利益は2倍!!。法人税収はほとんど変わらず。こんな構図だから、1990年から17年間で、法人税は合計160兆円も減収。そのかわりに消費税収は総額175兆円にのぼる。やはり、法人の税金を消費税で補う構図はかわらず。おまけにその間に国の財政も地方財政もほとんど破綻状態に凋落。これが現政府の実力?なのだ。自民公明連立政権が安定していると、こういう結果になる。せめて1回でも政権交代していたら....。知識があれば当然のこと。だが、耳障りのよいことばで自分の首を絞め、自民公明連立政権についに生活も生命も奪われることに、いまだに気付かない国民の何と多いことよ!。
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最近の明るい話題は、難病の公費負担の削減にストップをかけえることができたこと、そして障害者自立支援法が改悪には違いないが、多少はましなないようになったことくらい。それさえ、自民党医系議員の成果だとおべっかを使う日本医師会こそ解体的出直しが必要であろう。政党支持は、実績があってはじめて了解できるもの。医療崩壊政権にいつまでもおもねっているようでは、未来永劫に国民の支持はもらえない。

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安部総理の施政方針演説を聞いて、あるいは新聞の記載を読んで、ひとこと(あるいはヤマほど!)言いたい向きも多いだろうと思う。私としても、国内問題、医療関連と思われる部分について、感じたまま述べてみたい。=========================================
「健全で安心できる社会の実現?」−−−

“戦後の日本の繁栄を支え、頑張ってこられた方々の老後に不安が生じないようにすることが、私の大きな責務であります。”
−−「ん?、言ってることとやってることがまるで違う!。みんな不安持ってるのに...」−−−−

“国が責任を持つ公的年金制度は破綻したり、払い損になったりすることはありません。”
−−「ん?、だから損がないようにする展望をはっきりさせたらいいのに、厚労省の計算は、偽装計算ばっかりじゃなかったか??」−−−−

“厚生年金と共済年金の一元化を実現します。”
−−「ん?...ずっと前からその意見が出てたのに、知らん顔だったのはどの政党でしたっけ?。おまけに国の財政がはたんしかかってるからって、民間の資金を当てにしよなんて、ムシのいいこと...。まず、厚生年金の目減りをどうするか、国の責任でちゃんとできるのかね?」−−−−

“55歳以上の方に、保険料の納付実績や年金の見込みをお知らせする年金定期便を年内に実行します。”
−−「え??、ナゼニ55歳以上?。若いうちは自分の年金がど〜なってるか、自分で調べろって?。すでに信用ないんだから、20歳以上全員に知らせるべきじゃないの?」−−−−

“社会保険庁については、規律の回復と事業の効率化を図るため、非公務員型の新法人の設置など、廃止・解体6分割を断行します。”
−−「でも、同じ人がやってるんじゃあ?。保険ごまかして、ほとんどまともな罰則もなかったよね。おまけに新法人はどうせまた厚労省が監督するんでしょ?。それで規律の回復とは????」−−−−

“医療や介護については、政策の重点を予防に移し、より長く、元気に生活を楽しめるよう、新健康フロンティア戦略を年度内を目途に策定します。”
−−「....そら来たで〜!。医療費抑制はそのままで、予防、メタボリックシンドロームで目先を変えるだけ。はっきり言って、医療を正常化しなければ、まともな予防になりません。かけ声だけで健康が維持できるとでも思ってるのかね?。それに、政府の浅知恵程度で予防効果が上がるって、どういうこと?。どういう予防で、どのような科学的根拠で言ってるのか、それをはっきりさせてよね。メタボリックですら、他の先進国にない概念で勝手に進めてるだけじゃないの?。...どっちにしても、今の医療崩壊路線は続けることのようですね。」−−−−

“レセプトの電子化などにより、医療費の適正化に努めるとともに、地域における小児科や産科の医師の確保、救急体制の整備など、安心な地域医療を確立します。”
−−「レセプトの電子化による医療の適正化???...つまり、電子化で機械的に判定して、少しでも病名が抜けたりミスがあれば全部自動的にカットして、医療側に泣いてもらうということかな。それでレセコン業者だけがまるもうけ、ですか?。実は、電子化で医療をもっと締め付ける、そう言いたいのね?。おまけに電子化ってかなりカネがかかるし人手も結構いるんですよね。それも全部医療側で負担。,,,およそ改善ではないわな...。それから、小児科、産科の医師の確保ってどういうこと?。もはやそれができなくなったのは明らかなのに...どんな妙案(妙な案?)が出るか楽しみだね。これまでなら、厚労省が地方自治体に確保せよ!、って通達を出して、責任は地方に押し付けてオシマイ。SARDSも新型インフルエンザも同じ....。救急医療体制の整備....医者がいなきゃムリ。要するに集約化ですか?。集約すると、安心な地域医療が崩壊するんですけど....なにもわかってないね、このヒト...」−−−−−−−−

−え〜〜、お時間がないので、今日はこのへんで,,,、。(あ、そうだ、え〜〜皆様、最近、耳障りのいいことばで信用させて、選挙が終わると国民から搾取をしまくる“財産はがし”サギが横行しているそうです。くれぐれも耳障りのいい言葉にダマされないよう、ご注意下さい。)

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1)いよいよ国会が始まります。政治とカネの問題、政治資金が透明になる時代はいつやってくるのだろう?。格差社会。弱者いじめ、高齢者切り捨ての社会に明るさを与える議論はなされるのだろうか?。それとも参院選をにらんで、党利党略、策略を巡らす国会になるのだろうか?。憲法改正?....、国民の望むことは、もっと足元の問題。憲法の前に治すことは山ほどあるのに。教育改革...教育再生会議の存在意義がいかに官僚と政治家によって骨抜きにされるか...それを見る価値はありそうだが....一刻も早く政治再生会議を開催してほしい、オレも発言したい!、そんな国民があふれているはずなのだが。=======================================
2)星野ジャパン誕生。金メダル至上主義ではないが、頑張ってほしい。星野はちょっと口がうまくて口先人間ではないか?、という批判も少しはあるようだが、現状では最適な人物だと信じいたい。できることならプロ野球機構にも風穴をあけてほしいものだ。なにせ、根来コミッショナーが3月で退任というのに、後任が見つからないからと、コミッショナー代行を根来氏が行う???(朝日新聞では、本人のかわりが代行という言葉の定義であって、本人が代行を行う、というのは日本語としておかしい、と、噛み付いていた)というひどい機構なのだ。いいかげん、古狸さんにはサヨナラして頂きたいものだ。========================================
3)またしてもホテル・マンションの強度偽装問題。京都駅前のAPAホテル2棟が槍玉にあげられている。いつになったら客観的な建築監視制度ができるのか。いつまで業界もたれあいが続くのか?。建築・土木の利権構造はまさに底なし沼だ。安全に暮らせる日がくるのか?。やはり国民は、こういった問題に対し、与党がどのような改善策を提示するのか?、それを見なきゃ駄目だろう。========================================
4)報道ステーションで、深夜ラジオの音楽番組、ジェットストリームの特集をやっていた。城達也のナレーションは僕の耳にも残っている。心がやすらぎ、海外へのあこがれを感じることのできる良質な番組だったと思う。1967年からやってたんだ。今のナレーションは4代目の伊武雅刀がやってるんだって?....知らなかった....そう言えば最近聞いてないな.....(原稿はずっと同じ人が書いてるんだって。73歳か。それでもきれいな文章書いてるんでしょうね。)========================================
5)シャラポアすごい!。東レ・パンパシフィックで決勝進出!。でも、打つときの声、あれはもうそろそろ何とかしてほしい...可愛いだけに(おまけに19歳だし)...。========================================
6)昨日の地方ネタでショックだった新聞記事。京都市山科区で、59歳の耳鼻科開業医がコンビニで女性に下半身を露出して見せて、逮捕!。スッキリしたかった、とか言ってるらしいんだけど、いったい何があったのか????。私より年配で。そんなことするかあ?。まあ、医者も何万人もいるから、変なのもいるだろう。でも、やってることがあまりにヒドイ。私はショックです。========================================
7)厚労省の統計はやっぱりおかしい???。国内の知的障害者数について、厚労省と障害者団体の食い違いが明らかになった。厚労省は、全国6000か所の調査(自治体や民生委員が把握する数値)をもとに、全国で55万人、全人口の0.43%と報告した。(42万人が在宅、13万人が福祉施設とのこと)。これに対し、障害者団体は、先進国では人口の約2%というのが相場。つまり250万人はいるはず、と主張している。川崎医療福祉大学の先生のコメントによると、海外では教育期間が把握する人数などに基づき、研究者が疫学調査の手法を用いて推計している。よって、推計の方法論が全く異なっており、海外先進国ではほとんど人口の2%程度の割合だという。ということは、わが国は、諸外国の1/4か1/5しか知的障害者がいないということになる。当然、施策も予算もその規模ってことだから,,,,,やっぱり、これだけ医師不足なのに、まだ医者が余っている、などと平気で言い続けている官庁だからかな?。....まるで、文部科学省のいじめゼロと同じなんじゃないか?、と思ってしまうのは仕方ないな〜。========================================
8)明日26日から福島県大野病院の産婦人科医の裁判(公判)が始まるそうですね。産科医療崩壊、医師集団脱走(?)の大きな契機となった事件ですから、注目しましょう。================

以上。

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教育再生会議がようやく第一次報告を出しましたね。なんとなく、会議の方針と文部科学省の保身が合わさったような、中途半端な印象が残ります。==============================

====今回の報告の要点は次の通り。−−−−−−−−
 第1次報告は教育改革の具体策の最初に「ゆとり教育」の見直しを挙げた。学習内容や授業時間を削減してきた結果、「国民に学力低下の不安が広がっている」として、授業時間10%増加や「薄すぎる教科書の改善」を目指した学習指導要領の改定を求めている。  いじめ対策では、いじめなど反社会的行為を繰り返す子供に対する出席停止制度を活用することや、体罰の基準を見直し、教員が毅然(きぜん)とした態度を示すことで規律ある学校を実現すべきだとした。  さらに、教員の質の向上のため、「不適格教員は教壇に立たせない」として、教員免許更新制導入や分限処分の基準の明確化、社会人教員の大量採用なども盛り込んだ。==============================================
私、ひとこと言いたいことがあるんですけどね。最後の“社会人教員の大量採用なども盛り込んだ。”ってとこの問題点と報道の仕方について。−−−−私の古い友人には教師をしてるのが何人かいます。で、正月にある教師宅で宴会があって、その教師の後輩が数人来てたんですが、彼等は、臨時教員なんですよ。教員免許とって、かなりまじめに教育に取り組もうとしたのに、定員のせいで(老人がなかなか辞めないから...)、正規採用されてないんですよ。結構長く話してたので、彼等が優秀で熱意溢れる教師だと確信したのですが、彼等はまだまだ正規採用される見通しが全然立たないというんです。============================
教師になりたくてまじめに勉強して教員免許取って、非常勤とか臨時教師とか、不安定な生活を強いられながらもそれでも教師を続けたいと願ってるんですよ!。================
今日のニュース見てて、社会人教員の大量採用なども盛り込んだ、ってところに随分スポットをあててたみたいだけど、......じゃあ、教員になりたくてなれない宙ぶらりんの彼等はいったいどうするの!?。これから団塊の世代がやっと辞めてくれて、さあ、ついに、待ちに待った正規職員への扉が見えた!、というときに、いきなり社会人だって?....あまりに無責任、無節操じゃあないかね?。彼等の中には、正規にすれば今よりずっといい教育をしてくれる人材が大勢いるはずでしょ?。まず、彼等にスポットライトを当てずにいったいどうするの?。こういう順序をきちんと踏まないと、やっぱり現場を知らない熱血漢がいくら集まっても、大したことないな、と現場を絶望させるだけじゃないのかな?。マスゴミもちょっとは実態を知って報道すべきじゃないかな?。−−−−−ぼくは、正月に会った人達が希望に燃える環境を作ってほしいと切に願う。なり手はたくさんいるんだよ。絶対数が不足している医者とはちょっと事情がちがう。候補はたくさんいるんだから、たくさん雇って、教師の雑用を減らして、それで資格更新を厳しくする前提が整備されることになると思う。忙しく休日返上で働いている教師の資格更新を強化するってことは、教育より資格更新に目を向けさせるってことだね。それで教育改革なんて、あきれるよ。順番を間違えるな。医療も介護も年金も経済再生も順序がメチャクチャだ。だれかきちんと整備して欲しいものだ。安倍ちゃん?、ムリに決まってるでしょ?。だって、ご本人の最終目的だけがあって、その経過はど〜でもいいみたいだもの。社会が混乱するだけ。見込みはないね。だれか別の人にお願いしたい。東京都知事候補の?田中康夫くらい根本的に発想の違う人間じゃなきゃ無理だと思うが、みなさんはどう?

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新米開業医としては、事務手続きの複雑なことはなるべく避けたいと思うものだ。特に、介護保険がらみは書類がややこしいものが多い。だから、私個人としては,なるべく医療に専念して、介護事業には手を出さない方が望ましいと考えている。だが、好むと好まざるにかかわらず、「かかりつけ医の意見書」は、書かざるを得ない。介護を必要としている患者さんがおられる以上、きちんと書かなければならない。
===以前、介護認定を2年間やったときに思ったのは、ほとんど、意見書の意味を持たない、何の情報ももたらさない意見書がまかり通っているということ。これは医者の資質にかかわる重大問題であり、早く是正しないと、介護と医療がますます分離される危険がある。
====ま、これは、肢体の障害、認知症などでも、眼科医や耳鼻科医が書いてもいい、とか、根本的に無茶な制度であることも大きな原因なのだが。。。。。。それを黙っていると、医者の書くものは当てにならない、だから医者がいなくても介護認定が出来る、というふうに、医者外しの口実を作ることになる(現になりかけている!)。それは気をつけなければならない。===========================================

====さて、「かかりつけ医の意見書」を書いて、それで終わりかと言うとそうではない。意見書を書いたことに対する報酬が振り込まれるのだが,これがまた複雑。市町村の福祉・介護担当部署からわれわれに、請求書と封筒が同封された書類が届く。そして、医者はその請求書に署名捺印して、市町村に送る。そして、その請求書に基づき、市町村が、医師の指定口座にカネを振り込む、という作業が行われる。===========================================

====なぜ、、「かかりつけ医の意見書」を書いて,それで請求も一緒に出来ないのか?。これをするだけで、書簡が一往復するのをやめられる。つまり、経費の無駄を減らせるのだ。それができないシステムというのは、やはりムダなのだ。考えてみれば,介護保険事業は書類の山との戦いだ。貴重な医療・介護スタッフが書類書きにきゅうきゅうとする制度、システム。これこそが、官僚が自分を守るために生み出した賢い?方法なのかもしれない。

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今日は、認知症の勉強会に出席しました。手広く事業展開をはかっている某私立病院の副院長(神経内科)が講師でした。以下、講演の内容の一部と私見を少しご報告します。
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高齢少子化が進み、恐らく京都でも毎年600〜700人以上は認知症患者が増えているはず。病院では、外来だけでな入院患者が高齢化し、認知症患者も増えている。一般の病棟に認知症患者が増えることは、病棟管理、看護の面で非常に難しい問題をはらむ。大きな病院で、認知症治療病棟(閉鎖病棟。包括病棟。主に精神科が担当。入院に当たっては精神科指導医の資格のある医師が書類を書くなど、手続きが煩雑。)があればまだましだが、それでも、重い患者が数人入ってくると、言葉は悪いが、まるで動物園!、と看護師がなげくほど病棟内がおちつかない。ましてや一般病棟に入院させると大変な事態になる。
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講師の所属する病院では、多数の看護関連施設がある。そもそも介護関連サービスといっても、特別養護老人ホーム、老人保健施設、グループホーム、デイサービス、訪問看護、ヘルパー派遣、地域包括支援センター(人口2〜3万に1か所:京都市内で60か所).....はっきり言って複雑すぎる!。どの患者をどうすればいいのか?。サービスの種類を考えるのが非常に難しいシステムになっている。(講師の先生の病院では、グループホームをかなりたくさん作ったそうだ。20件近くも!)
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講師の先生の病院では、神経内科=診断(物忘れ外来、評価入院)、精神科=治療(認知症治療病棟60床など)と、役割分担がなされている。(こういう分担は多くの病院でみられる一般的なものであろう。しかし、認知症患者の多くが高齢者であり、身体疾患を多数有している例も多いことから、本来は内科、整形外科、泌尿器科など、多くの診療科が対応すべきである。つまり、認知症があるばかりに検査、治療がなされない例がまだまだ多いということ。それが現実。)

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ところで、「アルツハイマー病の権利書」なるものをご存じだろうか?。これは、ヴァージニア・ベル(Virginia Bell)とダビット・トロキセル(David Trolxel)の「アルツハイマー病ケアへの最良の友人の接触」(The Best Friends Approach to Alzheimer' s Care)の書かれたもので、専門職や一般の人の研究会に限らず、初期痴呆の支援グループでも広く使われ、スペイン語も含め8カ国語に訳されているそうだ。以下、その内容。

<アルツハイマー病の権利書>
アルツハイマー病と関連の疾患と診断されたすべの人は以下のことを受けて当然である。
○自分の診断について説明を受ける
○適切で最新の医療を受ける
○できるだけ長く創造的な仕事や楽しみをもつ
○子供としてではなく、大人として扱われる
○表現した感情を真剣に受け止めてもらう
○もし可能ならば向精神薬を使わない
○安全で、構造がしっかりし、いろいろな事態を予測した環境のなかで生活する
○日々を充実させる有意義な活動を楽しむ
○定期的に室外で過ごす
○抱きしめる、愛撫する、手を握るなどの身体的な接触をもつ
○文化や宗教的伝統を含めたその人の生活史を知る人と一緒にいる
○認知症の介護についてよく訓練された人の介護を受ける

(元の英文)An Alzheimer's Disease Bill of Rights To be informed of one's diagnosis
To have appropriate, ongoing medical care
To be productive in work and play for as long as possible
To be treated like an adult, not like a child
To have expressed feelings taken seriously
To be free from psychotropic medications, if possible
To live in a safe, structured, and predictable environment
To enjoy meaningful activities that fill each day
To be outdoors on a regular basis
To have physical contact, including hugging, caressing, and hand-holding
To be with individuals who know one's life story, including cultural and religious traditions
To be cared for by individuals who are well trained in dementia care
(注)連絡先:E−mail:vbellky@aol.com 「アルツハイマー病ケアの最前の友人の接触」はHealth Professions Pressで1887年に出版されている。なお同権利書は、アメリカアルツハイマー病協会サンタバーバラ支部発行の「Early Alzheimer's」1998年春季号より転載。 これを読むと、今の医療制度はいかにこの権利を冒涜しているか、いやになるほどよくわかる。今の日本の医療・介護制度の元では、この権利とは夢物語である。
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医学的な話もボリュームがあったが、とりあえずここでは、おもな症状の見分け方だけ示しておこう。
「とりつくろう、物取られ妄想=アルツハイマー型:AD」
「我が道を行く、同じことを繰り返す=前頭葉側頭葉型痴呆(Pickなど):FTD」
「明瞭な幻覚=レビー小体型地方:DLB。

それと、妻が認知症で夫がさらに高齢で「ウチの妻は何ともない!」と妻を抱え込み、外部介入を避けるパターンは非常に厄介で、DVに発展する恐れもあり、注意が必要!、という話もあった。どうぞ、ご参考に。

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「とま爺さん、やっとつきましたよ。ここがあの年金ギソーレストラン(大病院)ですよ。」
“おお、ここかあ、でっかいなあ。yoshikaや、すまんが荷物持ってくれ。もう腹が減って..(ハライタががまんできん..)”
「はいはいとま爺さん、さ、受付へ行きましょ。」
“いらっしゃいませ。初めてのお客さまですね。恐れ入りますが登録をお願いいたします。身分証明書もお願い致します。(新患登録しますので保険証を。)”
「あ、忘れた!」
“では、申し訳ございませんが今日は割引サービスございません。全額お支払い頂いて、次回に清算させていただきます。”
「なんじゃ!9割引サービス受けられんのか!。そりゃあえらいこっちゃ。」
“とま爺さん、お金持ってきてるので何とかなりますわ。さあ、食べましょう。”
「お待ち下さい。当店は全予約制でございまして、恐れ入りますが、別館きゅうきゅう屋へお回り下さい。(外来予約制ですので救急センターへどうぞ)」
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“たくさんお客さん待ってますわ。”
「yoshikaや。わしゃ〜も〜待てん!。ノロの漬け物食いたい!。(薬くれ!)」
“まあまあ我慢のないこと。でも、2時間は待たされそうですね。”
「腹減った!。満寿形屋の鯖寿司食いたい!(注射してくれ!)」
“ここまで来たら我慢ですよ。それにしても本館はお客少ないのにこっちは多いわね..(予約外来は空いてるのに救急はいっぱい)”
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「いらっしゃいませ。お待たせ致しました。あ、75歳以上の方ですね。でしたらこちらの定食メニューからお願い致します。昨年から法律でそう決まりましたので...(200×年×月から外来定額制になりました。)」
“え?、定食?、何か安っぽいな...わしゃ〜上等なモン食いたいんじゃ!(キチンと全部検査してくれるんやろな〜)”
「そ、そ〜ですね。お若い方のメニューとは違いますが、ほぼ同じでございますが...」
“そんならしゃ〜ない、え、え〜と、ステーキ弁当や。上等の肉にしてくれ!山形牛やで〜。わしゃ歯が悪いんじゃ!(MRIも含めて最新の検査してくれ)”
「あたしは魚定食にしてみようかしらねえ。あ、スープとサラダもね。(あたしも熱あるんで、検査して点滴してほしいわ)」
“あ、ちょっと、シェフに聞いて参ります。(担当医と相談します)”
「なんや、いちいちシェフに聞くんかいな?」
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“シェフ、かくかくしかじか、おっしゃってますけどどうしましょう?(先生、どうします?)”
「やっかいやな〜。定額制やで。言う通りしてたら赤字や。山形牛は無理や。オージービーフで我慢してもらおう。付け合わせは冷凍サラダミックスでいこか。(MRIは無理や。胸腹部レントゲンだけとって、ブスコパンのゾロ出しとくわ。)」
“奥様の方は?”
「魚定食いうてもウチのチェーンのファミレスの定食と材料一緒や。ま、サラダは切らしてる言うとけ。スープは昨日の残りで何とかするわ。(血液一般生化学8種CRPだけ採血して、ほかの検査はやめとく。熱あるし、一番安い後発品のペニシリンだけ点滴するわ。救急カートに古いの残ってたやろ。あ〜もったいな。)」
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“あ〜ひどい目にあった。なんや!このレストランは!。待たされるわ、まずいわ、店員はあいそないわ。ウチの横町に来てるラーメン屋の屋台の方がましや。(大病院、待ち時間長い、検査も薬のテキトーや。職員も愛想ないし。近所の開業医の方がましやったかなあ。)”
「ほんまにな〜、ウチら年金暮しで苦しいし、最後に残った不二屋の株、あんな事件で底値で手放してしも〜たし。とま爺さん、悲しいなあ。レストランだけやないで〜。近所の洋品店も八百屋もみんな老人割引なくなってしもたし。ホンマ暮らしていくのしんどいわ。(株売ってまでして受診したのに簡単にすまされて。おまけに介護も年金も上がってるし...)」
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“あの〜。あんたはんも勘定待ったはるんでっか?。このレストランあかんな〜。どっかええとこ知りませんか?(あんたも清算待たされてるんやね?。ほかにええ病院ないか?)”
「わしら老人はどこ行っても定食ばっかりや。カネがあったら個室借りて宴会してもええけどね。一緒や、どこも、...(老人定額制で、大した治療はしてもらえません。どこ行っても同じや。個室に入院したいわ。)」
“それでyoshika、次、また来いってか?”
「あ〜、次は2か月後、次から予約せなあかんらしいわ。でも、食事は本館で食べるんやて。(予約は二か月後で、予約外来に行くんやて。)」
“二か月も先やったら腹へって死んどるんとちゃうか?(二か月も先やったら病気で死ぬ!)”
「そんなら屋台へ出かけましょか?(開業医にする?)」
“昔からやってる三丁目のもつ鍋屋台のすかい亭はど〜や?”
「メニューがすごいんやて。全部説明書いてあって、100ページもあるんやて。親切やゆうて客はものすご多い。でも、モツがちょっと硬いんやて。(SkyTeam医院はものすごパンフ置いてあって、すごいマジメなんで患者メチャ多いけど、話が硬いんやて。)」
“ほな、一丁目の鉄板焼屋台の立ち上が楼は?(あつろうクリニックは?)”
「あそこの店主こわいで!。料理中に話しかけたらどなられるらしいで。(診察中に話しかけたら怒られる!)」
“そらコワイ。ほな、2丁目のラーメン屋台のたけちゃん屋は?(たけちゃん医院は?)”
「あ、あの新しいとこ?。まだヒマそうやで。すごい気さくでええ大将らしいけど、ヒマすぎると替え歌歌ったりして壊れかけるらしいで。」“”
「そうとうコワイな...」
“そうやな...もうちょっと客来たら立ち直るんちゃうか?”
「あ〜、なんでわしら食べるのにこんな悩まなあかんのやろ...(なんで医者選びに悩まなあかんのや!)」
“不幸やなあ...”
「しゃ〜ないな、おい、帰りに喫茶Eでお茶でも飲もか?」
“あんた!、あのお色気ママにまだ会いたいんかいな!”
「お〜まいごっど!」
“欧米か!?”=====オシマイ。

おそまつさま。それにしても、老人にはカネと心のゆとりを与える美しい国であってほしいものです。そしてDrTakechanにはもっと患者を....(なお、登場人物はあくまで架空の設定でございますう)

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