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先日の大学神経内科の忘年会で、教授は研修医が来年4月に7人も入局してくれるってので、とても嬉しそうに報告しておられた。かつて大量入局も当たり前だった内科、外科も新研修医制度の元では入局者確保に四苦八苦している。その中で、かつては2〜3名がせいぜいだった新参者の神経内科教室に7人も入るのは快挙と言えるかもしれない。でも、入局予定者の紹介で気になったこと。新研修医制度の元、2年間の研修を積んだ面々は、神経内科をほとんど勉強できてない。ローテーションで多少は回ったが、せいぜい3〜4か月程度。あとは他科の研修ばかり。もちろん、いろんな科の研修を若いうちにやることは重要だ。でも、あまりにバラバラで、患者をしっかり診る研修ができているか、はなはだ不安である。要するに、新研修医制度のおかげで自立するのが2年遅れただけになるんじゃないか?、そんな不安が現実のものとなっている。彼等の挨拶を聞いても、なんだか、数年前は大学を卒業する連中がしゃべっていたこととあまり変わらない気がする。確かに2年間、研修はしました。でも、あっちこっちの科で短期間研修しても、よほど研修システムがしっかりしてないと、実践能力はつかないだろう。(全国でこれだけ医師不足が深刻化している中、彼らの研修した病院は大丈夫だったんだろうか?。)幸い、みんなしっかりしてそうだし、性格もよさそうだ。いずれは自立してくれるだろう。=========================ということで、新研修医制度は、研修医が一人前の医者に育つためには、“自立遅延法”でしかないのでは、というオチでした。=========================入局予定者の紹介の際、ひとりだけ病院の事情で来てなかった。それで、つい教授が「まあ、ひとりぐらいいなくてもいいから紹介しようか!」って口滑らしたもんで、直前の余興で研修医を切りまくっていた講師の先生(遠山の金さんの衣装を着ていた)が、「先生!、今の発言は万死に値するっ!」って、ダァーッ!、と斬りつけたので、会場は大爆笑だった。教授が平謝りしてたが、この正直なところが研修医を惹き付けたのかな?。=================================================================それにしても、弱者、障害者が自立できない世の中は、何とかしなければなりません。障害者自立支援法は、まぎれもなく“障害者自立させん法”でした。医療改革関連法案は、“医療改悪混乱法案”でした。そして、教育基本法も、“教育詭弁法”または“教育改革遅延法と”なるようです。さて、自立、自立と叫びながらいかにもイイことをしているようで、実は自立の足を引っ張っている、そんな政治家や官僚に日本を任せて良いものでしょうか?。実は、彼らこそ自立できず、互いにもたれあって国際競争力の無い連中なんでしょうか。思いきり国民を困らせておいて、選挙のときだけ爪のアカほどサービスをする、自分達が国民を困らせていると思わせないために、タウンミーティングや懇談会、諮問機関に専門家と国民を配置し、出席者に悪法を勧めさせる、そんな手口に騙されてはなりません。まず、この手の政治家に票を与えないこと。そこから日本の治療は始まると思います。

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