二つほど前の記事「燃え尽きる医師、看護師」に対し、若いお医者さんという「アンフェタミン」さんからコメントを頂いた。まだ3年目ということで、燃え尽きはしないけれどいろいろ考えることが多い、とのこと。============================================ここで、はたと気付いた。いや、心配になった,と言うべきか。これまで私はブログの中で今の医療の問題点を経験に即してあれこれと書いて来た。どう考えても今のままではいけない、政策としての医療制度は方向転換が起こらない限り良くはならない、そして、放置すれば医療現場の混乱が急速に進んでしまう、そんな最悪の事態だけは避けたい、そう思ってこれまで書いて来た。=============================================でも、若いドクターはほとんどが意欲に溢れ,将来への夢を抱いて仕事をしているはずだ。もっといい医療をしたい、もっと優秀な医者になりたい、そう思っているはずだ。そんな人達がこの医療制度批判の記事を読んでどう思うのだろうか?。ひょっとして私の想定外の影響を受けてしまうナイーウ゛なドクターがいるのでは?。別に、医療界に夢など持つな、といったつもりはない。でもすっかり元気がなくなったりしてないか?。それが心配になった。======================================幸い、「アンフェタミン」さんはまだまだ夢も希望も持っておられるようだ。仕事としては結構厳しい腫瘍内科学に興味をお持ちということだから,専門家の少ない分野の貴重な戦力になられることを心から期待したい。==========================================たかが一開業医の自分勝手なブログであり、それほど影響があるとは思えないが,それでも未来に向けて前進しようとする医師の気持ちを萎えさせたりしてはあまりに申し訳ない。私の考えとしては,私の世代の医者がこれまで経験して来た医療の中で,制度全体、世の中の動きがおかしいと感じたことを、一種の世代責任として報告したり論評することが必要だった、ということである。難しい時代ではあるが,若い人が医師として研鑽し発展しなければ、さらに未来は暗い。あなたたちは、とにかくいい医者になって下さい。自分の実力、守備範囲を理解し,患者とともに生きる視点を持ち,多少は社会にも目を向け、医局制度や行政などとある程度の議論はしてもすぐにプッツンしないで我慢もできる(だが自分の考え、自分の意見は大事に持っている)、そして患者さんとも勤務先のいろんな職種のスタッフとも腹を割って交流出来る、そういう医者が増えてくれたらいいのにな、と願っています。
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