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最近は基本検診でもHbA1Cは測定しているし,糖尿病患者が増えていることもしばしばマスコミで紹介されている。それなら、国民に糖尿病に対する危機意識が根付いているか、というと、残念ながらまだまだのようだ。===============================================糖尿病です、とはっきり告げると、そらえらいこっちゃ、いやな病気になった,という反応が返ってくることが多い。一方,境界ギリギリですね、片足突っ込んでますよ、というと、えらいこっちゃ、とは言うものの深刻さが感じられない患者さんが結構多い。本当はもっと深刻になった方がいいはずなのだが。=================================================困ったことに,境界領域の患者さんは結構活動的で、食欲も旺盛、気力も充実、自分が病気とはなかなか受容できないのではないか。さらに困ったことに、境界領域の患者さんのかなり多くは、血圧や脂質も境界領域だったり、やや肥満だったりする。すべて正常(というか基準範囲内)だが、安全ではない、という患者さんが多い。==============================================医療、特に開業医が担当すべき医療は先をみなきゃいけない。このまま境界線を放っておくと、次第に動脈硬化を促進し,血管が詰まる病気(心筋梗塞、脳梗塞、下肢の動脈閉塞など)を起すことになる。体重がオーバーなら、腰や膝も悪くなって、高齢になるほどにADLは加速度的に悪くなる。そういう人生の青写真を見ながら治療にあたらなければならない。それが、家庭医の使命だと思う。================================================しかし、事態は複雑だ。糖尿病患者に食事制限を指導しても食欲が亢進しているから難しい。長期化すればするほど、患者心理は屈折して、時にはうつ状態になるなど、心のケアが必要になってくる。昨年の心療内科の講習会でも糖尿病患者の心理がかなり大きなテーマになっていたくらいだ。検査データと心の疲弊の状態をしっかり管理しなくてはならない。もっと頑張れ、食べたらあかん、と激励、指令を続け過ぎてもいけない。======================================やはり糖尿病も早期発見、早期治療が大切(ただし、厳格に薬物治療をしようとしすぎると低血糖がコワい)。境界線の患者さんには、ずっと元気でいられるように、もっと健康になれるように,動ける体を維持するために、いい生活、いい食事をしましょう、と呼びかけている。そして、一日中、食事を減らすことを考えるのはストレスになってよくない。今日は昼食だけ,明日は夕食だけと我慢する時を決めてその時だけ制限しましょう、と優しく説明しているのだが。−−−やっぱり、簡単ではない。医療には忍耐と話術は欠かせない。

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2006.08.03 21:23 |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  趣味  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  Doctor Takechan  | 推薦数 : 1

ボクの夏休み

数年前にはやったゲームソフトに「ボクの夏休み」というのがあった。ゲームの設定は次の通り。=======お母さんが出産で実家に戻るため,田舎の親戚のところで夏休みを過ごすことになった「ボクくん」。親戚の家族,近所のガキ大将と会話を交わし,虫取りに興じ、ガキ大将達と虫相撲をしたり、川や池で釣りを楽しんだり。そして夕方になると突然おじさんが現れて、ご飯だよ、と呼び戻され,家族と食事。そして1日の日記を書いて就寝。===================あまりゲームはやらないが、このゲームは懐かしさを感じる設定で、しばらく楽しんだ。ウチの息子は当時小学校低学年で、懐かしいとか関係ないはずだが、それでも結構長時間楽しんでいた。小6になった息子は、受験のそぶりもなくひたすらテレビとゲームに夢中の夏休みを過ごしている。ゲームも、都市をつくったり、戦闘したり、管制官になったり、鉄道を走らせたり、映画を作ったり(恐ろしいことに、英語なんか知らんくせに、勝手にネットで試用版をダウンロードして、そんでもって映画を作るところまで行っている!。勉強は全然しないのに、ゲームの達人恐るべし。)。あの懐かしい「ボクの夏休み」は出番はないようだ。==========================================世間では,子供が中学になったら、夏の旅行もついて来なくなるよ、という声が大きい。一人っ子で甘やかしてしまったウチの子ももしそうなら、今年が夏旅行のラストチャンス?、かも。=======================================でも、昨年開業してしまって,なかなか休む勇気が出ない。経済的余裕もない。先日、1泊で大山までは行って来たが,ニュースで海外旅行客でにぎわう空港が紹介されてもまるで無関係。当分、海外旅行は無理だぜ。せめてもう1度くらい近場で想い出づくりをしたいのだが、次第にこましゃくれて来たわが子はどんな反応を示すだろう。父の苦労と苦悩を理解してくれればよいが。

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