本文にはいる前にひとこと。前の医師への謝礼の記事、あれは疲れました。私としては患者さんにイヤな思いをさせたくない、まして、重病と戦っている人に戦意喪失でもされたらどうしようと、ほんとに肩がこって、頭を悩ませました。結果として,やっぱりホンネのブログである以上、途中で辞めるのは本意では無い,書くしかない。でも思いを伝える文章がなかなか出て来ない。これまでで一番時間がかかったかもしれない。久しぶりに書いた後、どっと疲れました。============================================だからという訳ではないのですが,ちょっと違うことを書いてみたくなりました。中田ヒデは言うまでもなく日本を代表する名プレーヤーだったと思います。プレーに彼の生き様がそのまま出ているような熱気を帯びた姿は私も大変好きで,イタリアに渡った時もニュースで彼の活躍を見るのをとても楽しみにしていました。============================================しかし、今回のワールドカップ、彼本来の出来とは思えなかった。そして、チームも妙に浮き足立った感が強く、初戦から(ナカムーラのゴールで先制しても)危うさがずっと続いていた。まとまりを欠いていたのか?。無論、予想以上の酷暑という難敵があって体格の違う相手に向かって行ったのだから、精一杯だったかもしれない。しかし、それにしても気持ちにもうひとつつながりがなかったような気がしてならない。それは、個々の選手の能力だったかもしれない。ヒデが悪いというのでもない。だが、リーダー的立場のヒデと他の選手の間に彼のクールさゆえか距離があったのは事実だろう。また、出場機会がなかなか与えられない「控え組」と出場選手の間にも気持ちのギャップがあったと伝え聞く。われわれ、にわかサポーターにとっては、同じ負けるにせよ、すっきりしないものが残った。================================================================今後のチーム作りを考える上で、もしヒデが引退しなかったら、彼はどんな立場だったのだろう。ボクの想像では、彼は今回,チームメイトとの距離を感じたままで,このままでは違和感が消えないと感じたのではないか。すっきりするには、とにもかくにも一旦ナショナルチームから完全に離れるしかない、そんな思いではなかったろうか。まあ、シロウトがあれこれ言っても仕方ないが,彼のこれまでの歴史を見れば,次なるチームでも彼は浮いてしまうのではないか。そんな印象を持った。よい選手、強いリーダーシップ、熱いハート、でも、周囲との距離はなかなか縮まらない。それが彼のジレンマではなかったか。−−−−−−−−結局、彼はチームから離れた。彼のタレントはボールを追ってこそ発揮されるのだが、彼は別のタレント(ビジネス?)を伸ばす道を選んだ。彼のいない日本代表チーム、これは、いずれそうしなければならなかった道ではないか。実は、ヒデなしで戦うチームを作ることが今課せられている課題なのではないか,そんな風に感じるのだ。
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7月4日付朝日新聞第一面。受診控え「死亡21人」。保険料滞納で保険証回収。記事の内容はこうだ。国保保険料長期滞納者が急増。これらの人々は正規の保険証を返還させられ、かわりに「被保険者資格証明書」を渡される。すると、病院を受診してもまず全額負担しなければならない。後で7割返還されるが滞納額と相殺されるされる場合がある。おまけにこの資格証明書はわざわざ役所へ取りに行かねばならず,弱者には二重、三重の仕打ちとなる。==========================================================お金が払えないからと病院へ行くのが遅れて死んだ,取りに行かずに市販薬で済ませようとして手遅れになった。それがはっきりしただけで21人、実際は氷山の一角だろう。なにせ、国保を取り上げられたのは全国32万世帯、たった5年で3倍。恐るべき数字だ。すでに国民皆保険は崩壊し,カネがなければ死ぬしかないのか。生活保護に逃げる手もあるが,生活保護を受けるには手元の資産を全部処分し,無一文、裸一貫にならなければならない。当然、家など持っていてはダメ。これはつらい。===============================================================この4月から医療や介護にかかる費用が急増した,という人はかなり多いはずだ。前にも書いたが,ケアハウスに夫を入所させている家族はその費用だけで月5万円以上増加したと嘆いている。加速度的に国民負担は増えている。その一方で国民として人間として最低限保証されるべき治療を受ける権利すら奪われ始めた。滋賀県で新幹線の新駅建設を阻止し無駄な公共事業をやめようと訴え、「もったいない」をスローガンに戦った女性学者が知事になった。この動きは極めて正しい。駅より人命にカネを回せ。あたり前だろう。賢明な読者諸氏は、医療において想像を絶する格差社会が到来していることを感じてくださったのではないか。そして、これを阻止するためには政治の流れを変えるしかない、これが現時点での回答であろう。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−今後、介護病棟が38万床から15万床に減らされ、多くの老人が行き場を失う。リハビリが必要な人もどんどん打ち切られることとなった。精神科病棟も大幅に減らされ,受け皿がないのに社会に放り出される患者が数万人。自立支援法で自立どころか生活出来なくなる障害者がこれまた何万人も。そして、格差社会の中で国保を取り上げられ、診察を受けに行けない人が100万人を超えるのは時間の問題。=================================================20年前、これほどひどい事態は誰も予想しなかっただろう。しかし、国の借金が天文学的数字にふくれあがった今、事態は現実になりつつある。すなわち、国民に痛みを伴う改革をする代わりに社会のセーフティネットを充実させるはずだった政治家が,財務省が,厚生労働省が国民を裏切った。そう考えるのはまさか私一人ではあるまい。消費税は必ず大幅アップする、公共料金も上がる、医療介護費の増加はさらに大きい。あなたならどうする?=======ところで、国保を取り上げる、というのは、例の社会保険庁の分母操作の親玉のようなもので、高齢化、少子化のあまりのスピードに恐れをなした某省が高齢者(ついでに弱者)の分母を減らそうと操作してるのでは?。
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